大きな会社になる程社員なのに「仕事を平気で遅刻する人」がいるものです。
同じ部署にその様な人がいると、真面目に出勤している人達は不公平ではないかと思いますよね。
「仕事を平気で遅刻する人」の心理や特徴、対処方法について紹介します。
- 「仕事を平気で遅刻する人」とは?
- 「仕事を平気で遅刻する人」の心理
- 「仕事を平気で遅刻する人」の特徴
- 「仕事を平気で遅刻する人」がいる会社の特徴
- 「仕事を平気で遅刻する人」のデメリット
- 「仕事を平気で遅刻する人」の会社側の対処方法
- まとめ
1. 「仕事を平気で遅刻する人」とは?
「仕事を平気で遅刻する人」とは、始業時間や外出先での待ち合わせ時間が決まっているにも関わらず、毎回必ず遅刻しくる人のことです。
中には「10分遅れます」などの連絡を入れてくる人もいますが、毎回なので相手も苛立ちます。
ところが本人はさほど悪びれる様子もなく、「すいませ
ーん」等と軽く謝って済ませてしまいます。
社会人としての自覚が足りず、遅刻をしたり相手を待たせるということがどれだけマイナス評価に繋がるのか分かっていないのです。
2. 「仕事を平気で遅刻する人」の心理
「仕事を平気で遅刻する人」は、どの様な心理により遅刻を繰り返すのでしょうか。
2-1. マイペース
その日の自分の体調ややる気が優先されていて、時間通りに行動するという感覚はありません。
人生遅刻をしても命に関わることはないと思っていて、寝坊をしても焦ったり急いだりせず、そのままぼうっとしているのです。
「これに遅れたら自分はもうおしまいだ」とか「また課長に怒られる」という気持もなく、「起きられないんだからしょうがない」と最初から諦めています。
2-2. 罪悪感がない
遅刻をすることでどれだけ周囲に迷惑をかけているのかという罪悪感がありません。
「自分だって一生懸命起きようとしている」と言い訳をして、「行きたくないと思っているわけじゃないんだから」と自分を肯定しているのです。
ちゃんと仕事をしさえすればいい、終わりよければ全てよしと自分で結論付けています。
2-3. こだわりが強い
寝坊をしたけれども、今急げばギリギリ遅刻せずに済むという時にでも、こだわりが強く準備に時間がかかります。
「この服にはあのアクセサリーでないと」と思うと、全て身に着けてないと納得できないのです。
そういう時に限ってイヤリングを落としてしまい、机の下などを探すのに余計に時間がかかってしまいます。
それでもこだわりは捨てられず、自分にOKを出してやっと外に出るので、遅刻してしまうのです。
2-4. 時間配分が大まか過ぎる
自分が何か行動する時にかかる時間が一体どれ位なのか、時間配分が良く分かっていません。
「身支度なら10分もあればできる」と思っていても、実際に計ると15分以上かかっているのです。
「顔を洗うのは3分でできる」と思っていても、タオルがない、その前にトイレに行って、そうしたらトイレットペーパーが切れていたのを思い出して、などしていると幾らでも時間がかかってしまいます。
2-5. 相手を軽んじている
自分の会社の上司や取引先を、その辺の赤の他人と同様に軽視しています。
相手に対して敬意を払わない為に、約束を重視しようと思わないのです。
上司は自分の将来に影響を与える人、取引先は会社にとって重要な顧客であることを理解していません。
2-6. 会社に行きたくない
人はお金を稼ぐ為に我慢をして会社に勤めています。
それは仕方のないことだと自分で分かっていても、精神的にストレスが溜まってしまうのです。
「会社に行きたくない」と思うと目覚まし時計が鳴ってもつい「もう少ししてから」と思い、2度寝してしまうのです。
自分では一生懸命起きようと努力をしても、潜在意識で会社に行きたくない気持ちがやる気を邪魔しているのです。
3. 「仕事を平気で遅刻する人」の特徴
「仕事を平気で遅刻する人」の性格的な特徴にはどの様なものがあるのでしょうか。
3-1. 本命のことをやる時に他のことからやり出す
「仕事を平気で遅刻する人」は、ギリギリの時間に家を出るのに「あ、ゴミの分別してない」「お米研いでなかった」などと様々な用事を思い出してしまいます。
中には「急にトイレに行きたくなる」という人もいて、すんなりと靴を履いて家を出られないのです。
