起業家に必要な事はハードな状況でも泣き言を言わず、やると決めた事は諦めない強靭な意思と頭の回転の速さなどですが、これらは根性論だけでは身に付ける事は大変難しいです。
- 「起業家精神」の意味とは?
- 「起業家精神」の類語や言い換え
- 「起業家精神」を使った例文
- 起業家精神が大切な理由
- まとめ
1. 「起業家精神」の意味とは?
大雑把に言うと一から会社を作り未開拓の新分野で事業を立ち上げる事を指します。
サラリーマンやバイトのように面接に受かれば毎月給料が出るという安定性よりも自分の計画通りに行かず赤字ばかりになるというリスク(危険性)を恐れず、それよりも野心や欲望を満たす為の苦労は必要なコストにすぎないと覚悟が決まっている状態です。
リーダーシップ、カリスマ性、情熱、行動力、決断力、いろいろな事を学習したがる好奇心旺盛で、のし上がって大成功する為なら犠牲は厭わないというハングリー精神があり、確証バイアスのような、いわゆる認知の歪みを元にした判断で楽天的に考えないリスク管理などさまざまな有能な人間に見られる特徴、概念を内包した精神です。
1-1. 「起業家精神」の読み方
「きぎょうかせいしん」と読みます。
2. 「起業家精神」の類語や言い換え
2-1. 企業家精神
事業を起こす前に必要な起業家精神とは違い、会社経営の能力です。
会議が建前だけで意味の無い物にならないようにしたり報告、連絡、相談が適切に行われているか、社内政治のパワーバランスでプロジェクトリーダーに無能な人物が選ばれる事を阻害するような上手な根回しなどの環境作りをするなどです。
2-2. 開拓精神
未知の新天地で一旗あげようというような冒険心、野心、度胸を指します。
参考にするべき先人、成功例の無い事を恐れない挑戦的な精神を夢と欲望が後押しします。
フロンティアスピリッツとも言います。
2-3. アントレプレナーシップ
「起業家精神」と同じ意味です。
3. 「起業家精神」を使った例文
3-1. 例文1 野心家
あの人は新しい物、海の物とも山の物とも分からないものにもいち早く目を付けて投資する事を敬遠しないチャレンジ精神旺盛です。
誰の助けも得られなかった時も、なぜ自分を助けなかったのかと声高に抗議の声を上げるような事もせず一人で這い上がってきました。
これぞまさに起業家精神を持っている人の見本です。
3-2. 例文2 正義感
自分の信じる正義が通らないと怒り狂って、自分が間違っていない事を分からせよう、道理の通らない事をした者が責任を全部負うべきだと主張する人は、正しいか悪いかよりも、自分の責任だという事にして背負いこみ、問題を解決しなければ立ち行かなくなるという事が多いと認識して実行できる起業家精神の要素の1つが欠けています。
しかしながら社会正義や仁義を軽視しすぎても商売上の信用を失います。
3-3. 例文3 スエズ運河
アフリカ大陸やユーラシア大陸を迂回する航路よりも地中海を通って大幅なショートカットできるスエズ運河に目を付け、素早く買収に成功したイギリスの故ディズレーリ首相は見事な行動力と先見性を持った起業家精神溢れる人です。
4. 起業家精神が大切な理由
4-1. 起業家精神を説明する為の心構えに繋がる話
マッチョとウィンプという、ストレスを受けた時の精神の強さを比較する概念があります。
マッチョはストレスを処理する精神力に優れています。
苦痛や自分の正義を認めないあらゆるモノへの恨みを忘れる為のコツなどを努力と根性で習慣化する事に成功しています。
なのでストレスを耐える根性というよりも、ストレスを受け流して忘却したり、ストレスを感じにくい考え方に切り替えられるような経験を積んでいます。
その為、リスクを毛嫌いする事は非常に少ない事、ポジティブに考えられる事が起業を恐れない大きな要因です。
4-2. 起業家精神と対極の考えになってしまいやすいウィンプ
