あなたの周りに自由人だなと思う人はいますか?自由人に憧れる人は多いものです。
ここでは、自由人とはどんな人なのか詳しく解説します。
- 自由人とは?
- 自由人と言われる人の特徴
- いい意味での自由人
- 悪い意味での自由人
- 自由人の言い換えや類語
- いい意味での自由人になるために必要な事
- まとめ
1. 自由人とは?
自由人とは、何にも縛られず、何の制約も受けず、自分の思うとおりに好きなことをして生きている人です。
そんな人になりたい、そんな人が羨ましいと思う人は多いのですが、自由人として生きられる人はあまりいません。
自由に生きるということは、自分に対して大きな責任を負うことになり、自由でいることには大きなリスクもあります。
大海原にポツンと一人放り出されるようなものだからです。
多くの人は、自由はあるが、安全は保障されないというそんな過酷な環境で生きるリスクの大きさに不安を感じ、制約や制限はあるけど安心感のある生き方を選ぶのです。
2. 自由人と言われる人の特徴
2-1. 自分の価値観で生きている
自由人は、自分の物差しを持っていて、世間一般の価値観にはとらわれません。
一般の常識にとらわれない柔軟な考え方をするので、誰も思いつかないような、予想外の行動をします。
それが周囲をあっと驚かすような大成功をもたらすこともあります。
自分の考えに従って生きているので、他人の考えに流されることがありません。
みんなと同じことをしているのが安心するというタイプではないので、協調性はありません。
その場の空気を良くしよう、みんなが不快な思いをしないようにしよう、といったことを、それほど重要視していません。
それでも、その場の雰囲気は良いに越したことはない、とは思っているので、その人がいるだけで場の雰囲気が悪くなる、といったことはありません。
2-2. 他人と比べない
自由人は、自分と他人を比べて優越感を感じたり、反対に劣等感を感じることがありません。
他人を羨んで嫉妬したりすることもなく、常に自分が良いと思うとおりに行動しているで、自分に満足できるのです。
誰の影響も受けずにマイペースに生きています。
自由人は、人の数だけ異なる価値観があることを知っていて、自分の価値観と他人の価値観は違っていて当然だと考えているので、自分の考えを相手に押し付けたり、価値観の違う人を否定したりしません。
そのため、職業、年齢、思考、趣味などが異なる様々なタイプの仲間がいます。
2-3. 他人の噂話や悪口を言わない
噂話の多くは、信ぴょう性の低いものです。
その不確かな情報を広めたり、他人の悪口を言うのは好ましいことではありません。
自由人が噂話や他人の悪口を言わないのは、そのように心掛けているわけではなく、そもそも他人のことに興味がないからです。
他人が何をしていようと、他人がどんな言動をしていようと、自分には大した影響はないと考えているのです。
そのため、結果的に余計なトラブルに巻き込まれることもなく、人間関係で悩むことがありません。
2-4. 人の意見に流されない
自由人は、確固とした信念を持って生きているので、他人の意見に流されません。
自分がこうと思ったことは、頑として曲げようとしません。
そして、他人の指示で動くことが得意ではありません。
本人の考えと一致している場合はその限りではありませんが、不本意な指示をされても、決して動こうとはしません。
自由人は、自分の思ったことを、したいと思った時にするのが、自然なことだと考えています。
そのため、好きなことでも気が向かない時には、行動を起こしません。
他人の指図に従って生きるのは不自由なことだと思っています。
2-5. 人の話をちゃんと聞いていない
自由人は、人の話を上の空で聞いていることがよくあります。
話を振っても返事もせず、ボーっとしていて、「私の話聞いてる?」と、指摘されてしまうこともあります。
自由人は、自由なタイミングで考え事を始めてしまいます。
考え事を始めてしまうと、そちらに集中してしまい、人の話が耳に入らなくなって、誰かと会話をしているという状況に置かれていることすら忘れてしまうのです。
何か悩みや気がかりなことがあってそれが頭から離れずに会話に集中できない、というのはよくあることですが、自由人の場合は、常に色々なことに思いを巡らせているので、なにかアイデアが浮かんだ時には、そのアイデアを膨らますことを優先させてしまいます。
それが楽しいからです。
2-6. いつも明るい
自由人は、ポジティブ思考で、自分がしたいことをして自由に生きているので、ストレスが溜まりません。
そして、好奇心が旺盛で、いつも楽しいことを探して、楽しいことを考えています。
そのため、気持ちが沈みっぱなしになることがなく、毎日が充実していると感じています。
