占いの意味や夢の意味・心理や数字はどんな意味?SPITOPIは「占い」であなたの深層心理に迫ります。

 

運勢・占い・心理の秘密


スポンサーリンク

https://spitopi.com/blog/20190110110709.html

「海千山千」の意味・漢字・類語【使い方や例文】 | SPITOPI

SPITOPI
「海千山千」の意味・漢字・類語【使い方や例文】

四字熟語には、色々な意味が含まれています。

その言葉ぬ含まている意味を理解できると、とても面白い使い方見えてくるものです。

その中でも、ちょっと興味を惹く言葉が、「海千山千」です。

「海千山千」という言葉は、「海千山千の創業者」や「海千山千の営業マン」などといった表現で、耳にしたことのある人のいることでしょう。

「海千山千」は、人を評価する時に使われるのことが多いのですが、この言葉の正しい意味を理解して使っているかどうかは、少し怪しいこともあります。

この熟語には、どのような意味が含まれているのかを、きちんと理解して使いたいものです。

  • 「海千山千」の意味
  • 「海千山千」の言い換え
  • 「海千山千」の類語
  • 「海千山千」の使い方
  • 「海千山千」を使った例文
  • 「海千山千」を使った言葉
  • 「海千山千」と「百戦錬磨」の違い
  • まとめ

1. 「海千山千」の意味

「海千山千」の意味

もし、あなたが人に、「あなたは、本当に海千山千ですね」と言われたら、喜ぶでしょうか?

それとも、ちょっと皮肉が込められた嫌味と受け取りますか?

「海千山千」という言葉の意味は「慌ただしく動く世の中の表の仕組みや動きだけでなく、裏の世界もよく知っている老獪な人やしたたかな人」ということになります。

長年、色々な経験を積み重ねて、世間の裏も表も知り尽くして、その結果ずる賢くなっている状態」や「したたかな人」と言えるでしょう。

「海千山千」の意味のポイントは、「物事を成り立ちや性質、特性、状況、仕組みのことをよく知っている」という理解ではなく、「裏の事情まで含めて詳しい」というニュアンスになります。

「あなたは、本当に海千山千ですね」と言われたなら、「そんなことまで知っているなんて、悪い知恵も働くんだね」と言われていると受け止めても差し支えない表現なのです。

1-1. 「海千山千」の由来は?

「海千山千」の由来は?

この「海千山千」に使われている漢字を見ると、一体、どのような由来があるのか、とても気になってきます。

「海千山千」という言葉は」、古い昔の中国の故事まで遡ることができます。

中国の故事では、「海に千年、山に千年住み続けた蛇は、竜になる」という言い伝えが残されていました。

この言い伝えが、略されて「海千山千」となったとされています。

「海に千年山に千年住んだ蛇は竜になる」の言い伝えは、竜を指していますが、人の行動や習性においても、多くの経験をした人に置き換えて「海千山千」と表現するようになったとも考えられています。

元の意味は、「蛇から竜になる」ということから、「立派に成長する」という解釈だったのが、次第に年月が経つにつれて、「世の中を知り尽くしているので、ずる賢く変わってきた」という意味を「海千山千」という言葉で置き換えるようになっていったのです。

このように「海千山千」は、言い伝えとして昔から、存在していたのですが、日本で使われるようになったのは、昭和の時代になってからとみられているので、熟語としては、かなり新しい部類に属しています。

1-1. 「海千山千」の読み方

「海千山千」の読み方

「海千山千」は、訓読み、音読みの構成で「うみせんやません」と読みますので、つい「かいせんさんせん」と間違いそうになりますので、注意することです。

2. 「海千山千」の言い換え

「海千山千」の言い換え

では、「海千山千」を他の言葉で置き換えるのであれば、どのような言葉が当てはまるでしょうか?