部屋を片付けようと計画をしていて、昔のアルバムや文集に見入ってしまい時間が経ってしまうのもこのタイプです。
仕事でもプライベートでも、本命のことをやろうと思った時に他のことを思い出してそっちをやり始めてしまうことが多くなります。
3-2. 「まいっか」が多い
良い意味だと「大らか」で、悪い意味だと「だらしない」のが特徴です。
寝坊をした時に、明らかにもう始業時間に間に合わないと思うと「どうせ遅刻するなら急いでも仕方ない」と思ってしまいます。
のんびりと仕度をしたり、テレビを付けて朝食を食べる人もいるのです。
遅刻をしたという事実はもう変えようがないので「まいっか」と思ってしまいます。
これが普段の生活態度にも出て、ギリギリのタイミングの時には「まいっか」と諦める方を選びます。
3-3. ギリギリになってからでないと行動しない
普通約束をしたり、始まる時間が決まっている時には予め余裕をもって早目に準備をするものです。
しかし「平気で仕事を遅刻する人」は、ギリギリになってからでないと行動しません。
知らない場所に行く時でも「電車が遅れた」「道に迷った」「事故に巻き込まれた」などのアクシデントは想定していないのです。
「普通は30分かかる」と言ったら本当に30分前にならないと行動しないので、何かあった時に間に合わなくなってしまいます。
3-4. 計画性がない
初めての場所に行くのに、まずは簡単に最寄駅や道順などを調べてから行くのですが、「行けば何とかなる」と思って家を出てしまいます。
見慣れない景色だとスマホを使ってもイメージが湧かず、同じところを行ったり来たりしてしまうのです。
天気予報を見るのを面倒臭がり、雨の予報でも傘を持たずに出かけてしまう人もこのタイプです。
3-5. だらしない
片付けが苦手で、会社のデスク回りや自宅の部屋が散らかっています。
だらしがなくて翌日の準備をサボり、当日の朝になってからバタバタと色々揃えるので、遅刻もすれば忘れ物もするのです。
おまけに必要なものが見つからず、イライラしながら探すか諦めて呆然とします。
重要な契約書をなくしたり、書類をそのままカバンに入れるのでグチャグチャにしてしまったりします。
3-6. 気配りができない
いつも自分のことに精一杯で、他人のことを考える余裕がありません。
自分のペースで行動をして相手がイラッとしていても、全く気付いていないのです。
確認を取る相手が「午後から出かけるから質問があったら午前中にしてね」と言っても午前中には他のことをやっていて、午後になってからメールやLINEでしつこく連絡を取ろうとします。
口では「すみません」と言っていても本心からでないので、同じことを繰り返します。
3-7. そもそも遅刻が何故悪いのか分からない
「仕事に平気で遅刻する人」は、そもそも遅刻がなぜ悪いのか分からないことが多くなります。
職場により遅刻をしても周囲が黙っている場合には、段々と罪悪感が薄れてしまい「少し位席に着くのが遅くてもいじゃない」という雰囲気になってしまうのです。
定時ピッタリに帰る訳ではないので、その分差引ゼロだと思っています。
3-8. 人に催促しない
自分が「仕事に平気で遅刻する人」ですので、他人に対しては寛容なところがあります。
人に対して催促しなかったり、「いいよ待ってるから」と言ってその後大人しく待ってくれたりします。
おおらかな性格であるメリットはあるので、遅刻癖さえ直してくれればいいのに、と思っている人も多くいるでしょう。
3-9. 数字の表現があいまい
ものごとを決めつけられるのが苦手で、なるべく曖昧にしておき、その時の気分で決めたいという気持があります。
その為に、プライベートで待ち合わせ時間を決める時に「8時位に」と言ったり、場所を確認しても「たぶんその辺」と言ったりします。
仕事上では曖昧な表現がミスの元になり、「言った言わない」でもめることもあります。
4. 「仕事を平気で遅刻する人」がいる会社の特徴
「仕事を平気で遅刻する人」がいる会社には、幾つかの共通した特徴が見られます。
4-1. 大企業である
大手企業で、ワンフロアに何百人と従業員がいて、一つの部署に10人前後もいるところでは、真面目に仕事をしない人もでてきてしまいます。
元々は有名大学を卒業して第一希望として面接を受け、難関を突破して採用された筈なのに、入社してみるとあまりにも大所帯で自分が目立たずに済むことから、遅刻をする様になっていくのです。
