世の中には信じられない様な恐怖症があります。
少数ではありますが、変わった恐怖症になり悩んでいる人もいるのです。
今回は「失笑恐怖症」について、どの様な症状なのか、原因や改善策などについて紹介します。
- 「失笑恐怖症」とは?
- 失笑恐怖症の心理
- 失笑恐怖症になりやすい人の特徴
- 失笑恐怖症の原因
- 「失笑恐怖症」を克服するコツ
- 「失笑恐怖症」みたいな珍しい恐怖症
- まとめ
1. 「失笑恐怖症」とは?
失笑恐怖症とは、人に対して様々な拒絶反応を示す「対人恐怖症」の中の一つの症状です。
笑ってはいけない場面でつい笑ってしまう症状で、「お葬式に出席しているのに笑ってしまう」「怒られているのに笑ってしまう」「何もおかしくないのに笑いがこみあげてくる」「我慢すると余計に笑ってしまう」等です。
他人にはまず理解して貰えず、何度も「笑うな」と怒られます。
それがストレスになり、常に「変なところで笑ってしまうのではないか」「人から変な人だと思われるのではないか」と不安を感じてしまうのです。
ストレスや不安があまり強いと、精神的に不安定になってしまう人もいます。
1-1. 蛭子病と呼ばれる理由
有名人の中にも失笑恐怖症の人はいます。
マンガ家の蛭子能収氏や、タレントのジミー大西氏も失笑恐怖症であることをカミングアウトしています。
その為にこの症状を「蛭子病」と呼ぶ人もいるのです。
2. 失笑恐怖症の心理
2-1. 幼い頃から人見知りだった
失笑恐怖症の基本的な心理は「人が恐い」というものです。
幼い時から人見知りで引っ込み思案の性格の人は、たまたま親が気を配らなかったり、周囲の環境によりそのまま上手く人と関わることができずに成長してしまいます。
大人になるに連れて「人と接するのが恐い」と思う様になるのです。
相手に対して不安がある時には取りあえず笑っておこう、その様な心理から中途半端な笑いをしているうちに、それが声を出す笑いに変わっていくのです。
2-2. 大勢の中にいるのが不安
失笑恐怖症の人は、一対一だと普通なのですが、大勢で統一した行動を取っている時に笑い出すことが多くなります。
これは、大勢の中で自分の居場所を見つけられず、人ごみにいてもまるで森の中にポツンと一人でいる様な感覚になってしまっているのです。
何とも居心地の悪さをカバーする為に笑い声を出して自分を失わない様にするのです。
2-3. 恥をかきたくない
過去に大勢の中にいて、自分だけ服装が違う、マナーを知らないなどで恥をかいた経験があると、トラウマになります。
人は恥ずかしいことを思い出したり、どうしようもない気持ちになった時につい「独り言」を言ってしまうものです。
失笑恐怖症は、このトラウマが思い出されそうになると自己防衛本能が働き、笑いとなって発散されることで起こります。
2-4. 現実逃避をしたい
芸術的なセンスた高く、常に普通の人とは違う考え方やイメージを持っている人は、集団行動をするのが苦手です。
自分はああやりたい、こうやりたいと思っているのにじっと我慢しなければならない様な場面があると、何か他のことをして現実逃避をするしかありません。
その手段として何も道具がいらない「笑うこと」を身に着けたのです。
余りにも普通の人と違う感覚をしている為に、皆に合わせるのが辛くて取る行動と言えます。
3. 失笑恐怖症になりやすい人の特徴
3-1. 繊細で神経質
例え笑って怒られても、気にしない人ならばいつまでも覚えておらず、トラウマにもなりません。
神経質な人は、人のちょっとした言葉や行動が気になってしまい「嫌われているのかも」「まだ怒っているのかも」と思ってしまいい、余計に恐怖心が煽
られるのです。
また、繊細な人はものごとを常にネガティブに捉える傾向があり、笑ったことを指摘されると「自分はダメな奴だ」と思い込んでしまいます。
「笑ったらまた叱られる」という不安がいつまでも頭から離れずに、悪循環に陥り易いのです。
3-2. 臆病である
常に人の顔色を伺ってビクビクしている人は、緊張感がマックスになると自分をどう表現したら良いか分からなくなります。
