小並感とは「小学生並みの感想」を意味するネットスラングです。
小並感の使い方や類語・派生語、小並感で返信する心理にはどのようなものがあるのでしょうか?
ネットスラングの「小並感」について詳細に解説していきます。
- 「小並感」とは?
- 「小並感」の使い方や例文
- 「小並感」の類語や言い換え
- 「小並感」はネットで生まれた言葉?
- 「小並感」の派生語
- 「小並感」と付けて返信する心理・相手の感想に対して「小並感」と評価する心理
- 派生語の「大並感」とは?
- まとめ
1. 「小並感」とは?
「小並感」とは、「小学生並みの感想・小学生レベルの簡単で率直な感想」を意味するネットスラングです。
小並感とは、「人生経験・知識・語彙」が少ない小学生でも思いつきそうな単純な感想や極端に短い感想のことを意味しているのです。
小並感のネットにおける由来は、動画共有サイトにアップされた動画の中で、登場人物が「最後が気持ちよかった」というシンプルな感想・台詞(セリフ)を述べたことがあり、その台詞についた視聴ユーザーのコメントに由来すると言われています。
1-1. 「小並感」の持つ意味のニュアンス
小並感という言葉を用いる時には、大まかに「賞賛」「突っ込み」「軽視」「自虐・謙遜」の4つの意味合いを想定することができます。
小並感には、「作品・物事・人物に対する感想」を気取らずに簡潔かつ率直に述べることができて素晴らしいという「賞賛」の意味がありますが、もう少し気の利いたレベルの高いコメントをしてほしいという「突っ込み」の意味もあります。
賞賛するのとは反対に、小学生並みの単純な感想(語彙の少ない意見)しか述べられずに恥ずかしくないのかといった「軽視・批判」の意味もあります。
あるいは、自分自身が物事や作品について十分に内容のある感想のコメントができていないと思った時に、自分の感想に対して「(小並感・小学生並みの感想)」というように最後に付け加えることもあります。
1-2. 「小並感」の読み方
小並感というネットスラングの言葉の読み方は、「こなみかん」あるいは「しょうなみかん」になります。
「こなみかん」と呼ばれていることが相対的に多いようですが、小並感の意味が「小学生並みのシンプルな感想」であることから、「しょうなみかん」という読み方の方を好む人も少なからずいます。
話し言葉の口語としては「こなみかん」の方が発音しやすいですが、現実問題としてネット以外の場所で「小並感」をわざわざ口に出して他人に伝える人はほとんどいないので、読み方はどちらでも良いという側面が強いのです。
ネット上でも感想の文章の文末に「(小並感)」と付けるだけで、読み方について問題視されることはほとんどありません。
2. 「小並感」の使い方や例文
「小並感」の正しい使い方には、どのような使い方があるのでしょうか?小並感の例文と合わせて、ネットにおける小並感の使い方について説明していきます。
2-1. 感想・コメントの末尾に(小並感)」の形で使用されることが多い
「小並感」のネットスラングとしてのベーシックな使い方は、自分が書いた感想やコメントの文末(末尾)に「括弧・カッコ()」を付けて「(小並感)」と表記する使い方になります。
この使い方には、自分が書いている感想・コメントが「そんなに大したものではない・幼稚なつまらない感想に過ぎない」ということをあらかじめ伝えておく謙遜や自虐のニュアンスがあります。
例えば、「今日のライブはめっちゃ盛り上がった(小並感)」や「スタバのこの新作のフラペチーノはとにかく超おいしいよ(小並感)」「この本を読み終わった瞬間に涙が溢れて止まらなかった(小並感)」といった感じで小並感を用いることができます。
2-2. 相手の感想に対する「賞賛」の意味を込めた使い方
「小並感」の使い方として、相手の感想に対する「賞賛」の意味を込めた使い方があります。
小並感は「小学生並みの感想」ということで、一見すると相手の感想や意見の価値を低く評価しているようなニュアンスがありますが、人の感想コメントに対して「小並感」と言う時には、「気取らずに率直な意見が言えていて凄い+余計な言葉で飾り立てずにシンプルに感想を述べていて分かりやすい」といったニュアンスが込められていることも多いのです。
