世の中には、度胸がある人もいれば、ない人もいます。
度胸がある人とはどんな人なのか、特徴や、どうすれば度胸がある人になれるのか、などを解説します。
- 度胸があるとは?
- 度胸があるの類語や似た言葉
- 度胸がある人の特徴
- 度胸がある人の長所
- 度胸があるは褒め言葉?
- 度胸を付けるポイント
- まとめ
1. 度胸があるとは?
何が起きても慌てふためくことなく、動じずに、起こったことに対して冷静に対処できることをいいます。
度胸がある人は、思いもよらない事態が起きても冷静でいられるため、正しい判断ができます。
人が躊躇するようなことでも、何でもないことのように挑戦したり、怖れを知らない豪快な人が多いものです。
プレッシャーなど物ともしないので、ここぞという時にも緊張せず、いつも通りの実力を発揮することができます。
2. 度胸があるの類語や似た言葉
2-1. 肝が据わっている人
突然トラブルに見舞われても慌てることなく落ち着いています。
いつも通り冷静に判断できるので、すぐに的確な対処ができます。
突然の出来事に驚くことはありますが、すぐに落ち着いて冷静さを取り戻します。
動揺を後に引かないので、焦って何をしてよいのか分からずに、あたふたしてしまうなどということがありません。
何が起きても冷静で落ち着いていられるので頼りがいがあり、周囲に安心感を与えます。
周囲が慌てふためいていても、冷静さが伝染して、周りも落ち着いてきます。
2-2. 怖いもの知らずな人
何事も恐れず大胆な行動ができる人です。
思い切った行動をして、周囲をあっと言わせることもあります。
人が思いつかないことを始めてみたり、人がやらないことに敢えて挑戦してみたりと、独自の視点で物事を捉えている人もいます。
誰も出来ないことを成し遂げたり、常に新しいことに挑戦したりできるのは、ポジティブ思考で自分に強い自信を持っているからで、いつでも新しいことに目を向けています。
一人で世界中を旅している人もこのタイプであることが多くあります。
2-3. 動じない人
突然に不測の事態が起きても、慌てることがなく、動じない人です。
何があっても落ち着いていて冷静に対処することができます。
「なんとかなる、大丈夫」という考えが常に頭の中にあるので、落ち着いていられるのです。
2-4. 物怖じしない人
気おくれするということを知らない人で、いつ何時でも平常心でいられます。
必要以上に緊張することもないので、緊張しすぎて実力を発揮しきれなかった、初対面の人ばかりで緊張して上手く話せなかった、などということとは無縁です。
「自分は自分。
他人は他人」であるという、いつでもマイペースを崩さない性格をしています。
3. 度胸がある人の特徴
3-1. 親分肌、姉御肌
度胸のある人は、親分肌、姉御肌と言われることがよくあります。
何が起きても動じない心の強さと、何事にも怖気づかないたくましさがあるので、周囲の人を引きつけ、堂々とした振る舞いをします。
小さなことを気にせず、相手のミスを許せる懐の深さがあるので、気づけばリーダー的な存在になっています。
人の面倒を見るのも得意で、相談を受ければ親身に相談に乗り、落ち込んでいる人がいれば、上手く元気づけます。
「この人に付いて行きたい」と思わせる魅力があります。
自分から人が付いてくるように仕向けるのとは違い、本人は何もしなくても、自然と人が付いてくるカリスマ性がある人です。
3-2. ツイている
度胸のある人は、何事も上手くいくという成功のイメージが常に頭にあるので、そのポジティブなイメージが、ポジティブな結果を引き寄せることになります。
自分に自信があり、信念を持って生きているので、自分の行動にも自信を持っています。
半信半疑で行動しても、良い結果は招きませんが、成功すると思っていると、無意識に成功に向かう行動をすることになるので失敗をしません。
人から慕われる性格でもあり、いつも協力してくれる人がいるので、順調に事を運ぶことができます。
本人は運が良くツイていると思っていますが、良い結果を引き寄せる行動をしているだけなのです。
3-3. 自分に自信がある
度胸のある人は、自分に自信があり、いつでも自信をもって行動しています。
周囲から「そんなことして大丈夫?」と止められたとしても、自分には成功させられる自信があるので、躊躇することなく、進んでいきます。
常に自分を肯定しているので、出来ないイメージが沸かないのです。
良いイメージを持って、自信満々で行動をしていれば、自ずと良い結果がやってきます。
成功体験が増えることで、さらに自分に自信が付くことになりますので、更に良いイメージが強くなるという良い循環が出来上がります。
3-4. 小さなことは気にしない
度胸のある人は、大らかな性格をしていて、小さなことは気にしません。
小さなミスをいつまでも引きずってしまったり、相手の小さなミスが許せずいつまでも根に持ったり、周囲の評価をいちいち気にして一喜一憂したりしていると、判断力が鈍って、適切な判断ができなくなってしまうものです。
