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ムーラーダーラチャクラとは?ムーラーダーラチャクラについて徹底解説 | SPITOPI

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ムーラーダーラチャクラとは?ムーラーダーラチャクラについて徹底解説

古代インドのヨガ・哲学では人間の身体に「7つのチャクラ」があるとされていますが、「ムーラーダーラチャクラ」とは7つのチャクラの内の「第一チャクラ(ベースチャクラ)」です。

ムーラーダーラチャクラは、生命力(バイタリティー)の基盤を司っているチャクラですが、この記事では「ムーラーダーラチャクラの場所・機能・役割・活性化の方法(開き方)・ヨガとの関係」について徹底的に解説していきます。

  • ムーラーダーラチャクラとは?
  • ムーラーダーラチャクラが持っている意味・効果・役割
  • ムーラーダーラチャクラが活性化すること(開くこと)による恩恵・メリット
  • ムーラーダーラチャクラを含む「7つのチャクラ」の特徴・役割
  • ムーラーダーラチャクラのエネルギーを高める開き方・活性化の方法
  • ムーラーダーラチャクラとヨガの関係
  • まとめ

1. ムーラーダーラチャクラとは?

ムーラーダーラチャクラとは?

ムーラーダーラチャクラは「ベースチャクラ」と呼ばれることもある「第一チャクラ」のことで、「生命力(バイタリティー)+力強い行動力」を司っています。

自然淘汰や生存競争も含めた厳しい現実世界に適応していくためには、この第一チャクラであるムーラーダーラチャクラを活性化していくことが有効です。

ムーラーダーラチャクラは「肉体・生命を維持しているエネルギーの源泉」として機能しているのです。

サンスクリット語の「ムーラーダーラ」は「根(基盤・土台)を支えるもの」を意味しているので、「根っこのチャクラ」ということで「ルートチャクラ」とも呼ばれます。

ムーラーダーラチャクラは7つのチャクラの中では身体の一番下に位置していて、「恥骨と尾てい骨の中間」にあります。

ムーラーダーラチャクラの色は「赤色」とされています。

2. ムーラーダーラチャクラが持っている意味・効果・役割

ムーラーダーラチャクラが持っている意味・効果・役割

ムーラーダーラチャクラが持っている意味や効果、役割には、どのようなものがあるのでしょうか?「ムーラーダーラチャクラが持っている意味・効果・役割」について、分かりやすく説明していきます。

2-1. ムーラーダーラチャクラは「肉体・生命を維持するエネルギー」の中枢

ムーラーダーラチャクラは「肉体・生命を維持するエネルギー」の中枢

ムーラーダーラチャクラは、人間の生命・霊魂が宿る大切な器である肉体を支えているエネルギー中枢(エネルギースポット)であり、体力・気力をコントロールしています。

ムーラーダーラチャクラが開いて活発化すれば、肉体と精神のバイタリティーが高まるので、少々の疲労・ストレスに負けることがない理想的な心身の状態を手に入れることができます。

2-2. ムーラーダーラチャクラは「家族とのつながり・安心感」を支えている ムーラーダーラチャクラは、家族とのつながりを強めて、円滑な安定した家族関係を実現してくれるエネルギー中枢です。

「家庭生活・家族関係」が充実していて、家庭的な温もりや優しさを実感できている時には、ムーラーダーラチャクラが十分に開いてエネルギーを取り入れていることが多いのです。

ムーラーダーラチャクラは生命エネルギーの上昇を司っていますが、それと合わせて「家族的な人間関係」や「安心感(安らぎ)の獲得」も支えてくれています。

2-3. ムーラーダーラチャクラは「地球・大地・母性とのつながり」を維持している

ムーラーダーラチャクラは「地球・大地・母性とのつながり」を維持している

ムーラーダーラチャクラは、「グラウンディング(grounding)」と呼ばれる「地球・大地との霊的なつながり」を維持しているチャクラです。

ムーラーダーラチャクラは「ルートチャクラ(根のチャクラ)」と呼ばれるように、広大な地球の大地に蓄積している生命エネルギーを吸い上げるようにして吸収することができるのです。

