粘着気質と呼ばれる人は関係がこじれると厄介です。
面倒くさい気質なので、特徴を覚え、付き合い方を考えてみましょう。
- 粘着気質とは?
- 粘着気質の人の心理
- 粘着気質の人の特徴
- 粘着気質な女性あるある
- 粘着気質な男性あるある
- 粘着気質な人の対策や対処方法
- まとめ
1. 粘着気質とは?
同じ人間であっても、人によって気質の違いがあります。
粘着気質とは、一つのことにこだわるタイプ。
なぜ、このようなことが起きるのかというと、記憶力がよく、良いことも悪いことも忘れることができないからです。
良い記憶のままなら問題ないのですが、面倒なのは悪い記憶が定着しているときです。
例えば、あなたと喧嘩をしたのなら、粘着気質の人は、その記憶を一生引きずる傾向にあります。
あなたと和解しても、喧嘩した記憶は残るので、何かあったときに過去の話を引きずり出すことが考えられます。
このように、一つのことにこだわりを持ったり、一度抱いた感情を忘れられず持ち続けるというのが粘着気質の特徴です。
また、一つのことにこだわる性格ゆえに、気持ちを切り替えようとしてもうまくいかない人は多いでしょう。
2. 粘着気質の人の心理
粘着気質の人の心理をみていきましょう。
2-1. 自分だけのものにしたい
粘着気質の人は束縛が強い傾向があります。
自分の気に入った友達や恋人がいれば、自分だけを見てほしいし、自分だけのものにしておきたいと思っています。
友達が他の友達と仲良くしていたり、恋人が他の異性と話しているのを目撃すると、嫉妬心が湧いて束縛しようとしてくるでしょう。
また、自分も相手のことを想っている分だけ、相手にも自分のことを想ってほしいと思っているので、裏切った時などに面倒なことになりやすいです。
喧嘩別れをした元友達や元恋人に嫌がらせをしたり、悪態をついたりするでしょう。
これまでに想う感情が強かった分、喧嘩をした際はその反動が大きく出てしまうようです。
2-2. 忘れられない
粘着気質の人は、基本的に記憶力が良いというのが特徴です。
そのため、IQが他の人よりも高い傾向があり、物覚えがよく、仕事ができる人間が多いです。
記憶力が良いというと、仕事覚えが早かったり、うっかり忘れるということもなく、羨ましい才能に思えますが、これが悪い意味で発揮されてしまうと、厄介なことになります。
例えば、口喧嘩をしてしまったらいつまでもその記憶をとどめてしまい、相手が忘れても、いつまでもその話を引っ張り出して繰り返し文句をたらすという行動が見られます。
また、根に持ちやすいので、敵に回すと面倒な人が多いです。
2-3. 誰かに頼りたい
粘着気質の人は依存心が強い傾向があります。
特定の人にこだわり、常に接触し続けていたいと思っています。
一人で行動することを嫌い、誰か頼る人がいないとイライラしたり、落ちつかなくなります。
そのため、常に仲の良い友達とつるんだり、恋人ができたら恋人一色に染まってしまいがちです。
また、これらの傾向は何も人に対してだけ限ったものではありません。
お酒やタバコなどもそういった対象となりやすいです。
お酒やタバコに頼って生きるような依存症になりやすい傾向があります。
3. 粘着気質の人の特徴
粘着気質の人の特徴を挙げてみます。
3-1. 筋が通らないことが嫌い
粘着気質の人は、一つのルールにこだわったり、自分が属するコミュニティに依存することで心地よさを感じるタイプです。
そのため、上下関係を重んじたり、自分の属するコミュニティには誠意を尽くす傾向があります。
しかし、上下関係を無視する行動や、コミュニティを守らない人に対しては、徹底的に排除しようとする傾向がみられます。
筋が通らないことが大嫌いで、こうした人がいると真っ向から闘おうとします。
3-2. 文句が多い
粘着気質の人は根にもつタイプが多いです。
記憶力がいいため、嫌な出来事をいつまでも覚えています。
もちろん、良い出来事も覚えてはいますが、基本的に人間は嫌なことは忘れられない生き物。
良い出来事よりも嫌な出来事をよく覚えているところがあります。
粘着気質の人の場合、記憶力が良いのでその傾向が顕著に現れます。
そのため、何をするにしても常に文句を言い、不平不満をもらすことが多いです。
3-3. 小さなことを大きくする
粘着気質の人は、小さなことを大きくするところがあって厄介なところがあります。
粘着気質の人は記憶力がいいので、良いことも悪いこともよく覚えている傾向があります。
そのため、ふとした瞬間に昔の思い出がよみがえり、何度もその思い出を思い返したりしています。
しかし、これだけなら問題ないのですが、厄介なのは、昔の話を何度も思い出すうちに過去を少し塗り替えてしまうというところ。
小さいことを大きくしたり、些細なことで被害妄想を抱いたりします。