ウィンプはマッチョの逆でストレスを処理する能力が低くなっている為、苦痛が解消されず恨みまでも同時に長期化、増幅してしまう事があります。
自分の考える悪が何の罰も受けない事にイライラする傾向が強くなるので、不条理や理不尽を消化できずに貯め込む事が続くとさらに心がストレスで荒む事によって、苦しみが心の限界値に簡単に到達しやすくなるのが常態化してしまう事で、不安障害、自己嫌悪、完璧主義、学習性無力感を誘発しやすくなります。
4-3. 学習性無力感
学習性無力感はウィンプなだけではなく、もっと何種類もの原因が重なって発生します。
一つ例を挙げると、何回も苦労が水の泡になる事ばかり経験すると嫌な事から逃げ続ける事が止まらなくなります。
学習性無力感が深刻になるまで悪化しなかった場合でも、努力が無駄にならないよう完璧に出来る自信がついた時だけ努力の苦労を受け入れるようにコストパフォーマンスを重視しすぎて、成功が約束されている時だけしか頑張らないと言い訳がましい性格になりやすいです。
4-4. ウィンプの原因
起業家精神の元となる、ちょっとやそっとではへこたれない精神力は、様々な要因が絡み合って作られますが、その内の1つは幼少期の家庭環境、人間関係などです。
愛情のない家庭に生まれると、虐待とまではいかなくても人格を家族から否定されたり、自分を肯定しなくなり、自分を駄目人間だと自虐するようになります。
すると今度は学校でもコミュニケーション不足からオドオドし、引っ込み思案、自信のなさが他人のイライラを招くとその事で人間関係に深刻な対立が生じるようになります。
このような場合に、自分を酷い目に遭わせた人間達に罰を与える事でなければ自分は幸せになれない、長期間恨みで苦しんだのに、自分の敵はすっかりその事を忘れて楽しく生きているのを許すのは自分の大損だ、という考え方を諦めきれない材料がいくつか転がっていると、苦しみが継続してでも復讐を計画するほうが自分の得になると考え、これらとある程度類似した思想を持つとウィンプになります。
起業家がこの精神状態だと自分の落ち度が何も無いのに自分が責任を取らないと事態が収拾出来ないような場合でも被害の拡大を防ぐよりも悪者探しと断罪を優先しなければ我慢が出来ない、自分のせいでは無いと弱音を吐くようになります。
これは他人や環境のせいにせずに不条理や不運で降りかかった災厄を自力で片を付けなければならないという起業家精神とは真逆の性格です。
4-5. ウィンプの人がストレスを貯め込み続けた場合
損をする事に非常に怯えやすくなり成功のビジョンが信じられなくなります。
これらの要素が起業家精神にどういう悪影響を及ぼすかですが、起業した時の失敗の予測の恐怖をあらかじめ心に思い描くばかりしてしまい、野心、欲望、夢、冒険心が委縮してしまいます。
起業家精神と対極の精神状態になってしまいます。
さらにはネガティブさから荒んだ心を敬遠され、どんどん人が離れていきますので会社を立ち上げて躓いた時に相談できる人脈、ビジネスパートナーになってくれる人を探そうにも、ウィンプの性格の人はビジネスに立ちはだかる問題を抱え込んで潰れてしまう事を懸念され、マッチョな性格でやり手の人は関わろうとしなくなりやすいです。
4-6. ウィンプの人は起業家に不利な理由その1
他人を信じて頼る事ができるかどうかも重要です。
ここでの信じるとは何でも疑わないという意味ではありません。
裏切られても気にしない、裏切った事に関する仕返しに取り憑かれたり、信じた事を後悔して長々と引きずらない、この人になら万が一裏切られても気にせずに許せるという考え方を身に付けておく事が出来ないと、裏切られる事を恐れる気持ちが酷くなり、誰を信じて重要な事を任せればよいのか分からなくなります。
また、猜疑心が強いと忠告やアドバイスが、すぐに自分の陥っている苦境をあっさり解決する展望が見えないと、役立たずで好き勝手な事を言っていると感じてアドバイスに従っても何の意味も無いと思い込み腹を立てやすくなります。
