「失恋」の夢を見る意味とは？夢占いでの解釈 | SPITOPI

「失恋」は好きな人から振られたり、好きな人が去っていったりするつらくて悲しい出来事です。

夢の中で「失恋の場面・状況」が出てきた時には、どのような意味があるのでしょうか。

この記事では、「失恋に関する夢の意味」を解説していきます。

1. 恋人がいる人が失恋する夢

「失恋する夢」は一般的に「恋人（パートナー）に対する愛情・執着の深さ」を表しています。

現実で恋人（パートナー）がいる人が失恋する夢を見た場合には、それだけ「恋人に対する愛情が深いこと・恋人と別れたくない気持ちが強いこと」を意味することになり、基本的に「凶夢」ではなく「吉夢」として解釈されています。

恋人がいる人が失恋する夢を見た時には、恋人への愛情深さ・積極的なアプローチによって、これから更に二人の恋愛関係や信頼関係が深まっていく可能性のほうが高いのです。

2. 恋人がいない人が失恋する夢

「失恋する夢」には、「恋人（パートナー）に対する愛情・執着の深さ」と「恋人を捕まえ続けられない自分自身の魅力・自信の低さ」という二つの解釈が成り立ちます。

今、現実に恋人がいない人が失恋する夢を見た場合には、後者の「恋人を捕まえられない自分自身の魅力・自信の低さ」の意味合いになってきます。

自分の魅力に気付けなかったり自信を持てないことで、せっかくの異性との良縁も逃しやすくなってしまうので、異性に対する自分の魅力を磨きながら、自信をもって積極的に自分から行動することも大切です。

3. 好きな人に告白してから失恋する夢

夢の中にでてくる「好きな人（片思いの人）」は、「恋愛感情の高ぶり・理想の異性のイメージ」の象徴であり、好きな人・片思いの人がでてくる夢そのものは「恋愛運の向上」を予告する「吉夢」になっています。

好きな人に告白してから、断られて失恋する夢は、「好きな人にどうしても自分の気持ちを告白したい衝動」や「あなたの恋愛面での行動力」を意味しています。

しかし、自分が相手を好きという気持ちだけが一方的に高ぶっていることも多いので、実際に告白してもOKを貰えない確率が高くなっています。

4. 好きな人に告白できずに諦めて失恋する夢

好きな人との間で失恋するという結果は同じでも、「告白して振られる」のか「告白もせずに諦める」のかによって、夢占いの解釈は大きく違ってきます。

好きな人（片思いの人）に告白できずに一方的に諦めて失恋する夢は、自分の魅力に対する自信の無さやネガティブ思考を反映しており、「どうせ告白しても恥ずかしい思いをして振られるだけ」という不安感・臆病心が高まっています。

しかし告白できない人にも「母性・優しさに基づく恋愛運の高まり」の予兆はあるので、思い切って少しだけ行動力を出してみましょう。

5. 友人が失恋する夢

夢の中に登場する友人は「友人その人」を意味していることもあれば、「自分の鏡像（友人を介した自分自身）」を意味していることもあります。

友人が失恋する夢は、友人本人の恋愛・結婚に別れの危機が迫っていることを予知しているケースもありますが、多くは「自分と友人に共通する性格の短所・欠点による失恋リスク（自分側の愛情不足）」を教えてくれる内容になっています。

恋人の愛情・優しさに対して十分に応えられていないと思っているような時に「友人が失恋する夢」を見やすいので、恋人との関係を見直す好機にして下さい。

6. 失恋して悲しくて泣いている夢

夢の中で泣くことや涙を流すことには、「悲しみ・寂しさ・痛み・不安」といったネガティブな意味合いだけではなく、「感動・ストレスからの解放・カタルシス（感情浄化）・願望成就」などのポジティブな意味合いもあります。

「泣く夢・泣いている夢」は必ずしも「凶夢」ではないのですが、「失恋して悲しくて泣いている夢」には「失恋する原因となった自分の言動に対する後悔」や「帰ってこない恋人に対する悲しみ」が込められていることが多くなります。