そのため、小並感というのは一概に「幼稚・未熟な感想」という悪い意味合いだけがあるわけではなく、「本質を簡潔に指摘した分かりやすい感想」という賞賛する意味合いがあることもあるのです。
2-3. 相手の感想に対する「突っ込み・軽視」の意味を込めた使い方
「小並感」の使い方として、相手の感想に対する「突っ込み・軽視」の意味を込めた使い方があります。
小並感は「小学生並みの感想」という意味であることから、相手の幼稚な印象のある感想やコメントの価値が低いと感じた時に「小並感」と言うことも多いのです。
この場合には、相手の感想に対する「突っ込み・軽視」の意味を込めた小並感の使い方になってきますが、ただ相手の感想を軽視して馬鹿にしているというだけではありません。
「小並感」には確かに相手の簡単(単調)すぎる感想コメントに対して、軽視したり馬鹿にしたりするニュアンスもあるのですが、それと合わせて「もっと気の利いたコメントをしてほしい+もう少し内容のあるしっかりとした感想を聞かせてほしい」といった突っ込み・要請の意味合いも込められているのです。
2-4. 小並感の例文1
小並感の例文としては、テーマパークのUSJに遊びに行ってきた時の以下のような感想のやり取りを考えることができます。
A「この間の連休に、大阪のUSJまで友達と旅行に行ってきたよ」
B「そうなんだ、私はUSJはまだ一度も行ったことがないんだけど、どんな感じのテーマパークなの?」
A「何か、ミニオンとかハリーポッターとか映画のキャラがとにかく凄くて感動した」
B「小並感」
2-5. 小並感の例文2
小並感の例文としては、村上春樹の小説を読んだ人の以下のようなシンプルな感想を考えることができます。
A「村上春樹ってノーベル文学賞の候補に挙げられているだけあって、現代人の心理を捉えたなかなか深いテーマの作品を書いているよね」
B「そういえば、俺もこの間初めて村上春樹の作品を読んでみたんだ。
『騎士団長殺し』とかいうめちゃくちゃ分厚い上下巻の作品なんだけどね」
A「へぇ、『騎士団長殺し』は比較的新しい村上春樹の長編小説だよね。どんな感じの作品だったの?」
B「何か世捨て人みたいな絵描きのおじさんと金持ちのおじさんが出てきて恋愛要素もあるんだけど、井戸とか不思議な絵の世界とかに入っていって冒険するみたいな話だよ」
A「小並感」
3. 「小並感」の類語や言い換え
「小並感」の類語や言い換えには、どのようなものがあるのでしょうか?「小並感」の類語・言い換えについて分かりやすく紹介して説明していきます。
3-1. シンプルな感想
「小並感」の類語・言い換えとして、「シンプルな感想」があります。
小並感の「小学生並みの感想」という意味には、「余計な修飾をしていないシンプルな分かりやすい感想」のニュアンスが込められています。
小並感は「シンプルな感想」という類語で言い換えることが可能です。
「シンプルな感想」を用いた例文には、「シンプルな感想は分かりやすいからいいですね」などがあります。
3-2. 率直で素直な感想
「小並感」の類語・言い換えとして、「率直で素直な感想」があります。
小並感の「小学生並みの感想」という意味には、「嘘偽りのない率直で素直な感想」のニュアンスが込められています。
小並感は「率直で素直な感想」という類語で言い換えることができます。
「率直で素直な感想」を用いた例文には、「彼女の率直(素直)な感想には心を打たれた」などがあります。
3-3. 単純で幼稚な感想
「小並感」の類語・言い換えとして、「単純で幼稚な感想」があります。
小並感の「小学生並みの感想」という意味には、「深く物事を考えていない単純で幼稚な感想」のニュアンスがあります。
小並感は「単純で幼稚な感想」という類語で言い換えることができます。
「単純で幼稚な感想」を用いた例文には、「あなたの目指している評論家の仕事では、そんな単純で幼稚な感想が通用するはずがない」などがあります。
