好きになった男性が「その日暮らし」だったということもあります。
結婚したいけれども「この男性で大丈夫?」と不安を感じるでしょう。
できれば好きになる前に、彼が「その日暮らし」であることを知りたかったと思うのではないでしょうか。
「その日暮らし」の男性の特徴と、結婚するデメリット、見分け方などについて紹介します。
- 「その日暮らし」とは?
- その日暮らしの男の特徴
- その日暮らしの男の心理
- その日暮らしの男と結婚するデメリット
- その日暮らしの男を見抜くコツ
- まとめ
1. 「その日暮らし」とは?
「その日暮らし」とは、その日の生活費をその日の収入で間に合わせるという状況で、毎日やっと過ごしていることです。
多くの場合が貯金がなく、日雇いアルバイトでその日生活する分の日当を稼いで暮らしています。
仕事は単発のこともあれば日払い条件で契約していることもあり、完全に無職でないこともあります。
「その日暮らし」で稼げる仕事として知られているのが「ホスト」です。
日払いを選べば毎日働いた分だけお金が貰えて、人気がある人はかなり稼げます。
特に最近流行りの「フリーランス」は、新しい「その日暮らし」のスタイルです。
フリーランスとは、会社に所属せずに、仕事内容により自由に契約する働き方です。
「ライター・デザイナー・イラストレーター・プログラマー」等で、個人で仕事を請け負っています。
才能がある人は人気が出て高収入を稼げる様になることありますが、そうでない人は自分から仕事を探して売り込むという苦労をします。
「その日暮らし」にはピンからキリまであり、将来の目標がある人から何も考えずに毎日適当に暮らせればいいやと流されてしまう人もいます。
2. その日暮らしの男の特徴
今回は、目標があってその日暮らしをしている男性ではなく、流されてその日暮らしをしている男性の特徴について紹介します。
2-1. お金に関して計画性がない
当然ですが、その日の給料はその日の食費や光熱費の支払いなどに消えてしまいます。
お金というのは中途半端に手元にあると、つい使ってしまうもので、本当にその日が終ると残らない状態です。
貯金や資金運用などは考えられず、計画性もありません。
2-2. ギャンブルが好き
その日暮らしの男性は、人生で一発逆転を狙っています。
ギャンブルにのめり込んでいる人も多く、稼いだお金をすべてギャンブルにつぎ込んでしまうこともあります。
本人は「今に何百倍にもなって戻ってくる」と信じているので止めようがありません。
2-3. 見栄を張りたがる
自由に使えるお金が少ないのにも関わらず、ブランド品やワンランク上のサービスを選びます。
友人や同い年の男性と同じレベルにしたいという見栄があり、収入に見合っていないにも関わらず飲み歩いたり旅行に出かけたりします。
自分はその日暮らしでも上手くやっている感をアピールしたいと思っているのです。
2-4. 貯金ができない
仕事の条件や残業の有無によっては、貰える給与が多いこともあります。
普通ならば多く収入があった時に少しでも貯金をしておくものですが、その日暮らしの男性は「明日は明日でまた何とかなるだろう」と思い貯金をしません。
現金を手元に残しておくといつの間にかなくなってしまうもので、いつまで経っても貯金ができないのです。
2-5. キレ易い
「もっとちゃんと仕事したら」「やりたいことを見つけた方がいいよ」等と、友人から良かれと思ってアドバイスを
されると突然キレることがあります。
自分でその日暮らしを続けるのは良くないことだと分かってはいるのですが、それを他人から指摘されるとついカッとなってしまうのです。
2-6. 有言不実行が多い
同世代の友人達が正社員で、それなりに良い会社に勤めていたりするとコンプレックスも感じます。
話をしていてもグルメやトレンドについてウンチクを傾けたり、「あれは良かったなあ」等と自慢するのですが、いざ誰かが詳しい話を聞きたがると黙ってしまいます。
合コンや飲み会も「やろうぜ」と言っておきながら絶対に幹事にはなりません。
