信頼を象徴化したもの、とも言われるお金に関する夢を見るとき、それぞれどのような意味を示しているのか、挙げていきます。
- 身近な人にお金をもらう夢
- 知らない人にお金をもらう夢
- 街中でお金をなくす夢
- 友達にお金を貸す夢
- 友達にお金を借りる夢
- 給料が倍になる夢
- 給料が貰えない夢
- お金を盗む夢
- お金を盗まれる夢
- 不労所得のお金が入ってくる夢
- 銀行強盗に入る夢
- 貧しい人に寄付をする夢
- 目標金額が貯まった夢
- お金で時間を買う夢
- お金を燃やす夢
- 募金したお金が不正に使われる夢
- 札束に踏み潰される夢
- 宝くじが当たる夢
- 一夜にしてお金が使えなくなる夢
- まとめ
1. 身近な人にお金をもらう夢
身近な人にお金をもらえる夢を見るのは、その人に愛されている自信の表れがそのような形となることが多いです。
具体的な理由もなく、誰かにお金をあげるときは、一方的に好意を示すことが多いですので、夢の中でその様な状況に至ったということは、現実の世界でその人からの好意を感じていることを意味しています。
お金をもらった時、嬉しく思える相手であれば、相思相愛と言えますし、なぜ自分がもらうのだろうという不審な気持ちが先に立つ相手は、ストーカーのように迷惑に感じていることもあります。
2. 知らない人にお金をもらう夢
全く知らない人にお金をもらう夢は、お金をもらう経緯などはどうでも良いので、どこかの誰かが自分に吉報を運んでくれないかというぶっきらぼうな願望が表れています。
色々な幸せを叶えることのできるお金は、様々な願望の代用として象徴されますが、自分が何をすれば幸せになれるのかを把握していない人は、具体的な夢のイメージを描くことができず、お金を得ることによって幸せの形を象徴することになります。
3. 街中でお金をなくす夢
街中でお金をなくしてしまう夢は、家から一歩出れば自分を傷つけるようなマイナスの出来事がたくさん起こるという不安な気持ちが表れています。
実際にそのような経験がなくても、悪いニュースなどを鵜呑みにしてしまい、そのような先入観が夢にまで影響を及ぼします。
またもう一方で、自己批判精神が強い人は、他人にお金をすられたのではなく、自分でお金を落としてしまった夢となり、自分はすぐにドジをしてしまうという自己嫌悪が、お金を落とす夢となって表れます。
4. 友達にお金を貸す夢
友達に気分よくお金を貸す夢は、その友達を信頼している証です。
この友達のためなら何でもしてあげたいという気持ちから、誰にでもできるものではないお金を貸すと言う行為となって、夢に表れます。
お金を貸すという行為は、自己犠牲精神がなければ絶対に起こり得ないことですので、それを示したい相手として夢の中で選ばれた人は、潜在的に自分がかなり好意を持っている相手ということになります。
5. 友達にお金を借りる夢
自分が友達からお金を借りている夢は、この人なら甘えても良いだろうと信頼している相手を選んでいることが多いです。
脳がお金を借りるという指令を出した時、そのシナリオに自然とキャスティングされるのは、日頃の人間関係が影響しますので、快くお金を貸してくれる夢を見たときは、自分は何かあったらこの人に甘えるのだと考えて間違いありませんので、困った時に助けてもらえるように、日頃から筋を通した付き合いをしておきましょう。
6. 給料が倍になる夢
自分の給料が倍になる夢は、逆に現実ではお金に困窮しているケースもあります。
身近な願望が夢となって表れることも多いですので、こんな風になったら良いのにと殊更に思い描く時は、それについて不足しているがゆえに枯渇する気持ちが芽生えたとも考えられます。
それは決してお金だけではなく、自分にとって守りたいものの象徴として給料となって表れるケースもあるので、自分が何を不安に思っているのか、自覚するためのきっかけとなります。
7. 給料が貰えない夢
