仕事でも勉強でもどうも集中力が続かないという人は「飽き性」と言われます。
しかし「飽き性」の人でも社会に出て何らかの仕事をしなければなりません。
「飽き性」の特徴と、どの様な仕事に向いているのかを紹介します。
- 「飽き性」とは?
- 飽き性の特徴
- 飽き性に向いていない仕事
- 飽き性が仕事をする上で考えたい事
- 飽き性な人に向いている仕事
- まとめ
1. 「飽き性」とは?
「飽き性」とは、「ものごとに飽き易く長続きしない人」のことです。
その言葉の意味通り解釈すれば良く、特に語源などはありません。
「飽き性」の人は、最初は一つのものごとに集中しているのですが、短時間ですぐ興味を失い、他のものに目移りします。
一度興味を失うと全く手をつけなくなり、放置するのです。
「飽き性」は性格によるものと、一つの精神的な症状という考え方もあります。
その為に場合によっては「飽き症」と表記されることもありますが、行動における意味は全く同じです。
2. 飽き性の特徴
飽き性の人は、飽きっぽいという他に以下の様な特徴がありまS。
2-1. よくばり気質
一つのものを手に入れると、しばらく満足しているのですが、すぐに飽きてしまい次のものが欲しくなります。
シリーズものなどは全部揃えないと気が済まない性格ですが、全部揃った時点で飽きてしまい、全く興味を持たなくなります。
飽きてしまったものは箱に入ったまま押し入れの隅にしまわれているか、バラバラになって家具の後ろなどに落ちています。
2-2. 常に刺激を求めている
同じことをやるにしても、刺激的な方を選びます。
出掛けるのにいつもとは違う場所を選んでみたり、知らない人がいる場所へ行きたがります。
前回と同じ内容の方が安心していられると思う人がいても、無理矢理意見を押し通す傾向があります。
2-3. チャレンジ精神が旺盛
新しいものごとに対して「やってみないと分からない」と非常に積極的です。
但し、よく計画を練らずに行き当たりばったりで取り組むことが多く、周囲がフォローするのに振り回されてしまいます。
チャレンジ精神が旺盛な部分は評価されるので、失敗して元々という開発系のプロジェクトを任されると本領を発揮します。
2-4. 責任感がない
やりますと手を挙げて取っておきながら、飽きてしまうとやる気を失くしていい加減な態度を取ります。
注意されると「やってみてダメそうだから」等と責任感のない発言をします。
その時の気分や雰囲気で自分にはできる「つもり」になってしまうので、周囲が抑えてあげることも必要です。
2-5. 行動は早い
次から次へと興味の対象が変わる為に、行動が早くて周囲が追いつかないことがあります。
よく考えずに自分勝手に動き回るので、他の人が「後で説明してあげよう」と思っていたことに既に手を付けてしまいます。
説明を聞かないのですからやり方も間違っていて、結局二度手間になってしまうのです。
2-6. 気持ちの切り替えも早い
自分が矯味のないことはすぐに忘れるので、嫌なことも忘れるのが早いです。
失敗をして怒られてもすぐに気持ちの切り替えができて、新しい仕事に取り組めるのです。
ちょっとやそっとでは落ち込まないというのは、飽き性の人のメリットでもあります。
2-7. トレンドに敏感
飽き性の人は、常に新しい情報に敏感になっています。
仕事だけではなく、あらゆることに興味を持ち、強いネットワークも持っているのです。
業界の人でもまだ知らない様な情報をいち早く仕入れてきて、他の人に流してくれることもあります。
たまに非常にお得な情報もあるので、仲良くなっていて損はありません。
2-8. 冷たく見えることも
自分が矯味があることには積極的に関わり、仕事も手伝ってくれることがあります。
ところが自分が苦手だったり、興味がないことは徹底的に無関係になります。
話題に耳も傾けないし、見て見ぬふりをしています。
これは悪気があってやっている訳ではなく、全く自分が興味を持てないので状況が頭の中に入ってこないだけです。
2-9. 器用貧乏
器用貧乏とは、そこそこ人並み以上に出来る様になるのですが、突き抜けて上手くならなず、全てがモノになる一歩手前で終わっている状態です。
とにかく興味があることは次々とやってみて、最初のうちは夢中になりあるレベルまで達するまで続きます。