ムーラーダーラチャクラが人間の心身と地球の大地を接続している「グラウンディング」は、地球の大地にいる大地母神が象徴する「母性との相関関係」も示唆しています。

森羅万象の生命や動物を包み込むような寛容性・愛情を高めてくれるのです。

2-4. ムーラーダーラチャクラは「現実や運命を受け入れる行動力」を生み出す

ムーラーダーラチャクラは「現実や運命を受け入れる行動力」を生み出す

ムーラーダーラチャクラは、「生命エネルギー(バイタリティー)の上昇」や「問題解決のための行動力の高まり」と関係しているチャクラです。

ムーラーダーラチャクラは「地に足の着いた人生方略・行動計画」を支えてくれる現実適応的なチャクラであり、ムーラーダーラチャクラが活性化すれば労働・仕事・収入・貯蓄といった現実的な問題が解決に向かいやすくなります。

ムーラーダーラチャクラは、頭の中だけで思い描いた「非現実的な夢想」に酔うことを抑制して、「現実的な価値観・行動力」を高めてくれる効果があります。

天界・神様から与えられた自分の人生や人間関係の運命を受け入れるプロセスを促進してくれるという特徴も持っています。

2-5. ムーラーダーラチャクラのヨガにおけるチャクラ図

ムーラーダーラチャクラのヨガにおけるチャクラ図

ヒンドゥー・ヨーガのチャクラ図では、ムーラーダーラチャクラは赤い4枚の花弁を持つ蓮華の花のイメージで描かれています。

ムーラーダーラチャクラは、生命力の根源にある性的エネルギーの原点でもあり、チャクラ図の中でも逆三角形の図形の中に蛇神の女神クンダリニーが鎮座している構図になっています。

ムーラーダーラチャクラのチャクラ図では、「地の元素」を象徴する黄色い四角形と生命産出のヨーニ(女性器)の逆三角形も描かれていますが、これらはムーラーダーラチャクラが「大地と母性(女性)の生命力」と深い相関関係を持っていることを暗示しているのです。

ムーラーダーラチャクラは「個人の生存のパワー(サバイバル能力)」においても「男女の交合による生殖のパワー」においても、非常に重要な位置づけにあるチャクラなのです。

3. ムーラーダーラチャクラが活性化すること(開くこと)による恩恵・メリット

ムーラーダーラチャクラが活性化すること(開くこと)による恩恵・メリット

ムーラーダーラチャクラを開いて活性化させると、具体的にどのような恩恵やメリットがあるのでしょうか?ムーラーダーラチャクラの活性化によって得られるメリットについて詳しく紹介していきます。

3-1. 生命エネルギー(バイタリティー)の上昇・生体機能や免疫機能の高まり

生命エネルギー(バイタリティー)の上昇・生体機能や免疫機能の高まり

ムーラーダーラチャクラが活性化すること(開くこと)によるメリットとして、まず上げられるのはヨガでプラーナとも呼ばれる生命エネルギー(バイタリティー)の上昇です。

心身の健康状態が抜群に良くなって、一日の疲労感やストレスが残りづらくなり、今までの疲れ・だるさが嘘であるかのように元気に活動できるようになります。

生命エネルギーであるプラーナ(気)が十分に体の中を駆け巡ることによって、「目・鼻・耳・口・舌・皮膚・内臓器官などの生体機能」が高まり、身体と精神のバランスが取れたベストコンディションを維持しやすくなります。

ムーラーダーラチャクラの活性化によって「免疫機能」も高まるので、風邪を引きにくくなり感染症に罹りにくくなります。

3-2. 地に足が着いた現実的な生き方・働き方ができるようになる

地に足が着いた現実的な生き方・働き方ができるようになる

「地に足が着いた現実的な生き方・働き方ができるようになる」ということが、ムーラーダーラチャクラが活性化すること(開くこと)によるメリット・恩恵の一つです。

ムーラーダーラチャクラはふわふわとした空を飛ぶような「非現実的な夢想・妄想」から目を覚まさせてくれる効果があり、「現実的な物事の考え方」や「客観的な自己評価」ができるようになっていきます。

