自分に厳しい人の心理や恋愛傾向、メリット、デメリットなどまとめてみました。
また自分に厳しくするコツも参考にしてみてください。
- 自分に厳しい人とは?
- 自分に厳しい人の関連語
- 自分に厳しい人の特徴
- 自分に厳しい人の心理
- 自分に厳しい人の恋愛傾向
- 自分に厳しい人のメリット
- 自分に厳しい人のデメリット
- 自分に厳しい人になる方法やコツ
- まとめ
1. 自分に厳しい人とは?
自分に厳しい人とは、ストイックで何事も頑張る人というイメージがあります。
仕事や生活面において自分をしっかりコントロールしているという印象がありますが、反面、他者に対しても厳しかったり自分と同じことを求めたりといった面が目立ち敬遠されることもあります。
また自分に厳しい人は自分に甘い人に対して「だらしがない」と見下す傾向もあります。
自分に甘い人も自分に厳しい人と性格的には合わないことが多いのであまり一緒にいることはない組み合わせといえるでしょう。
基本的には完璧主義、真面目、ストイックな人が自分に厳しい人と思っていいでしょう。
ただし自分を追い詰めてしまうところがありますので、それは気をつけた方がいいところでもあります。
2. 自分に厳しい人の関連語
2-1. 禁欲的(ストイック)
自分で自分の行動をコントロールしている、欲望に走らず身を律していることを禁欲的(ストイック)といいます。
まさに自分に厳しくなければ禁欲的にはなれないものです。
2-2. 自分を律する
「律する」とは、ある基準によって、物事を考えたり、処理したりすることをいいます。
自分を律するというのは自分に甘い人にはなかなかできないことであり、自分に厳しくなければならないのです。
2-3. 妥協をしない
妥協とは相手のことを考えて合わせるという意味で使われますが「自分に妥協しない」という使い方もします。
すぐに諦めたり、投げ出したりしないことをいいます。
2-4. 努力を積み重ねる
自分に甘い人は努力が長続きしない傾向があります。
自分に厳しい人は努力を積み重ねていきます。
だからこそ実力がついたり、結果を出せるのです。
自分に厳しい人は大抵、努力を積み重ねている人です。
3. 自分に厳しい人の特徴
自分に厳しい人に見られる特徴を集めてみました。
いい面ばかりではなくちょっと困った面や悪い面もありますが、自分に厳しい人とは大体このような人であるとイメージがつくかと思います。
自分が自分に厳しいタイプなのか、そうでないのかのチェックとしても使えますので、ぜひ参考にしてみてください。
3-1. 黙々と作業する
自分に厳しい人は、作業でもダイエットでも勉強でも、黙々とひたすら目の前の作業に没頭します。
集中力が高く、すぐに気が散ったりということはありません。
その為、没頭している時は周りの人から話しかけられても気がつかなかったり、話しかけにくいオーラを放ってしまうこともあります。
3-2. 深く考える
物事に対して、深く考えるタイプです。
将来的なことであれ、短期的なことであれ「どうにかなる」「適当に」と流すことはできません。
計画をきっちり立てないと安心できないのです。
3-3. 真面目で勉強家
自分に厳しい人は、真面目な性格で勉強家です。
仕事でも趣味でも適当にこなすということができず、また自分が全て把握していなければ気が済まないということもあり、調べたり勉強したりと知識を深めていく傾向にあります。
3-4. 努力を惜しまない
自分に厳しい人は、自分を高めていく為の努力を惜しむことはありません。
また仕事に対しても手を抜かず、苦手なことであっても努力して克服しようと頑張るタイプです。
あまり頑張りたくないというタイプの人からは煙たがられることもあります。
3-5. 根を詰め過ぎる
何事も、集中してしまい、長時間作業をしてしまうことがあります。
根を詰め過ぎて、寝食を忘れるようなところがあります。
自分では無意識のうちにそうなってしまう為、周りの人に「疲れているよ」「無理しすぎているよ」と指摘されるまで気がつかないことも多いのです。
無意識に自分に負荷をかけてしまうタイプです。
無理をして体調を崩してしまうこともあります。
3-6. プライドが高い
自分に厳しい人というのは、プライドが高いのです。
カッコ悪い自分を人に見せたくないという気持ちもありますが、それ以上に自分が我慢できないのです。
理想の自分、カッコいい自分でなければ気が済みません。
3-7. 正義感が強い
自分に厳しい人は、正義感が強いのです。
間違ったことは駄目という意識が強いので、自分に対してもだらけていたり、怠けていると駄目になる、正しくない!と思ってしまいます。