アリの生態で知られる様に「働きアリが大勢いると中にはサボるアリも出てくる」という説が人間にも当てはまるのです。
大企業程上司の目も行き届きにくくなり、仕事を平気で遅刻する人が出てきます。
4-2. 慢性的に残業が多い
忙しい職場はもちろん残業が多いものですが、中には特に繁忙期でなくても自分が一生懸命仕事をしているアピールをする為に、毎日ダラダラと残業をするのが習慣になってしまっている会社もあります。
残業が続けばそれだけストレスや疲労も蓄積されて、朝スッキリと起きられません。
うっかり寝坊しても「どうせ夜遅くまで残業するんだからいいや」と思う様になってしまうのです。
4-3. モチベーションが低い
会社は「利益を上げる」ことを目指して、各部署がそれぞれ目標を立てて仕事に取り組んでいくところです。
「仕事を平気で遅刻する人」がいる会社は、部署としての目標も定まらずに全て自己管理に任せているところが多くなります。
従業員のモチベーションが低く、いつまで経っても成果が上げられません。
4-4. 上司がだらしない
勤怠管理は上司の仕事でもあります。
「仕事を平気で遅刻する人」がいる部署は、上司がきちんと部下を管理できていません。
勤怠管理ができないのですから、適材適所に人材配置ができずに、部署としてのレベルも低くなります。
中には上司自ら平気で遅刻してくるところもあり、部下に示しがつかない状態のところもあります。
5. 「仕事を平気で遅刻する人」のデメリット
「仕事を平気で遅刻する人」のデメリットは、やはり良い仕事ができなくなるという点です。
5-1. 信頼されなくなる
もし取引先との打合せに遅刻すれば、当然心証が悪くなります。
取引先としては、担当者の態度でその会社のサービスの質が高いか低いかを判断します。
当然「仕事を平気で遅刻する人」がいる様な会社のサービスを利用する気持ちにはならないでしょう。
社内でも同じことで、会議に遅刻してきたり、朝一番で質問したいことがあっても遅刻してきたりすると、仕事がスムーズにいきません。
段々と信頼されなくなり「他の人に変えてもらいたい」と言われる様になるでしょう。
5-2. キャリアアップができない
「仕事を平気で遅刻する人」は、大切な会議や取引先との打ち合わせを台無しにすることから信頼されず、責任のある仕事を任せて貰えません。
始めからいなくてもいいように、誰かのサポート役や社内での下請け的な仕事しかできないのです。
転職をするにも仕事内容で不利になり、いつまで経ってもキャリアアップができません。
5-3. 情報収集が遅れる
仕事の状況は、朝一番に出社した時に前日とは変わっていることがあります。
もしトラブルが生じていた時にはすぐに対処すれば大事にならずに済みます。
「仕事を平気で遅刻する人」は、仕事をスタートする時点で既に大幅に遅れています。
トラブルが大きくなり、他の人達に迷惑がかかってしまったり、運が悪いと体外的に会社のイメージを損なうことになるのです。
朝一番に仕事の情報収取が送れることで、不利になることも多くあります。
6. 「仕事を平気で遅刻する人」の会社側の対処方法
「仕事を平気で遅刻する人」には、どの様に対処したら良いのでしょうか。
会社側として取るべき対応について紹介します。
6-1. 上司は毅然とした態度を取ること
部署に「仕事を平気で遅刻する人」がいると、本人の仕事が遅れてしまい、関係のある仕事をしている人達の仕事まで遅れてしまいます。
それが他部署に影響したり、社外に迷惑をかけるとなると、本人の責任ではなくもはや会社としての責任になってしまいます。
上司は「しょうがないな」で済まさず、毅然とした態度を取ることが大切です。
遅刻をすることで、他の人達がどの様に迷惑をしているのか指摘して、それが本人の評価に影響することを伝えましょう。
6-2. 上司は感情的にならないこと
毅然とした態度というのは、一方的に叱りつけることではありません。
上司が感情的になってしまうと、相手が萎縮するだけです。
「怒られるから遅刻してはいけない」という考えでは根本的な解決にはならず、慣れればまた遅刻する様になります。
まずは相手が自主的に遅刻をしない様にしようと思う様に指導することが大切です。