この為、素晴らしい起業家のセミナー、起業家精神を身に付ける教育などを受ける事を時間と費用の無駄、ただの精神論、心構えの話だと考えて学ぼうとしない傾向が強くなります。
信じる心がないと、すぐに良い結果をもたらしてくれそうな具体的なノウハウ探し、ローリスクハイリターン探しをしたがるようになります。
4-7. ウィンプの人は起業家に不利な理由その2
若い内からビジネスパートナーになってくれそうな人達との人脈を築く為には、学校での交友関係が卒業後もずっと続いていく必要があります。
その為には責任感があり、一緒にいて楽しい人間で、同じ夢を見たい、この人について行きたいと思われなければなりません。
陰気で人付き合いが苦手な性格だと、常に面白い話題を提供したり、他の人から相談を持ち掛けられるほどの信頼を得たりする事が出来ず起業時や起業後のピンチの時に有能な人が力になってくれたりするほどの深い友達関係が成立しなくなります。
4-8. マッチョの原因
マッチョは、親兄弟、学校、会社の人間その他から理不尽な事を押し付けてられても断罪する手段もなければ味方も誰もおらず、仕返しを考えるよりも身の危険を回避しなければならないほど追い詰められている場合、恨みを頭から追いやって、次から次へ来るやっかい事を処理するのを優先するしかなくなるので、これを続けていると自分が幸せになる事のほうが復讐の成功よりも有意義だ、あるいはこの思想と類似するような考えにシフトしていきます。
不運が続いても不条理が続いても同調してくれる人を探して相手の非を訴えようとするのを無駄な時間と考え、この経験を何かに活かしてプラスに出来ないかとポジティブです。
他人や環境のせいにする悪い癖はネガティブな考えへと自分を誘ってしまいマイナスにしかならないからそんな事で腹を立てるのがアホらしいというタフさを持ちます。
マッチョのほうがウィンプより起業家に必要な素質に優れています。
ただし、ポジティブ思考のあまり、実際より自分の能力を高く見積もってしまう人もいるので、自分がそのタイプか分析して自惚れを防ぐ事も起業家に要求される精神の1つです。
4-9. 起業家精神とマッチョの親和性が高い理由その1
長考して少しでも損を避ける都合の良い状況を用意したいと未練たらたらな事をしていたらチャンスが去る事をよく知っています。
及び腰で守りに入るよりも機会を逃さない為なら失敗に怯えない、攻めの姿勢、アグレッシブさを持っています。
思い立ったが吉日の精神を持つ為マッチョは起業するに当たって大切なポイントを押さえる事が出来ています。
リスクに対してタフになっているので学習性無力感や鬱病に大変なりにくいです。
起業家精神を育んでいると大きなチャンスで一発当てる確率も上がりますし、大勝負に負けてどん底まで落とされる事があっても自殺するよりも再起の為の努力を惜しまないという、社会で蹴落とされない適正に優れています。
起業家精神を身に付ける事はマッチョになる為の訓練をしている事にも繋がり、人生においても有意義です。
4-10. 起業家精神とマッチョの親和性が高い理由その2
もう少し詳しく掘り下げて書くと、恐怖や不安要素や苦痛に対して鈍感な脳になっていて、なおかつ不測の事態や予想されるリスクに対して思考停止しない事、やってみる前から出来ない探しをしない事も重要です。
学習の為のモチベーションを維持する情熱も必要です。
なぜならニッチジャンルに逃亡して競争の少ない安全牌探しをせず世の中の膨大な量のトレンドに対してアンテナを尖らせ事業計画でライバルの一歩先を行く為には知識の吸収をサボってはいけないからです。
未知への挑戦やそこから得られる学習経験を通して、歯ごたえや遣り甲斐を感じられるメンタルや、起業を無謀だと言って馬鹿にする人を見返そうとする負けん気の強さも必要です。