その結果として、必然的に「現実社会+現実の人間関係に対する適応能力」が高まり、過去の自分が嘘のように「実際的な仕事・活動」に前向きに取り組めるようになっていくのです。

自分の能力や適性に見合った仕事に対するモチベーション(動機付け)が高まってきて、「働かなければ生きていけないという現実の運命」も素直な心で受け入れて努力ができるようになっていきます。

3-3. 精神状態が安定して集中力・思考力・決断力が高まる

精神状態が安定して集中力・思考力・決断力が高まる

ムーラーダーラチャクラが活性化すること(開くこと)によるメリットとして、「精神状態が安定して集中力・思考力・決断力が高まる」ということが上げられます。

ムーラーダーラチャクラというと「プラーナ(気)の生命エネルギー」を高めて、肉体のバイタリティーを回復・上昇させるというイメージがありますが、実際には「情緒不安定を改善する精神安定効果」が大きくなっています。

肉体と精神のバランスを取ってベストなコンディションを作り上げることもムーラーダーラチャクラの役割であり、精神状態が安定してくれば「集中力・思考力・決断力」も自然に高まってくるのです。

4. ムーラーダーラチャクラを含む「7つのチャクラ」の特徴・役割

ムーラーダーラチャクラを含む「7つのチャクラ」の特徴・役割

ムーラーダーラチャクラは、人体に7つあるとされる「チャクラ」のうちの一つ(第一チャクラ)です。

チャクラとは人間の生命活動や心身の機能・スピリチュアリティーを支えるエネルギーが出入りしている「エネルギー中枢」のことで、人体の7つのチャクラは「頭頂から尾てい骨まで」の位置に真っ直ぐ並んでいます。

この項目では、7つのチャクラの特徴・意味・役割などについて分かりやすく解説していきます。

4-1. 第一チャクラのムーラーダーラチャクラ

第一チャクラのムーラーダーラチャクラ

第一チャクラのムーラーダーラチャクラが象徴する色は「赤色」で、場所は「恥骨と尾てい骨の間」に位置していて「ベースチャクラ・ルートチャクラ」と呼ばれることもあります。

ムーラーダーラチャクラは「肉体・生命を維持するエネルギー」や「現実に適応する行動力」を意味しています。

ムーラーダーラチャクラが活性化すると身体・生命のバイタリティーが高まって行動力もアップしますが、不活性化すると現実逃避が多くなって生命力と行動力が低下してしまいます。

サンスクリット語の「ムーラーダーラ」は「根(基盤・土台)を支えるもの」を意味していて、赤い4枚の花弁を持つ蓮華の花、「地の元素」を象徴する黄色い四角形とヨーニ(女性器)の逆三角形を合わせた姿で描かれます。

4-2. 第二チャクラのスワーディシュターナチャクラ

第二チャクラのスワーディシュターナチャクラ

第二チャクラのスワーディシュターナチャクラが象徴する色は「オレンジ色」で、場所は「下腹部・へその下(丹田)」に位置していて「セカンドチャクラ」と呼ばれることもあります。