2-7. 言い訳ばかりする
自分が何かできなかった時に、「大雨が降ったから」「電車が遅れたから」「誰かから急に用事を頼まれたから」等と、何かしら言い訳をします。
とにかく自分を正当化して、その気になればできるのに環境が整っていなかった、という方向に持って行こうとします。
2-8. DV・ストーカー傾向がある
付き合う女性がきちんとした職業で男性よりも高収入だと、暴力で自分の権威を示そうとします。
残念ながらその日暮らしの男性にはDV傾向があり、女性が被害に合っています。
また、女性に対する執着が強く、別れ話には絶対に応じず、DVが酷くなったりストーカーになる可能性が高いのです。
2-9. 浮気性である
仕事に集中しない分、女性に対して広く浅く興味を持ちます。
好みの女性に気軽に声をかけて、着いてくる様な女性と浮気をします。
彼女がいても構わずにダブルブッキングをするので、修羅場になることもあります。
2-10. 生活が不規則
その日暮らしの場合、仕事の条件もその日により変わります。
時には早朝出勤だったり、逆に深夜の仕事のこともあるでしょう。
勤務時間が一定ではないので生活が不規則になりがちで、いつ訪ねて行っても寝ていることもあります。
3. その日暮らしの男の心理
その日暮らしの男性は、一体どの様な心理できちんとした仕事に就かないのでしょうか。
3-1. 反社会的な精神
学生時代から反抗心が強く、社会構造に不満があり、企業の歯車として取り込まれたくないという思想があります。
上司や取引先の言うことには間違っていても従い、自分のプライベートな時間を犠牲にするのが許せないのです。
その代償として給料や社会保険などの報酬を得るのですが、その様な権力に屈したくないと思っているのです。
自分を失わない為にという大義名分で、特に行動を起こすこともなくその日暮らしを続けてしまっているのです。
3-2. 自分に合わないことはやりたくない
これは一度新卒で会社に勤めた経験があり、その後その日暮らしになった人に多い心理です。
意欲を持って面接を受けて入社したのに、いざ働いてみると理想とは全く違う職場であることが分かり、ショックを受けたのです。
「自分には合わない」と感じてから辞めるまでに精神的に辛い思いをした為に、再就職しようという気持ちが失せてしまいました。
自分に合わない仕事はやりたくない、自分から一生懸命売り込んで入社しても、やり甲斐のある仕事をさせて貰えないのならば就職する価値はないと思ってしまっているのです。
余程理想の条件にピッタリで、しかも相手の会社から「是非来てください」等と言われないと就職する気になれず、その日暮らしをしているのです。
3-3. コンプレックスが強い
一度会社に勤めたものの、自分だけ仕事がうまくいかずに、同僚が次々と成果を上げて行くのを見ると「自分はダメなんだ」と思ってしまいます。
有名大学を出た訳でもなく、特に仕事に有利な資格を持っている訳でもないとなると、自分に自信がなくなってしまうのです。
そのうちに「何をやってもうまくできないんだから、必死に働く価値はない」と思ってしまうのです。
3-4. 仕事に対してネガティブ思考
多くの人は例え今の仕事がつまらないと思っても、自分なりに工夫して興味が持てる様にしたり、資格を取得して第一人者になりやり甲斐を見出そうとしたりなどしています。
嫌々でも何年間も続けているとそれがキャリアになり、思わぬ希望の職種に就ける可能性もあるのです。
しかし仕事に対して常にネガティブ思考の人は、興味がないことはやりたくない、そして働きたくないと考えます。
キャリアップよりも現状維持、その日暮らしの方が楽だと考えているのです。
3-5. 人間関係が面倒
企業に勤めると、仕事をする上でコミュニケーションが大切になります。
仕事中だけではなく、飲み会やカラオケに付き合わなければなりません。
話しベタな人や、内向的な人にとってこの人間関係は非常に疲れるもので、精神的なストレスも溜まってしまうでしょう。
その日暮らしの生活をすれば、煩わしい人間関係に悩まされずに済みます。