4-11. 起業家精神とマッチョの親和性が高い理由その3
マッチョは決断力も鍛えやすい土壌があります。
失敗した時に今まで様々な物や時間をつぎ込んで来たのだから、それに見合った成果を回収するまでは引き下がれないという考え(ライトノベル「ヴァルプルギスの後悔」最終巻で上遠野浩平さんが述べた強迫観念が考え方としては非常に近いです。
別の言い方ではサンクコスト効果、コンコルド効果)を振り払ってスパっと諦める損切を手遅れにさせない思考が出来るよう訓練する事も起業家としては重要です。
まとめ
新しいサービスや未来を創造したいという未知への挑戦は手探り状態で失敗が付き物です。
ある種のギャンブラーでありつつもムキになって損害分を取り返そうと熱くなりすぎず、失敗で会社を倒産や閉鎖にしないよう再起できる余裕を残しておくよう冷静に行動できるのも起業家精神です。
また、不利な情報は無意識の内に軽視して、集めた情報の中から自分の願望に近い情報ばかりを重視するような偏った判断を行わず、これぐらいの危険は対処せずに放置したり後回しにしても大丈夫と軽率に考えない危機管理も重要です。
ただし、怯えすぎは行動を委縮させてしまいます。
3. 「起業家精神」を使った例文
3-1. 例文1 野心家
あの人は新しい物、海の物とも山の物とも分からないものにもいち早く目を付けて投資する事を敬遠しないチャレンジ精神旺盛です。
誰の助けも得られなかった時も、なぜ自分を助けなかったのかと声高に抗議の声を上げるような事もせず一人で這い上がってきました。
これぞまさに起業家精神を持っている人の見本です。
3-2. 例文2 正義感
自分の信じる正義が通らないと怒り狂って、自分が間違っていない事を分からせよう、道理の通らない事をした者が責任を全部負うべきだと主張する人は、正しいか悪いかよりも、自分の責任だという事にして背負いこみ、問題を解決しなければ立ち行かなくなるという事が多いと認識して実行できる起業家精神の要素の1つが欠けています。
しかしながら社会正義や仁義を軽視しすぎても商売上の信用を失います。
3-3. 例文3 スエズ運河
アフリカ大陸やユーラシア大陸を迂回する航路よりも地中海を通って大幅なショートカットできるスエズ運河に目を付け、素早く買収に成功したイギリスの故ディズレーリ首相は見事な行動力と先見性を持った起業家精神溢れる人です。
4. 起業家精神が大切な理由
4-1. 起業家精神を説明する為の心構えに繋がる話
マッチョとウィンプという、ストレスを受けた時の精神の強さを比較する概念があります。
マッチョはストレスを処理する精神力に優れています。
苦痛や自分の正義を認めないあらゆるモノへの恨みを忘れる為のコツなどを努力と根性で習慣化する事に成功しています。
なのでストレスを耐える根性というよりも、ストレスを受け流して忘却したり、ストレスを感じにくい考え方に切り替えられるような経験を積んでいます。
その為、リスクを毛嫌いする事は非常に少ない事、ポジティブに考えられる事が起業を恐れない大きな要因です。
4-2. 起業家精神と対極の考えになってしまいやすいウィンプ
ウィンプはマッチョの逆でストレスを処理する能力が低くなっている為、苦痛が解消されず恨みまでも同時に長期化、増幅してしまう事があります。
自分の考える悪が何の罰も受けない事にイライラする傾向が強くなるので、不条理や理不尽を消化できずに貯め込む事が続くとさらに心がストレスで荒む事によって、苦しみが心の限界値に簡単に到達しやすくなるのが常態化してしまう事で、不安障害、自己嫌悪、完璧主義、学習性無力感を誘発しやすくなります。
4-3. 学習性無力感
学習性無力感はウィンプなだけではなく、もっと何種類もの原因が重なって発生します。
一つ例を挙げると、何回も苦労が水の泡になる事ばかり経験すると嫌な事から逃げ続ける事が止まらなくなります。