また、頭の中がマイナスなイメージでいっぱいになってしまうと、何をやっても上手くいかなくなります。
度胸のある人は、「そんな小さなこと問題ない」と笑い飛ばせるくらいの大らかさがあるので、どんな状況でも感情が乱されることなく、前向きに行動することができます。
3-5. ポジティブ思考
新しいことに挑戦する時には、誰でも不安を感じるもので、失敗することばかりを考えてしまう人もいます。
しかし、度胸のある人は、不安要素があったとしても「なんとかなる」と、行動を起こすことができます。
ネガティブ思考の人は、「こんな不安要素があるから上手くいくはずがない」「最悪の事態になったら大変だ」と後ろ向きに考えてしまい、行動すら起こすことがでず、新しいことに挑戦することができないのです。
ポジティブ思考な人は、何でも楽観的に捉えられるので、色々なことに挑戦をして、充実した人生を送ることができるのです。
3-6. 失敗を恐れない
度胸がある人は、失敗を恐れないので、何事に対しても躊躇せずに行動を起こせるのです。
何か新しいことを始めようとするとき、多くの人は、上手くいかなかったらどうしようという漠然とした不安感を持ちます。
また、失敗した時のリスクを考えているうちに、マイナス思考に傾いて、行動を起こす気力がなくなってしまうということもあります。
度胸がある人は、いつでも前向きなので、失敗してもなんとかできる自信があり、失敗することなど大したことではないと思っています。
ですので、失敗のリスクがあることを認識した上で、失敗を恐れていないのです。
度胸がある人は、新しいことにどんどん挑戦することができるので、「あの時思い切って挑戦しておけばよかった」といった後悔をすることがありません。
3-7. 人目を気にしない
度胸がある人は、「自分は自分。
他人は他人」というスタンスで生きています。
他人からどう思われても、他人から批判されても、あまり気にしません。
「失敗したらカッコ悪い」「上手くいかなかったら馬鹿にされる」といったことを考えないので、自分の意志で行動します。
他人の意見に左右されることがないので、自分で納得した行動を起こすことができ、それが自分の行動への自信にも繋がっています。
「あの時あの人に意見を聞いて行動したから失敗した」「本当はやりたかったのに、あの時みんなが止めるから出来なかった」などと、好ましくない状況になったとしても、それを人のせいにすることがありません。
人の考えに流されず、自分の意志で行動できる人は、生き方が潔くなるものです。
3-8. 深く考えない
度胸がある人が、怖いもの知らずで、何にでも挑戦できるのは、あれこれ深く考えずに行動を実行しているからというのもあります。
普通の人なら、リスクの大きさに腰が引けて挑戦しないようなことでも、深く考えずにあっさりとチャレンジしてしまいます。
これまで誰もやらなかったことに挑戦して偉業を成し遂げたいと思う場合には、こういった大胆な性格が必要なこともあります。
日常生活の細かなことでも、よく考えずに行動してしまい、「考えが浅い」と思われることがありますが、本人にとっては取り留めのないことなので気にしません。
3-9. チャレンジ精神が旺盛
度胸がある人は、チャレンジ精神が旺盛です。
何にでも果敢にチャレンジしていて、それを楽しんでいます。
何にでもチャレンジすることで、成功の経験が豊富になります。
成功でも失敗でも、色々なことを経験していると、その経験を生かすことができます。
新しいことにチャレンジしようと思ったときに、過去の経験と照らし合わせながら行動することができるので、上手くいくためのヒントを沢山持っていることになり、なんとかなるというポジティブなイメージを持ちやすくなります。
経験が少ないとヒントも少なく、右も左も分からない、全てが手探り状態になってしまいます。
そんな状態を楽しめる冒険心があれば、上手くいくのですが、そうでなければ、不安が大きくなるのでネガティブ思考になり、チャレンジは上手くいかなくなります。
3-10. はっきりと物が言える
度胸がある人は、誰に対してもはっきりと自分の意見を言うことができます。
自分に自信を持っていて、自分の信念があるからです。
気難しい上司と自分の考えが違っている場合、多くの人は、自分の意見を言えずに、上司の考えに従うことになるものですが、度胸がある人は、物怖じせずに、はっきりと自分の意見を言います。
自分の考えを曲げたくないという理由もありますが、仕事に対する熱意からの行動でもあります。
3-11. 広い視野を持っている
度胸がある人は、物事を客観的に捉えられる広い視野をもっています。
それは、冷静な状況判断をする上で欠かせないものです。
どんな状況でも動じずに落ち着いていられたとしても、客観的に見る目がなければ、的確な判断をして、瞬時に最適な対処をすることができません。
4. 度胸がある人の長所
4-1. いつでも的確な判断ができる
