生存者バイアスは、生存したもののみを基準とすることで誤った判断を行ってしまうことをいいます。
ここでは生存者バイアスについてわかりやすくまとめてみました。
- 生存者バイアスとは?
- 生存者バイアスの具体例
- 生存者バイアスにかかってしまう人の心理
- 生存者バイアスの逆の認知バイアスとは?
- 生存者バイアスがかかってしまう原因
- 生存者バイアスにかからないコツ
- まとめ
1. 生存者バイアスとは?
生存者バイアスとは、簡単に言えば、生存したもののみを基準としてしまうことで判断が誤る、偏ることをいいます。
一方的な見方しかしない人、逆側の視点から考えることができない人がいます。
このような人は生存者バイアスがかかっていると言えるでしょう。
生存者バイアスは誰でもかかってしまう可能性はあります。
例えば血液型占いなども楽しむ分にはいいのですが、盲信してそれですべてを判断する人は生存者バイアスにかかっている典型的なタイプです。
ここでは生存者バイアスの具体例、心理、生存者バイアスにかからないコツなどをわかりやすくまとめています。
自分の考え方が生存者バイアスではないか考え直してみるのもおすすめですし、周りの人でなぜか考え方や行動に偏りがあると感じる人がいる場合は生存者バイアスが原因なのではないかと、気づくヒントにもしてください。
2. 生存者バイアスの具体例
生存者バイアスの具体例を見ていきましょう。
以下のようなことは日常生活の中であることですが、生存者バイアスがかかっている状態です。
2-1. ローンを組んで家を買うことが正しい
「家賃を払うのが勿体ない」「ローンを組んでも買えばいずれ財産になる」と言って身の丈に合わないローンを組む人がいます。
しかしこれこそが生存者バイアスなのです。
確かに持ち家でローンがない人は家賃を払う必要はありませんし、家のある場所によっては土地の価値が上がり財産ともなります。
家を買って得をした人たちの例だけを見てローンを組み家を買うのは危険です。
実際にはローンが払いきれずに家を手放す人もいますし、売却してもローンが残って払い続けなければならないこともあります。
また、持ち家を売ろうとしても売れずに困っている人もいます。
誰も住んでいない家を維持する費用(固定資産税など)や時間ばかりとられているという状況にある人もいるわけです。
家やマンションというのは大きな買い物で人生を左右してしまうものですから、慎重に考える必要があります。
生存者バイアスにかからないように特に注意が必要なのです。
2-2. 投資などの儲け話
投資、ビジネスなどの儲け話は実際に成功した人の体験談を聞きますと素晴らしいものに思えてきますし、それをしないのは損をするといった気分になるかもしれません。
しかしそれこそが生存者バイアスにかかってしまう罠なのです。
確かにその方法で儲けて成功した人はいることでしょう。
決して嘘ではないわけです。
しかし、その方法で儲けることができず、諦めた人、辞めていった人も沢山いることでしょう。
そのような失敗した人たちの体験談というのはあまり聞く機会がないものです。
誰でも自分が損をした話はしたくありませんし「それ見たことか」と馬鹿にされると思ってむしろ隠す傾向にあります。
つまり儲け話に関しては、最初から失敗した人たちの話というのはないのです。
誘われた時には「それで失敗した人の例は?」と冷静に質問してみるようにしましょう。
そこで答えに詰まるようであれば怪しいと思っていいでしょう。
また必ず儲かる話ならばわざわざあなたを誘ってくるでしょうか。
あなたに誘う分を自分が投資してさらに儲けようと思うものではないでしょうか。
2-3. この仕事は沢山稼げる
芸能人、漫画家、ユーチューバー、ブロガーなど成功すればかなり大きな金額を稼ぐことができる職業です。
しかしこういった職業は誰もがなれるものではなく、才能、実力に恵まれた人、選ばれた人たちです。
それにプラスして本人の日々の努力も必要でしょう。
つまりこの仕事に就けば必ず稼げるというわけではないのです。
稼げるのはほんの一握りの売れっ子だけで、大多数は生活ができるけれど大きく稼げているわけではないというのが実情ではないでしょうか。
この仕事に就けば稼げるというのは間違いではありませんが、全ての人が沢山稼げるというわけではないのです。
現実は甘くはないと冷静になることが大事です。
2-4. B型の人は信用できない!