他の人が見ている前で叱らずに、本人を会議室に呼び出しましょう。
そして本人の長所を認めた上で、短所として遅刻を挙げて、そこが治ればもっと成長できると伝えます。
上司が期待していることが分かれば、本人も努力してみようと思うでしょう。
6-3. 何故遅刻してはいけないかを理解させる
二度と遅刻をさせない為には、本人の自覚が大切です。
何故遅刻をしてはいけないか、その理由を理解させる様に指導します。
まずは本人に「何故遅刻をしてはいけないのか」理由を考えさせましょう。
自分でじっくりと考えれば、単に「怒られるから」という理由にはならない筈です。
それが分かれば「その通りだね」と言い、上司と見解が一致していることを確認します。
6-4. 遅刻をする理由を特定する
少しプライベートな内容になりますが、上司は何故部下が遅刻してしまうのか尋ねても良いでしょう。
仕事に影響を与える以上、上司として知っておくべきことです。
理由が「朝起きられない」だとしても、それには様々な原因がある筈です。
何故朝起きられないのかを、少しずつ部下から聞き出す様にしていきます。
生活習慣による寝坊の場合
もしも単純に生活習慣が不規則なだけの場合、ボーナスの査定に響くこと、減給の可能性があること、最終的には解雇される可能性もあることを説明して、その時点からどれだけ頑張れるか様子を見ることにします。
目覚ましのセットの仕方や夜更かしを止めるコツなどを、一緒に考えてあげるましょう。
精神的なことが原因の場合
最近では、仕事や人間関係のストレスから精神状態が不安定になり、朝起きられなくなっている人もいます。
仕事に対するフィードバックをしっかりとしたり、プライベートの様子を聞いたりして、必要ならば産業医を紹介したりします。
うつ病は、まず睡眠障害の症状が表れます。
早目のケアにより、うつ病になることを防げる可能性も高くなります。
まとめ
「仕事を平気で遅刻する人」は、一人前の社会人として認めて貰えません。
もしも職場にその様な人がいたら、皆の我慢が限界に達する前に上司に対処して貰いましょう。
自分がその様な人ならば、将来を考えてすぐに直す様に努力しましょう。
3. 「仕事を平気で遅刻する人」の特徴
「仕事を平気で遅刻する人」の性格的な特徴にはどの様なものがあるのでしょうか。
3-1. 本命のことをやる時に他のことからやり出す
「仕事を平気で遅刻する人」は、ギリギリの時間に家を出るのに「あ、ゴミの分別してない」「お米研いでなかった」などと様々な用事を思い出してしまいます。
中には「急にトイレに行きたくなる」という人もいて、すんなりと靴を履いて家を出られないのです。
部屋を片付けようと計画をしていて、昔のアルバムや文集に見入ってしまい時間が経ってしまうのもこのタイプです。
仕事でもプライベートでも、本命のことをやろうと思った時に他のことを思い出してそっちをやり始めてしまうことが多くなります。
3-2. 「まいっか」が多い
良い意味だと「大らか」で、悪い意味だと「だらしない」のが特徴です。
寝坊をした時に、明らかにもう始業時間に間に合わないと思うと「どうせ遅刻するなら急いでも仕方ない」と思ってしまいます。
のんびりと仕度をしたり、テレビを付けて朝食を食べる人もいるのです。
遅刻をしたという事実はもう変えようがないので「まいっか」と思ってしまいます。
これが普段の生活態度にも出て、ギリギリのタイミングの時には「まいっか」と諦める方を選びます。
3-3. ギリギリになってからでないと行動しない
普通約束をしたり、始まる時間が決まっている時には予め余裕をもって早目に準備をするものです。
しかし「平気で仕事を遅刻する人」は、ギリギリになってからでないと行動しません。
知らない場所に行く時でも「電車が遅れた」「道に迷った」「事故に巻き込まれた」などのアクシデントは想定していないのです。
「普通は30分かかる」と言ったら本当に30分前にならないと行動しないので、何かあった時に間に合わなくなってしまいます。
3-4. 計画性がない
初めての場所に行くのに、まずは簡単に最寄駅や道順などを調べてから行くのですが、「行けば何とかなる」と思って家を出てしまいます。
見慣れない景色だとスマホを使ってもイメージが湧かず、同じところを行ったり来たりしてしまうのです。