度胸がある人は、いつでも冷静さを欠くことがありません。
物事が予想外の展開になっても、突然のアクシデントに遭遇しても、周囲が混乱していても、常に落ち着いて行動することができます。
冷静に状況判断をすることができるので、どんな状況でも的確に対応することができます。
さらに、混乱した状況でも冷静に堂々としているので、周囲も落ち着きを取り戻しやすくなります。
4-2. いつでも実力を発揮できる
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度胸がある人は、どんな状況でも実力を発揮することができます。
急に大勢の人の前でスピーチをすることになっても堂々としています。
ポジティブ思考のため、実力以上の力を発揮することもあります。
又、一度限りの挑戦で結果をださなければいけないような、やり直しのきかない切迫した状況でも、不安がないので、実力を発揮して、良い結果を出すことができます。
4-3. 経験が豊富
度胸がある人は、何事も恐れずに色々なことに挑戦できます。
そのため、経験が豊富です。
経験が豊富だと、トラブルなど不測の事態にも強くなります。
又、豊富な経験は、人としての厚みを増すのに欠かせないもので、年齢を重ねれば重ねる程、魅力的な人になっていきます。
友人や仲間が多く、グループの中心的な存在として、多くの人から慕われます。
5. 度胸があるは褒め言葉?
「度胸があるね」と言われたら、それは誉め言葉と受け取れます。
「度胸がある」という意味合いで、女性に対して「男らしい」とか、「勇猛な戦国武将みたい」などと表現されることがあります。
言葉をそのまま鵜呑みにして不快に感じる人もいますが、話の流れから「度胸がある」と褒められているのだなと、後から気づくこともあります。
度胸があることを褒めたい場合、表現の仕方には注意しましょう。
6. 度胸を付けるポイント
6-1. 経験をする
度胸がある人は、数多くの経験をしています。
豊富な経験があるからこそ自信をもって何にでも挑戦することができるのです。
度胸を付けたいと思っている人は、積極的に色々なことを経験するように心がけてみましょう。
「どうせやっても上手くいかない」「めんどくさい」「初めてのことは不安」と、行動を起こさないでいては、一向に経験は増えず、度胸は身に付きません。
たまには、あれこれ深く考えず、勢いに任せて行動してみるのも一つの手です。
6-2. プラス思考
度胸を付けるためには、プラス思考でいることが大切です。
プラスのイメージを持って、自分にはできると思っていないと、何もできません。
何事もプラスに捉える習慣を身に付けましょう。
プラス思考が身に付けば、「何とかなる」という気持ちが湧いてきて、色々なことに精力的にチャレンジできるようになります。
そして、プラスの結果を引き寄せてくれます。
プラス思考になると、他人のプラスの面に着目するようになるので、これまで人の嫌な所ばかりが気になって上手くいかなかった人間関係も、円滑になってきます。
人間関係がストレスになることもなく、毎日が楽しくなってきます。
6-3. 自信を持つ
度胸を付けるためには、自分に自信を持ちましょう。
そのためには、自分を好きになることです。
自分に自信がない人は、自分を否定してしまいます。
まずは、自分自身を良く見つめ直して、自分の良い所を探してみましょう。
それから、自分の嫌な部分や弱い部分から目をそらさずに、それを認めましょう。
そして、ウィークポイントも含めて、自分を好きになれば良いのです。
6-4. 人の考えに流されない
度胸を付けるためには、他人の考えに左右されないようになることが大切です。
人目を気にするのをやめて、マイペースになってみましょう。
自分の行動を決めるのは自分である。
という自分を主体にした生き方ができるようになると、他人の考えに流されなくなります。
「みんなが見ているドラマだから私も見ておかないと」「みんながネイルサロンに行っているから私も行かないと」「みんなが言っていることだから、正しいのだろう」というのでは、自分というものがなくなってしまいます。
ただ、人の話を聞かないのと、人の意見に流されないというのは別のことなので、人の話を聞く耳を持つことは大切です。
6-5. 好き嫌いをなくす
度胸を付けるためには、色々なことを経験することが大切です。
好きな人とは仲良くするけど、嫌いな人は避ける、好きなことは積極的にやるけど、嫌いなことは後回しにして、出来ればやりたくない、などという考え方は、自分の行動範囲を狭めてしまい、視野が狭く偏った考え方しかできなくなってしまいます。
色々なタイプの人と接点を持ち、色々なジャンルの幅広い経験をしてみるというのは、度胸が付くだけでなく、自分を成長させる上でも、とても大事なことです。
まとめ
度胸がある人は、ただ物事に動じないというだけの鈍感な人ではありません。
自分というものを持っていて、色々な経験をしている、とても魅力のある人です。
5. 度胸があるは褒め言葉?