学習性無力感が深刻になるまで悪化しなかった場合でも、努力が無駄にならないよう完璧に出来る自信がついた時だけ努力の苦労を受け入れるようにコストパフォーマンスを重視しすぎて、成功が約束されている時だけしか頑張らないと言い訳がましい性格になりやすいです。
4-4. ウィンプの原因
起業家精神の元となる、ちょっとやそっとではへこたれない精神力は、様々な要因が絡み合って作られますが、その内の1つは幼少期の家庭環境、人間関係などです。
愛情のない家庭に生まれると、虐待とまではいかなくても人格を家族から否定されたり、自分を肯定しなくなり、自分を駄目人間だと自虐するようになります。
すると今度は学校でもコミュニケーション不足からオドオドし、引っ込み思案、自信のなさが他人のイライラを招くとその事で人間関係に深刻な対立が生じるようになります。
このような場合に、自分を酷い目に遭わせた人間達に罰を与える事でなければ自分は幸せになれない、長期間恨みで苦しんだのに、自分の敵はすっかりその事を忘れて楽しく生きているのを許すのは自分の大損だ、という考え方を諦めきれない材料がいくつか転がっていると、苦しみが継続してでも復讐を計画するほうが自分の得になると考え、これらとある程度類似した思想を持つとウィンプになります。
起業家がこの精神状態だと自分の落ち度が何も無いのに自分が責任を取らないと事態が収拾出来ないような場合でも被害の拡大を防ぐよりも悪者探しと断罪を優先しなければ我慢が出来ない、自分のせいでは無いと弱音を吐くようになります。
これは他人や環境のせいにせずに不条理や不運で降りかかった災厄を自力で片を付けなければならないという起業家精神とは真逆の性格です。
4-5. ウィンプの人がストレスを貯め込み続けた場合
損をする事に非常に怯えやすくなり成功のビジョンが信じられなくなります。
これらの要素が起業家精神にどういう悪影響を及ぼすかですが、起業した時の失敗の予測の恐怖をあらかじめ心に思い描くばかりしてしまい、野心、欲望、夢、冒険心が委縮してしまいます。
起業家精神と対極の精神状態になってしまいます。
さらにはネガティブさから荒んだ心を敬遠され、どんどん人が離れていきますので会社を立ち上げて躓いた時に相談できる人脈、ビジネスパートナーになってくれる人を探そうにも、ウィンプの性格の人はビジネスに立ちはだかる問題を抱え込んで潰れてしまう事を懸念され、マッチョな性格でやり手の人は関わろうとしなくなりやすいです。
4-6. ウィンプの人は起業家に不利な理由その1
他人を信じて頼る事ができるかどうかも重要です。
ここでの信じるとは何でも疑わないという意味ではありません。
裏切られても気にしない、裏切った事に関する仕返しに取り憑かれたり、信じた事を後悔して長々と引きずらない、この人になら万が一裏切られても気にせずに許せるという考え方を身に付けておく事が出来ないと、裏切られる事を恐れる気持ちが酷くなり、誰を信じて重要な事を任せればよいのか分からなくなります。
また、猜疑心が強いと忠告やアドバイスが、すぐに自分の陥っている苦境をあっさり解決する展望が見えないと、役立たずで好き勝手な事を言っていると感じてアドバイスに従っても何の意味も無いと思い込み腹を立てやすくなります。
この為、素晴らしい起業家のセミナー、起業家精神を身に付ける教育などを受ける事を時間と費用の無駄、ただの精神論、心構えの話だと考えて学ぼうとしない傾向が強くなります。
信じる心がないと、すぐに良い結果をもたらしてくれそうな具体的なノウハウ探し、ローリスクハイリターン探しをしたがるようになります。
4-7. ウィンプの人は起業家に不利な理由その2
若い内からビジネスパートナーになってくれそうな人達との人脈を築く為には、学校での交友関係が卒業後もずっと続いていく必要があります。