血液型占いが好きな人は多いと思います。
参考程度にする、雑談のネタにするといった楽しい使い方ならば問題ありませんが、信じ込んでしまう人がいます。
例えば自分がB型の人と相性が悪い、騙されたということが複数回、これまでの人生であったとしたら、全てのB型の人がこうなのだと思い込んでしまうことがあります。
これはまさに生存者バイアスがかかった状態といえるでしょう。
血液型占いは確かに血液型別で傾向といったものはありますが、それが全てというわけではありません。
どの血液型であっても信用できる人、できない人、いい人、嫌な人は存在するのです。
冷静になればわかることです。
2-5. この方法で必ず痩せる!
新しいダイエット方法、食品、道具、本などが発売されて、色々なブームがこれまで出てきました。
しかしその方法で必ず痩せるというわりに、次から次に新しいダイエット方法が出てくるのはおかしな話です。
つまり、その方法で痩せる人もいれば、まったくやせなかった人、挫折した人もいるのです。
痩せた人はその方法で痩せたので「必ず痩せる」と言い切ることができるので嘘ではありません。
ダイエットは自分に合った方法で継続することで成功するのです。
生存者バイアスにかからず、自分に合った方法を探って、地道にダイエットをするようにしましょう。
3. 生存者バイアスにかかってしまう人の心理
生存者バイアスにかかってしまう人の心理は以下のようなものがあります。
3-1. 権威に弱い
人は権威のあるものに弱いところがあります。
例えば医者、弁護士、先生といった地位の高い人や、芸能人、モデル、スポーツ選手といった有名人が言うことや行動を正しいと思って受け入れやすいのです。
成功している人、お金を持っている人が言うのだから正しいはずだという思い込みがはたらいています。
しかし、そのような立場の人たちが全てが信用できるわけではないのです。
悪いことをしている人もなかにはいることでしょう。
3-2. 将来に対して楽観的すぎる
仕事や家庭など誰かに任せておけば安心、間違いないという思い込みがあります。
現実的に考えれば、会社がいつまで安泰かわかりませんし、家庭でもいつまでも愛情があるか、また家族がしっかり働いて支えとなってくれるかなど何の保証もないことです。
しかし、生存者バイアスにかかってしまいますと、何となく将来は安心、安泰と思ってしまうのです。
またもしも、上手くいかないことが起こったとしても自分以外の何かのせいにすることができます。
「会社が悪い」「家族が悪い」「周りの人が悪い」といった具合です。
3-3. 周りに合わせておけば安心という思い込み
周りの意見に合わせておけば、自分は多数派なので批判されることもないし、何もしなくてもいいという思いがあります。
わざわざ自分の意見を言ったり、考える必要はないと思うのです。
しかしそれでは自分で考えて行動するということが身につきませんし、まるで事なかれ主義で自分がない人になってしまいます。
4. 生存者バイアスの逆の認知バイアスとは?