給料が倍になる夢は意味が逆転したのに、給料が貰えない夢は、ずばりそのまま、お金が貰えなくなる不安を意味にしています。
またはお金は信頼の表れですので、誰かから突然裏切られる、会社から首を切られることへの不安が隠されています。
日本においては給料がもらえないというのは日常茶飯時なことではなく、最悪の状況なので、物事を極端に考えがちな人ほど、些細な不満もこのような形として思い描いてしまうことがあります。
8. お金を盗む夢
身近な人からお金を盗む夢は、その相手との信頼関係を壊してしまいたい願望が密かにあります。
現状では自分でも無自覚かもしれませんが、関係が壊れても良いからその人の持っているものを手に入れたいという願望を持っていることは、その夢によって雄弁に語られます。
仮にその人と親しい関係を続けたい気持ちがあるのであれば、夢の中であってもそのような行動をとる自分を決して許すことはできませんので、たとえ夢の中であってもそれができてしまう相手は、残念ながら信頼の薄い人と言えます。
9. お金を盗まれる夢
身近な人にお金を盗まれる夢は、その人を疑っている気持ちが表れています。
表面的にはニコニコと親しげに接しているものの、どこか黒い部分を感じさせる相手は、自分が気づいていないところだからこそそれを可能にする、お金を盗むという行為で、その懐疑的な気持ちを夢で訴えかけます。
また、決定的な物的証拠でもない限り、私のお金を盗んだでしょとはなかなか言い難いことから、自分の本音を言いにくい相手と感じていることもあります。
10. 不労所得のお金が入ってくる夢
働かなくても不労所得が入ってくる夢は、お金やその他の煩わしい問題に対し、現実逃避したい気持ちが象徴されています。
現実の様々な問題に対し、堅実に対応する気力もないほど疲弊してしまっている時など、自分は何もしないままでお金が入ってくる夢のような状況を思い描くことで、ストレス過多になった心を休ませるための自然治癒となり、せめて夢の中では幸せな気分でいられるように脳が働きかけます。
11. 銀行強盗に入る夢
銀行強盗に押し入ってしまうことは、あまりに非現実的なことですので、現実的に何かに切羽詰まっているというよりも、ニュースや映画などの記憶による影響が強く、ドキドキするような状況を楽しむために思い描いているケースがあります。
退屈な日常に疲弊している時には、サスペンス映画を見るなど、自らを危険な状況に置くスリルを楽しむことで、脳をリラックスさせる効果があります。
12. 貧しい人に寄付をする夢
貧しい人々に寄付をする夢は、自分にもっと力があったらいろんな人を助けてあげたいのにという気持ちの表れが、夢の中でその願望を叶えるべく、立ち上ってきます。
夢の中でどんなに寄付をしても、実際に自分のお金はなくなりませんので、他人に善意を施す喜びを知りつつも、現実にはなかなかそれができていないコンプレックスが、そのような夢を見せることもあります。
13. 目標金額が貯まった夢
コツコツと貯金を貯め、ようやく目標金額が貯まった喜びに溢れる夢は、計画性のない自分を自覚している人が、ある種の憧れとしてそのような状況を象徴的に思い描くことがあります。
何をしてお金を貯めたというその過程のビジョンがない人は、他力本願的に夢の実現を渇望することが多く、現実の世界では堅実なことを何もできていない気持ちの裏返しで、そのような夢を見ることがあります。
14. お金で時間を買う夢
夢の中で不思議な世界に迷い込むことも難しいことではありませんが、時間をお金で買うことができる世界で、お金を買っている夢を見たときは、時間がなさすぎてお金で買えるものなら買いたいと現実でも願っていることを意味しています。
夢というのは睡魔に勝るほどの好奇心が掻き立てられなければ、起きてからも覚えていることはありませんので、強烈な願望が夢となって表れることは少なくありません。
15. お金を燃やす夢
大量のお金を燃やしている夢は、資本主義社会に対する不満が爆発していることが考えられます。