また自分に関係なくても、不正や良くないことを見るとつい熱くなって注意したり、関わってしまうところがあります。
その為、余計な恨みを買ってしまうこともありますが、見て見ぬふりができないのでそうなってしまうのです。
3-8. ルールは守る
自分に厳しい人は、ルールは必ず守るという考え方です。
決められていることももちろんですが、自分で作ったマイルールであったり、人との約束、決め事も同じです。
一度でもそれを破れば自分は堕落してしまう、そのような考えを持っていますので、人が見ていなくてもルールはしっかり守ろうとします。
3-9. 自分に甘い人とは合わない
自分に厳しい人が一番嫌なのが、自分に甘く堕落している人です。
適当でその場しのぎ、考えなしに生きている人のことが理解できません。
また都合よく人に頼ったり甘える人のことも嫌いです。
決して意地悪をするわけではありませんが、仲良くしようとも思わないでしょう。
自分に甘い人とは基本的に話も合いませんし、考え方も真逆ですから性格的に合わないのです。
3-10. 高圧的に見えてしまう
自分に厳しい人は、他人から見ますと、ちょっと怖い、高圧的に見えてしまうところがあります。
本人にそのつもりはなくても、自分に厳しい人は他の人にも厳しいのではないかと思われがちです。
確かに自分に厳しい人の中には、他人にも厳しい人はいますが、全てがそうではありません。
むしろ自分には厳しいけれど他人には優しい、甘いという人もいるのです。
その人の考え方、性格というのは隠していても外面に表れてしまうものです。
自分に厳しく生きている人は、厳しさ、てきぱきしたところ、真っすぐなところがオーラとして出ています。
3-11. 滅多と怒らないが、怒ったら怖い
自分に厳しい人は、いつでも怒っているわけではありません。
むしろ冷静ですので感情任せに怒ったりということは少ないでしょう。
しかし、一旦不愉快に感じること、間違っていると怒りを感じますと、冷静に怒りますので相手からすると「取り付く島もない」状態になり、怖いと思ってしまうのです。
感情的に、一時的に怒った場合は時間が経てばトーンダウンすることがほとんどでしょう。
しかし冷静な怒りは持続しますし、そう簡単に収まることもないのです。
筋の通らぬことに関しては許さないという強さが自分に厳しい人にはあるのです。
3-12. 他人には無関心になりがち
自分に厳しい人は、自分を高めることが大好きですから、常に忙しく動き回っていることが多いのです。
仕事が終われば、勉強やスポーツジムなど、何かしら予定が入っているものです。
その為、他人の動向に関しては見向きをしない、無関心になりがちなのです。
気軽に話せる友達が少ないという傾向はあります。
どうしても自分に厳しい人は一匹狼のイメージが強いのです。
3-13. ストイック
自分に厳しい人は、一度決めたことに関しては徹底的にやり遂げようという気持ちが強く、意志も固いのです。
例えば、ダイエットや体を鍛えることなどはつい挫折したり、時には練習をさぼったりということもあるでしょう。
しかし自分に厳しい人はそのようなことはほぼありません。
ストイックになることが逆に快感なのです。
キツイ練習をこなしている自分がカッコいいと自分に酔えるタイプ。
4. 自分に厳しい人の心理
自分に厳しい人はどのような心理なのでしょうか。
見ていきましょう。
4-1. 自分は正しくありたいと思っている
自分に厳しい人は、自分は常に正しくありたいと思っているのです。
すぐに飽きるとか、楽な方向に流れるということは、自分に厳しい人にとっては「正しいこと」ではないのです。
自分に厳しいことは「正しいこと」という思いがあり、厳しくなるのです。
4-2. 志を持っている
志とは、心の持ち方であったり、信念、何かを目指す気持ちのことをいいます。
自分に厳しい人と甘い人の大きな違いは、この志があるかないかなのです。
自分に甘い人は行き当たりばったり、流れに乗って何となく生きている、過ごしているということが多いのです。
また目標を持つこと自体に興味がないこともあります。
一方で自分に厳しい人は、最初に志があるのです。
自分の理想とする生き方、目指すものへ向かって日々を前向きに過ごしているからこそ、自分に厳しくなるのです。
甘やかしてばかりでは堕落してしまいますし、成長も止まってしまうからです。
4-3. 理想が高い
自分に厳しい人は持っている理想が高いのです。
理想が高いということはそれだけ努力や能力が必要となります。
それゆえに自分に厳しくしていくことになるのです。