「偏り」のある誤った認知の総称を認知バイアスと言います。
認知バイアスの例を紹介しましょう。
4-1. 決めつけ思考による認知バイアス
自分の信念、思い込み、先入観など、偏って収集します。
例えば「A型の人は〇〇である」「あの人は〇〇に違いない」といったように決めつけているのです。
人は深くつき合わなければわかりません。
表面的な部分だけを見て、自分の決めつけで判断するのは人間関係においてもいいこととは言えないでしょう。
4-2. 欲求からの認知バイアス
自分が好きなことばかりして、それで幸せを感じることをいいます。
例えば、スイーツやお酒など適量ならば問題ないのですが、大量に摂りますと健康にも良くありません。
しかし認知バイアスがかかっていると自分の欲求が満たされることが幸せと思ってしまうのです。
4-3. その時の感情による認知バイアス
感情的な人は、正しいかどうか論理的に考えることができなくなります。
自分の感情で正しい、悪いを決めつけてしまうことが往々にしてあります。
これは感情による認知バイアスです。
その日の気分でころころ変わる人がいますが、そのような人は感情による認知バイアスがかかっていると考えられるでしょう。
5. 生存者バイアスがかかってしまう原因
どうして、人は生存者バイアスがかかってがしまうのでしょうか。
考えられる原因を見ていきましょう。
5-1. 得をしたいという欲
人には、自分は得をしたい、損をしたくないという気持ちが少なからずあります。
それが強い人は自分のことさえ良ければといった性格になりがちですが、このような得をしたい欲が生存者バイアスがかかってしまう原因なのです。
「あなただけにお得な情報を教えます」といった言葉に弱いのも特徴です。
欲が強くなければ「自分だけにお得な情報なわけはない、みんなに同じように言っているのだろう」と疑う気持ちも持てますし、そう簡単に騙されることもないのです。
しかし得をしたいという気持ちが常にあると、そのような騙し文句にころりとかかってしまうのです。
5-2. 自分は正しいという自信
生存者バイアス、認知バイアス、どちらにしましても、自分は正しいという自信が強い人がかかってしまうことが多いのです。
相手の言うことを簡単に信用せず、自分の判断に絶大な自信を持っている人がいます。
このような人は自分に自信があるので、騙されているのではないかという疑いを逆に持たないのです。
「自分が騙されたり、利用されるわけはない」「自分の判断に間違いはない」と自信があるからです。
ちょっと頑固な性格の人に多い傾向です。
6. 生存者バイアスにかからないコツ
生存者バイアスにかかりますと、上手い話に騙されたり、効果のない商品を次から次に購入する羽目になったり、決めつけてかかって人間関係が悪くなったりと、良くない状態を招いてしまうことになります。
困ったことにならないように、気をつけなくてはなりません。
それでは生存者バイアスにかからないコツを紹介しましょう。
6-1. 最初に成功率を見込むこと
儲け話、投資、新しいビジネスの誘いといったものに関しては、相手はいいことしか言ってこないのは当たり前です。
失敗するリスクなど詳しく説明すれば誰も乗ってこないとわかりきっているからです。
その為、夢のある話をしたり、お金がいかに楽に稼げるか、成功した人がどのような生活を送っているかと、華やかで景気のいい話をすることでしょう。
それを全部鵜呑みにしてしまえば、生存者バイアスにかかってしまうことになります。
そのようないい話の影には悪い話、失敗例もあることを疑ってかかる必要があります。
つまり100%上手くいく話などないと理解することです。
最初にどれぐらいの成功率なのか見込むことです。
半分ぐらいの人が成功する場合は確率としては50パーセントですから、慎重になった方がいいでしょう。
成功した先の利益が大きくても、失敗する人の方が多いようなものはギャンブルと同じです。
6-2. メリットだけでなくデメリットも考える
生存者バイアスというのは、要するにメリットばかりを見て、デメリットを全く考えていない、ないものとしているのです。
例えば成功した人ばかりを集めて話をしてもらえば、それはメリットばかり感じられることでしょう。
苦労した話、失敗した話があったとしても、結果的に成功者ですからメリットがほとんどなのです。
いい話だけを聞いて物事を判断するのは危険です。
デメリット、リスク、マイナス面といった部分をしっかりと見るべきです。
メリット、デメリット、どちらも踏まえた上で、初めて生存者バイアスがかからずに判断することができるのです。
6-3. 人の言葉を鵜呑みにしないこと
生存者バイアスにかからないコツは、人の言葉をすぐに信じないことです。