また、何でもない話を大ごとにして問題視する行動も見られます。
3-4. じっくり考えるタイプ
粘着気質の人は、一つのことに執着するので、一つの物事をじっくりと考える傾向があります。
物事を楽観視するタイプではなく、深く突き詰めて考えるタイプです。
そのため、周りから見たら、とても慎重に行動する真面目な人に見えるでしょう。
何の考えもなしに浮ついた行動などは起こしません。
じっくりと考えてから行動に移すタイプなので、すぐに決断ができないという短所はありますが、下手に行動して失敗するようなことはありません。
3-5. ケチ
粘着気質の人はケチな傾向があります。
何事も慎重で、真面目な粘着気質の人は、夢や理想を追いかけるよりも現実をしっかりと見つめて生きています。
そのため、金銭感覚も非常に厳しく、将来に向けて貯蓄をしたり、万が一のことを考えて保険に入ったりと、しっかりと現実を見据えて行動するところがあります。
お金は豪快に使うようなことはなく、計画的に使うので、無駄遣いをしなければ、人に奢るということもないでしょう。
周りの人にはケチな人に映ってしまうかもしれません。
3-6. 几帳面
粘着気質の人は几帳面な傾向があります。
一つのことにこだわるタイプなので、一つのことに執着し、仕事を遂行していきます。
そのため、何事も細かいところまで気を配り、完璧な仕事をこなすので几帳面だと評価されます。
例えば、「ファイルを整理して」と粘着気質の人にお願いしたら、普通なら整理整頓だけするところを、ファイル名をあいうえお順に並べたり、中身をさらに細かく分類して整理し直すというところがあります。
細かいところまでこだわるゆえに、どうしても几帳面だと言われてしまいます。
3-7. 責任感がある
粘着気質の人は責任感がある人が多いです。
自分に任された仕事については最後まで投げ出さずに取り組みます。
筋の通らないことが嫌いであるため、途中で仕事を投げ出して周りの人に迷惑をかけたり、自分の行動に矛盾を感じたりすることは絶対にしません。
そのため、仕事のパートナーとしては、信頼できる頼りになる人が多いです。
どのような状況でも最後まで手を抜かず、努力できる人が多いです。
3-8. 上下関係が好き
粘着気質の人は自分の属するコミュニティがあると、安心するタイプです。
基本的に依存したいという気持ちがあるため、何かしらのコミュニティに属しているとホッとします。
そのため、上下関係などの、はっきりとした関係性があると安心し、その関係に見合った立場を貫くことができます。
部下ならば忠誠心の厚い部下として、上司ならば面倒見のよい上司として、自分の与えられた役目を最後まで全うすることができます。
4. 粘着気質な女性あるある
粘着気質な女性あるあるを紹介します。
4-1. 彼氏に尽くしてしまう
粘着気質の人は彼氏に尽くしてしまうところがあります。
依存心が強いため、愛する人ができると、その人一色に染まってしまうところがあります。
寝ても覚めても恋人のことを考えてしまったり、恋人に気に入られたくて求めていないことまで尽くしてしまうこともあるでしょう。
恋人がその尽くす行為を受け入れてくれるのなら良いのですが、恋人によっては鬱陶しいと感じる人もいるでしょう。
しかし、粘着気質の人を邪見にすると、今までの愛情が一気に憎しみに変わり、激高することが考えられます。
鬱陶しいことを伝えるときは、相手が傷つかないようにソフトに伝えた方が良さそうです。
4-2. スマホをのぞき見
粘着気質の人は、好きな人や気に入った人がいたら、ずっと自分だけのものにしておきたいタイプです。
好きな人や気に入っている人が、何を考え、どのような日常を送っているのか詳しく知りたがる傾向があります。
そのため、粘着気質の人と付き合っている人は、スマホをのぞき見される可能性があります。
また、「見せて」
などと言われることもあるかもしれません。
スマホを覗いて、恋人の友人関係や毎日の行動を把握しようとしています。
4-3. 詮索好き
粘着気質の人は好きな人や気になっている人のことが気になって気になって仕方がありません。
好きすぎるゆえに、相手のことをもっと知りたいと思うようです。
そのため、好きな人や気に入っている人と話すときは、相手のことをよく知りたくて、つい詮索しすぎてしまうところがあります。
「今日どこに行ってきたの?」「誰と一緒にいたの?」などと、相手のことを深く詮索する傾向にあります。
時には質問攻めにあうこともあるでしょう。
5. 粘着気質な男性あるある
粘着気質な男性あるあるを紹介します。
5-1. こだわりが強い
粘着気質な男性はこだわりが強い傾向があります。
物を収集したり、細かいところにこだわったりするところがあります。
こだわりが強いと、頑固で柔軟に物事を考えられないところがあります。