望んでいるものがなかったり、理想が低ければ自分を高める必要もありませんし、甘くしていても問題はないからです。
自分に厳しい人は心に理想や目標を持っているのです。
4-4. コンプレックスを克服したいという強い気持ち
かつて、何かに対してコンプレックスがあった、それを克服したいという強い気持ちがあると、自分に対して厳しくなります。
コンプレックスに負けるのではなく、正面から堂々と立ち向かって克服すると決めた人は自分に厳しくなりますし、メンタルも強くなります。
一度コンプレックスに打ち勝ちますと、それが成功体験となりコンプレックスは解消しますし、自分はコンプレックスを克服したという自信にもなるのです。
ですからますます自分に厳しくなっていきます。
5. 自分に厳しい人の恋愛傾向
自分に厳しい人は恋愛をするとどういった傾向が見られるか気になるのではないでしょうか。
自分に甘い人と恋愛するのは楽ですが、いずれ問題となることも多いのです。
自分に厳しい人との恋愛は幸せになる可能性を秘めているといえます。
それでは見ていきましょう。
5-1. 相手に応えようとする気持ちが強い
自分に厳しい人というのは基本的に完璧主義です。
仕事だけではなく恋愛においても、完璧、正しいものを求めようとするでしょう。
真面目で一生懸命という性格ですから、相手に応えよう、喜ばせてあげようという気持ちが強いのです。
また遊びとかノリで適当につき合うということは少ないでしょう。
なぜならば無意味なことや無駄なことに時間やお金を使うことは「馬鹿げている」「正しくない」と思ってしまうからです。
ですから自分に厳しい人が、異性とつき合うのは「本気モード」とみて差し支えないでしょう。
5-2. 自分を高めようとする
好きな人ができると、自分に厳しい人はさらに自分の魅力、人間性を高めようと頑張ります。
好きな人に理想を高く求めるというよりは、好きになるのが自分の理想に合っている人ですから、相手に求め過ぎることは案外ないものなのです。
どちらかといえば自分に甘い人の方が、自分のことは棚に上げて相手に高望みをするケースの方が多いのです。
自分に厳しい人は相手に求めるよりも、自分のレベルアップに励みます。
ダイエットをする、勉強をする、収入を上げようと仕事を一生懸命するなどがわかりやすい例です。
5-3. 相手と高めあうことも好き
自分に厳しい人が相手に高望みすることは少ないのは、そもそも好きになる相手がハイレベルであるからです。
しかし、そのような相手というのはやはり自己磨きが好きなものです。
つまり似た者同士というわけです。
カップルで勉強会やスポーツなど二人で高めあっていくようなつき合い方になります。
そしてお互いがお互いのことを「自慢の恋人」と思っているのです。
5-4. 自分に甘い性格の相手とは恋愛が続かない
見た目が良かったり、その時の雰囲気が良くてつき合いが始まっても、その後相手が自分に甘い性格だったり、ルーズなところがあるとわかると、価値観の違いから息苦しさを感じるようになります。
自分に厳しい人にとっては自分は正義です。
つまり恋人がだらしないとどこかで責めたり、見下す気持ちが芽生えてくるのです。
一方自分に甘い人にとっては、自分に厳しい人が恋人であれば、堅苦しい、細かいことにうるさい、疲れる、ウザいなどと思うようになりますし雰囲気的に落ち着けないと感じてしまうこともあります。
水と油のような二人ですので、お互いが我を通せば、自然消滅、破局してしまうこともあります。
上手くいかせるにはお互いが妥協するしかないのです。
6. 自分に厳しい人のメリット
自分に厳しくなることで得られるメリットはどのようなものでしょうか。
自分に厳しい人のメリットを見ていきましょう。
6-1. 能力が高くなる
自分に厳しい人は、何度も納得がいくまで繰り返します。
また途中で手を抜いたりということがありません。
結果として実力がついていき、磨かれていきますし、常に能力を高める努力をしているということになります。
いくら才能があっても継続せずにすぐに止めてしまえばそこまでで終わってしまいます。
さほど才能がなくても努力を継続することで自分を高めていくことは可能なのです。
よって自分に厳しい人というのは仕事でも趣味でも能力がいずれ高くなっていくのです。
6-2. 真面目なので信頼を得やすい
自分に厳しい人というのは、面倒な人、細かそうな人といった印象を持たれる反面、真面目なので「任せておけば間違いはない」といった信頼を得やすい人でもあります。
仕事でも私生活でも自分を律していますので適当だったりいい加減ということがないのです。