自由人が生き生きとして魅力的に見えるのは、人生が充実していると感じることで、満足感が得られ、自分を肯定し続けることで、より一層魅力が増しているのです。
又、自由人は、強い意志と、いつでも自分を信じることができる強い心を持っています。
その強い心が自由人の明るさの源になっています。
2-7 何かをやりたいと思い立ったら、やらずにはいられない
例えば、美容室へ行って髪型を変えたい。
と思いついたとしたら、髪型を変えたくて居てもたってもいられなくなり、すぐに行きつけの美容室へ連絡をします。
混み合っていて予約を入れられなかったとしたら、別の知らない美容室へ行ってでも髪型を変えてしまいます。
その結果、今までよりも相性の良い美容師に出会うこともあります。
突然温泉に入りたいと思い付いたとしたら、すぐに予約サイトで温泉宿を予約し、新幹線や飛行機を使ってでも温泉に入りに行ってしまいます。
唐突に色々なことを思いついて、それを実行に移さないと気が済まないのが、自由人です。
2-8. 一人旅を好む
自由人は一人旅が好きです。
自由人は他人への依存度が低く、行動力もあるので、一人でどこへでも行けます。
一人旅は、誰にも気を使うこともなく、気の向くままに行動できるので、自由人が好むのです。
細かく計画を立てた旅行よりも、何も決めずに旅をする方が性に合っています。
行動を制約されるのが嫌いなので、時間に縛られることも最低限にしておきたいのです。
2-9 約束時間にルーズな人は意外と少ない
自由人は、時間にすら縛られるのが嫌いだから、時間にはルーズである。
というイメージを持たれることが多いですが、実際には思っている程多くはありません。
時間は守らなくてはいけないという概念が極端に薄いと、自分の都合を優先して、時間を守るということが後回しになってしまう人もいますが、社会に出ている自由人であれば、時間に縛られることが嫌いでも、「約束は守らなくてはいけないもの」という人間としての最低限のマナーは身に付いています。
仕事をしている人なら、時間を守らないことは信用を失い、自分で自分の首を絞めることになると分かっているので、約束時間はきちんと守ります。
3. いい意味での自由人
3-1. 人生を心底楽しんでいる人
自由人は、不安定で先が見えない状況ですら楽しんでしまいます。
人生に焦りがなく、気持ちに余裕があるからです。
先が分からないことにワクワクできる気持ちを持っていて、自由な人生を心の底から楽しんでいます。
それができるのは、自分が好きで、いつも前向きな気持ちでいるからです。
自分を好きになることで、自分に自信が持てます。
そして、前向きな気持ちでいることで、物事のプラスの面に目が向きます。
マイナスな面ばかり見ていると、マイナス思考が癖になってしまって、人生を楽しめなくなってしまいます。
3-2. 無理に流行を追わない人
「こういう服が流行っているから着なきゃいけない」「みんな持っているから私も持っていないと」「あの店のかき氷が人気だから食べにいかないと」「みんなが見ているドラマだから見ておかないと」と、他人に合わせて興味のないものにまで手を出しません。
「みんなとは違うけど自分が着たい服を着る」「みんな持っているけど私には必要ないから持たない」「人気があるけど、かき氷は食べたいと思わないから食べにいかなくていい」「私は面白いと思わないからあのドラマは見ない。
このドラマは誰も見ていないけど、面白いと思うから欠かさず見る」というふうに、全て自分主体に考えるマイペースさがあります。
これだけスマホが普及していても、「私にはスマホは必要ない」と、ガラケーを使っている人は、このタイプです。
3-3. 好奇心を持っている人
何に対しても好奇心を持っている人は、自分が楽しめることを見つけるのが得意で、いつも楽しいことを思い描いています。
好奇心がないと、新しいこと、知らないことに触れる機会がなくなり、楽しめることを探し続けることはできません。
積極的に知らない場所へ行って、分からないということを楽しむのを習慣にしている人も多くいます。
方向感覚に自信のない方向音痴な人であれば、全く土地勘のない場所を地図も見ずにひとりで散策して意図的に迷子になり、冒険しているようなスリルを味わっている人もいます。
大自然の中でそれをやると大惨事になり周りに迷惑をかけかねないので、安全に自力で帰ることができる場所を選びます。
4. 悪い意味での自由人
4-1. わがままな人
相手が不快になるくらいに自己主張ばかりをしていて、自分の意見を通さないと気が済まない人、周囲の状況を無視して、やりたいように突っ走る人は、自由人とは言いません。
例えば、3人で食事に行くことになったとして、一人がお寿司を食べに行きたいと言いました。
もう一人もそれに賛同しました。