名前を呼んだだけでビックリして飛び上がったり、冗談で脅かすと本気にして落ち込む様な人は、感情のコントロールができずに失笑恐怖症になり易いのです。
3-3. 何でも仮定で考える
ものごとに対して「タラレバ」で、しかもネガティブに考えます。
「やっぱりああしたら良かった」「もっと良く考えれば良かった」とクヨクヨと思ってしまうのです。
特にまだ何も起きてもいないのに不安を感じて「来なければ良かった」等と思ってしまい、余計に症状を悪化させてしまうのです。
3-4. 思い込みが激しい
一度こうだと思ってしまうと、他人の意見に耳を貸しません。
そのことに拘ってしまい、自分をそのイメージにはめ込んでしまうのです。
他の人が「気にする必要はない」と言っても、被害妄想になってしまい「気にしているからそう言うのだろう」と思ってしまうのです。
3-5. 人と比較したがる
常に人と自分を比較して、何がどう違うかを考えています。
失笑恐怖症が恥ずかしいと思うのも、人と比較してあまりにも自分が違うと思うからです。
病気を治すという気持ちよりも、恥ずかしいから目立たなくしたいという気持ちの方が強くなります。
3-6. 挫折した経験が多い
過去に多くのことで挫折を経験しています。
それを失笑恐怖症と結びつけて「自分は病気だから人生がうまくいかない」と思ってしまっているのです。
その挫折の理由は別にあっても、病気であることで言い訳できるので、ある面病気で良かったと思う気持ちもあるのです。
3-7. 忍耐強い
対人恐怖症になる人は、毎日ストレスを抱えて生活をしてきてギリギリまで我慢している人です。
ストレスにより自律神経のコントロールができなくなり、体調不良になるで我慢してしまうのです。
他の人に辛いことがあってもそれ以上の我慢をしてきているので「大したことない」と思ってしまいます。
3-8. 外聞を気にする
人と変わったことをするのは恥ずかしいと思っています。
その為に自分が失笑恐怖症であることも、恥ずべきことだと思ってしまい、中々カミングアウトできなかったり、病院に行けなかったりします。
常に周囲が「あの人変なところで笑うんだよ」等と噂話をしていないか気になって仕方ありません。
3-9. 友人が少ない
深く人と付き合えない人が多く、仕事で連絡を取り合っているうちは良いのですが、関係なくなると途端に縁が切れてしまいます。
友達が少なく、自分でもその方が人に気を遣わなくて済むので楽だと思っています。
休日は友人と会うよりも、一人でのんびりと好きなところに出掛けて過ごしています。
3-10. 運動不足
適度に運動すれば、ストレスが発散できてリラックスします。
交感神経を優位にした分次に交感神経が活発になるので、リラックスホルモンが分泌されて精神的に安定するのです。
これが対人恐怖症の改善に効果的なのですが、慢性的な運動不足の為に自律神経が乱れたままになってしまっています。
4. 失笑恐怖症の原因
失笑恐怖症の原因は、今のところはっきりしていません。
以下の様な幾つかの要因が積み重なって発症するものと思われます。
4-1. 過去のトラウマ
過去に非常に緊張したり恐怖を感じた経験があり、そのことが頭から離れません。
少しでも不安を感じるとその時のトラウマが蘇り、恐怖を払しょくする為に笑ってしまうのです。
4-2. 愛想笑いが癖になってしまった
人と接するのが苦手で、対面しているとどの様な表情をして良いのか分りません。
仕方ないので愛想笑いをしていたところ、それが長年の癖になって身に着いてしまったのです。
自分では意識していないけれども顔が笑ってしまう様になります。
4-3. 家庭環境によるもの
子供が発達障害であることを親が気付かずに、そのまま放ったらかしで育ててしまいます。
自分の感情を上手く表現できなかったり、人に合わせて行動できずに場所を考えず笑ってしまうのです。
4-4. 人格を否定されたことによるもの
昔からいじめにあい易いタイプで、人から傷つけられる様なことを言われてきています。
