「どうしたもんじゃろのう」は、テレビドラマの主人公の口癖として耳に馴染んでいる人も多いでしょう。
- 「どうしたもんじゃろのう」の意味
- 「どうしたもんじゃろのう」の言い換え
- 「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人のイメージ
- 「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人の心理
- 「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人の対処方法
- まとめ
1. 「どうしたもんじゃろのう」の意味
「どうしたもんじゃろのう」というのは静岡県の浜松あたりの方言で、標準語で言うと「どうしたものか」「どうしたらいいだろう」といった意味合いになります。
悩みや解決しなくてはいけない問題に直面して、それを何とか解決したいのだけど、解決策が思いつかない時などに思わず口にすることが多い言葉です。
問題から目をそらさずに、問題を何とか解決したいという前向きな気持ちから出る言葉といえます。
問題に直面した時に、目をそらしたり、最初からあきらめたりする後ろ向きな思考の人からは「どうしたもんじゃろのう」という言葉は出てこないものです。
2. 「どうしたもんじゃろのう」の言い換え
2-1. 「どうしたらいいだろう」
問題を解決しようとする時に、その解決策がすぐに思い当たらないことはよくあります。
そんな時には人は、過去の経験を参考にしようと自分の記憶の中からヒントを探そうとします。
似たような経験をしていない場合はヒントがすぐに見つからないので、「どうしたらいいだろう」となるわけです。
それでも解決したいという前向きな意志がある人は、応用力を働かせて解決へ導いたり、周囲の意見を聞いて、なんとか解決しようとします。
問題を解決することが出来れば自信に繋がりますし、解決できなかった場合にも、その経験から学ぶことは多いものです。
2-2. 「なんとかならないものだろうか」
物事が順調に進まずに大きな壁に当たった時に、解決することをすぐに諦めてしまう人とそうでない人がいます。
解決するためには大きな労力と時間が必要で、努力して取り組んでも望む結果が出せるとは限りません。
それでもなんとか解決しようとする人は、努力家でポジティブ思考な人なので、「なんとかならないものだろうか」から「なんとかなる」という気持ちに切り替えて、問題に正面から取り組み、解決することができます。
2-3. 「何か解決策はないものだろうか」
「何か解決策はないものだろうか」という人は、問題は解決するものであるという考えがあります。
解決することを諦めて、問題から逃げるという選択肢は、始めからありません。
そのため、解決する為の方法をすぐに模索しようとするのです。
解決する気がない人は、解決策を模索することすらしないものです。
頭を悩ませて努力することで問題を解決させられる人は、どんな問題が起きても、積極的に前向きに取り組むことができます。
問題を解決することを考える時、自力で解決できるのか、他人の力をかりなくては解決できないものかという選択に迫られます。
ここで判断を誤ると、解決への道のりは遠くなってしまいます。
3. 「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人のイメージ
3-1. 「とと姉ちゃん」にハマっていた人
「どうしたもんじゃろのう」は、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインの口癖でした。
毎日見ていてヒロインの人柄や生き方に共感して、ハマった人も多いでしょう。
ヒロインを毎日見続けているうちに、自分にとって身近な存在に感じるようになり、親近感がわいてくるものです。
そして、ヒロインに感情移入し、ヒロインの喜怒哀楽が自分のことのように感じてきます。
「どうしたもんじゃろのう」という口癖を何度も耳にしているうちに、口癖が移ってしまうこともあります。
又、ヒロインの生き方に憧れを持った人は、憧れの人のようになりたいという気持ちから、無意識のうちにその人の口癖を真似ていることもあります。
3-2. 真面目で誠実な人
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人には、真面目で誠実なイメージがあります。
自分がやらなくてはいけないこと、例えば、仕事で自分の担当していることを、きっちりとこなす人というイメージです。
責任感があり真面目な人は、仕事が上手くいかなくても投げ出しません。
トラブルがあっても先送りにしたり、誰かに押し付けるようなこともしません。
「どうしたもんじゃろのう」と言いながら解決策を模索して、自分のやるべきことをきちんとこなすのです。
生きていく上で、信用は大きな宝です。
信用を得ることは難しく、信用を失くすことは簡単です。
真面目で誠実な人は、周りからの信用が厚くなります。
3-3. 静岡県出身の人
「どうしたもんじゃろのう」は静岡県の浜松あたりの方言です。
「とと姉ちゃん」の影響もあって、その知名度は上がりました。
ですので、「どうしたもんじゃろのう」と言っている人がいたら、「この人は浜松出身なのかな」と思われることがあります。
4. 「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人の心理
4-1. 不器用
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、世渡り上手で、何でもそつなくこなすタイプの人ではありません。
生き方が不器用だったり、ちょっと要領が悪いところがあります。
そのため、人よりも悩みが多くなる傾向にあります。
悩みが多ければ、それだけ解決しなければならないことが多くなりますので、問題を解決するために口にする「どうしたもんじゃろのう」という言葉が口癖のようになります。
4-2. 真面目