少し人よりできる様になると向上心がなくなり、その次に興味がなくなってしまうのです。
普通の人の中では凄いと言われるのですが、プロやスペシャリストにはかないません。
2-10. ひと目惚れ体質
飽き性な人は恋愛において、ひと目惚れし易いという特徴があります。
第一印象でピンときて、それからはすぐに燃え上り、周囲の言葉に耳を貸さずに突き進んでいきます。
しかし冷めるのも早く、あれ程情熱的にアプローチしてOKをして貰った相手なのに、すぐに他に好きな人ができてしまうのです。
その為に恋愛で修羅場になることも多く、注意が必要です。
2-11. 思い込みが激しい
ものごとをあまりよく考えずに「こうである」と思い込んで勢いで行動しがちです。
一つの事に対して違った角度から見てみることをせずに、「今自分がしたいから」で行動するのです。
後で手放す時には「勘違いしてた」等とケロりと言います。
何かに夢中になる時にその過程を大切にしないので、失敗してはやり直しの人生です。
3. 飽き性に向いていない仕事
飽き性の人は、仕事を選ぶ時によく考えないと、すぐに飽きてしまい転職をする羽目になってしまいます。
飽き性の人に向いていない仕事は以下の通りです。
3-1. 工場のライン作業
毎日同じ作業を繰り返す工場のライン作業は、飽き性の人にとっては長続きしない仕事です。
工場では品質管理の為に、どんなに面倒でも決まった工程がありそれに従わなければならないので、面倒で退屈な仕事に思えるのです。
3-2. 一般事務
一般事務の仕事は殆どが内勤で、営業が出かけている間に電話番をしたり、パソコン作業や連絡係りなど雑用をこなします。
仕事の量は多いのですが、これと言って大きな成果に繋がるものはなく、高く評価されることのない地味な仕事です。
社内にいるだけで変化がなく、サポート的な作業ばかりですので飽きてしまう人もいます。
3-3. 医療事務
医療事務は清潔なオフィスで薬の調剤をするハイレベルな仕事です。
しかし一日中薬局の中にいてずっと調剤をしているので、単調な仕事が続きます。
おまけに取り扱うのが医薬品とあり、ミスは許されません。
地味でしかも常に注意力が必要とされる仕事ですので、飽き性の人は避けた方が良いでしょう。
4. 飽き性が仕事をする上で考えたい事
自分が飽き性だと自覚している人向けに、仕事をする上で考えておくべきことについて紹介します。
4-1. 極めてから辞めることを目標にする
「この仕事がつまらない」と思ったら、極めてから辞めることをも目標にすると飽き性でも長続きします。
実際にどのレベルならば「極めた」ことになるのかと思う人もいますが、まずは社内でもそのことに関して最も詳しく、何があっても対応できるレベルになることを目指します。
そうなると自分の担当範囲以外の事に関しても知識が必要となり、どこまで追求すればいいのか分からなくなるでしょう。
一流の職人で人間国宝に選ばれている様な人が「まだまだ修行が足りない」とうのは、仕事に100%はないことを表しているのです。
飽きて辞めてしまっては元も子もなくなる、もしも転職で面接を受ける時に仕事に関することならば何を訊かれてもすらすら答えられる様になりたいと思ったら、簡単に飽きて投げ出す訳にはいかなくなります。
4-2. 辞めてどうするのか考える
仕事に飽きたからと辞めるのは簡単です。
しかしもしも会社を退職してしまった場合、自分はどうなるのかを考えてみましょう。
ゼロの状態から求人情報を探して応募、運良く一社目で採用されたとしても、出社するまでには2週間はかかるでしょう。
長い人だと1ヵ月以上かかることもあり、その間給与は発生しません。
今月分は前の会社の給与や退職手当が振りこまれますが、翌月は無収入となります。
そして転職先が果たして自分の理想通りの会社かどうかは働いてみなければ分らず、「辞めなければ良かった」と後悔する可能性もあるのです。
その結果また仕事に飽きてしまい、転職を繰り返すことになります。
若いうちはまだチャレンジ精神としてアピールできますが、あまり何度も転職を繰り返すと信頼されなくなり、面接に受かりにくくなってきます。
転職をすると同じ年齢の人と比べて昇給率も悪くなるし、ドンドン年下の人が先輩になっていきます。
その様な環境で果たして自分が充実して働けるかを考えた場合、飽きたからと言ってすぐに転職をするのではなく、今よりもキャリアアップをして転職しようと思う筈です。