3-4. ボキャブラリー(語彙)の乏しい感想
「小並感」の類語・言い換えとして、「ボキャブラリー(語彙)の乏しい感想」があります。
小並感の「小学生並みの感想」という意味には、「言葉の表現が拙くてボキャブラリー(語彙)の乏しい感想」というニュアンスが込められています。
小並感は「ボキャブラリー(語彙)の乏しい感想」という類語で言い換えることができます。
「ボキャブラリー(語彙)の乏しい感想」を用いた例文には、「ボキャブラリー(語彙)の乏しい感想から彼の基本教養の欠如を窺い知ることができた」などがあります。
3-5. 知識や内容が無い感想
「小並感」の類語・言い換えとして、「知識や内容が無い感想」があります。
小並感の「小学生並みの感想」という意味には、「今までの勉強や教養が不足していて、知識・内容が無い感想」というニュアンスも込められています。
小並感は「知識や内容が無い感想」という類語で言い換えることができます。
「知識や内容が無い感想」を用いた例文には、「知識や内容が無い感想をいくら並べ立てたところで、本質的な批評としての価値はない」などがあります。
3-6. 理屈っぽさがない感想・感情(感覚)で語る感想
「小並感」の類語・言い換えとして、「理屈っぽさがない感想+感情(感覚)で語る感想」があります。
小並感の「小学生並みの感想」という意味には、「理屈としての筋が通っていない+感情や感覚だけで語っている」というニュアンスがあります。
小並感は「理屈っぽさがない感想+感情(感覚)で語る感想」という類語で言い換えることが可能です。
「理屈っぽさがない感想+感情(感覚)で語る感想」を用いた例文には、「理屈っぽさがない感想のほうが心に響く」や「感情で語る感想ばかりでは作品の内容や主題の魅力がいまいち伝わらない」などがあります。
4. 「小並感」はネットで生まれた言葉?
「小並感(こなみかん・しょうなみかん)」はネットスラングとして流通したものであるため、元々はネットで生まれた言葉ということになります。
小並感の起源は、あまり上品な起源ではなくて、ゲイ向け(男性同性愛者向け)のAVである「真夏の夜の淫夢」に関係しているとされています。
「真夏の夜の淫夢」に登場する男優が言ったセリフ「最後が気持ちよかった」に対して、視聴者がつけた「小並感(小学生並みの感想)」というコメントが元ネタになっています。
ゲイ向けのAV(あるいはそれに出ていた男優が登場する動画)が動画共有サイト「ニコニコ動画」にアップされていて、その動画の中で「最後が気持ちよかった」と言っていたのですが、それに対して小学生並みの単純な感想だなというニュアンスで「小並感」というコメントを視聴者が書き込んだのが発祥になっています。
こういったアダルト寄りな発祥のため、当初は「小並感」と言う書き込みを「下品・わいせつな起源を持つ言葉」として、感覚的に嫌う人たちも少なからずいました。
5. 「小並感」の派生語
「小並感」から派生して生まれたネットスラングには以下のようなものがあります。
小並感の派生語について有名なものを紹介していきます。
5-1. 小並
「小並感」の派生語として、小並感をただ省略しただけの「小並」があります。
「小並」も小並感と同様に文末に付けられることが多いのですが、「この文房具、めっちゃ可愛い〜(小並)」のようにして用います。
5-2. KONAMI
「小並感」の派生語として、小並をローマ字表記しただけの「KONAMI」があります。
「KONAMI」も小並感と同じで文末につけますが、「今日の体育祭は楽しかったが明日は絶対筋肉痛だ(KONAMI)」のようにして用います。
5-3. 粉みかん
「小並感」の派生語として、「粉みかん」があります。
「粉みかん」も小並感と同じで文末につけますが、「新作パフェを食べたけど甘くてとにかく美味しかった(粉みかん)」のようにして使います。
6. 「小並感」と付けて返信する心理・相手の感想に対して「小並感」と評価する心理
自分のコメントの末尾に「小並感」と付けて返信する心理には、どのような心理があるのでしょうか?相手の感想に対して「小並感」と評価する心理についても、分かりやすく解説していきます。