一方、「別れたかった相手と別れられる心理的な解放感」が投影されることもあります。

7. 失恋して号泣してすっきりした夢

夢の中で泣くこと・涙を流すことのポジティブな解釈として、「ストレスからの解放・カタルシス（感情浄化）・願望成就」があります。

「失恋して号泣してすっきりした夢」の場合には、特にその涙を流すことのポジティブな解釈が優勢になってきやすいのです。

長年悩み続けていた恋人との恋愛関係がスッキリ片付いたという気楽さ・解放感を象徴していることもあります。

「失恋・別離」が、必ずしも悪い意味合いで解釈されていないことに特徴があり、「号泣・泣き叫ぶこと」には心の中に溜まったストレス・怒りを吐き出す意味合いがあります。

8. 過去の失恋シーンがでてくる夢

自分が経験したことがある「過去の失恋シーン」が出てくる夢は、「過去の失恋をどうすれば避けることができたか」ということをシミュレーションで学習できる機会を与えてくれます。

過去の失恋シーンがでてくる夢は、「過去の恋人・恋愛に対する未練がましさ（しがみつき）」を意味しているのではなく、「新しくできた好きな人に対する恋愛のチャンス」をほのめかしているのです。

新たな相手との恋愛関係を上手く発展させていき、失恋の危機を回避するためにも、「過去の失恋シーン」から学んで下さい。

9. 元彼・元カノに振られて失恋する夢

「元彼・元カノとの恋愛関係」は、「過去の美化（理想化）された恋愛の思い出へのしがみつき・未練の強さ」を意味しています。

「元彼・元カノに振られて失恋する夢」は、過去の恋愛の思い出に囚われていた心がなくなったことを示しています。

「元彼・元カノに新しい恋人ができた夢」と同じ意味合いがあり、「過去の恋愛関係への執着」を断ち切って、「新しい前向きな出会いを探せるような心理状態」になったことを教えてくれているのです。

過去に囚われずに自分の恋愛・人生を前進させられるようになる吉夢です。

10. 恋人が去っていき「自然消滅」で失恋した夢

自分が相手を振って別れたわけでもなく、相手から自分が振られて別れたわけでもないが、いつのまにか恋愛関係が「自然消滅」してしまったという夢。

これは今の恋人（彼氏・彼女）が別にいなくなるならいなくなったで構わないという「恋人に冷めた気持ち」を投影した夢です。

すでに恋人のことが嫌いになり、別の気になる異性ができているかもしれません。

恋人が去っていき自然消滅する夢には、「別の異性に対する浮気心・好奇心」の意味合いがあり、今の恋人を大切にしなければ別れの時が来るでしょう。

11. 好きな人が通り過ぎていって失恋する夢

好きな人（片思いの人）がいるのに、「あなたの存在や気持ちに全く気づいてくれない」「あなたのすぐ側をいつもそっけなく通り過ぎていって目線も合わせてくれない」という夢は、「あなたの片思いの相手に対する愛情・執着・嫉妬の強さ」を表しています。

しかし、好きな人がいつも自分に気づいてくれずに通り過ぎるだけという夢は、「好きな相手があなたに対して興味関心がないこと」を示しているので、現実の恋愛状況では自分も「告白してもダメだろうな」という予測を持っていることが多いのです。

12. 他人の失恋を見て喜んでいる夢

夢の中に出てくる「他人の失恋」には、自分自身の失恋ではないから大丈夫という「心の安心・安定・安全」が投影されていることがあります。

自分が失恋して悲しんだり苦しんだりしているわけではないので、冷静に「他人の失恋」を観察することができるのです。

他人の失恋を見て喜んでいるという夢は、自分自身の生活や恋愛が充実しておらず情緒不安定になっていて、気持ちに余裕がないことを示唆しています。

「恋愛運・仕事運・金運」などの運勢・運気も、低下傾向にあることが多いでしょう。

13. 他人の失恋を見て慰めてあげたくなった夢

夢の中で観察する「他人の失恋」には、自分自身の失恋ではないから傷つかないという「心の安心・安定・安全」が反映されます。

特に、「他人の失恋を見て慰めてあげたくなった夢」であれば、「あなたの恋愛・仕事・生活の安定感と充実度」は非常に高くなっているはずです。

他人の失恋という不幸を見て、「他人の不幸は蜜の味」とばかりに喜ぶのではなく、失恋でつらい思いをしている人に同情して、慰めてあげたいと思えるだけの「精神的な余裕・人間性の成熟」があることを意味しているからです。