またそのような人は見た目にもオーラとして表れているものです。
いくら取り繕っても不真面目な人はどこか胡散臭い印象を相手に与えるものです。
自分に厳しい人は自然体にしていてもしっかり者といったオーラが出ているのです。
6-3. しっかりしている人として認知される
自分に厳しい人は、堅苦しく思われることもありますが、しっかりしている人として周りに認知されていきます。
その為仕事においては上司受けも良く、周りからもしっかりしていると思われるのです。
仕事では「ノリがいい」とか「面白い」「楽しい」という要素はそこまで重要ではありません。
相手と必要なコミュニケーションをとることができて、仕事を丁寧にこなしていくことの方が大事なのです。
ムードメーカーとして多少仕事ができなくても愛されるタイプもいますが、それでいつまでも通せるわけでもありません。
自分に厳しく仕事を完璧にこなせる人の方がいずれは必要とされる人材となるのではないでしょうか。
6-4. 大きな失敗が少ない
自分に厳しい人は、完璧主義ですから、楽観的な人から見れば「気にしすぎ」「細かい」と見られることもあるようです。
しかし自分に厳しい人は何事も完璧を求める傾向にありますから、適当なことをするのは嫌なのです。
その為他の人よりも何度もチェックしたり、やり直したりと仕事に時間がかかることもあります。
周りとしては振り回される、うんざりする時もあるかもしれませんが、結果的に大きな失敗をすることは少ないのです。
7. 自分に厳しい人のデメリット
自分に厳しいことは、時にデメリットになる場合もあります。
何事も極端になるとマイナス面が出てくるものです。
それでは自分に厳しい人のデメリットを見ていきましょう。
7-1. 自分の作った目標がプレッシャーになって苦しむ
自分に厳しい人は、自分にノルマを課して高めていくということが大好きです。
時に他人から見れば苦行のようなことが本人にとっては難しいゲームを攻略するかのように楽しめるものなのです。
はっきり言ってしまえば気質としてはM気質でしょう。
自分を苦しめて、いじめて、喜んでいるようなところがあります。
マイゲームとして楽しめているうちはいいのですが、人間ですから、体調が悪い日とか、仕事が立て込んで忙しい日などもあるのです。
そのような時はすっぱりと自分の作ったノルマは「休み」とすれば問題はないのです。
しかし自分に厳しい人はそのような臨機応変が「これはサボりではないか」「甘えてしまう、だらけてしまう」などと考えて無理をしようとしてしまうのです。
自分の作ったノルマがプレッシャーとなり苦しい、ストレスになるということがよくあります。
7-2. 融通が利かない、真面目過ぎる
自分に厳しい人は、何事にも真面目です。
人と接する時にもその真面目さが前面に出てしまい、相手からしたら「融通が利かない奴」「真面目過ぎる」と嫌がられることもあるのです。
7-3. 親しみやすい雰囲気とはいえない
自分に厳しい人は、一人でも平気なことが多く、一匹狼スタイルを貫くこともあります。
本人はそれで困ることはないのですが、周りからはどう取り扱っていいかわからない人といった見方をされることもあります。
親しみにくい雰囲気を出しているのです。
8. 自分に厳しい人になる方法やコツ
自分に甘いところを改善したり、自分に厳しくストイックになりたいと思っている人に、自分に厳しい人になる方法、コツをお伝えしましょう。
自分に厳しくなれば、ダイエットにすぐに挫折することもなく、仕事においても粘りを見せることができライバルに勝てる可能性もあります。
では見ていきましょう。
8-1. 実現可能な目標を立てる
今の自分に無理な目標を立てるのは止めましょう。
それは3日で挫折してしまうようなものです。
実現可能な目標を立てましょう。
まずはそこから始めていくことが大事なのです。
8-2. 最初から諦めない
「どうせ無理」などと言い訳をしている人は、今すぐにその言い訳を止めましょう。
最初から諦めて取り組めば、上手くいくものもいかなくなります。
イメージトレーニングに時間をかけてください。
仕事でも趣味でも勉強でも自分が取り組むことに関して、なりたい姿、成功しているところを思い描くことです。
それができれば実現は可能といわれています。
「どうせ無理」と思う時間があるならば、成功している姿をイメージしてください。
8-3. すぐに結果を求めない
自分に甘い人は短期間で結果を求める傾向があります。
自分に厳しくなりたいのであれば、何事も長期的に見ていくようにしましょう。
気長になることが大事です。
自分に甘い人というのは短気な性格の人が多いのです。