第二チャクラは「自立心・創造力」や「女性性・生命力」を意味しています。

第二チャクラが活性化すると、自立心が強まって創造的な生き方ができますが、不活性化すると他者に精神的に依存したり婦人科系の疾患リスクが上がったりします。

サンスクリット語の「スワーディシュターナ」は「自らの棲み家」を意味していて、朱色の6枚の花弁を持つ花、「水の元素」を象徴する三日月の姿で描かれます。

4-3. 第三チャクラのマニプーラチャクラ

第三チャクラのマニプーラチャクラ

第三チャクラのマニプーラチャクラが象徴する色は「黄色」で、場所は「腹部(みぞおち)」に位置していて「ソーラーチャクラ」とも呼ばれます。

第三チャクラは、「自分に対する自信の大きさ」や「他者との協調性・協力意識」を意味しています。

第三チャクラが活性化すると自分に自信を持って堂々とした意思決定ができますが、不活性化すると他人の顔色ばかりを伺って精神的に疲弊する日々を送りやすくなります。

サンスクリット語の「マニプーラ」は「宝珠の都市」を意味し、青い10枚の花弁を持つ花の中に「火の元素」を示唆する赤い三角形を描いて表現されます。

4-4. 第四チャクラのアナーハタチャクラ

第四チャクラのアナーハタチャクラ

第四チャクラのアナーハタチャクラが象徴する色は「緑色・ピンク色」で、場所は「胸の中央部・心臓」に位置していて「ハートチャクラ」とも呼ばれます。

第四チャクラは、「愛情の高まり・感情のコントロール」や「他者への共感・心身のバランス」を意味しています。

第四チャクラが活性化すると、他者に対する無償の愛(無条件の愛)を発揮しやすくなりますが、不活性化すると他者に対する怨恨・嫉妬などのネガティブな感情が増えて対人トラブルが起こりやすくなります。

サンスクリット語の「アナーハタ」は「二つの物が触れ合うことなく発生する不思議な音」を意味し、12枚の花弁をもつ赤い蓮華の中にある六芒星の姿で描かれます。

4-5. 第五チャクラのヴィシュッダチャクラ

第五チャクラのヴィシュッダチャクラ

第五チャクラのヴィシュッダチャクラが象徴する色は「青色」で、場所は「喉」に位置していて「スロートチャクラ」とも呼ばれます。

第五チャクラは、「共感的なコミュニケーション能力」や「自分の思いを表現するテクニック」を意味しています。

第五チャクラが活性化すると、他者とのコミュニケーション能力が高まって人間関係が上手くいきますが、不活性化すると他者に誤解されて対人トラブルが増えてきます。

サンスクリット語の「ヴィシュッダ」は「清浄なる輪」を意味し、虚空(アーカーシャ)を象徴する16枚の花弁を持つくすんだ紫色の花の姿で描かれます。

4-6. 第六チャクラのアージュニヤーチャクラ

第六チャクラのアージュニヤーチャクラ

第六チャクラのアージュニヤーチャクラが象徴する色は「藍色(インディゴブルー)」で、場所は「眉間(第三の目の部分)」に位置していて「サードアイチャクラ」とも呼ばれます。

第六チャクラは、「スピリチュアリティー(精神性)の上昇」や「物事を正しく理解するための叡智・智慧」を意味しています。

第六チャクラが活性化すると、豊かな知識と的確な智慧に支えられてスピリチュアルな使命を果たしていくことができますが、不活性化すると脳神経系・感覚系の機能が低下したり明るい希望を抱けなくなったりします。

サンスクリット語の「アージュニャー」は「教令・勅令」を意味していて、物事を選択する「意(マウス)」を背後で基底しています。

第6チャクラは2枚の花弁を持つ白い蓮華の形で描かれます。

4-7. 第七チャクラのサハスラーラチャクラ

第七チャクラのサハスラーラチャクラ

第七チャクラのサハスラーラチャクラが象徴する色は「紫色」で、場所は「頭頂部・頭の上の空間」に位置していて「クラウンチャクラ」とも呼ばれます。

第七チャクラは「高次元の世界・存在とのつながり(ワンネスの感覚)」や「物質レベルを超えた人生の目的」を意味しています。

第七チャクラが活性化すると、物質世界を超越した価値を実現できるスピリチュアルな直感・洞察力が高まりますが、不活性化すると精神的な人生の価値が分からなくなり孤立感に悩まされることになります。

サンスクリット語のサハスラーラとは「千(多い数)・輻(横幅の広さ)」を意味していて、「千枚の花弁の蓮華(千葉蓮華)」の図形でイメージされています。

5. ムーラーダーラチャクラのエネルギーを高める開き方・活性化の方法

ムーラーダーラチャクラのエネルギーを高める開き方・活性化の方法

ムーラーダーラチャクラの持つ生命力・家族との結びつき・現実社会への適応・行動力をはじめとする様々な効果を高めるためには、ムーラーダーラチャクラを開く必要があります。

「ムーラーダーラチャクラの効果を高める開き方・活性化の方法」には、どのようなものがあるのでしょうか?