物分かりが悪いので、説得するのに多くの時間を費やすこともあります。
曲がったことが大っ嫌いであるため、上司に不正をするように頼まれたとしても頑として首を縦に振らない頼もしいところも持ち合わせています。
5-2. 出世街道を歩んでいる
粘着気質な男性は一つのことに熱中しやすいタイプです。
そのため、仕事をさせたら、仕事を最後までしっかりとやり抜きます。
また、責任感もあり、仕事に真面目に取り組むので、上司からの信頼は厚く、出世しやすい傾向があります。
完璧に仕事をそつなくこなし、社内不倫などといった秩序を乱す行為もしないので、余程の問題のない限り、出世街道を歩んでいる人が多いです。
5-3. ストーカーになりやすい
粘着気質の男性はストーカー化しやすい傾向があります。
恋人ができると、恋人に尽くすタイプなのですが、その好意を相手が拒否すると、それが怒りに変わり、嫌がらせをしたり、付け回したりするという行動を起こしやすいです。
ストーカーされる側としては、今まで自分によくしてくれていた人だけに、その彼の豹変ぶりに驚くことでしょう。
また、ストーカー化したら最後。
別れるには長期戦になることを覚悟しましょう。
また、一人で解決するのは危険な場合もあるので、誰かの助けが必要かもしれません。
6. 粘着気質な人の対策や対処方法
粘着気質な人の対策や対処方法について挙げてみます。
6-1. フォローしてあげる
粘着気質な人は記憶力がいい。
それならば、その記憶力の良さを利用して、自分が無害で好意的な人間であることを記憶させましょう。
粘着気質な人がいたら、粘着気質の人をフォローするようにします。
大変そうにしているときや忙しそうにしているときに「お手伝いしますか?」と声をかけるだけで、あなたのイメージはグッとよくなるでしょう。
粘着気質な人は、一度嫌な人と思い込むと、その人に対し、嫌なイメージがついてしまいますが、反対に良い人だと思い込むと、良い人のイメージをいつまでも持ち続けます。
6-2. 嫌われたら離れる
粘着気質な人に、一度、敵視されると面倒です。
いつまでもその嫌な思いを引きずっているので、和解していても心の中では敵視していることでしょう。
そのため、一度、敵視されると、長期にわたって嫌がらせを受けることが考えられます。
こういう場合は、一緒の空間にいるのではなく、離れた方がよいでしょう。
何を言っても無駄なので、相手にせずに離れます。
職場ならば、人事の人や上司にお願いして、配属先を別々にしてもらうようにしましょう。
6-3. 距離をおいて付き合う
もし、あなたの直属の上司や権力者が粘着気質ならば、深くお付き合いをしない方が無難です。
深く付き合った場合、好かれるならばよいのですが、嫌われたとしたら非常に面倒です。
ましてや直属の上司や権力者の場合だと、どうしてもこちらが劣勢になってしまうので、争うことができません。
ひたすら嫌がらせを受け続ける羽目になります。
そういったことが起こらないように、自分にとってどう頑張っても勝ち目のない相手が粘着気質である場合、関わらないことに越したことはありません。
まとめ
粘着気質な人と関わると面倒なので、お付き合いするときは慎重になった方がよいでしょう。
また、自分が粘着気質かもしれないと思う人は、自分が狂気じみた行動に出ないよう、意識するようにしましょう。
3. 粘着気質の人の特徴
粘着気質の人の特徴を挙げてみます。
3-1. 筋が通らないことが嫌い
粘着気質の人は、一つのルールにこだわったり、自分が属するコミュニティに依存することで心地よさを感じるタイプです。
そのため、上下関係を重んじたり、自分の属するコミュニティには誠意を尽くす傾向があります。
しかし、上下関係を無視する行動や、コミュニティを守らない人に対しては、徹底的に排除しようとする傾向がみられます。
筋が通らないことが大嫌いで、こうした人がいると真っ向から闘おうとします。
3-2. 文句が多い
粘着気質の人は根にもつタイプが多いです。
記憶力がいいため、嫌な出来事をいつまでも覚えています。
もちろん、良い出来事も覚えてはいますが、基本的に人間は嫌なことは忘れられない生き物。
良い出来事よりも嫌な出来事をよく覚えているところがあります。
粘着気質の人の場合、記憶力が良いのでその傾向が顕著に現れます。
そのため、何をするにしても常に文句を言い、不平不満をもらすことが多いです。
3-3. 小さなことを大きくする
粘着気質の人は、小さなことを大きくするところがあって厄介なところがあります。
粘着気質の人は記憶力がいいので、良いことも悪いこともよく覚えている傾向があります。
そのため、ふとした瞬間に昔の思い出がよみがえり、何度もその思い出を思い返したりしています。