嫌ならば口を利かずに1日過ごせばいいし、付き合いを強制されることもありません。
3-6. 義務や責任を負うのが嫌
社会人になると、仕事に対して義務や責任が常について回ります。
仕事はノルマや締切があり、その日までに間に合わせないといけません。
そしてミスをすれば容赦なく上司から怒られるのです。
神経質な人や気の弱い人は、上司から怒られるのがストレスで精神的に不安定になってしまうこともあります。
その日暮らしの仕事ならば、義務や責任を負わされることはまずありません。
誰からも期待されていないし、ミスをしたらその場で辞めれば良いだけで気楽です。
4. その日暮らしの男と結婚するデメリット
女性の場合、彼のことがどうしても好きで結婚したいということもあるでしょう。
その日暮らしの男性と結婚すると、どの様なデメリットがあるのでしょうか。
4-1. 収入が不安定
その日暮らしの男性と結婚する最も大きなデメリットと言えば、収入が不安定という点です。
多くの場合、日払いの仕事に就いていて時給制ですが、貰える金額は正社員と比較して圧倒的に少なくなります。
1ヶ月間穴を開けずにしっかりと働けばそれなりの金額になりますが、正社員の様に社会保険料を会社が負担してくれる制度もないので、国民健康保険や国民年金に入り、数か月おきに数万円の保険料を支払う必要があります。
保険料に関しては妻が働いている場合扶養家族に入ることはできますが、そうなると一定の金額以上働けなくなってしまいます。
しかも日雇いの場合シフトを決められてしまうこともある為に、その日に貰えるお金が一定ではありません。
そしてその日暮らしの人には家族手当やボーナスはまずないので、収入が非常に不安定です。
毎日食べて行くのは何とかなっても、電化製品が故障したり冠婚葬祭に使うお金が確保できないのです。
4-2. 親に反対される
親は自分の子供には幸せになってもらいたいものです。
自分の娘がその日暮らしの男性と結婚すると言い出したら、まずは反対されるでしょう。
愛さえあればと言いますが、お金がないことで夫婦関係が壊れてしまうケースも多くあります。
何かあったらどうするのか、自分の娘を幸せにできるのかと言われたら「絶対にできます」とは言えないものです。
但しその男性と結婚するのが反対というのではなく、「正社員になって3年経ったら」等と条件を付きで承諾することもあります。
4-3. ライフプランが立てられない
結婚したら子供ができて家族が増えます。
将来的に自分達に合った家を購入して、車を購入して、子供を大学に通わせる為の資金も必要になります。
しかしその日暮らしの男性は、昇進や昇給はなく、いつまでも同じ給料しか貰えません。
将来的なライフプランが立てられず、いつまでも低所得世帯を続けなければならないのです。
4-4. 老後の不安
その日暮らしの人でも国民年金に加入する義務があります。
しかし年金だけでは老後の蓄えは不十分で、何らかの収入源や貯金が必要になります。
しかもその日暮らしの人は毎日食べて行くのがやっとですので、国民年金に加入していない、或いは未払いの人が多いのです。
将来的に夫婦で生活保護を受けるなど、辛い老後を過ごすことになるでしょう。
4-5. 万が一働けなくなった時の保証がない
その日暮らしの人は、企業の雇用保険にも加入していません。
その為に、完全に失業しても雇用保険は貰えないのです。
そして当然民間の保険にも加入していないことが考えられます。
万が一病気になったり事故に遭った時に、医療費や生活の保証は何もないのです。
自分だけは平気と思っている人に限って、突然病気になったり事故に遭ったりするものです。
働けなくなれば即無収入になってしまいますので、生活ができなくなります。
4-6. 雇用が不安定
収入が不安定な背景に、雇用が不安定という点があります。
企業が日雇いで人を採用しているのは、いつでも必要がなくなったら切れるからです。
簡単に「明日から来なくていい」と言われることも多くあります。