5-1. ムーラーダーラチャクラのイメージに基づく瞑想

ムーラーダーラチャクラのイメージに基づく瞑想

ムーラーダーラチャクラのイメージに基づく瞑想をすることで、チャクラを活性化することができます。

ムーラーダーラチャクラについて、「恥骨と尾てい骨の間」から地球の中心に向かって円錐状に大きく広がっているという情景を具体的に想像してみましょう。

更に、自分の肉体と地球の大地がつながっているという「グラウンディング」をイメージして、自分の体内の不要なエネルギーを地球の中心部に向かって流し込んでいって下さい。

上から下に右回りで、力強く回転するムーラーダーラチャクラの渦巻きのエネルギーを地球内部に押し広げていくように瞑想してイメージすることで、チャクラを活性化することができます。

5-2. 赤色・黒色のパワーストーンを身に付ける

赤色・黒色のパワーストーンを身に付ける

ムーラーダーラチャクラを活性化させるためには、このチャクラを象徴する「赤色・黒色のパワーストーン」を身に付けることが有効になっています。

赤色のパワーストーンには「インカローズ・レッドタイガーアイ・ラヴァ・レッドアゲート」などがあります。

黒色のパワーストーンには「ヘマタイト・オニキス・スモーキークォーツ・黒水晶」などがあります。

5-3. クンダリニーヨーガ

クンダリニーヨーガ

ムーラーダーラチャクラを活性化させる方法として、「クンダリーニヨガ」があります。

クンダリニーとは、人体の内部に存在する根源的な生命エネルギー(プラーナ)のことであり、クンダリニーヨーガでは尾てい骨のムーラーダーラチャクラから頭頂のサハスラーラチャクラまでクンダリニーを上昇させる瞑想を行っていきます。

この瞑想を実践することで、背骨に沿ったムーラーダーラチャクラを含む7つのチャクラすべてを開くことができ、宇宙との一体感である「ワンネスの感覚」を得ることができます。

クンダリニーヨガの1分間に200回の速度で腹式呼吸を行う「火の呼吸」にも、ムーラーダーラチャクラを開く効果があります。

6. ムーラーダーラチャクラとヨガの関係

ムーラーダーラチャクラとヨガの関係

ムーラーダーラチャクラとヨガにはどのような関係があるのでしょうか?ムーラーダーラチャクラを活性化させるヨガのアーサナ(体位)を中心にして、ムーラーダーラチャクラとヨガの関係について説明していきます。

6-1. ヨガのアーサナ(体位)・呼吸法・瞑想の練習で泌尿器系の器官が良くなる

ヨガのアーサナ(体位)・呼吸法・瞑想の練習で泌尿器系の器官が良くなる

ヨガのアーサナ(体位)・呼吸法の練習を毎日繰り返すことで、ムーラーダーラチャクラを活性化させて心身の健康状態を改善することができます。

ムーラーダーラチャクラを開くためにおすすめのアーサナ(体位)として、以下に述べる「ヴィラバドゥラーサナⅡ」や「猫と牛のポーズ」などがありますが、ムーラーダーラチャクが活性化すれば心身のバランスの土台が整って、バイタリティーの充実を実感することができます。

ヨガのポーズや呼吸法、食事法などでムーラダーラチャクラを活性化できれば、「会陰部・性器周辺・排泄機能・生殖器官などの泌尿器科系の疾患や問題」が改善しやすくなります。