「駆け引き上手」や「侮れない」という言葉が挙げられるでしょう。

3. 「海千山千」の類語

「海千山千」の類語

3-1. 「駆け引き上手」

「駆け引き上手」

「駆け引き上手」の「駆け引き」とは、押したり引くことを巧みに使い分けながら、狙っている目標に対して、揺さぶりをかけていく」という印象があります。

「駆け引きが上手」な人というと、何処となく「小悪魔的に人」、「遊び慣れている人」というイメージがするのではないでしょうか?

「駆け引き」の「駆け」は、馬に乗って駆けることから、「攻め進む」という意味があり、「引き」は、馬の手綱を引きながら、「退却」することから、「気持ちが暴走しないように、付かず離れず一定の距離を保ちながら、行動すること」となります。

ビジネスでも交渉上手な人は、巧みな駆け引きをしますね。

3-2. 「侮れない」

「侮れない」

「侮れない」には、「馬鹿にできない」や「油断できない」といった意味があります。

「あの子は可愛い顔をしているけど、侮れないよ。

注意した方がいい」

こんなタイプの女性がいます。

この言葉も「海千山千」に近い意味を持っています。

4. 「海千山千」の使い方

「海千山千」の使い方

「海千山千」を使う場面としては、「多くの経験があるため、表の事情だけでなく、裏の事情についても詳しい」という場合に用いることになるでしょう。

「海千山千の人は、想定外の波乱が起きたとしても、必ず乗り切る力がある」というような場合は「数々の経験を積んでいることから、裏表の事情に熟知した人は、いかなる困難な状況下でも、必ず乗り切ることができる」という意味になります。

このように、「海千山千」は、「ずる賢い」という意味まであるので、人も褒める言葉としては使うことはありません。

仕事で、お客さんと商談の最中に、「田中さんは、海千山千でいらっしゃるので、素晴らしいです」と言ってしまうと、相手の気分を害することになります。

また、次のような言い方にも注意が必要です。

「先生は海千山千で経験豊富なので、尊敬できる方です」といったように、「多くの分野で造詣が深く、様々な経験を積んでいる人」ということを言いたいのに、「海千山千」を使ってしまったために、失礼なことしてしまうです。