少なくとも今月いっぱいは安泰と思っていても、急に切られてしまうと、収入の見込みがなくなってしまいます。
4-7. 世間体が悪い
その日暮らしの男性と結婚するとなると、友人関係や会社の人、ご近所の人に彼の仕事を話す必要が出てきます。
さほど親しくない人ならば適当にウソも付けるのですが、親戚や会社関係、親友にはある程度本当のことを言わなければなりません。
日本では男性は正社員であるか、専門の技術を身に着けて働いている人であるべきという考え方があるので、周囲の人に知られたくないと思うのです。
4-8. 子供にかかる費用が大変
現在は女性が正社員として働いていて、結婚して子供ができても正社員のまま働けばいいと思っている人も多いでしょう。
しかし女性が結婚して出産をすると、どうしても家事と育児の負担が大きくなります。
もしも男性がその日暮らしで、しかも主夫をしっかりとしてくれて子育ても殆どやってくれるのならば問題はありません。
しかし結婚前の様に家事や育児は女性がするべきだ、或いは家事や育児が面倒と思っている男性は、結婚してから何も協力してくれなくなる可能性があります。
妻が産休や育休を取ると収入が減り、その後も時短などをして働くことで経済的にも苦しくなります。
子育ては大きくなるに従い費用がかかる様になるもので、最初から子供を作らない、或いは収入の見通しがないとかなり辛い状態になるでしょう。
5. その日暮らしの男を見抜くコツ
結婚してから後悔したくないのならば、きちんとした男性とお付き合いすることが大切です。
出会った時にその日暮らしの男性を見抜くコツは以下の通りです。
5-1. 言葉と行動が一致しているか
デートはいつも彼の自宅に行き、手料理を振る舞い掃除や洗濯をしているという女性もいるでしょう。
彼はただゴロゴロしていて「○○に旅行に行こう」「美味い物を食べに行こう」等と言うものの、一向に連れて行ってくれない場合、それだけ収入がないということが考えられます。
おまけに「忙しい」と言いながらも実際にどこで何の仕事をしているかはっきり言ってくれない場合には、フリーターかその日暮らしの可能性が高くなります。
5-2. 最後までお財布を出さない
居酒屋やレストランで食事をして、帰り際に自分だけさっとトイレに行ってしまいます。
仕方なく女性が支払いを済ませると、何食わぬ顔をして戻ってきてそのまましらばっくれるか「幾らかかった?」と言うものの、半分に足りない金額を出して「細かいのないわ、貸しといて」と言います。
また、コンビニで買い物をする時には敢えて二人で一つのカゴに商品を入れます。
女性にカゴを持たせて会計をさせて知らんぷりをしています。
最後までお財布を出さない男性は、その日暮らしでお金がない状態かも知れません。
5-3. 実家に暮らしている
実家暮らしの場合、収入がなくても全く困りません。
実際にその日暮らしやフリーターの男性は、いい年して親のすねをかじっている人が多いのです。
いつ連絡しても自宅にいる、誘うと気前良く出てくる男性は、ちゃんと働いていない可能性があります。
5-4. お金の使い方にムラがある
いきなり高級なレストランに連れて行ってくれたかと思うと、自宅でカップラーメンデートをしたり、少し前にアクセサリーを買ってくれたのに誕生日プレゼントが石鹸だったりなどすると、かなり収入にバラつきがあることが考えられます。
その日暮らしで大金を儲けたり、殆ど収入がない状態かも知れません。
まとめ
その日暮らしの男性は、しっかりと夢や目標を持っていれば信用しても構いません。
但しすぐに結婚を焦らずに、夢を達成するまで見守った方が良いでしょう。
何も考えずに楽をしたくてその日暮らしをしている男性は、女性が犠牲になる可能性が高くなります。
早目に距離を置く様にすることをおすすめします。
3. その日暮らしの男の心理
その日暮らしの男性は、一体どの様な心理できちんとした仕事に就かないのでしょうか。
3-1. 反社会的な精神
学生時代から反抗心が強く、社会構造に不満があり、企業の歯車として取り込まれたくないという思想があります。