尾てい骨の下にある第1チャクラ(ムーラーダーラチャクラ)と頭頂にある第7チャクラ(サハスラーラチャクラ)を共鳴させるとスピリチュアリティーが高められます。

6-2. ムーラーダーラチャクラ活性化のヨガのアーサナ(体位)のポーズ1:ヴィラバドゥラーサナⅡ

ムーラーダーラチャクラ活性化のヨガのアーサナ(体位)のポーズ1:ヴィラバドゥラーサナⅡ

ムーラーダーラチャクラを活性化させてくれるヨガのアーサナ(体位)として、「ヴィラバドゥラーサナⅡ(戦士のポーズⅡ)」があります。

ヴィラバドゥラーサナⅡは股関節を柔軟にしながら、肩周りの硬さを和らげて、ムーラーダーラチャクラから内面の生命エネルギーを引き出すことができるアーサナなのです。

ヴィラバドゥラーサナⅡでは、ポーズを低い姿勢で深めていきながら、「太ももの筋肉・骨盤底筋」などのムーラーダーラチャクラを刺激する部分を鍛えることができます。

6-3. ムーラーダーラチャクラ活性化のヨガのアーサナ(体位)のポーズ2:猫と牛のポーズ

ムーラーダーラチャクラ活性化のヨガのアーサナ(体位)のポーズ2:猫と牛のポーズ

ムーラーダーラチャクラを活性化させてくれるヨガのアーサナ(体位)として、「猫と牛のポーズ」があります。

四つん這いの姿勢で、猫のポーズでは身体を丸めて、牛のポーズでは身体を反らせるという単純なアーサナで初心者でもできるものです。

猫と牛のポーズは腰痛予防に役立つだけではなく、骨盤・尾てい骨周辺の筋肉を鍛えることでムーラーダーラチャクラ活性化にも効果があるのです。

まとめ

まとめ

「ムーラーダーラチャクラ(第一チャクラ)」について徹底的に解説してきましたが、ムーラーダーラチャクラは尾てい骨の下の部分に位置するチャクラで、「生命力・行動力・安心感・家族とのつながり・グラウンディング(大地とのつながり)」を司っています。

ムーラーダーラチャクラを活性化させることで、「心身のバイタリティー・家族との良好な関係・運命を切り開く行動力」などを手に入れることができます。

「ムーラーダーラチャクラ(第一チャクラ)」について詳しく調べたい時には、この記事をぜひ参考にしてみて下さい。

ムーラーダーラチャクラが活性化すること(開くこと)による恩恵・メリット

ムーラーダーラチャクラを開いて活性化させると、具体的にどのような恩恵やメリットがあるのでしょうか?ムーラーダーラチャクラの活性化によって得られるメリットについて詳しく紹介していきます。

3-1. 生命エネルギー(バイタリティー)の上昇・生体機能や免疫機能の高まり

生命エネルギー(バイタリティー)の上昇・生体機能や免疫機能の高まり

ムーラーダーラチャクラが活性化すること(開くこと)によるメリットとして、まず上げられるのはヨガでプラーナとも呼ばれる生命エネルギー(バイタリティー)の上昇です。

心身の健康状態が抜群に良くなって、一日の疲労感やストレスが残りづらくなり、今までの疲れ・だるさが嘘であるかのように元気に活動できるようになります。

生命エネルギーであるプラーナ(気)が十分に体の中を駆け巡ることによって、「目・鼻・耳・口・舌・皮膚・内臓器官などの生体機能」が高まり、身体と精神のバランスが取れたベストコンディションを維持しやすくなります。

ムーラーダーラチャクラの活性化によって「免疫機能」も高まるので、風邪を引きにくくなり感染症に罹りにくくなります。

3-2. 地に足が着いた現実的な生き方・働き方ができるようになる

地に足が着いた現実的な生き方・働き方ができるようになる

「地に足が着いた現実的な生き方・働き方ができるようになる」ということが、ムーラーダーラチャクラが活性化すること(開くこと)によるメリット・恩恵の一つです。

ムーラーダーラチャクラはふわふわとした空を飛ぶような「非現実的な夢想・妄想」から目を覚まさせてくれる効果があり、「現実的な物事の考え方」や「客観的な自己評価」ができるようになっていきます。