8-4. 継続することそのものに価値を見出す
自分に厳しい人は、何事も長く続けることができる人です。
長く続けていればいい時も悪い時も経験します。
経験することでさらに自信をつけていきますし、余裕が持てるのです。
また自分に厳しい人は、いい結果が出たら満足、そこで終わり・・・ではないのです。
継続していくこと自体に価値や意味があると思っています。
ですから、人づきあいにしてもいい関係性を長く続けようと努力するのです。
自分に甘い人ほど、何をしても続かない、すぐにリセットしてしまうという傾向があります。
「継続すること」そのものを目標にしてみてはどうでしょうか。
どんな小さなことでも1年は続けると自分に誓ってみましょう。
それが達成できれば、すごく大きな自信がつきます。
「1年続けた」この事実は大きいですし、一生自分の中の宝物、財産となることでしょう。
8-5. 目標を達成できたらご褒美を与える
自分の目標が達成できたら、その都度ご褒美を与えることです。
小さなことでいいのです。
読みたかった本を買う、好きなお菓子を買う、見たかった映画を見る・・・といったように「頑張ったら楽しいことがある」ということを脳に覚えさせるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分に厳しい人の特徴、心理、メリット、デメリットなどまとめてお伝えしました。
また自分が厳しい人になる方法も紹介しました。
自分に厳しく、それを他人にも求めるようになることには気をつけておきましょう。
生き方は人それぞれですので、他人を無理に変えようとすることは無理ですし、嫌がられるでしょう。
また自分に厳しい人に困っている人は、特徴を掴み、相手と上手くやっていけるように工夫しましょう。
最後に、自分に厳しい人になりたいと思っている人は、今日から何か小さな目標を作って取り組むことを始めてみてください。
それを1年続ければきっと、ストイックなカッコいい自分に近づいていけることでしょう。
5. 自分に厳しい人の恋愛傾向
自分に厳しい人は恋愛をするとどういった傾向が見られるか気になるのではないでしょうか。
自分に甘い人と恋愛するのは楽ですが、いずれ問題となることも多いのです。
自分に厳しい人との恋愛は幸せになる可能性を秘めているといえます。
それでは見ていきましょう。
5-1. 相手に応えようとする気持ちが強い
自分に厳しい人というのは基本的に完璧主義です。
仕事だけではなく恋愛においても、完璧、正しいものを求めようとするでしょう。
真面目で一生懸命という性格ですから、相手に応えよう、喜ばせてあげようという気持ちが強いのです。
また遊びとかノリで適当につき合うということは少ないでしょう。
なぜならば無意味なことや無駄なことに時間やお金を使うことは「馬鹿げている」「正しくない」と思ってしまうからです。
ですから自分に厳しい人が、異性とつき合うのは「本気モード」とみて差し支えないでしょう。
5-2. 自分を高めようとする
好きな人ができると、自分に厳しい人はさらに自分の魅力、人間性を高めようと頑張ります。
好きな人に理想を高く求めるというよりは、好きになるのが自分の理想に合っている人ですから、相手に求め過ぎることは案外ないものなのです。
どちらかといえば自分に甘い人の方が、自分のことは棚に上げて相手に高望みをするケースの方が多いのです。
自分に厳しい人は相手に求めるよりも、自分のレベルアップに励みます。
ダイエットをする、勉強をする、収入を上げようと仕事を一生懸命するなどがわかりやすい例です。
5-3. 相手と高めあうことも好き
自分に厳しい人が相手に高望みすることは少ないのは、そもそも好きになる相手がハイレベルであるからです。
しかし、そのような相手というのはやはり自己磨きが好きなものです。
つまり似た者同士というわけです。
カップルで勉強会やスポーツなど二人で高めあっていくようなつき合い方になります。
そしてお互いがお互いのことを「自慢の恋人」と思っているのです。
5-4. 自分に甘い性格の相手とは恋愛が続かない
見た目が良かったり、その時の雰囲気が良くてつき合いが始まっても、その後相手が自分に甘い性格だったり、ルーズなところがあるとわかると、価値観の違いから息苦しさを感じるようになります。
自分に厳しい人にとっては自分は正義です。
つまり恋人がだらしないとどこかで責めたり、見下す気持ちが芽生えてくるのです。
一方自分に甘い人にとっては、自分に厳しい人が恋人であれば、堅苦しい、細かいことにうるさい、疲れる、ウザいなどと思うようになりますし雰囲気的に落ち着けないと感じてしまうこともあります。