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、真面目で責任感の強い人が多い傾向にあります。
問題に真摯に向き合う誠実さがあります。
物事は常に順調に進み続けるとは限りません。
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、目の前の問題に1つ1つ真剣に取り組んで、なんとか解決をしようと努力します。
真面目な性格なので、問題を棚上げしたり、投げ出したりといった無責任なことができないのです。
そのため、沢山の問題を抱えてしまった時には、解決しなくてはいけないことが山積みになり、真面目であるがゆえに、心が弱くなってしまうこともあります。
4-3. 努力家
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、真面目で努力家です。
問題があれば、それを解決するために根気よく努力を続けることができます。
時間がかかっても解決しなくては、という気持ちが強いのです。
人から言われてしぶしぶ問題に向き合う人は、難しい問題に遭遇したときには途中で諦めてしまいますが、「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、いつでも自発的に問題に取り組みますので、こうした努力を続けることができます。
要領よく何でもこなせる人から見たら、「なぜそんなことで悩むのか?」と思うこともありますが、不器用な人だからこそ多くの壁に当たってそれを乗り越えるという経験を沢山することができます。
学ぶ機会が多く、自分を成長させることができるのです。
4-4. 前向き
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、前向きで明るい性格をしています。
悩みは多くても、いつも明るく前向きな性格がベースにあるので、自分を卑下したり否定したりせず、ポジティブに生きることができます。
心に弱い部分もあるので、常に自分に自信満々というタイプではありませんが、心の根底では自分を信じているので、「どうしたもんじゃろのう」と、問題に正面から向き合い続ける姿勢を持ち続けることができます。
ネガティブ思考の人であれば、悩みに正面から向き合うことはしません。
「どうせどうにもならないから」と、悩みからすぐに目を背けてしまうものです。
4-5. 心に弱い部分がある
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、前向きで明るい性格ではあるものの、心に弱い部分を持っています。
ポジティブ思考で自分に自信があり、強い心を持っている人であれば、何事もなんとかなると思っているので、悩みを悩みとも思いません。
問題が起きても、それを楽しむくらい気持ちに余裕があります。
そのため「どうしたもんじゃろのう」という言葉が口癖になるほど多用することがないのです。
「どうしたもんじゃろのう」が口癖になっている人は、気持ちに余裕がなくなりがちです。
前向きな明るさの裏に、弱さが隠れているということです。
4-6. 困っている人を放っておけない
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、優しい性格で、困っている人を見たら放っておけないタイプです。
他人の心配をする前に、自分の心配をした方がいいのでは?と思われることもありますが、目の前に困っている人がいれば、助けてあげたいと思います。
それは、困っている人の気持ちが良く理解できるからなのです。
5. 「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人の対処方法
5-1. 相談に乗ってあげる
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人が身近にいたら、相談に乗ってあげましょう。
悩みを解消したいという意欲が強く、何とかしようともがいている人です。
あなたが相談に乗ってあげることで、本人が気づかなかった解決策のヒントを与えてあげることになるでしょう。
又、「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、他人のアドバイスに耳を傾けることができる人でもありますので、「せっかく相談に乗っているのに、聞く耳をもたないのでは解決しようがない」「アドバイスしても頭ごなしに否定されるからアドバイスのしようがない」といった、相談に乗る甲斐がない人ではありません。
5-2. 協力してあげる
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人が困っていたら、そっと手を差し伸べて協力してあげましょう。
不器用なところがあるので、人より作業に時間がかかったり、理解するのに時間がかかり、周囲のスピードに付いていけないことがあります。
真面目な性格なので、時間がかかっても丁寧に仕事をします。
早く作業をするために雑になるようなやっつけ仕事はしません。
やっつけ仕事をしたために、余計な仕事が増えてしまう人や、やり直しをすることとなって結果的に倍以上の時間がかかってしまうというような人もいる中、丁寧で真面目に仕事ができる人には率先して協力してあげましょう。
まとめ
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人のは、悩み多き人です。
現状を、より良くしようと前向きに悩んでいる人なので、身近にいたら相談に乗ってあげましょう。
相談に乗って一緒に悩んであげることで、あなたも一緒に成長することができます。
3. 「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人のイメージ
3-1. 「とと姉ちゃん」にハマっていた人
「どうしたもんじゃろのう」は、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインの口癖でした。