その結果として、必然的に「現実社会+現実の人間関係に対する適応能力」が高まり、過去の自分が嘘のように「実際的な仕事・活動」に前向きに取り組めるようになっていくのです。

自分の能力や適性に見合った仕事に対するモチベーション(動機付け)が高まってきて、「働かなければ生きていけないという現実の運命」も素直な心で受け入れて努力ができるようになっていきます。

3-3. 精神状態が安定して集中力・思考力・決断力が高まる

精神状態が安定して集中力・思考力・決断力が高まる

ムーラーダーラチャクラが活性化すること(開くこと)によるメリットとして、「精神状態が安定して集中力・思考力・決断力が高まる」ということが上げられます。

ムーラーダーラチャクラというと「プラーナ(気)の生命エネルギー」を高めて、肉体のバイタリティーを回復・上昇させるというイメージがありますが、実際には「情緒不安定を改善する精神安定効果」が大きくなっています。

肉体と精神のバランスを取ってベストなコンディションを作り上げることもムーラーダーラチャクラの役割であり、精神状態が安定してくれば「集中力・思考力・決断力」も自然に高まってくるのです。

ムーラーダーラチャクラを含む「7つのチャクラ」の特徴・役割

ムーラーダーラチャクラは、人体に7つあるとされる「チャクラ」のうちの一つ(第一チャクラ)です。

チャクラとは人間の生命活動や心身の機能・スピリチュアリティーを支えるエネルギーが出入りしている「エネルギー中枢」のことで、人体の7つのチャクラは「頭頂から尾てい骨まで」の位置に真っ直ぐ並んでいます。

この項目では、7つのチャクラの特徴・意味・役割などについて分かりやすく解説していきます。

4-1. 第一チャクラのムーラーダーラチャクラ

第一チャクラのムーラーダーラチャクラ

第一チャクラのムーラーダーラチャクラが象徴する色は「赤色」で、場所は「恥骨と尾てい骨の間」に位置していて「ベースチャクラ・ルートチャクラ」と呼ばれることもあります。

ムーラーダーラチャクラは「肉体・生命を維持するエネルギー」や「現実に適応する行動力」を意味しています。

ムーラーダーラチャクラが活性化すると身体・生命のバイタリティーが高まって行動力もアップしますが、不活性化すると現実逃避が多くなって生命力と行動力が低下してしまいます。

サンスクリット語の「ムーラーダーラ」は「根(基盤・土台)を支えるもの」を意味していて、赤い4枚の花弁を持つ蓮華の花、「地の元素」を象徴する黄色い四角形とヨーニ(女性器)の逆三角形を合わせた姿で描かれます。

4-2. 第二チャクラのスワーディシュターナチャクラ

第二チャクラのスワーディシュターナチャクラ

第二チャクラのスワーディシュターナチャクラが象徴する色は「オレンジ色」で、場所は「下腹部・へその下(丹田)」に位置していて「セカンドチャクラ」と呼ばれることもあります。