水と油のような二人ですので、お互いが我を通せば、自然消滅、破局してしまうこともあります。
上手くいかせるにはお互いが妥協するしかないのです。
6. 自分に厳しい人のメリット
自分に厳しくなることで得られるメリットはどのようなものでしょうか。
自分に厳しい人のメリットを見ていきましょう。
6-1. 能力が高くなる
自分に厳しい人は、何度も納得がいくまで繰り返します。
また途中で手を抜いたりということがありません。
結果として実力がついていき、磨かれていきますし、常に能力を高める努力をしているということになります。
いくら才能があっても継続せずにすぐに止めてしまえばそこまでで終わってしまいます。
さほど才能がなくても努力を継続することで自分を高めていくことは可能なのです。
よって自分に厳しい人というのは仕事でも趣味でも能力がいずれ高くなっていくのです。
6-2. 真面目なので信頼を得やすい
自分に厳しい人というのは、面倒な人、細かそうな人といった印象を持たれる反面、真面目なので「任せておけば間違いはない」といった信頼を得やすい人でもあります。
仕事でも私生活でも自分を律していますので適当だったりいい加減ということがないのです。
またそのような人は見た目にもオーラとして表れているものです。
いくら取り繕っても不真面目な人はどこか胡散臭い印象を相手に与えるものです。
自分に厳しい人は自然体にしていてもしっかり者といったオーラが出ているのです。
6-3. しっかりしている人として認知される
自分に厳しい人は、堅苦しく思われることもありますが、しっかりしている人として周りに認知されていきます。
その為仕事においては上司受けも良く、周りからもしっかりしていると思われるのです。
仕事では「ノリがいい」とか「面白い」「楽しい」という要素はそこまで重要ではありません。
相手と必要なコミュニケーションをとることができて、仕事を丁寧にこなしていくことの方が大事なのです。
ムードメーカーとして多少仕事ができなくても愛されるタイプもいますが、それでいつまでも通せるわけでもありません。
自分に厳しく仕事を完璧にこなせる人の方がいずれは必要とされる人材となるのではないでしょうか。
6-4. 大きな失敗が少ない
自分に厳しい人は、完璧主義ですから、楽観的な人から見れば「気にしすぎ」「細かい」と見られることもあるようです。
しかし自分に厳しい人は何事も完璧を求める傾向にありますから、適当なことをするのは嫌なのです。
その為他の人よりも何度もチェックしたり、やり直したりと仕事に時間がかかることもあります。
周りとしては振り回される、うんざりする時もあるかもしれませんが、結果的に大きな失敗をすることは少ないのです。
7. 自分に厳しい人のデメリット
自分に厳しいことは、時にデメリットになる場合もあります。
何事も極端になるとマイナス面が出てくるものです。
それでは自分に厳しい人のデメリットを見ていきましょう。
7-1. 自分の作った目標がプレッシャーになって苦しむ
自分に厳しい人は、自分にノルマを課して高めていくということが大好きです。
時に他人から見れば苦行のようなことが本人にとっては難しいゲームを攻略するかのように楽しめるものなのです。
はっきり言ってしまえば気質としてはM気質でしょう。
自分を苦しめて、いじめて、喜んでいるようなところがあります。
マイゲームとして楽しめているうちはいいのですが、人間ですから、体調が悪い日とか、仕事が立て込んで忙しい日などもあるのです。
そのような時はすっぱりと自分の作ったノルマは「休み」とすれば問題はないのです。
しかし自分に厳しい人はそのような臨機応変が「これはサボりではないか」「甘えてしまう、だらけてしまう」などと考えて無理をしようとしてしまうのです。
自分の作ったノルマがプレッシャーとなり苦しい、ストレスになるということがよくあります。
7-2. 融通が利かない、真面目過ぎる
自分に厳しい人は、何事にも真面目です。
人と接する時にもその真面目さが前面に出てしまい、相手からしたら「融通が利かない奴」「真面目過ぎる」と嫌がられることもあるのです。
7-3. 親しみやすい雰囲気とはいえない
自分に厳しい人は、一人でも平気なことが多く、一匹狼スタイルを貫くこともあります。
本人はそれで困ることはないのですが、周りからはどう取り扱っていいかわからない人といった見方をされることもあります。
親しみにくい雰囲気を出しているのです。
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