上司や取引先の言うことには間違っていても従い、自分のプライベートな時間を犠牲にするのが許せないのです。
その代償として給料や社会保険などの報酬を得るのですが、その様な権力に屈したくないと思っているのです。
自分を失わない為にという大義名分で、特に行動を起こすこともなくその日暮らしを続けてしまっているのです。
3-2. 自分に合わないことはやりたくない
これは一度新卒で会社に勤めた経験があり、その後その日暮らしになった人に多い心理です。
意欲を持って面接を受けて入社したのに、いざ働いてみると理想とは全く違う職場であることが分かり、ショックを受けたのです。
「自分には合わない」と感じてから辞めるまでに精神的に辛い思いをした為に、再就職しようという気持ちが失せてしまいました。
自分に合わない仕事はやりたくない、自分から一生懸命売り込んで入社しても、やり甲斐のある仕事をさせて貰えないのならば就職する価値はないと思ってしまっているのです。
余程理想の条件にピッタリで、しかも相手の会社から「是非来てください」等と言われないと就職する気になれず、その日暮らしをしているのです。
3-3. コンプレックスが強い
一度会社に勤めたものの、自分だけ仕事がうまくいかずに、同僚が次々と成果を上げて行くのを見ると「自分はダメなんだ」と思ってしまいます。
有名大学を出た訳でもなく、特に仕事に有利な資格を持っている訳でもないとなると、自分に自信がなくなってしまうのです。
そのうちに「何をやってもうまくできないんだから、必死に働く価値はない」と思ってしまうのです。
3-4. 仕事に対してネガティブ思考
多くの人は例え今の仕事がつまらないと思っても、自分なりに工夫して興味が持てる様にしたり、資格を取得して第一人者になりやり甲斐を見出そうとしたりなどしています。
嫌々でも何年間も続けているとそれがキャリアになり、思わぬ希望の職種に就ける可能性もあるのです。
しかし仕事に対して常にネガティブ思考の人は、興味がないことはやりたくない、そして働きたくないと考えます。
キャリアップよりも現状維持、その日暮らしの方が楽だと考えているのです。
3-5. 人間関係が面倒
企業に勤めると、仕事をする上でコミュニケーションが大切になります。
仕事中だけではなく、飲み会やカラオケに付き合わなければなりません。
話しベタな人や、内向的な人にとってこの人間関係は非常に疲れるもので、精神的なストレスも溜まってしまうでしょう。
その日暮らしの生活をすれば、煩わしい人間関係に悩まされずに済みます。
嫌ならば口を利かずに1日過ごせばいいし、付き合いを強制されることもありません。
3-6. 義務や責任を負うのが嫌
社会人になると、仕事に対して義務や責任が常について回ります。
仕事はノルマや締切があり、その日までに間に合わせないといけません。
そしてミスをすれば容赦なく上司から怒られるのです。
神経質な人や気の弱い人は、上司から怒られるのがストレスで精神的に不安定になってしまうこともあります。
その日暮らしの仕事ならば、義務や責任を負わされることはまずありません。
誰からも期待されていないし、ミスをしたらその場で辞めれば良いだけで気楽です。
4. その日暮らしの男と結婚するデメリット
女性の場合、彼のことがどうしても好きで結婚したいということもあるでしょう。
その日暮らしの男性と結婚すると、どの様なデメリットがあるのでしょうか。
4-1. 収入が不安定
その日暮らしの男性と結婚する最も大きなデメリットと言えば、収入が不安定という点です。
多くの場合、日払いの仕事に就いていて時給制ですが、貰える金額は正社員と比較して圧倒的に少なくなります。
1ヶ月間穴を開けずにしっかりと働けばそれなりの金額になりますが、正社員の様に社会保険料を会社が負担してくれる制度もないので、国民健康保険や国民年金に入り、数か月おきに数万円の保険料を支払う必要があります。
保険料に関しては妻が働いている場合扶養家族に入ることはできますが、そうなると一定の金額以上働けなくなってしまいます。