わがままな人は、そこで、豚骨ラーメンを食べに行きたい、他のものを食べに行くなら帰る。
と言って不機嫌になります。
結局、わがままな人に押し切られて、3人で豚骨ラーメンを食べに行くことになります。
良い自由人であれば、食べたいものが頭にあれば、最初からそれを食べたい人を誘うか、一人で食事にいきます。
食べるものを決めずに誰かと食事に行くということは、特に食べたいものがないから何でも良いということなので、周囲に迷惑をかけません。
4-2. 身勝手な人
例えば、初めて入ったレストランで、メニューにないものをオーダーしようとして、断られると「いつも行っている店ではメニューにないものも作ってくれる」「客のリクエストを断るとはサービス業の自覚がないのか」などと理不尽な文句を言い、周囲から窘められると「私って自由な人だから」と、開き直るような人は、自由と身勝手を履き違えている迷惑な存在でしかありません。
4-3. 自分の都合で他人を振り回す人
自由人は、好きな時に好きなことをしないと気が済みません。
その為、何の脈絡もなく、唐突に行動を起こします。
単独行動をしているのであれば、それでも問題はありませんが、友人や恋人と一緒に行動している場合は、相手を振り回すことになります。
予測不能な行動を楽しめるタイプの人であれば、振り回されているという感覚にはならず、一緒に楽しめますが、そうでないタイプの場合は、疲れてしまいます。
一緒にいてもついていけないと感じ、関係が長続きしません。
周囲に迷惑をかけるのは、良い自由人とは言えません。
5. 自由人の言い換えや類語
5-1. 自由奔放な人
自由人は、自由奔放な人と言われることもあります。
世間の目を気にせずに、自分の意志に従って、やりたいことを自由にやって、人生を楽しんでいる人です。
いつも明るく、輝くような魅力があります。
5-2. 自由気ままな人
自由人は、自由気ままな人と言われることもあります。
好きなことを気分の赴くままに自由にできて、伸び伸びと人生を楽しんでいる人です。
いつも前向きで、自分の価値観を大切にして生きています。
5-3. 猫みたいな人
自由人は、猫みたいな人と言われることもあります。
他人に流されず、マイペースに生きています。
人に頼らず自立していて、ミステリアスで小悪魔的な魅力もあり、憧れの存在となっていることも多いのが特徴です。
6. いい意味での自由人になるために必要な事
6-1. 折れない強靭な心を持つこと
自由人に必要なのは、強い心を持つことです。
なにがあっても、どんな状況になっても折れない心がないと、自由には生きられません。
いつでも自分を信じて、何を言われても自分の考えを貫けることが大切です。
周りの評価など気にしない、周りに流されないといった、マイペースを徹底できるようになれば、人目を気にすることも、周りと同じように生きなければいけないという思い込みもなくなってくるでしょう。
自分の意志で自分の道を行けば、人生はもっと充実して、毎日が楽しくなってきます。
6-2. 自分と他人を比べないこと
自分と他人を比べることやめましょう。
他人と比較しなければ「周りは私のことをどう思っているのだろうか?」「みんなと違うことをしていて大丈夫だろうか?」といった疑問や不安は湧いてこなくなります。
自分の人生は自分のものであって、他人のものではありません。
他人がどう思おうと、周りのみんなと違うことをしていようと、自分が納得した人生を送って、楽しめれば良いのです。
不平不満ばかりを口にしながらやりたいことを我慢して生きているより、自分のやりたいことをして生きる方が、充実した日々を送れるものです。
人目を気にせずに日々を過ごす習慣が身に付けば、周りの雑音も耳に入らなくなってきます。
6-3. いつでも笑顔でいること
前向きな気持ちがなければ、幸せな自由人でいることはできません。
笑顔でいることは、前向きに生きる上でとても大切なことです。
人間は、自分が笑顔でいると、前向きな気持ちになってくるものなのです。
気持ちが後ろ向きになりがちな人は、毎日鏡の前で笑って、自分の笑顔を見る習慣をつけましょう。
そして、常に笑顔でいるように心がけてみましょう。
そのうち、意識しなくてもいつも笑顔でいられるようになり、無表情にしている時でも、口角が上がっているようになってきます。
前向きな気持ちでいられると、どんな状況もポジティブに受け止められ、人生が充実していると感じられるようになります。
6-4. 自分に自信をもつこと
「自分にはできる」という絶対的な自信を持ちましょう。
自分を信じきれないようでは、幸せな自由人にはなれません。
「自分の道は正しい」「自分の選択は正しい」「自分の考えは正しい」と、堂々と胸を張っていましょう。
自信のない自由人は、魅力的ではありません。