第二チャクラは「自立心・創造力」や「女性性・生命力」を意味しています。

第二チャクラが活性化すると、自立心が強まって創造的な生き方ができますが、不活性化すると他者に精神的に依存したり婦人科系の疾患リスクが上がったりします。

サンスクリット語の「スワーディシュターナ」は「自らの棲み家」を意味していて、朱色の6枚の花弁を持つ花、「水の元素」を象徴する三日月の姿で描かれます。

4-3. 第三チャクラのマニプーラチャクラ

第三チャクラのマニプーラチャクラ

第三チャクラのマニプーラチャクラが象徴する色は「黄色」で、場所は「腹部(みぞおち)」に位置していて「ソーラーチャクラ」とも呼ばれます。

第三チャクラは、「自分に対する自信の大きさ」や「他者との協調性・協力意識」を意味しています。

第三チャクラが活性化すると自分に自信を持って堂々とした意思決定ができますが、不活性化すると他人の顔色ばかりを伺って精神的に疲弊する日々を送りやすくなります。

サンスクリット語の「マニプーラ」は「宝珠の都市」を意味し、青い10枚の花弁を持つ花の中に「火の元素」を示唆する赤い三角形を描いて表現されます。

4-4. 第四チャクラのアナーハタチャクラ

第四チャクラのアナーハタチャクラ

第四チャクラのアナーハタチャクラが象徴する色は「緑色・ピンク色」で、場所は「胸の中央部・心臓」に位置していて「ハートチャクラ」とも呼ばれます。

第四チャクラは、「愛情の高まり・感情のコントロール」や「他者への共感・心身のバランス」を意味しています。

第四チャクラが活性化すると、他者に対する無償の愛(無条件の愛)を発揮しやすくなりますが、不活性化すると他者に対する怨恨・嫉妬などのネガティブな感情が増えて対人トラブルが起こりやすくなります。

サンスクリット語の「アナーハタ」は「二つの物が触れ合うことなく発生する不思議な音」を意味し、12枚の花弁をもつ赤い蓮華の中にある六芒星の姿で描かれます。

4-5. 第五チャクラのヴィシュッダチャクラ

第五チャクラのヴィシュッダチャクラ

第五チャクラのヴィシュッダチャクラが象徴する色は「青色」で、場所は「喉」に位置していて「スロートチャクラ」とも呼ばれます。

第五チャクラは、「共感的なコミュニケーション能力」や「自分の思いを表現するテクニック」を意味しています。

第五チャクラが活性化すると、他者とのコミュニケーション能力が高まって人間関係が上手くいきますが、不活性化すると他者に誤解されて対人トラブルが増えてきます。

サンスクリット語の「ヴィシュッダ」は「清浄なる輪」を意味し、虚空(アーカーシャ)を象徴する16枚の花弁を持つくすんだ紫色の花の姿で描かれます。

4-6. 第六チャクラのアージュニヤーチャクラ

第六チャクラのアージュニヤーチャクラ

第六チャクラのアージュニヤーチャクラが象徴する色は「藍色(インディゴブルー)」で、場所は「眉間(第三の目の部分)」に位置していて「サードアイチャクラ」とも呼ばれます。

第六チャクラは、「スピリチュアリティー(精神性)の上昇」や「物事を正しく理解するための叡智・智慧」を意味しています。

第六チャクラが活性化すると、豊かな知識と的確な智慧に支えられてスピリチュアルな使命を果たしていくことができますが、不活性化すると脳神経系・感覚系の機能が低下したり明るい希望を抱けなくなったりします。

サンスクリット語の「アージュニャー」は「教令・勅令」を意味していて、物事を選択する「意(マウス)」を背後で基底しています。

第6チャクラは2枚の花弁を持つ白い蓮華の形で描かれます。

4-7. 第七チャクラのサハスラーラチャクラ

第七チャクラのサハスラーラチャクラ

第七チャクラのサハスラーラチャクラが象徴する色は「紫色」で、場所は「頭頂部・頭の上の空間」に位置していて「クラウンチャクラ」とも呼ばれます。

第七チャクラは「高次元の世界・存在とのつながり(ワンネスの感覚)」や「物質レベルを超えた人生の目的」を意味しています。

第七チャクラが活性化すると、物質世界を超越した価値を実現できるスピリチュアルな直感・洞察力が高まりますが、不活性化すると精神的な人生の価値が分からなくなり孤立感に悩まされることになります。

サンスクリット語のサハスラーラとは「千(多い数)・輻(横幅の広さ)」を意味していて、「千枚の花弁の蓮華(千葉蓮華)」の図形でイメージされています。

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この記事は2021年02月09日に更新されました。

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