何をするにもお金が必要とされる世の中への不満を抱く人は、こんなものがあるからいつまでも自分は不幸なままなのだと責任転嫁する傾向があり、お金を燃やし尽くすことで資本主義社会を終わらせようという願望を、夢の中で果たしています。
16. 募金したお金が不正に使われる夢
自分が募金したお金が不正に使われている様を、偶然、目撃してしまうような夢は、誠実に生きていてもその努力が報われないのではないかという不安な気持ちが表れています。
これには社会に対する人間不信も関係しており、誠実な人よりも裏で小ずるく立ち回っている人の方が幸せそうな現実を目の当たりにした人ほど、このような夢を見る傾向があります。
17. 札束に踏み潰される夢
大量の札束や、昔の巨大な硬貨など、お金に踏み潰される夢を見る人は、現実でもお金に振り回されている場合や、人間関係が破綻しそうなことに怯えていることがあります。
諸悪の根源は自分がお金にだらしないことや、不誠実な対応によって生まれた問題なのに、罪を他人に擦りつけたがる大人になりきれない人は、お金を目の敵にし、悪の象徴として夢の中で登場させます。
18. 宝くじが当たる夢
一攫千金に期待して買った宝くじが見事に当選した夢を見た場合は、小さな努力で大きな成果を得たいと言う願望が表れています。
全くの他力本願なわけではなく、少しは努力する気持ちはあるものの、それゆえになかなか嬉しい結果に結びついていない状況に苦しんでいる人などが、その願望を宝くじの夢として思い描きます。
19. 一夜にしてお金が使えなくなる夢
コツコツ貯めたお金が一夜にして使えなくなってしまう夢は、お金がなくなってしまうわけではなく、お金という制度自体がなくなってしまうケースが多く、お金がない世の中への憧れを象徴しています。
現実として特にお金に困っているというわけではなく、SFのような世界が好きで、もしも世の中がこのような世界だったら、と様々なシチュエーションを考え、空想に耽るのが好きな人は、夢の中でも妄想の世界を楽しみます。
まとめ
お金にまつわる夢について、どのような意味を暗示しているのかを挙げてみました。
基本的には、お金にポジティブなイメージを持っている人ほど心を豊かにし、金に汚いイメージを持っている人をさらに不安に貶める傾向がありますので、なるべく心地よい眠りにつけるよう、お金の捉え方には注意しましょう。
8. お金を盗む夢
身近な人からお金を盗む夢は、その相手との信頼関係を壊してしまいたい願望が密かにあります。
現状では自分でも無自覚かもしれませんが、関係が壊れても良いからその人の持っているものを手に入れたいという願望を持っていることは、その夢によって雄弁に語られます。
仮にその人と親しい関係を続けたい気持ちがあるのであれば、夢の中であってもそのような行動をとる自分を決して許すことはできませんので、たとえ夢の中であってもそれができてしまう相手は、残念ながら信頼の薄い人と言えます。
9. お金を盗まれる夢
身近な人にお金を盗まれる夢は、その人を疑っている気持ちが表れています。
表面的にはニコニコと親しげに接しているものの、どこか黒い部分を感じさせる相手は、自分が気づいていないところだからこそそれを可能にする、お金を盗むという行為で、その懐疑的な気持ちを夢で訴えかけます。
また、決定的な物的証拠でもない限り、私のお金を盗んだでしょとはなかなか言い難いことから、自分の本音を言いにくい相手と感じていることもあります。
10. 不労所得のお金が入ってくる夢
働かなくても不労所得が入ってくる夢は、お金やその他の煩わしい問題に対し、現実逃避したい気持ちが象徴されています。
現実の様々な問題に対し、堅実に対応する気力もないほど疲弊してしまっている時など、自分は何もしないままでお金が入ってくる夢のような状況を思い描くことで、ストレス過多になった心を休ませるための自然治癒となり、せめて夢の中では幸せな気分でいられるように脳が働きかけます。
スポンサーリンク