ツインソウルと年齢差がある場合とは？年齢差別に解釈 | SPITOPI

人生には生まれ代わりというものがあることを信じている人は、どれ程いるでしょうか? 輪廻転生(りんねてんしょう)、リーインカネーションとも呼ばれるように、人は死んで、肉体の衣を脱ぎ捨てても、次に生を受けて世の中に送り出されてきます。

現世の世界では、新しい命として誕生しても、魂は1つ。

普遍な存在なのです。

その中で、ツインソウルというキーワードが出てきます。

1. ツインソウルとは?

ツインソウルとは、直訳すると、「双子の魂」となります。

しかし、実際に現世では、双子の兄弟姉妹という関係だけでありません。

お互いが夫婦の間柄だった時もあれば、恋人関係だった時代であったり、あるいは武家時代に見る主君と家臣であった時期もあるかもしれません。

ツインソウルとは言えども、時には同じ時代に生を受けずに、すれ違いで一生を終える場合もあります。

それでも、ツインソウルとしての存在は誰にでもあるのです。

2. 輪廻転生とツインソウルの関係性とは、カルマがあるために、人は生まれ変わる

スピリチュアルの世界で、「カルマ」という考え方があります。

漢字で書くと、「業」となるのですが、サンスクリット語で、「カルマ」と呼ばれている言葉です。

人が生まれ変わるのは、このカルマを解消するためと考えられています。

このカルマとは、人が前世で残した課題や悪行のこと。

悪行と言っても、様々なレベルをあり、殺人のような大きな罪から、人を欺くちょっとした嘘まで数多くの行いが、「前世の罪=残してきた課題」としてあるのです。

この課題であるカルマを解消させない限りは、人は次にも、生まれ変わらなければならないという法則があるのです。

そのために、生まれ変わり、次の世代でその罪を解消することが義務付けられるわけです。

とは言っても、生まれ変わった時は前世の記憶が残っていることはないので、生まれ変わった世代では、ゼロからのスタートのような感じになることでしょう。

それでも、魂レベルでは、前世で残してきたカルマのことを覚えていますので、後は、現世の時の意識で、いかにカルマを消すような人生を送ることができるかが、その後の人生を大きく左右していくことになるのです。

3. 輪廻転生とツインソウルの関係性とは、カルマを減らすことは、借金を返すこと

しかし、いかに現世に生まれ変わって来ても、絶対にカルマを全て消すことは中々できるものではありません。

何回も何十回も生まれ変わりながら、少しずつカルマを減らしていくしかありません。

それでも、今生きている間に少しでも、減らしていくような努力をしなくてはなりません。

まるで、借金を少しずつ返していくような感覚かもしれません。

ただ、現世で再び悪いことをしてしまったなら、カルマの返済ができるどころか、さらに借金を増やしてしまうことになりかねません。

このような「カルマの法則」の仕組みを理解することで、今の生き方を見つめ直すきっかけになっていくはずです。

4. 輪廻転生とツインソウルの関係性とは、ツインソウルは、カルマを消すための存在?

ここでツインソウルの存在がクローズアップされてくるのです。

今、生きているうちに少しでも、カルマを減らしていくために、ツインソウルの存在が重要になってくることがあるのです。

それは、自分のツインソウルとなる相手が、あなたのカルマを減らしてくれるようなアドバイスをしたり、気付きのきっかけを与えてくれるからです。

しかし、ここで正しく理解しておくことは、ツインソウルが教えてくれる内容や事柄は、必ずしも、あなたのカルマ解消にとって、励ましの言葉や指導だけでないということです。

時には、反面教師的な形で、自分の目の前で悪い行いをして、わざと前世の罪の解消の尊さを教える場合もあります。

一見、単なる反社会的な行動に写るかもかもしれませんが、そのような光景を自分が見てしまうということは、決して無関係なことではありません。

偶発的に目の前で起こった事件や事故というハプニングではなく、あなたに警告ないしは、教えているのです。

前述の通り、ツインソウルは、必ずさも兄弟・夫婦・恋人という甘い関係だっただけでないのです。

時には、ツインソウルは、自分にとって現世では敵である可能性もあるのです。

5. ツインソウルにも年齢差がある?

ツインソウルは、その時代によって、色々な関係で出会うことがあります。

時として邂逅しない時代もありますが、出会った時に、自分の人生の方向を大きく変えるような存在であるなら、ほぼ間違いなくその人は、あなたにとって、ツインソウルと呼べる存在でしょう。

その時は、性別が異性・同性の時もありますし、年齢もその時々により異なってきます。

特に、ツインソウルとして認識していった相手の年齢が自分とどの程度、差があるかによって、あなたに対して、どのような意味があるのか、異なるツインソウルとしての使命が異なって来るのです。

言い換えると、ツインソウルの年齢差により、出会った意味が異なって来るわけです。

しかも、異性・同性でも異なって来ることがあります。

6. ツインソウルの年齢差:男女のツインソウルで同世代の相手

この時のツインソウルとなる相手は、過去も恋人同士だったり、夫婦であったと思われることでしょう。

中には、過去生でそんな関係だった2人の場合も少なくありません。

しかし、確率的にはかなり低く、過去、2人がライバル同士であったり、敵・味方の関係であったことの方が多いかもしれないのです。

そのために、次の生まれ変わりでは、2人で協力し合って、お互いの霊性を高めることを意味しているのです。

7. ツインソウルの年齢差:年齢差のある男女のツインソウル

この時は、過去、2人が親子であった可能性もあります。

しかし、過去に恋人であった時の時代もあります。

この時の2人がツインソウルとして生まれ代わり、出会う運命にあるならば、過去生での辛い別離や死別で受けたマイナス的な感情を消し去ることが求めらていることがあります。