天気予報を見るのを面倒臭がり、雨の予報でも傘を持たずに出かけてしまう人もこのタイプです。
3-5. だらしない
片付けが苦手で、会社のデスク回りや自宅の部屋が散らかっています。
だらしがなくて翌日の準備をサボり、当日の朝になってからバタバタと色々揃えるので、遅刻もすれば忘れ物もするのです。
おまけに必要なものが見つからず、イライラしながら探すか諦めて呆然とします。
重要な契約書をなくしたり、書類をそのままカバンに入れるのでグチャグチャにしてしまったりします。
3-6. 気配りができない
いつも自分のことに精一杯で、他人のことを考える余裕がありません。
自分のペースで行動をして相手がイラッとしていても、全く気付いていないのです。
確認を取る相手が「午後から出かけるから質問があったら午前中にしてね」と言っても午前中には他のことをやっていて、午後になってからメールやLINEでしつこく連絡を取ろうとします。
口では「すみません」と言っていても本心からでないので、同じことを繰り返します。
3-7. そもそも遅刻が何故悪いのか分からない
「仕事に平気で遅刻する人」は、そもそも遅刻がなぜ悪いのか分からないことが多くなります。
職場により遅刻をしても周囲が黙っている場合には、段々と罪悪感が薄れてしまい「少し位席に着くのが遅くてもいじゃない」という雰囲気になってしまうのです。
定時ピッタリに帰る訳ではないので、その分差引ゼロだと思っています。
3-8. 人に催促しない
自分が「仕事に平気で遅刻する人」ですので、他人に対しては寛容なところがあります。
人に対して催促しなかったり、「いいよ待ってるから」と言ってその後大人しく待ってくれたりします。
おおらかな性格であるメリットはあるので、遅刻癖さえ直してくれればいいのに、と思っている人も多くいるでしょう。
3-9. 数字の表現があいまい
ものごとを決めつけられるのが苦手で、なるべく曖昧にしておき、その時の気分で決めたいという気持があります。
その為に、プライベートで待ち合わせ時間を決める時に「8時位に」と言ったり、場所を確認しても「たぶんその辺」と言ったりします。
仕事上では曖昧な表現がミスの元になり、「言った言わない」でもめることもあります。
4. 「仕事を平気で遅刻する人」がいる会社の特徴
「仕事を平気で遅刻する人」がいる会社には、幾つかの共通した特徴が見られます。
4-1. 大企業である
大手企業で、ワンフロアに何百人と従業員がいて、一つの部署に10人前後もいるところでは、真面目に仕事をしない人もでてきてしまいます。
元々は有名大学を卒業して第一希望として面接を受け、難関を突破して採用された筈なのに、入社してみるとあまりにも大所帯で自分が目立たずに済むことから、遅刻をする様になっていくのです。
アリの生態で知られる様に「働きアリが大勢いると中にはサボるアリも出てくる」という説が人間にも当てはまるのです。
大企業程上司の目も行き届きにくくなり、仕事を平気で遅刻する人が出てきます。
4-2. 慢性的に残業が多い
忙しい職場はもちろん残業が多いものですが、中には特に繁忙期でなくても自分が一生懸命仕事をしているアピールをする為に、毎日ダラダラと残業をするのが習慣になってしまっている会社もあります。
残業が続けばそれだけストレスや疲労も蓄積されて、朝スッキリと起きられません。
うっかり寝坊しても「どうせ夜遅くまで残業するんだからいいや」と思う様になってしまうのです。
4-3. モチベーションが低い
会社は「利益を上げる」ことを目指して、各部署がそれぞれ目標を立てて仕事に取り組んでいくところです。
「仕事を平気で遅刻する人」がいる会社は、部署としての目標も定まらずに全て自己管理に任せているところが多くなります。
従業員のモチベーションが低く、いつまで経っても成果が上げられません。
4-4. 上司がだらしない
勤怠管理は上司の仕事でもあります。
「仕事を平気で遅刻する人」がいる部署は、上司がきちんと部下を管理できていません。
勤怠管理ができないのですから、適材適所に人材配置ができずに、部署としてのレベルも低くなります。
中には上司自ら平気で遅刻してくるところもあり、部下に示しがつかない状態のところもあります。
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