毎日見ていてヒロインの人柄や生き方に共感して、ハマった人も多いでしょう。
ヒロインを毎日見続けているうちに、自分にとって身近な存在に感じるようになり、親近感がわいてくるものです。
そして、ヒロインに感情移入し、ヒロインの喜怒哀楽が自分のことのように感じてきます。
「どうしたもんじゃろのう」という口癖を何度も耳にしているうちに、口癖が移ってしまうこともあります。
又、ヒロインの生き方に憧れを持った人は、憧れの人のようになりたいという気持ちから、無意識のうちにその人の口癖を真似ていることもあります。
3-2. 真面目で誠実な人
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人には、真面目で誠実なイメージがあります。
自分がやらなくてはいけないこと、例えば、仕事で自分の担当していることを、きっちりとこなす人というイメージです。
責任感があり真面目な人は、仕事が上手くいかなくても投げ出しません。
トラブルがあっても先送りにしたり、誰かに押し付けるようなこともしません。
「どうしたもんじゃろのう」と言いながら解決策を模索して、自分のやるべきことをきちんとこなすのです。
生きていく上で、信用は大きな宝です。
信用を得ることは難しく、信用を失くすことは簡単です。
真面目で誠実な人は、周りからの信用が厚くなります。
3-3. 静岡県出身の人
「どうしたもんじゃろのう」は静岡県の浜松あたりの方言です。
「とと姉ちゃん」の影響もあって、その知名度は上がりました。
ですので、「どうしたもんじゃろのう」と言っている人がいたら、「この人は浜松出身なのかな」と思われることがあります。
4. 「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人の心理
4-1. 不器用
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、世渡り上手で、何でもそつなくこなすタイプの人ではありません。
生き方が不器用だったり、ちょっと要領が悪いところがあります。
そのため、人よりも悩みが多くなる傾向にあります。
悩みが多ければ、それだけ解決しなければならないことが多くなりますので、問題を解決するために口にする「どうしたもんじゃろのう」という言葉が口癖のようになります。
4-2. 真面目
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、真面目で責任感の強い人が多い傾向にあります。
問題に真摯に向き合う誠実さがあります。
物事は常に順調に進み続けるとは限りません。
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、目の前の問題に1つ1つ真剣に取り組んで、なんとか解決をしようと努力します。
真面目な性格なので、問題を棚上げしたり、投げ出したりといった無責任なことができないのです。
そのため、沢山の問題を抱えてしまった時には、解決しなくてはいけないことが山積みになり、真面目であるがゆえに、心が弱くなってしまうこともあります。
4-3. 努力家
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、真面目で努力家です。
問題があれば、それを解決するために根気よく努力を続けることができます。
時間がかかっても解決しなくては、という気持ちが強いのです。
人から言われてしぶしぶ問題に向き合う人は、難しい問題に遭遇したときには途中で諦めてしまいますが、「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、いつでも自発的に問題に取り組みますので、こうした努力を続けることができます。
要領よく何でもこなせる人から見たら、「なぜそんなことで悩むのか?」と思うこともありますが、不器用な人だからこそ多くの壁に当たってそれを乗り越えるという経験を沢山することができます。
学ぶ機会が多く、自分を成長させることができるのです。
4-4. 前向き
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、前向きで明るい性格をしています。
悩みは多くても、いつも明るく前向きな性格がベースにあるので、自分を卑下したり否定したりせず、ポジティブに生きることができます。
心に弱い部分もあるので、常に自分に自信満々というタイプではありませんが、心の根底では自分を信じているので、「どうしたもんじゃろのう」と、問題に正面から向き合い続ける姿勢を持ち続けることができます。
ネガティブ思考の人であれば、悩みに正面から向き合うことはしません。
「どうせどうにもならないから」と、悩みからすぐに目を背けてしまうものです。
4-5. 心に弱い部分がある
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、前向きで明るい性格ではあるものの、心に弱い部分を持っています。
ポジティブ思考で自分に自信があり、強い心を持っている人であれば、何事もなんとかなると思っているので、悩みを悩みとも思いません。
問題が起きても、それを楽しむくらい気持ちに余裕があります。
そのため「どうしたもんじゃろのう」という言葉が口癖になるほど多用することがないのです。
「どうしたもんじゃろのう」が口癖になっている人は、気持ちに余裕がなくなりがちです。
前向きな明るさの裏に、弱さが隠れているということです。
4-6. 困っている人を放っておけない
「どうしたもんじゃろのう」が口癖の人は、優しい性格で、困っている人を見たら放っておけないタイプです。
他人の心配をする前に、自分の心配をした方がいいのでは?と思われることもありますが、目の前に困っている人がいれば、助けてあげたいと思います。
それは、困っている人の気持ちが良く理解できるからなのです。
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