4-3. 没頭できる趣味を見つける
会社で働く殆どの人が、自分のやりたい仕事に付いている訳ではありません。
「生活の為に働いている」「これからやりたい仕事に就く為にスキルを磨いている」「嫌いではないから続けている」等、自分を納得させて働いているのです。
例え飽きてしまっても、収入を得る手段なのですから仕方ありません。
飽き性の人が割り切って働き続ける為には、仕事以外の事に楽しみを見つける様にするのもおすすめです。
休日に没頭できる趣味があれば、つまらない仕事でも「週末まで我慢しよう」という気持ちになるでしょう。
そして週末に楽しんで気持ちをリセットできれば、週明けには「もう1週間頑張ろう」と思うのです。
金銭面で充実する為の仕事があっての趣味、精神的にリフレッシュする為の趣味があっての仕事、とバランスを取るのがコツです。
4-4. 自分から仕事の改善点を探す
毎日決まった時間に決まったことを繰り返すルーティンワークは、最も飽き易くなります。
もし自分なりに工夫ができる仕事ならば、どうすればより効率的に進められるか、ミスが少ないかを考えながらやっていきましょう。
ほんの小さなことでもいつもと違うことを手掛てみれば、刺激になります。
完全に工程が決まっている工場などでは難しいと思いますが、事務職ならばかなりチャンスはあります。
4-5. やや高めの目標を設定する
飽き性の人は、あまり簡単な目標だとすぐに達成できてしまいつまらなく感じてしまったり、逆に目標が高すぎると達成できずに飽きてしまい挫折してしまうものです。
目標を立てる時には、自分が達成できるギリギリの上限で考えましょう。
達成できた時の喜びも大きくなるし、新しいスキルを身に付けるチャンスも多くなります。
4-6. のめり込み過ぎない
飽き性の人は、仕事でもつまみ食い作業の方が得意です。
一つの作業にのめり込み過ぎてしまうと、すぐに興味を失ってやる気を失くしてしまいます。
そうなることを防ぐ為には、仕事の優先順位を考えて上手く組み込み、一つの作業にかける時間が長すぎない様に調節するようにします。
夕方までに終る様に、1日のうちで幾つかの仕事を回していく様にスケジュールを立てましょう。
4-7. 我慢をする習慣をつける
つまらない、飽きたと思ったらすぐに席を立ったり、期限ギリギリまで手を付けずに放置してしまう人もいます。
社会人なのですから、取りあえず我慢する習慣を付けましょう。
一つの作業にかける時間を決めて「この仕事を始めてから30分間は席を立たずに続ける」と自分に言い聞かせるのです。
30分間我慢する習慣を付けることで、計画も立て易くなります。
気が付けば飽きたと思っている作業でも、時間を気にすることなく進められる様になっているでしょう。
5. 飽き性な人に向いている仕事
できれば飽きることなく長く楽しく続けられる仕事に就きたいものです。
飽き性な人に向いている仕事には以下のものがあります。
5-1. ショップのでの接客業
接客業は、マニュアルがあってもその通りになるとは限らず、相手によって無限の対応方法があるので、飽き性の人とでもやり甲斐を感じられます。
高級ブティックでのお得意様への接客よりも、不特定多数のお客さんと接するショップでの接客業が向いています。
次々と相手の性格や話題が変わるのd、飽きることなく時間が過ぎて行けます。
マニュアル通りの対応をしてもお客さんにより千差万別の反応をしますので、「この人にはどう対応しようか」と、飽き性の人の長所が最大限に生かされます。
5-2. クリエイター
動画クリエイター・ゲームクリエイターなど、自分でトレンドを開発していく仕事は、次々と新しいことに興味を持つ飽き性な人にも向いています。
上記以外にも様々なクリエイターがあり、企業の「企画・開発」という部門で採用していたり、フリーランスの個人事業主として独立もできます。
作品の質が良ければ口コミでドンドン仕事のオファーを受ける様になるので、腕試しをしたい人におすすめです。
5-3. 講師・インストラクター
自分が得意なことをヒトに教えられるので、常に集中して楽しむことができます。
教わる方が理解できない場合には「どうやったら理解してくれるだろうか」と色々と考えながらレクチャーしていくので、飽きる暇がありません。