「度胸があるね」と言われたら、それは誉め言葉と受け取れます。
「度胸がある」という意味合いで、女性に対して「男らしい」とか、「勇猛な戦国武将みたい」などと表現されることがあります。
言葉をそのまま鵜呑みにして不快に感じる人もいますが、話の流れから「度胸がある」と褒められているのだなと、後から気づくこともあります。
度胸があることを褒めたい場合、表現の仕方には注意しましょう。
6. 度胸を付けるポイント
6-1. 経験をする
度胸がある人は、数多くの経験をしています。
豊富な経験があるからこそ自信をもって何にでも挑戦することができるのです。
度胸を付けたいと思っている人は、積極的に色々なことを経験するように心がけてみましょう。
「どうせやっても上手くいかない」「めんどくさい」「初めてのことは不安」と、行動を起こさないでいては、一向に経験は増えず、度胸は身に付きません。
たまには、あれこれ深く考えず、勢いに任せて行動してみるのも一つの手です。
6-2. プラス思考
度胸を付けるためには、プラス思考でいることが大切です。
プラスのイメージを持って、自分にはできると思っていないと、何もできません。
何事もプラスに捉える習慣を身に付けましょう。
プラス思考が身に付けば、「何とかなる」という気持ちが湧いてきて、色々なことに精力的にチャレンジできるようになります。
そして、プラスの結果を引き寄せてくれます。
プラス思考になると、他人のプラスの面に着目するようになるので、これまで人の嫌な所ばかりが気になって上手くいかなかった人間関係も、円滑になってきます。
人間関係がストレスになることもなく、毎日が楽しくなってきます。
6-3. 自信を持つ
度胸を付けるためには、自分に自信を持ちましょう。
そのためには、自分を好きになることです。
自分に自信がない人は、自分を否定してしまいます。
まずは、自分自身を良く見つめ直して、自分の良い所を探してみましょう。
それから、自分の嫌な部分や弱い部分から目をそらさずに、それを認めましょう。
そして、ウィークポイントも含めて、自分を好きになれば良いのです。
6-4. 人の考えに流されない
度胸を付けるためには、他人の考えに左右されないようになることが大切です。
人目を気にするのをやめて、マイペースになってみましょう。
自分の行動を決めるのは自分である。
という自分を主体にした生き方ができるようになると、他人の考えに流されなくなります。
「みんなが見ているドラマだから私も見ておかないと」「みんながネイルサロンに行っているから私も行かないと」「みんなが言っていることだから、正しいのだろう」というのでは、自分というものがなくなってしまいます。
ただ、人の話を聞かないのと、人の意見に流されないというのは別のことなので、人の話を聞く耳を持つことは大切です。
6-5. 好き嫌いをなくす
度胸を付けるためには、色々なことを経験することが大切です。
好きな人とは仲良くするけど、嫌いな人は避ける、好きなことは積極的にやるけど、嫌いなことは後回しにして、出来ればやりたくない、などという考え方は、自分の行動範囲を狭めてしまい、視野が狭く偏った考え方しかできなくなってしまいます。
色々なタイプの人と接点を持ち、色々なジャンルの幅広い経験をしてみるというのは、度胸が付くだけでなく、自分を成長させる上でも、とても大事なことです。
まとめ
度胸がある人は、ただ物事に動じないというだけの鈍感な人ではありません。
自分というものを持っていて、色々な経験をしている、とても魅力のある人です。
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