特に人格を否定される様なことを言われたり、実際に嫌がらせを受けたりすると、内面で自意識が葛藤します。
「自分はダメな奴だ」「いじめられたくない」等という思いで一杯になり、直接いじめた相手に怒りをむけられず笑いになってしまうのです。
5. 「失笑恐怖症」を克服するコツ
5-1. まずは自覚すること
メンタル的な病気の場合、自分で認めるのは中々できないものです。
しかし、ここはまず「自分は対人恐怖症の一つを発症していて、それは誰にでもあり得ることなのだ」と自覚することが大切です。
自分だけが特別なのでははなく、何かのきっかけで発症してしまったのです。
そして「できれば治したい」ではなく「自分で治す」という意志を持ちましょう。
失笑恐怖症は、精神科や心療内科で診察はしてくれますが、薬で治るものではなく自分で治すしかないからです。
人や薬に頼らず、自分で自分の内面を変えていくことから始まるのです。
5-2. 克服するとどの様なメリットがあるのかイメージをする
今はその病気を持っていても日常生活に特に不自由はありません。
その為に、真剣に治そうという気持ちになれない人もいます。
失笑恐怖症を治すとどの様なメリットがあるのか、逆に治さないとどの様なデメリットがあるのかを書き出してみます。
そしてメリットの方に注目して、完治した時の自分をイメージするのです。
明るく人とうまくやっている自分をイメージできれば、治そうという意欲も湧いてきます。
5-3. 人は自分のことをさほど気にしていないと思う
自分が失笑恐怖症だと人に分かれば、皆気持ち悪がって近寄ってくれないのでは、と不安に思うでしょう。
しかし、人は他人のことなどさほど気にしていないものです。
自分が気にしなければ、他人も気にせずに応対してくれます。
例え「変な人」と思われたとしても、親友ならば失笑恐怖症だとカミングアウトすれば良く、そうでない人に何を言われても生きて行くのに問題ありません。
どうしてもその人が嫌ならば、一生関わり合いを持たなければ良く、それでも何ら自分は困らないと思いましょう。
5-4. 自分の良いところを見つける
失笑恐怖症は、非常に感覚が鋭い人に起こり易い症状です。
そして失笑恐怖症でも世間で立派に活躍している人達もいます。
あなたが人と比べて「これだけは負けない」というのはどんなことでしょうか。
仕事でも趣味でも、その強みを見つけて伸ばしてみましょう。
自分に自信がついていけば、人前でも堂々としていられます。
その場所にいるのが不安でつい笑ってしまうということもなくなるでしょう。
5-5. 自分を褒める
今迄付き合ってきた症状ですので、すぐに治すことはまず無理です。
少しずつ自分を変えていく様にしましょう。
「笑ってはいけない」と思うのではなく、「笑ってもいいけど、それ程おかしいことかな」と自問自答するのです。
そして笑わずにスル―できたら自分を褒めてあげましょう。
「やった、できるじゃん自分」という様に一つずつクリアしては褒めるを繰り返していけば、段々と症状がなくなっていきます。
5-6. ブログを始める
失調恐怖症は、自分の中で知らないうちに抑圧された気持ちが笑いとなって表れるものです。
日頃から自分が思ったことや楽しかったとこ、愚痴や不満等をブログに綴ってみましょう。
つい笑ってしまって失敗した体験談もブログに書いてしまいましょう。
気持ちがスッキリすることと、何かあった時に今の状況を頭の中で文字起こしする習慣がつき、気が紛れて笑うのを抑える効果があります。
5-7. ごまかし方も覚えておく
どうしても人前に出るのが不安な人は、大きめのマスクを付ける様にします。
慣れてくれば、笑ってしまったら時にすかさず下を向いて咳をするフリができます。
声が出ずに笑い顔になるだけの人は、マスクをして口の内側を噛む様にすると、表情筋が締められて笑い顔になりにくくなります。
6. 「失笑恐怖症」みたいな珍しい恐怖症
世の中には「失笑恐怖症」意外にも、珍しい対人恐怖症の種類があります。
6-1. 左側恐怖症