「海千山千」を使う時は、「ずる賢い」や「したたか」という言葉に置き換えて、言葉の流れがスムーズに通るかを判断した方がいいかもしれません。

5. 「海千山千」を使った例文

「海千山千」を使った例文

では、「海千山千」を使った言葉を見ていくことにしましょう。

5-1. 例文1

例文1

「良い人だったと思っていたのに、あんなに海千山千だったとは、注意すべきだった」

物腰の柔らかい人だったと思ったのに、実が騙されていることに後から、気づいたのです。

実は、相手は数多くのことを経験した「海千山千」の人だったのです。

5-2. 例文2

例文2

「海千山千の相手に対しては、気軽に交渉を進めることは難しい」

ビジネスで、交渉をする時に、相手が「海千山千」の人ならば、注意して交渉を進めるべきです。

5-3. 例文3

例文3

「海千山千の部長が交渉相手となると、まとまることは厳しいかも」

これも前項と同じように、巧みな交渉テクニックを持っている人が相手なので、話をまとめることが、とても難しいと思われます。

6. 「海千山千」を使った言葉

「海千山千」を使った言葉

もう少し、「海千山千」を使った言葉を見ることにしましょう。

6-1. 「海千山千の人」

「海千山千の人」

この場合、「物事の裏表をよく知っている人」となります。

前述している通り、「ずる賢い」人となるので、接触する時は注意しなくてはなりません。

6-2. 「海千山千のつわもの」

「海千山千のつわもの」

「つわもの」とは、「強者」と書きます。

これに「海千山千」が加わることで、「ずる賢く、精神的にタフな人」と理解すことができるでしょう。

「数多くの修羅場をくぐってきたことで、裏表の世界をよく知っており、ちょっとしたことでは、全く動揺しない人」ということになるでしょう。

7. 「海千山千」と「百戦錬磨」の違い

「海千山千」と「百戦錬磨」の違い

「海千山千」に似ている熟語として、「百戦錬磨(ひゃくせんれんま)」があります。

「百戦錬磨」とは、「様々な実戦、経験を積むことで、肉体的にも精神的にも鍛えられること」という意味があります。

「百戦」は、文字通り、「100回の戦い」や「多くの戦い」で、「錬磨」は「練り磨くこと」すなわち「深く精神などを磨きあげること」を意味しています。

多くの経験を積んだ結果、技術や才能を向上させるのです。

このことから、「経験豊富になり、高い能力を持つこと」を表しています。

「海千山千」は、「様々な経験を積んで物事の裏表も知り尽くし、ずる賢くなること」ですが、「百戦錬磨」は「多くの実戦で鍛えられることで、技術を向上させる」という違いがあります。

このようなことから、「百戦錬磨」は、「海千山千」とは異なり、相手を褒める時に使うケースが多く見受けられます。

まとめ

まとめ

「海千山千」という言葉が当てはまる人は、世の中にたくさんいます。

多くの経験を積んで、自分の糧にすることは、大変すばらしいことですが、その経験を悪い方向には、持っていきたくないものです。

「海千山千」を使った例文

では、「海千山千」を使った言葉を見ていくことにしましょう。

5-1. 例文1

例文1

「良い人だったと思っていたのに、あんなに海千山千だったとは、注意すべきだった」

物腰の柔らかい人だったと思ったのに、実が騙されていることに後から、気づいたのです。

実は、相手は数多くのことを経験した「海千山千」の人だったのです。

5-2. 例文2

例文2

「海千山千の相手に対しては、気軽に交渉を進めることは難しい」

ビジネスで、交渉をする時に、相手が「海千山千」の人ならば、注意して交渉を進めるべきです。

5-3. 例文3

例文3

「海千山千の部長が交渉相手となると、まとまることは厳しいかも」

これも前項と同じように、巧みな交渉テクニックを持っている人が相手なので、話をまとめることが、とても難しいと思われます。

「海千山千」を使った言葉

もう少し、「海千山千」を使った言葉を見ることにしましょう。

6-1. 「海千山千の人」

「海千山千の人」

この場合、「物事の裏表をよく知っている人」となります。

前述している通り、「ずる賢い」人となるので、接触する時は注意しなくてはなりません。

6-2. 「海千山千のつわもの」

「海千山千のつわもの」

「つわもの」とは、「強者」と書きます。

これに「海千山千」が加わることで、「ずる賢く、精神的にタフな人」と理解すことができるでしょう。

「数多くの修羅場をくぐってきたことで、裏表の世界をよく知っており、ちょっとしたことでは、全く動揺しない人」ということになるでしょう。

「海千山千」と「百戦錬磨」の違い

「海千山千」に似ている熟語として、「百戦錬磨(ひゃくせんれんま)」があります。

「百戦錬磨」とは、「様々な実戦、経験を積むことで、肉体的にも精神的にも鍛えられること」という意味があります。

「百戦」は、文字通り、「100回の戦い」や「多くの戦い」で、「錬磨」は「練り磨くこと」すなわち「深く精神などを磨きあげること」を意味しています。

多くの経験を積んだ結果、技術や才能を向上させるのです。

このことから、「経験豊富になり、高い能力を持つこと」を表しています。

「海千山千」は、「様々な経験を積んで物事の裏表も知り尽くし、ずる賢くなること」ですが、「百戦錬磨」は「多くの実戦で鍛えられることで、技術を向上させる」という違いがあります。

このようなことから、「百戦錬磨」は、「海千山千」とは異なり、相手を褒める時に使うケースが多く見受けられます。

無料占い

スポンサーリンク



無料占い

※当サイトは占いやスピリチュアルに関連する記事を掲載するメディアサイトです。
掲載中の記事には効果や効能に根拠がない物、証明されていない場合もありますのでご注意下さい。
また当サイトの情報を用いて発生したいかなる損害について、運営者は一切の責任を負いません。
この記事は2021年02月11日に更新されました。

この記事について、ご意見をお聞かせください

ステキ!

ダメ!