そして、自信がなければ、自由人を続けることはできません。
自分に自信のない人は、つい周りの目を気にしてしまい、周りの意見に流されてしまいます。
又、自信のなさから不安や焦りといったマイナスな考えが頭に浮かぶようになり、マイナスの結果しか引き寄せなくなってしまいます。
自分に自信を持って、いつも明るく前向きでいることが、幸せな自由人でいることに繋がります。
まとめ
良い自由人は、みんな明るく生き生きとしていて、心の底から人生を楽しんでいます。
自分の今の人生に不満を感じているなら、良い自由人の生き方を参考にしてみましょう。
3. いい意味での自由人
3-1. 人生を心底楽しんでいる人
自由人は、不安定で先が見えない状況ですら楽しんでしまいます。
人生に焦りがなく、気持ちに余裕があるからです。
先が分からないことにワクワクできる気持ちを持っていて、自由な人生を心の底から楽しんでいます。
それができるのは、自分が好きで、いつも前向きな気持ちでいるからです。
自分を好きになることで、自分に自信が持てます。
そして、前向きな気持ちでいることで、物事のプラスの面に目が向きます。
マイナスな面ばかり見ていると、マイナス思考が癖になってしまって、人生を楽しめなくなってしまいます。
3-2. 無理に流行を追わない人
「こういう服が流行っているから着なきゃいけない」「みんな持っているから私も持っていないと」「あの店のかき氷が人気だから食べにいかないと」「みんなが見ているドラマだから見ておかないと」と、他人に合わせて興味のないものにまで手を出しません。
「みんなとは違うけど自分が着たい服を着る」「みんな持っているけど私には必要ないから持たない」「人気があるけど、かき氷は食べたいと思わないから食べにいかなくていい」「私は面白いと思わないからあのドラマは見ない。
このドラマは誰も見ていないけど、面白いと思うから欠かさず見る」というふうに、全て自分主体に考えるマイペースさがあります。
これだけスマホが普及していても、「私にはスマホは必要ない」と、ガラケーを使っている人は、このタイプです。
3-3. 好奇心を持っている人
何に対しても好奇心を持っている人は、自分が楽しめることを見つけるのが得意で、いつも楽しいことを思い描いています。
好奇心がないと、新しいこと、知らないことに触れる機会がなくなり、楽しめることを探し続けることはできません。
積極的に知らない場所へ行って、分からないということを楽しむのを習慣にしている人も多くいます。
方向感覚に自信のない方向音痴な人であれば、全く土地勘のない場所を地図も見ずにひとりで散策して意図的に迷子になり、冒険しているようなスリルを味わっている人もいます。
大自然の中でそれをやると大惨事になり周りに迷惑をかけかねないので、安全に自力で帰ることができる場所を選びます。
4. 悪い意味での自由人
4-1. わがままな人
相手が不快になるくらいに自己主張ばかりをしていて、自分の意見を通さないと気が済まない人、周囲の状況を無視して、やりたいように突っ走る人は、自由人とは言いません。
例えば、3人で食事に行くことになったとして、一人がお寿司を食べに行きたいと言いました。
もう一人もそれに賛同しました。
わがままな人は、そこで、豚骨ラーメンを食べに行きたい、他のものを食べに行くなら帰る。
と言って不機嫌になります。
結局、わがままな人に押し切られて、3人で豚骨ラーメンを食べに行くことになります。
良い自由人であれば、食べたいものが頭にあれば、最初からそれを食べたい人を誘うか、一人で食事にいきます。
食べるものを決めずに誰かと食事に行くということは、特に食べたいものがないから何でも良いということなので、周囲に迷惑をかけません。
4-2. 身勝手な人
例えば、初めて入ったレストランで、メニューにないものをオーダーしようとして、断られると「いつも行っている店ではメニューにないものも作ってくれる」「客のリクエストを断るとはサービス業の自覚がないのか」などと理不尽な文句を言い、周囲から窘められると「私って自由な人だから」と、開き直るような人は、自由と身勝手を履き違えている迷惑な存在でしかありません。
4-3. 自分の都合で他人を振り回す人
自由人は、好きな時に好きなことをしないと気が済みません。
その為、何の脈絡もなく、唐突に行動を起こします。
単独行動をしているのであれば、それでも問題はありませんが、友人や恋人と一緒に行動している場合は、相手を振り回すことになります。
予測不能な行動を楽しめるタイプの人であれば、振り回されているという感覚にはならず、一緒に楽しめますが、そうでないタイプの場合は、疲れてしまいます。
一緒にいてもついていけないと感じ、関係が長続きしません。
周囲に迷惑をかけるのは、良い自由人とは言えません。
スポンサーリンク