その為には責任感があり、一緒にいて楽しい人間で、同じ夢を見たい、この人について行きたいと思われなければなりません。
陰気で人付き合いが苦手な性格だと、常に面白い話題を提供したり、他の人から相談を持ち掛けられるほどの信頼を得たりする事が出来ず起業時や起業後のピンチの時に有能な人が力になってくれたりするほどの深い友達関係が成立しなくなります。
4-8. マッチョの原因
マッチョは、親兄弟、学校、会社の人間その他から理不尽な事を押し付けてられても断罪する手段もなければ味方も誰もおらず、仕返しを考えるよりも身の危険を回避しなければならないほど追い詰められている場合、恨みを頭から追いやって、次から次へ来るやっかい事を処理するのを優先するしかなくなるので、これを続けていると自分が幸せになる事のほうが復讐の成功よりも有意義だ、あるいはこの思想と類似するような考えにシフトしていきます。
不運が続いても不条理が続いても同調してくれる人を探して相手の非を訴えようとするのを無駄な時間と考え、この経験を何かに活かしてプラスに出来ないかとポジティブです。
他人や環境のせいにする悪い癖はネガティブな考えへと自分を誘ってしまいマイナスにしかならないからそんな事で腹を立てるのがアホらしいというタフさを持ちます。
マッチョのほうがウィンプより起業家に必要な素質に優れています。
ただし、ポジティブ思考のあまり、実際より自分の能力を高く見積もってしまう人もいるので、自分がそのタイプか分析して自惚れを防ぐ事も起業家に要求される精神の1つです。
4-9. 起業家精神とマッチョの親和性が高い理由その1
長考して少しでも損を避ける都合の良い状況を用意したいと未練たらたらな事をしていたらチャンスが去る事をよく知っています。
及び腰で守りに入るよりも機会を逃さない為なら失敗に怯えない、攻めの姿勢、アグレッシブさを持っています。
思い立ったが吉日の精神を持つ為マッチョは起業するに当たって大切なポイントを押さえる事が出来ています。
リスクに対してタフになっているので学習性無力感や鬱病に大変なりにくいです。
起業家精神を育んでいると大きなチャンスで一発当てる確率も上がりますし、大勝負に負けてどん底まで落とされる事があっても自殺するよりも再起の為の努力を惜しまないという、社会で蹴落とされない適正に優れています。
起業家精神を身に付ける事はマッチョになる為の訓練をしている事にも繋がり、人生においても有意義です。
4-10. 起業家精神とマッチョの親和性が高い理由その2
もう少し詳しく掘り下げて書くと、恐怖や不安要素や苦痛に対して鈍感な脳になっていて、なおかつ不測の事態や予想されるリスクに対して思考停止しない事、やってみる前から出来ない探しをしない事も重要です。
学習の為のモチベーションを維持する情熱も必要です。
なぜならニッチジャンルに逃亡して競争の少ない安全牌探しをせず世の中の膨大な量のトレンドに対してアンテナを尖らせ事業計画でライバルの一歩先を行く為には知識の吸収をサボってはいけないからです。
未知への挑戦やそこから得られる学習経験を通して、歯ごたえや遣り甲斐を感じられるメンタルや、起業を無謀だと言って馬鹿にする人を見返そうとする負けん気の強さも必要です。
4-11. 起業家精神とマッチョの親和性が高い理由その3
マッチョは決断力も鍛えやすい土壌があります。
失敗した時に今まで様々な物や時間をつぎ込んで来たのだから、それに見合った成果を回収するまでは引き下がれないという考え(ライトノベル「ヴァルプルギスの後悔」最終巻で上遠野浩平さんが述べた強迫観念が考え方としては非常に近いです。
別の言い方ではサンクコスト効果、コンコルド効果)を振り払ってスパっと諦める損切を手遅れにさせない思考が出来るよう訓練する事も起業家としては重要です。
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