こう言いますと、うたぐり深くなれと言っているように思えるかもしれません。
しかし、現実的にはすぐに信じることは危険です。
言葉だけではなく、行動、状況、状態とあらゆる面から自分で確かめることをしましょう。
生存者バイアスにかかっている人は、都合が悪いことがありますと、他人や状況のせいにすることが多いのです。
それは自分に非がないと責任転嫁をしていることになりますし、本人はその方が気楽でもあります。
しかし、それでは成長がありません。
自分の目で見て、自分で確かめてから決めるということをしていきましょう。
6-4. 成功例だけでなく失敗例も調べる
生存者バイアスにかからないコツは、成功例だけでなく、失敗した例も同時に調べることです。
成功したという話は多いものです。
またそのような成功した方法を本にすると売れたりもします。
しかし、それはたまたまその人だったから成功したということかもしれません。
その方法で成功した人もいれば、失敗した人もいることでしょう。
成功例より、失敗例の方が大事なのです。
成功した時には何も問題はありません。
しかし失敗した時は様々な問題を抱える羽目になるからです。
大きく成功することを考えることも大事ですが、失敗をしないように守る姿勢も場合によっては大事です。
新しい事業を始める、家を建てるといった人生を変えるようなことを始める時は失敗した時どうするか、といったことまで考えておく必要があるのです。
楽観的に「大丈夫、何とかなる」「成功するに決まっている」と考えるのは危険です。
6-5. 本を読む、学ぶなど自分を高める努力をする
生存者バイアスにかからないコツは自分が知識をつけて賢く生きることです。
それには、本を読んだり、勉強をするなど自分を高める努力を日頃から行うことが必要です。
学ぶ姿勢がない人、面倒くさがる人ほど生存者バイアス、認知バイアスにかかっているものです。
自分で考えるより、誰かの考えに合わせる、乗っかる方が楽だからですし、上手くいかなかった時には人のせいにできるからです。
そのような人生になりますと、向上心はなく不満が多い日々になります。
そうならない為にも自分を高める努力は常に意識していくようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
生存者バイアスについてわかりやすい言葉でまとめてみました。
心理学の世界は奥深く、難しいものですが、少しずつ理解をしていきますと、どんどん面白くなっていきます。
また自分に知識がつきますと、人間関係の作り方、対応の仕方などがスムーズにできるようになります。
人は一人では生きてはいけませんので、人間関係を良いものにした方がいい人生になることでしょう。
生存者バイアスにかかりますと、損をしてしまうこともあります。
様々な角度から物事を見て、自分の頭で考えられるようになりましょう。
5. 生存者バイアスがかかってしまう原因
どうして、人は生存者バイアスがかかってがしまうのでしょうか。
考えられる原因を見ていきましょう。
5-1. 得をしたいという欲
人には、自分は得をしたい、損をしたくないという気持ちが少なからずあります。
それが強い人は自分のことさえ良ければといった性格になりがちですが、このような得をしたい欲が生存者バイアスがかかってしまう原因なのです。
「あなただけにお得な情報を教えます」といった言葉に弱いのも特徴です。
欲が強くなければ「自分だけにお得な情報なわけはない、みんなに同じように言っているのだろう」と疑う気持ちも持てますし、そう簡単に騙されることもないのです。
しかし得をしたいという気持ちが常にあると、そのような騙し文句にころりとかかってしまうのです。
5-2. 自分は正しいという自信
生存者バイアス、認知バイアス、どちらにしましても、自分は正しいという自信が強い人がかかってしまうことが多いのです。
相手の言うことを簡単に信用せず、自分の判断に絶大な自信を持っている人がいます。
このような人は自分に自信があるので、騙されているのではないかという疑いを逆に持たないのです。
「自分が騙されたり、利用されるわけはない」「自分の判断に間違いはない」と自信があるからです。
ちょっと頑固な性格の人に多い傾向です。
6. 生存者バイアスにかからないコツ
生存者バイアスにかかりますと、上手い話に騙されたり、効果のない商品を次から次に購入する羽目になったり、決めつけてかかって人間関係が悪くなったりと、良くない状態を招いてしまうことになります。
困ったことにならないように、気をつけなくてはなりません。
それでは生存者バイアスにかからないコツを紹介しましょう。
6-1. 最初に成功率を見込むこと