しかも日雇いの場合シフトを決められてしまうこともある為に、その日に貰えるお金が一定ではありません。
そしてその日暮らしの人には家族手当やボーナスはまずないので、収入が非常に不安定です。
毎日食べて行くのは何とかなっても、電化製品が故障したり冠婚葬祭に使うお金が確保できないのです。
4-2. 親に反対される
親は自分の子供には幸せになってもらいたいものです。
自分の娘がその日暮らしの男性と結婚すると言い出したら、まずは反対されるでしょう。
愛さえあればと言いますが、お金がないことで夫婦関係が壊れてしまうケースも多くあります。
何かあったらどうするのか、自分の娘を幸せにできるのかと言われたら「絶対にできます」とは言えないものです。
但しその男性と結婚するのが反対というのではなく、「正社員になって3年経ったら」等と条件を付きで承諾することもあります。
4-3. ライフプランが立てられない
結婚したら子供ができて家族が増えます。
将来的に自分達に合った家を購入して、車を購入して、子供を大学に通わせる為の資金も必要になります。
しかしその日暮らしの男性は、昇進や昇給はなく、いつまでも同じ給料しか貰えません。
将来的なライフプランが立てられず、いつまでも低所得世帯を続けなければならないのです。
4-4. 老後の不安
その日暮らしの人でも国民年金に加入する義務があります。
しかし年金だけでは老後の蓄えは不十分で、何らかの収入源や貯金が必要になります。
しかもその日暮らしの人は毎日食べて行くのがやっとですので、国民年金に加入していない、或いは未払いの人が多いのです。
将来的に夫婦で生活保護を受けるなど、辛い老後を過ごすことになるでしょう。
4-5. 万が一働けなくなった時の保証がない
その日暮らしの人は、企業の雇用保険にも加入していません。
その為に、完全に失業しても雇用保険は貰えないのです。
そして当然民間の保険にも加入していないことが考えられます。
万が一病気になったり事故に遭った時に、医療費や生活の保証は何もないのです。
自分だけは平気と思っている人に限って、突然病気になったり事故に遭ったりするものです。
働けなくなれば即無収入になってしまいますので、生活ができなくなります。
4-6. 雇用が不安定
収入が不安定な背景に、雇用が不安定という点があります。
企業が日雇いで人を採用しているのは、いつでも必要がなくなったら切れるからです。
簡単に「明日から来なくていい」と言われることも多くあります。
少なくとも今月いっぱいは安泰と思っていても、急に切られてしまうと、収入の見込みがなくなってしまいます。
4-7. 世間体が悪い
その日暮らしの男性と結婚するとなると、友人関係や会社の人、ご近所の人に彼の仕事を話す必要が出てきます。
さほど親しくない人ならば適当にウソも付けるのですが、親戚や会社関係、親友にはある程度本当のことを言わなければなりません。
日本では男性は正社員であるか、専門の技術を身に着けて働いている人であるべきという考え方があるので、周囲の人に知られたくないと思うのです。
4-8. 子供にかかる費用が大変
現在は女性が正社員として働いていて、結婚して子供ができても正社員のまま働けばいいと思っている人も多いでしょう。
しかし女性が結婚して出産をすると、どうしても家事と育児の負担が大きくなります。
もしも男性がその日暮らしで、しかも主夫をしっかりとしてくれて子育ても殆どやってくれるのならば問題はありません。
しかし結婚前の様に家事や育児は女性がするべきだ、或いは家事や育児が面倒と思っている男性は、結婚してから何も協力してくれなくなる可能性があります。
妻が産休や育休を取ると収入が減り、その後も時短などをして働くことで経済的にも苦しくなります。
子育ては大きくなるに従い費用がかかる様になるもので、最初から子供を作らない、或いは収入の見通しがないとかなり辛い状態になるでしょう。
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