生まれつき左利きの人が、右利きに矯正された時に発症するケースが多くなります。
本来ならば使い易い左手を否定されることで、「左側」に対して「悪い・異常・恐怖」を感じる様になるのです。
主な症状は、めまいや不安感、息苦しさや動悸、吐き気や腹痛などです。
自分の左側にあるものに対して恐怖心を抱き、人が左側に来ると慌てて逃げます。
中には道を歩く時にどうしても左に曲がれず、右折ルートのみでかなり遠回りして目的地までたどり着く人もいます。
当然左利きの人や左利き向けのアイテムにも警戒心を抱き、左利きというだけで友達や恋愛の対象になりません。
6-2. 美人恐怖症
これは文字通り「美人を見ると恐怖を感じる」病気です。
主な症状は典型的な対人恐怖症特有のめまいや不安感、息苦しさや動悸、吐き気や腹痛などです。
女性がコンプレックスでなるものかと思いきや、発症率は圧倒的に男性の方が多くなります。
原因は、「過去に美人と仕事や恋愛でトラブルがあった」「自分の容姿に自信が持てない」の2つが多くなります。
男性ならば美人を見ると緊張したり興奮したりするものですが、恐怖症ですので明らかな体調不良が表れます。
自分の側に美人がいると直視できずに挙動不審になってしまい、周囲から痴漢と間違われることもあります。
この場合は、美人の女性で人間的に信頼できる人に巡り合うことで改善できます。
6-3. 集合体恐怖症
こちらもかなり症例が多いので有名な恐怖症です。
「多くのものが密集している状態」に恐怖を感じる病気です。
例えば細かい水玉模様やイチゴの粒々、カエルの卵など、とにかく粒々として集まっているものに反応します。
症状としては他の恐怖症より軽く、直接自分が接しない限りや「気持ち悪いと感じる」「避けたい」と思う程度です。
しかし中には見ただけでじんましんが出る程嫌いな人もいます。
原因は、大昔からの人間の本能で、細かくて見えない最近やバクテリアに対する強い警戒心が、何らかのきっかけで刺激されたものと言われています。
6-4. 長い単語恐怖症
長い単語を見ただけで恐怖を抱き、体調不良になります。
特に神経質な人が、以前長い単語を発音した時に間違ってしまい周囲から笑われた、恥をかいたなどの経験をするとそれがトラウマになり発症します。
また間違えて笑われたらどうしようとその単語に対して身構えているうちに、他の長い単語を見ても身体が緊張する様になるのです。
こちらも対人恐怖症ですので、不安感やパニック発作などの症状が表れます。
但し、比較的軽度な恐怖症ですので、カウンセリングや認知行動療法で克服できるケースが多くなります。
まとめ
失笑恐怖症は、本人にとってはとても辛い症状です。
しかし勇気を持ってカミングアウトすることと、自分から治そうとすることで克服が可能です。
時間はかかりますが、自分の内面にある本当の原因を探り、しっかりと見つめ直して治療していきましょう。
3. 失笑恐怖症になりやすい人の特徴
3-1. 繊細で神経質
例え笑って怒られても、気にしない人ならばいつまでも覚えておらず、トラウマにもなりません。
神経質な人は、人のちょっとした言葉や行動が気になってしまい「嫌われているのかも」「まだ怒っているのかも」と思ってしまいい、余計に恐怖心が煽
られるのです。
また、繊細な人はものごとを常にネガティブに捉える傾向があり、笑ったことを指摘されると「自分はダメな奴だ」と思い込んでしまいます。
「笑ったらまた叱られる」という不安がいつまでも頭から離れずに、悪循環に陥り易いのです。
3-2. 臆病である
常に人の顔色を伺ってビクビクしている人は、緊張感がマックスになると自分をどう表現したら良いか分からなくなります。
名前を呼んだだけでビックリして飛び上がったり、冗談で脅かすと本気にして落ち込む様な人は、感情のコントロールができずに失笑恐怖症になり易いのです。
3-3. 何でも仮定で考える
ものごとに対して「タラレバ」で、しかもネガティブに考えます。
「やっぱりああしたら良かった」「もっと良く考えれば良かった」とクヨクヨと思ってしまうのです。