儲け話、投資、新しいビジネスの誘いといったものに関しては、相手はいいことしか言ってこないのは当たり前です。
失敗するリスクなど詳しく説明すれば誰も乗ってこないとわかりきっているからです。
その為、夢のある話をしたり、お金がいかに楽に稼げるか、成功した人がどのような生活を送っているかと、華やかで景気のいい話をすることでしょう。
それを全部鵜呑みにしてしまえば、生存者バイアスにかかってしまうことになります。
そのようないい話の影には悪い話、失敗例もあることを疑ってかかる必要があります。
つまり100%上手くいく話などないと理解することです。
最初にどれぐらいの成功率なのか見込むことです。
半分ぐらいの人が成功する場合は確率としては50パーセントですから、慎重になった方がいいでしょう。
成功した先の利益が大きくても、失敗する人の方が多いようなものはギャンブルと同じです。
6-2. メリットだけでなくデメリットも考える
生存者バイアスというのは、要するにメリットばかりを見て、デメリットを全く考えていない、ないものとしているのです。
例えば成功した人ばかりを集めて話をしてもらえば、それはメリットばかり感じられることでしょう。
苦労した話、失敗した話があったとしても、結果的に成功者ですからメリットがほとんどなのです。
いい話だけを聞いて物事を判断するのは危険です。
デメリット、リスク、マイナス面といった部分をしっかりと見るべきです。
メリット、デメリット、どちらも踏まえた上で、初めて生存者バイアスがかからずに判断することができるのです。
6-3. 人の言葉を鵜呑みにしないこと
生存者バイアスにかからないコツは、人の言葉をすぐに信じないことです。
こう言いますと、うたぐり深くなれと言っているように思えるかもしれません。
しかし、現実的にはすぐに信じることは危険です。
言葉だけではなく、行動、状況、状態とあらゆる面から自分で確かめることをしましょう。
生存者バイアスにかかっている人は、都合が悪いことがありますと、他人や状況のせいにすることが多いのです。
それは自分に非がないと責任転嫁をしていることになりますし、本人はその方が気楽でもあります。
しかし、それでは成長がありません。
自分の目で見て、自分で確かめてから決めるということをしていきましょう。
6-4. 成功例だけでなく失敗例も調べる
生存者バイアスにかからないコツは、成功例だけでなく、失敗した例も同時に調べることです。
成功したという話は多いものです。
またそのような成功した方法を本にすると売れたりもします。
しかし、それはたまたまその人だったから成功したということかもしれません。
その方法で成功した人もいれば、失敗した人もいることでしょう。
成功例より、失敗例の方が大事なのです。
成功した時には何も問題はありません。
しかし失敗した時は様々な問題を抱える羽目になるからです。
大きく成功することを考えることも大事ですが、失敗をしないように守る姿勢も場合によっては大事です。
新しい事業を始める、家を建てるといった人生を変えるようなことを始める時は失敗した時どうするか、といったことまで考えておく必要があるのです。
楽観的に「大丈夫、何とかなる」「成功するに決まっている」と考えるのは危険です。
6-5. 本を読む、学ぶなど自分を高める努力をする
生存者バイアスにかからないコツは自分が知識をつけて賢く生きることです。
それには、本を読んだり、勉強をするなど自分を高める努力を日頃から行うことが必要です。
学ぶ姿勢がない人、面倒くさがる人ほど生存者バイアス、認知バイアスにかかっているものです。
自分で考えるより、誰かの考えに合わせる、乗っかる方が楽だからですし、上手くいかなかった時には人のせいにできるからです。
そのような人生になりますと、向上心はなく不満が多い日々になります。
そうならない為にも自分を高める努力は常に意識していくようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
生存者バイアスについてわかりやすい言葉でまとめてみました。
心理学の世界は奥深く、難しいものですが、少しずつ理解をしていきますと、どんどん面白くなっていきます。
また自分に知識がつきますと、人間関係の作り方、対応の仕方などがスムーズにできるようになります。
人は一人では生きてはいけませんので、人間関係を良いものにした方がいい人生になることでしょう。
生存者バイアスにかかりますと、損をしてしまうこともあります。
様々な角度から物事を見て、自分の頭で考えられるようになりましょう。
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