14. 「過去に失恋した相手」から復縁を迫られてOKする夢

過去に振られた異性から「復縁」を迫られている夢は、基本的に「現在の自分の生活状況・精神状態が良いこと」や「今の自分に対する自信・自己評価の高さ」を意味しています。

しかし、「過去に失恋した相手」から復縁を迫られてOKする夢の場合には、自分に対する自信・自己評価の高さが十分ではなく、「過去に好きだった異性に対する未練・執着」がまだ残っています。

過去にひどい振り方をしてきた異性に戻るのではなく、新たな異性との前向きな出会いを求めたほうが、一般に恋愛運は良くなるでしょう。

15. 「過去に失恋した相手」から復縁を迫られて断る夢

過去に振られた異性から「復縁」を迫られる夢は、「現在の自分の生活状況・精神状態が良いこと」や「今の自分に対する自信・自己評価の高さ」を意味しますが、「復縁の申し出を断る夢」であれば、さらに今の自分に対して絶対的な自信を持っている表れになります。

今の自分に「新しい目標・夢・出会い」が生まれているので、決して「過去の恋人・恋愛」に戻るような選択をすることがないのです。

今の自分が持つ自意識と行動力を大切にして前に進めば、「恋愛運・仕事運・問題解決力」が必然に高まるでしょう。

16. 「恋人の浮気」によって失恋する夢

恋人（彼氏・彼女）から裏切られる浮気によって失恋する夢は、「恋人に対する不信感・猜疑心（自分の魅力に対する自信のなさ）」だけではなく、「他者全般に対する不信感・猜疑心」も表しています。

恋人に対する不信感・猜疑心には「具体的な根拠」が伴っていないことも多く、自分が傷つけられたくないという思いが高まって「被害妄想」が生まれていることもあります。

恋人・他人を頭から信用せずに疑ってかかれば恋愛も人間関係も上手くいきませんから、まずは恋人の言葉を信じることから始めるべきでしょう。

17. 「自分の浮気」によって失恋する夢

恋人（彼氏・彼女）から浮気されたのではなく、自分が浮気をして失恋することになったという夢の場合は、夢占いの解釈が大きく変わってきます。

夢の中で、自分が浮気をして一方的に恋人を傷つけて別れたような場合は、「自己愛・自己中心性・利己心の肥大」が投影されており、簡単に言えば「調子に乗って恋人（他者）の気持ちを考えられない傲慢な心理」に陥っているのです。

今のまま、自己中心性・わがままさを変えずに生きれば、現実の恋愛や人間関係でも破綻・挫折を経験してしまうでしょう。

18. 「芸能人・有名人」に失恋する夢

「芸能人・有名人」に失恋する夢は、「自分自身がファンで好きな芸能人」なのか「世間一般で人気はあるが自分は特別に好きなわけでもない芸能人」なのかによって、夢占いの解釈は変わってきます。

自分がファンである芸能人に振られて失恋した場合には、「好かれたいという熱狂的なファン心理」の投影に過ぎません。

しかし、自分が特別に好きではない芸能人に振られて失恋した場合は、「自分の人生の目標が分からなくなっている混乱状態（周囲の意見や助言に振り回される心理）」を表す凶夢になります。

19. 過去に失恋した人が出てきて優しかった夢

過去に現実で失恋した人というのは、夢占いでは「未練・復活・競争心」の象徴として解釈されます。

自分が振られて失恋した人が夢に出てきて、自分に優しく接してくれた場合には「未練・執着の解消」や「望んでいる関係の復活」といったポジティブな吉夢の要素が前面に出てきます。

過去に振られたというつらい思い出に伴う未練・執着がすっきりと解消して、これから新しい人生に向けて前向きな意志を持てるようになり、恋愛運だけではなく金運・仕事運もグングンと上向いてくる可能性が高いのです。