教わる方からはどんな質問が来るか分からないので、専門知識だけはなく柔軟な考え方も必要とされます。
飽き性の人にとっては、相手が矯味を持ってくれることで自分のモチベーションにも繋がるのです。
5-4. 営業職
新規開拓の営業職は、新しい取引先を相手にすることから活気に溢れて飽きることはありません。
自社の新商品を「こんなに素晴らしいものはない」と説得するのですから、やる気に満ちた仕事です。
そして営業と言えば外出や出張も多く、また打合せの飲み会や接待などにも参加する機会が多いので、毎日変化があります。
営業はトークを磨く為にも好奇心旺盛であることが求められるので、飽き性で次々と新しいことに興味を持てる人にピッタリなのです。
5-5. サービスエンジニア
エンジニアには幾つかの種類があります。
その中でもサービスエンジニアは、取引先に出向き、機械のメンテナンスや保守を行う仕事です。
故障して修理が必要になった時に単独で出向き、原因を究明したり復旧作業を行います。
プログラミングだけではなくハードウェアや電気系など幅広い知識が必要で、腕一本でトラブルを解決してくれるヒーローです。
取引先であるにも関わらず感謝されることの多い職種ですので、飽き性の人でもやり甲斐を感じるでしょう。
5-6. ツアーガイド
飽き性の人にとって究極の仕事は、旅行の添乗員やツアーガイドです。
外泊が多い仕事なのはもちろん、ツアー客により同じ旅行先でも雰囲気がガラリと変わります。
旅行者から実に様々なリクエストが来たり、トラブルも付ものです。
海外旅行のツアーガイドになれば、忙しさで飽きている暇はありません。
5-7. イベント企画
最近では全国各地で様々なフェスが開催されています。
アニメ・音楽・グルメなど様々ですが、自社イベントであってもまずイベントの企画会社が中に入っていると思って間違いありません。
イベントの目的を理解して、安全に、来訪者が楽しめる様に企画して実行します。
飽き性な人でもイベントを成功させる為に夢中になれることでしょう。
まとめ
飽き性は行動力やチャレンジ精神などの長所があるので、クリエイティブな仕事に向いています。
自分が飽き性であることを自覚して「ここでガマンをしてみよう」と訓練を積んでいきましょう。
基本的に人に多大な迷惑をかけることはありませんので、良い面を生かす様にすれば良いでしょう。
3. 飽き性に向いていない仕事
飽き性の人は、仕事を選ぶ時によく考えないと、すぐに飽きてしまい転職をする羽目になってしまいます。
飽き性の人に向いていない仕事は以下の通りです。
3-1. 工場のライン作業
毎日同じ作業を繰り返す工場のライン作業は、飽き性の人にとっては長続きしない仕事です。
工場では品質管理の為に、どんなに面倒でも決まった工程がありそれに従わなければならないので、面倒で退屈な仕事に思えるのです。
3-2. 一般事務
一般事務の仕事は殆どが内勤で、営業が出かけている間に電話番をしたり、パソコン作業や連絡係りなど雑用をこなします。
仕事の量は多いのですが、これと言って大きな成果に繋がるものはなく、高く評価されることのない地味な仕事です。
社内にいるだけで変化がなく、サポート的な作業ばかりですので飽きてしまう人もいます。
3-3. 医療事務
医療事務は清潔なオフィスで薬の調剤をするハイレベルな仕事です。
しかし一日中薬局の中にいてずっと調剤をしているので、単調な仕事が続きます。
おまけに取り扱うのが医薬品とあり、ミスは許されません。
地味でしかも常に注意力が必要とされる仕事ですので、飽き性の人は避けた方が良いでしょう。
4. 飽き性が仕事をする上で考えたい事
自分が飽き性だと自覚している人向けに、仕事をする上で考えておくべきことについて紹介します。
4-1. 極めてから辞めることを目標にする
「この仕事がつまらない」と思ったら、極めてから辞めることをも目標にすると飽き性でも長続きします。
実際にどのレベルならば「極めた」ことになるのかと思う人もいますが、まずは社内でもそのことに関して最も詳しく、何があっても対応できるレベルになることを目指します。
そうなると自分の担当範囲以外の事に関しても知識が必要となり、どこまで追求すればいいのか分からなくなるでしょう。
一流の職人で人間国宝に選ばれている様な人が「まだまだ修行が足りない」とうのは、仕事に100%はないことを表しているのです。