異性と言っても、父親と娘、母親と息子。

そんな間柄であっても、それは深い意味があるのではなく、過去のパートナー関係であった頃の深い悲しみや傷を癒すために、ふたたび現世で出会う意味があるのでしょう。

年齢差があることから、片方が自分の経験を以て、相手に指導的なアドバイスをすることができるのだと思います。

8. ツインソウルの年齢差:同性で年齢が近い場合のツインソウル

この場合のツインソウルの関係で考えられるのは、主君と家来という関係、あるいは夫婦に近い異性だった可能性があります。

現世では男同士でも、過去生では夫婦だったとなると、ちょっとゾッとするかもしれません。

しかし、魂には、性別がなく、男性の生まれ変わったり、女性のなることも不思議なことではありません。

この時にお互いがどのような立場で、どのように影響し合ったのかが、重要なポイントなのです。

したがって、同年代の同性の場合、前世が主君と家臣のような関係だったなら、2人の間で恨みつらみが残っていたことを生まれ変わったことで、やり直したり積み残したカルマを消すために、励まし合うことや、ライバル関係で互いを刺激し高め合うことの意味があります。

もし、夫婦の前世であったなら、同性同士として、お互い理解し得なかった苦しみを分かち合うことが求められているのかもしれません。

9. ツインソウルの年齢差:同性で年齢が離れているツインソウル

同性でも、年齢が離れている場合のツインソウルは、過去生では、親子の関係であったり、パートナーであったことが少なくありません。

親子の過去生の場合、親が子供に教えきれなかったことを再び教えるために、同じ繰り返しをしないために、同じ関係でカルマを解消することを目的に生まれ変わった可能性があります。

これは、夫婦や恋人の関係の過去生であったとしても、同じ目的で、現世で生まれ変わってきた可能性があります。

2人がなし得なかったことを再度、やり遂げるために、再会した可能性もありますし、夫が嫁(あるいは嫁が夫)にしてあげられなかったことを次の産まれ変わりで、尽くす目的で再び巡り会えた可能性もあるのです。

10. 年齢差から見るツインソウル:10歳の年齢差のツインソウル

現世で10年程の年齢差がある場合、歳上のツインソウルが、相手を指導するような意味で、出会っている場合があります。

10歳程度の年齢差は、時代的なギャップは、それほど大きなものではありません。

似たような価値観を共有することができますし、歳上の人は、それなりの経験差があるので、歳下の人に対しては、アドバイザー的な立場になれるからです。

しかも、大きな意識のギャップが少ないために、歳下の人の気持ちもある程度は理解してあげることができます。

そのようなことから、この年齢差のツインソウルは、意外と良好な関係を保てる可能性が高いと言えます。

11. 年齢差から見るツインソウル:20年の年齢差の場合

この時のツインソウルの関係は、ある意味、親子的な関係であるケースがあります。

年齢差が離れているようにも受け止められますし、近いとも言える微妙な関係でしょう。

この時のツインソウルとしての意味は、10歳の差と比べると、歳上のツインソウルが、歳下のアドバイザーという可能性も少なくありませんが、むしろ歳上ツインソウルに対して、歳下ツインソウルが、何かを教えている可能性も否定できません。

それは人間的に成長しているはずの歳上に対して、若さから来るパワーや柔軟性に富んだ価値観を教えるための存在になり得るからです。

年齢だけを見ると、不思議なことではありますが、このように前世での歳の関係が逆転してしまうこともあります。

12. 年齢差から見るツインソウル:30歳以上の年齢差

30歳以上の年齢差がある場合のツインソウルの関係は、マスターと生徒のような関係になることが結構あります。

過去生では、夫婦、主君と家臣、同士と様々な関係だったことで、その関係性は一定してはいません。

むしろ、年齢差がある関係でツインソウルとして、出会うことで、過去生では、到底解消できなかった大きなカルマを一気に解消させるために、このような歳が離れた間柄で、再会させたのかもしれません。

過去の関係に色々なパターンがあったとしても、それなりに蓄積した経験は残っています。

その経験は次の生まれ変わりでは、表面的な記憶では忘れているように思えても、魂はしっかりと覚えています。

それを生まれ変わった時に、先に生を受けていた歳上のツインソウルが、再び現世で経験則を再構築して、30歳以上歳下のツインソウルに教える役目があるのだと思われるのです。

13. ツインソウルは、次の世代で会うことも

ツインソウルは、いつも一定した関係ではありません。

夫婦、恋人、親子、上司・部下、先輩・後輩と色々な関係であったりします。

しかし、必ず自分が生きている間に出会えないこともあります。

時として、ツインソウルとして、存在を気付かず一生を終えてしまうこともあります。

それでも、必ず自分には、ツインソウルが存在しています。

それは自分のカルマを解消させるために、必要な大切な存在だからです。

まとめ

スピリチュアルという言葉が、世の中に認知されるようになってから久しいのですが、現代は混迷して先行きの見えない時代でもあります。

そのために、ツインソウルの存在に、強い関心を注ぐ人達が増えてきました。

しかし、ツインソウルに高い関心を持つ人達は、恋愛関係だけを見て、ツインソウルの人こそ、理想の相手だと簡単に考えている傾向があります。

そのような恋愛関係になるツインソウルもありますが、決してそれだけが全てはありません。

むしろ、過去生で厳しく嫌悪な関係だった相手が、真のツインソウルであることも少なくありません。

このことからスピリチュアルに関心を持っていっている人でも、ツインソウルに対する正しい理解の下、自分の霊性を磨いていくことができる相手を探すことの方が重要だと思うのです。