6-1. 自分の返信コメントに自信がなくて自虐している
「小並感」と付けて返信する心理として、「自分の返信コメントに自信がなくて自虐している」ということがあります。
自分の感想コメントの文末に(小並感)と付けて返信してきた時の心理は、「自分の返信コメントの内容に自信がない」や「自分の文才や知性の低さについて自虐している」といった心理になってきます。
相手から改めて批判されたり馬鹿にされたりすることを防ぐために、自分のほうから「どうせ自分にはこの程度の幼稚なコメントしかできません」といった感じで自虐(自己批判)しているのです。
6-2. 自分の返信内容を謙遜して批判されないように予防線を張っている
「自分の返信内容を謙遜して批判されないように予防線を張っている」ということが、「小並感」と付けて返信する分かりやすい心理なのです。
自分の感想コメントの文末に(小並感)と付けて返信してきた場合には、「自分の返信内容は大したものではありません+私の返信にそれほど期待しないで適当に読み流して下さい」といった謙遜の心理が働いているのです。
自分の返信内容のレベルについて謙遜しながら、後で批判・否定されないように予防線を張っていると言えるでしょう。
6-3. 相手の率直で簡潔な感想コメントを賞賛(肯定)している
相手の感想に対して「小並感」と評価する心理として、「相手の率直で簡潔な感想コメントを賞賛(肯定)している」ということを上げることができます。
相手のシンプルで分かりやすい短文コメントに対して「小並感」と書く場合には、相手の感想コメントを批判しているのではなく、「相手の率直・簡潔な感想コメント」をむしろ賞賛して肯定していることの方が多いのです。
シンプルな短文で率直な感想を書いているコメントは、読み手にとっては本質を捉えていて分かりやすいことも多いのです。
6-4. 相手の幼稚で短すぎる感想コメントに突っ込みを入れたり軽視したりしている
「相手の幼稚で短すぎる感想コメントに突っ込みを入れたり軽視したりしている」ということが、相手の感想に対して「小並感」と評価する心理になります。
相手の短文や内容の薄い感想コメントに対して「小並感」と書く場合には、「相手の幼稚さ・未熟さ」を批判・軽視しながらも、「もう少し年齢相応の内容のある感想コメントを書いてほしい」という突っ込みの意味合いが込められているのです。
7. 派生語の「大並感」とは?
小並感から生まれた派生語として「大並感(だいなみかん、おおなみかん)」という言葉があります。
「大並感」は「大学生並みの感想」という意味になりますが、「小学生並みの感想」と比べて実際に使えるシチュエーションがかなり限定されるので、インターネット上でも「大並感の使用頻度」はかなり低くなっています。
「大並感」は「大学生並みの感想」という意味ですが、「大学生レベルの高度な内容のある感想(大学生の高い知性や教養を感じさせる感想)」というニュアンスよりも、「合コン・飲み会・サークルなどで浮かれている大学生レベルの浮ついた感想」というニュアンスのほうが強くなっています。
まとめ
ネットスラングの「小並感」の意味や使い方について詳しく説明してきましたが、いかがだったでしょうか?小並感は「小学生並みの感想」という意味を持っていますが、その時々の状況に合わせて、「賞賛・肯定」「突っ込み・軽視(揶揄)」「謙遜・自虐」などの様々な意味合いを込めて使われています。
小並感の類語・派生語を紹介して、派生語の「大並感(大学生並みの感想)」についても解説しています。
「小並感」について詳しく調べたい時には、この記事をぜひ参考にしてみて下さい。
5. 「小並感」の派生語
「小並感」から派生して生まれたネットスラングには以下のようなものがあります。
小並感の派生語について有名なものを紹介していきます。
5-1. 小並
「小並感」の派生語として、小並感をただ省略しただけの「小並」があります。
「小並」も小並感と同様に文末に付けられることが多いのですが、「この文房具、めっちゃ可愛い〜(小並)」のようにして用います。