飽きて辞めてしまっては元も子もなくなる、もしも転職で面接を受ける時に仕事に関することならば何を訊かれてもすらすら答えられる様になりたいと思ったら、簡単に飽きて投げ出す訳にはいかなくなります。
4-2. 辞めてどうするのか考える
仕事に飽きたからと辞めるのは簡単です。
しかしもしも会社を退職してしまった場合、自分はどうなるのかを考えてみましょう。
ゼロの状態から求人情報を探して応募、運良く一社目で採用されたとしても、出社するまでには2週間はかかるでしょう。
長い人だと1ヵ月以上かかることもあり、その間給与は発生しません。
今月分は前の会社の給与や退職手当が振りこまれますが、翌月は無収入となります。
そして転職先が果たして自分の理想通りの会社かどうかは働いてみなければ分らず、「辞めなければ良かった」と後悔する可能性もあるのです。
その結果また仕事に飽きてしまい、転職を繰り返すことになります。
若いうちはまだチャレンジ精神としてアピールできますが、あまり何度も転職を繰り返すと信頼されなくなり、面接に受かりにくくなってきます。
転職をすると同じ年齢の人と比べて昇給率も悪くなるし、ドンドン年下の人が先輩になっていきます。
その様な環境で果たして自分が充実して働けるかを考えた場合、飽きたからと言ってすぐに転職をするのではなく、今よりもキャリアアップをして転職しようと思う筈です。
4-3. 没頭できる趣味を見つける
会社で働く殆どの人が、自分のやりたい仕事に付いている訳ではありません。
「生活の為に働いている」「これからやりたい仕事に就く為にスキルを磨いている」「嫌いではないから続けている」等、自分を納得させて働いているのです。
例え飽きてしまっても、収入を得る手段なのですから仕方ありません。
飽き性の人が割り切って働き続ける為には、仕事以外の事に楽しみを見つける様にするのもおすすめです。
休日に没頭できる趣味があれば、つまらない仕事でも「週末まで我慢しよう」という気持ちになるでしょう。
そして週末に楽しんで気持ちをリセットできれば、週明けには「もう1週間頑張ろう」と思うのです。
金銭面で充実する為の仕事があっての趣味、精神的にリフレッシュする為の趣味があっての仕事、とバランスを取るのがコツです。
4-4. 自分から仕事の改善点を探す
毎日決まった時間に決まったことを繰り返すルーティンワークは、最も飽き易くなります。
もし自分なりに工夫ができる仕事ならば、どうすればより効率的に進められるか、ミスが少ないかを考えながらやっていきましょう。
ほんの小さなことでもいつもと違うことを手掛てみれば、刺激になります。
完全に工程が決まっている工場などでは難しいと思いますが、事務職ならばかなりチャンスはあります。
4-5. やや高めの目標を設定する
飽き性の人は、あまり簡単な目標だとすぐに達成できてしまいつまらなく感じてしまったり、逆に目標が高すぎると達成できずに飽きてしまい挫折してしまうものです。
目標を立てる時には、自分が達成できるギリギリの上限で考えましょう。
達成できた時の喜びも大きくなるし、新しいスキルを身に付けるチャンスも多くなります。
4-6. のめり込み過ぎない
飽き性の人は、仕事でもつまみ食い作業の方が得意です。
一つの作業にのめり込み過ぎてしまうと、すぐに興味を失ってやる気を失くしてしまいます。
そうなることを防ぐ為には、仕事の優先順位を考えて上手く組み込み、一つの作業にかける時間が長すぎない様に調節するようにします。
夕方までに終る様に、1日のうちで幾つかの仕事を回していく様にスケジュールを立てましょう。
4-7. 我慢をする習慣をつける
つまらない、飽きたと思ったらすぐに席を立ったり、期限ギリギリまで手を付けずに放置してしまう人もいます。
社会人なのですから、取りあえず我慢する習慣を付けましょう。
一つの作業にかける時間を決めて「この仕事を始めてから30分間は席を立たずに続ける」と自分に言い聞かせるのです。
30分間我慢する習慣を付けることで、計画も立て易くなります。
気が付けば飽きたと思っている作業でも、時間を気にすることなく進められる様になっているでしょう。
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