しかし、これだけなら問題ないのですが、厄介なのは、昔の話を何度も思い出すうちに過去を少し塗り替えてしまうというところ。
小さいことを大きくしたり、些細なことで被害妄想を抱いたりします。
また、何でもない話を大ごとにして問題視する行動も見られます。
3-4. じっくり考えるタイプ
粘着気質の人は、一つのことに執着するので、一つの物事をじっくりと考える傾向があります。
物事を楽観視するタイプではなく、深く突き詰めて考えるタイプです。
そのため、周りから見たら、とても慎重に行動する真面目な人に見えるでしょう。
何の考えもなしに浮ついた行動などは起こしません。
じっくりと考えてから行動に移すタイプなので、すぐに決断ができないという短所はありますが、下手に行動して失敗するようなことはありません。
3-5. ケチ
粘着気質の人はケチな傾向があります。
何事も慎重で、真面目な粘着気質の人は、夢や理想を追いかけるよりも現実をしっかりと見つめて生きています。
そのため、金銭感覚も非常に厳しく、将来に向けて貯蓄をしたり、万が一のことを考えて保険に入ったりと、しっかりと現実を見据えて行動するところがあります。
お金は豪快に使うようなことはなく、計画的に使うので、無駄遣いをしなければ、人に奢るということもないでしょう。
周りの人にはケチな人に映ってしまうかもしれません。
3-6. 几帳面
粘着気質の人は几帳面な傾向があります。
一つのことにこだわるタイプなので、一つのことに執着し、仕事を遂行していきます。
そのため、何事も細かいところまで気を配り、完璧な仕事をこなすので几帳面だと評価されます。
例えば、「ファイルを整理して」と粘着気質の人にお願いしたら、普通なら整理整頓だけするところを、ファイル名をあいうえお順に並べたり、中身をさらに細かく分類して整理し直すというところがあります。
細かいところまでこだわるゆえに、どうしても几帳面だと言われてしまいます。
3-7. 責任感がある
粘着気質の人は責任感がある人が多いです。
自分に任された仕事については最後まで投げ出さずに取り組みます。
筋の通らないことが嫌いであるため、途中で仕事を投げ出して周りの人に迷惑をかけたり、自分の行動に矛盾を感じたりすることは絶対にしません。
そのため、仕事のパートナーとしては、信頼できる頼りになる人が多いです。
どのような状況でも最後まで手を抜かず、努力できる人が多いです。
3-8. 上下関係が好き
粘着気質の人は自分の属するコミュニティがあると、安心するタイプです。
基本的に依存したいという気持ちがあるため、何かしらのコミュニティに属しているとホッとします。
そのため、上下関係などの、はっきりとした関係性があると安心し、その関係に見合った立場を貫くことができます。
部下ならば忠誠心の厚い部下として、上司ならば面倒見のよい上司として、自分の与えられた役目を最後まで全うすることができます。
4. 粘着気質な女性あるある
粘着気質な女性あるあるを紹介します。
4-1. 彼氏に尽くしてしまう
粘着気質の人は彼氏に尽くしてしまうところがあります。
依存心が強いため、愛する人ができると、その人一色に染まってしまうところがあります。
寝ても覚めても恋人のことを考えてしまったり、恋人に気に入られたくて求めていないことまで尽くしてしまうこともあるでしょう。
恋人がその尽くす行為を受け入れてくれるのなら良いのですが、恋人によっては鬱陶しいと感じる人もいるでしょう。
しかし、粘着気質の人を邪見にすると、今までの愛情が一気に憎しみに変わり、激高することが考えられます。
鬱陶しいことを伝えるときは、相手が傷つかないようにソフトに伝えた方が良さそうです。
4-2. スマホをのぞき見
粘着気質の人は、好きな人や気に入った人がいたら、ずっと自分だけのものにしておきたいタイプです。
好きな人や気に入っている人が、何を考え、どのような日常を送っているのか詳しく知りたがる傾向があります。
そのため、粘着気質の人と付き合っている人は、スマホをのぞき見される可能性があります。
また、「見せて」
などと言われることもあるかもしれません。
スマホを覗いて、恋人の友人関係や毎日の行動を把握しようとしています。
4-3. 詮索好き
粘着気質の人は好きな人や気になっている人のことが気になって気になって仕方がありません。
好きすぎるゆえに、相手のことをもっと知りたいと思うようです。
そのため、好きな人や気に入っている人と話すときは、相手のことをよく知りたくて、つい詮索しすぎてしまうところがあります。
「今日どこに行ってきたの?」「誰と一緒にいたの?」などと、相手のことを深く詮索する傾向にあります。
時には質問攻めにあうこともあるでしょう。
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