特にまだ何も起きてもいないのに不安を感じて「来なければ良かった」等と思ってしまい、余計に症状を悪化させてしまうのです。
3-4. 思い込みが激しい
一度こうだと思ってしまうと、他人の意見に耳を貸しません。
そのことに拘ってしまい、自分をそのイメージにはめ込んでしまうのです。
他の人が「気にする必要はない」と言っても、被害妄想になってしまい「気にしているからそう言うのだろう」と思ってしまうのです。
3-5. 人と比較したがる
常に人と自分を比較して、何がどう違うかを考えています。
失笑恐怖症が恥ずかしいと思うのも、人と比較してあまりにも自分が違うと思うからです。
病気を治すという気持ちよりも、恥ずかしいから目立たなくしたいという気持ちの方が強くなります。
3-6. 挫折した経験が多い
過去に多くのことで挫折を経験しています。
それを失笑恐怖症と結びつけて「自分は病気だから人生がうまくいかない」と思ってしまっているのです。
その挫折の理由は別にあっても、病気であることで言い訳できるので、ある面病気で良かったと思う気持ちもあるのです。
3-7. 忍耐強い
対人恐怖症になる人は、毎日ストレスを抱えて生活をしてきてギリギリまで我慢している人です。
ストレスにより自律神経のコントロールができなくなり、体調不良になるで我慢してしまうのです。
他の人に辛いことがあってもそれ以上の我慢をしてきているので「大したことない」と思ってしまいます。
3-8. 外聞を気にする
人と変わったことをするのは恥ずかしいと思っています。
その為に自分が失笑恐怖症であることも、恥ずべきことだと思ってしまい、中々カミングアウトできなかったり、病院に行けなかったりします。
常に周囲が「あの人変なところで笑うんだよ」等と噂話をしていないか気になって仕方ありません。
3-9. 友人が少ない
深く人と付き合えない人が多く、仕事で連絡を取り合っているうちは良いのですが、関係なくなると途端に縁が切れてしまいます。
友達が少なく、自分でもその方が人に気を遣わなくて済むので楽だと思っています。
休日は友人と会うよりも、一人でのんびりと好きなところに出掛けて過ごしています。
3-10. 運動不足
適度に運動すれば、ストレスが発散できてリラックスします。
交感神経を優位にした分次に交感神経が活発になるので、リラックスホルモンが分泌されて精神的に安定するのです。
これが対人恐怖症の改善に効果的なのですが、慢性的な運動不足の為に自律神経が乱れたままになってしまっています。
4. 失笑恐怖症の原因
失笑恐怖症の原因は、今のところはっきりしていません。
以下の様な幾つかの要因が積み重なって発症するものと思われます。
4-1. 過去のトラウマ
過去に非常に緊張したり恐怖を感じた経験があり、そのことが頭から離れません。
少しでも不安を感じるとその時のトラウマが蘇り、恐怖を払しょくする為に笑ってしまうのです。
4-2. 愛想笑いが癖になってしまった
人と接するのが苦手で、対面しているとどの様な表情をして良いのか分りません。
仕方ないので愛想笑いをしていたところ、それが長年の癖になって身に着いてしまったのです。
自分では意識していないけれども顔が笑ってしまう様になります。
4-3. 家庭環境によるもの
子供が発達障害であることを親が気付かずに、そのまま放ったらかしで育ててしまいます。
自分の感情を上手く表現できなかったり、人に合わせて行動できずに場所を考えず笑ってしまうのです。
4-4. 人格を否定されたことによるもの
昔からいじめにあい易いタイプで、人から傷つけられる様なことを言われてきています。
特に人格を否定される様なことを言われたり、実際に嫌がらせを受けたりすると、内面で自意識が葛藤します。
「自分はダメな奴だ」「いじめられたくない」等という思いで一杯になり、直接いじめた相手に怒りをむけられず笑いになってしまうのです。
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