20. 過去に失恋した人が出てきて冷たかった夢

過去に失恋した人は、夢占いでは「未練・復活・競争心」の象徴として解釈されますが、自分が振られて失恋した人が夢に出てきて、自分に再び冷たく接してきた場合には、「憎悪に傾いた未練・相手に負けまいとする競争心」が刺激されることになります。

過去に一度振られた人に、もう一度冷たくされて振られるというつらい夢の内容になりますから、「自分の魅力に対する自信（自尊心）の低下」や「自分の生き方に対する自己評価の低下」が暗示されるネガティブな凶夢になってきます。

21. 知らない人に失恋する夢

知らない人に告白して断られて失恋する夢は、現実の恋愛運・対人関係運が低下する「凶夢」ではなく、実際には恋愛運・対人関係運が上昇してくる「逆夢（吉夢）」として解釈されることになります。

今まで予想もしていなかった新たな出会いのチャンスや魅力的な異性の出現を暗示するような吉夢であり、「恋愛・異性に対する前向きな行動力」を発揮できれば、実際に素敵な恋人ができる可能性も高まっています。

夢の中とはいえ、知らない異性に一目惚れして告白できる行動力はプラスに解釈されます。

22. 学校で失恋する夢

現在のあなたの年齢が何歳であるかによっても夢占いの解釈は変わりますが、「学校で失恋する夢」は、学生時代・思春期のつらい失恋の記憶が関係している「過去夢」になります。

夢の中で、学校で告白して失恋した時にひどく落ち込んだ気持ちになっていたり、みんなに笑われて恥ずかしい思いをしていたりするような場合は、特に「過去の恋愛・失恋のトラウマ」を刺激されて自信を失いやすくなる凶夢になります。

反対に、懐かしさやスッキリした気持ちがあれば、中立的な過去夢として解釈されます。

23. 会社・職場で失恋する夢

「会社・職場で失恋する夢」は、基本的に周囲の目を気にしないほどに「恋愛・異性に対する積極的な行動力」が高まっていることを暗示しています。

好きな異性に対して積極的にアプローチできるという「吉夢」の傾向があるのですが、「恋愛欲求・性的欲求」が強まりすぎて一人で空回りして、相手に迷惑をかけたり自分が恥をかいたりするリスクもあるので注意が必要です。

会社（職場）における自分のポジションや人間関係を見失わずに、恋愛・異性にアプローチできるバランス感覚が求められます。

24. 映画館デートで失恋する夢

夢の中に出てくる「映画館デート」には、「今付き合っている恋人との関係性に対する迷い・変化の予兆」といった意味合いがあります。

特に「面白くない映画を見ている・退屈でつまらない気持ちで映画館に一緒にいる」という夢であれば、恋愛運・対人関係運の運勢が低下傾向にあるだけではなく、「自分の側に恋人と別れても構わないという気持ち」があることも多いのです。

「映画館デートで失恋する夢」を見た時には、自分と相手の本当の気持ちを確認するコミュニケーションを積み重ねてみて下さい。

25. 現実での失恋を暗示する夢

夢占いでは、「現実での失恋を暗示する夢」としていくつかの夢の内容のパターンが想定されています。

相手に自分の言葉が上手く伝わらなくなることを示唆する「首の怪我」は、失恋のリスクが高まっていることを示しています。

「老人とキスする夢」も、本来は恋愛対象外であるはずの老人とキスすることで「恋愛運の低下・恋愛感情の混乱」による失恋リスクを意味しています。

「鳥籠から鳥が逃げていく夢」も、鳥籠の中の安定した恋愛状況が終わりを迎えるという失恋の暗示になっています。

まとめ

「現実で体験する失恋」は非常につらくて悲しいものですが、「夢に出てくる失恋」は必ずしも実際の失恋の孤独や寂しさにつながる「凶夢」ばかりではありません。

失恋の夢には「恋人に対する愛情の深さ・異性に対する執着の強さ・失恋（振られること）の不安」などが反映されますが、失恋に関する夢を見た時は、この夢占いの記事を参考にしてみて下さい。