5-2. KONAMI
「小並感」の派生語として、小並をローマ字表記しただけの「KONAMI」があります。
「KONAMI」も小並感と同じで文末につけますが、「今日の体育祭は楽しかったが明日は絶対筋肉痛だ(KONAMI)」のようにして用います。
5-3. 粉みかん
「小並感」の派生語として、「粉みかん」があります。
「粉みかん」も小並感と同じで文末につけますが、「新作パフェを食べたけど甘くてとにかく美味しかった(粉みかん)」のようにして使います。
6. 「小並感」と付けて返信する心理・相手の感想に対して「小並感」と評価する心理
自分のコメントの末尾に「小並感」と付けて返信する心理には、どのような心理があるのでしょうか?相手の感想に対して「小並感」と評価する心理についても、分かりやすく解説していきます。
6-1. 自分の返信コメントに自信がなくて自虐している
「小並感」と付けて返信する心理として、「自分の返信コメントに自信がなくて自虐している」ということがあります。
自分の感想コメントの文末に(小並感)と付けて返信してきた時の心理は、「自分の返信コメントの内容に自信がない」や「自分の文才や知性の低さについて自虐している」といった心理になってきます。
相手から改めて批判されたり馬鹿にされたりすることを防ぐために、自分のほうから「どうせ自分にはこの程度の幼稚なコメントしかできません」といった感じで自虐(自己批判)しているのです。
6-2. 自分の返信内容を謙遜して批判されないように予防線を張っている
「自分の返信内容を謙遜して批判されないように予防線を張っている」ということが、「小並感」と付けて返信する分かりやすい心理なのです。
自分の感想コメントの文末に(小並感)と付けて返信してきた場合には、「自分の返信内容は大したものではありません+私の返信にそれほど期待しないで適当に読み流して下さい」といった謙遜の心理が働いているのです。
自分の返信内容のレベルについて謙遜しながら、後で批判・否定されないように予防線を張っていると言えるでしょう。
6-3. 相手の率直で簡潔な感想コメントを賞賛(肯定)している
相手の感想に対して「小並感」と評価する心理として、「相手の率直で簡潔な感想コメントを賞賛(肯定)している」ということを上げることができます。
相手のシンプルで分かりやすい短文コメントに対して「小並感」と書く場合には、相手の感想コメントを批判しているのではなく、「相手の率直・簡潔な感想コメント」をむしろ賞賛して肯定していることの方が多いのです。
シンプルな短文で率直な感想を書いているコメントは、読み手にとっては本質を捉えていて分かりやすいことも多いのです。
6-4. 相手の幼稚で短すぎる感想コメントに突っ込みを入れたり軽視したりしている
「相手の幼稚で短すぎる感想コメントに突っ込みを入れたり軽視したりしている」ということが、相手の感想に対して「小並感」と評価する心理になります。
相手の短文や内容の薄い感想コメントに対して「小並感」と書く場合には、「相手の幼稚さ・未熟さ」を批判・軽視しながらも、「もう少し年齢相応の内容のある感想コメントを書いてほしい」という突っ込みの意味合いが込められているのです。
7. 派生語の「大並感」とは?
小並感から生まれた派生語として「大並感(だいなみかん、おおなみかん)」という言葉があります。
「大並感」は「大学生並みの感想」という意味になりますが、「小学生並みの感想」と比べて実際に使えるシチュエーションがかなり限定されるので、インターネット上でも「大並感の使用頻度」はかなり低くなっています。
「大並感」は「大学生並みの感想」という意味ですが、「大学生レベルの高度な内容のある感想(大学生の高い知性や教養を感じさせる感想)」というニュアンスよりも、「合コン・飲み会・サークルなどで浮かれている大学生レベルの浮ついた感想」というニュアンスのほうが強くなっています。
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