良好な人現関係を築くコツ【良好な人現関係の条件】 | SPITOPI

誰とでもうまくやっていける人は周りにいませんか?そんな人を見ると羨ましいと思うものです。

良好な人間関係を築くことは、人生において必要不可欠なことです。

1. 良好な人間関係とは?

1-1. お互いに信頼している関係

一緒にいてお互いに快適だと感じたり、頼りになると感じる良好な関係は、お互いに信頼し合っていることが前提になります。

信頼できないと感じる人とは、誰でも距離を置きたくなるものですが、この人は信頼できる。

と、お互いに認識している関係は、誰でも大切にしたいと思いますので、長く続くことが多いのです。

1-2. 本音で話せる関係

お互いに本音で話せる関係は、結びつきが強くなります。

余計な気を使うこともなく、心地良いと思えるので、リラックスして付き合うことができます。

ストレスが多い昨今、リラックスできる相手は大切です。

そのような相手とは、他愛のない話で盛り上がれるだけでなく、込み入った相談事をしたり、深刻な悩みを打ち明けることもできるので、より深く良好な関係になります。

1-3. お互いを必要としている関係

職場などでは、誰かに頼ったり、誰かに協力してもらう機会は多いものです。

そのような状況の時に、快く助けてくれる良好な人間関係は、有難いものです。

快く助けてくれるのは、その人も、誰かに快く助けてもらっているからで、持ちつ持たれつの人間関係は、無理なく長続きします。

2. 良好な人間関係を築けない原因

2-1. 本心を出せない

相手に嫌われたくない、相手に良く思われたい、と、人目を気にし過ぎている人は、常に自分を良く見せようとして、本当の自分をさらけ出すことができません。

そういう人は、表面的な付き合いはできても、深い付き合いをすることができません。

良好な人間関係を築くためには、表面的な浅い付き合いだけでは限界があります。

それは、信頼関係が構築されていないからです。

自分の本音を出すことで、相手も本音を出します。

そうやってお互いに信頼できるようになるものなのです。

そうすることでお互いに悩みを相談したり、困ったときに助け合うような、頼りになる関係を築くことができるようになります。

2-2. 受け身

いつでも聞き役に回る、誰かが声をかけてくれるのを待つ、誰かに誘われるのを待つ、というふうに、常に受け身の姿勢では、良好な人間関係を築くことは難しくなります。

良好な関係とは、持ちつ持たれつな関係です。

例えば、あなたが、「飲み会に誘えば来るけど、自分から飲みに誘ってくることはない。

」というタイプだったとします。

あなたにはごく自然な行動だったとしても、相手は、「本当は気乗りしていないのかな?」「一緒にいても楽しくないから、自分からは声をかけてこないのかな?」と、思ってしまい、徐々に距離を置かれるようになってしまいます。

3. 良好な人間関係築くコツ

3-1. 自分から挨拶をする

苦手な人がいると、なるべく接点を持ちたくないと避けようとします。

その心情は相手にも伝わりますので、相手からも嫌われることに繋がります。

でも、それではお互いにますます気まずくなって、関係はどんどん悪化していきます。

職場などでは、好き嫌いに関係なく人と関わらなくてはなりません。

又、協力してくれる味方は一人でも多いほうが良いものですので、まずは、自分から積極的に挨拶をする習慣を付けましょう。

すれ違いざまになんとなく挨拶をするのではなく、相手の目を見て笑顔で挨拶をすることで、会話が始まることもあり、良好な関係を築く糸口がつかめることもあります。

3-2. 苦手意識を捨てる

人には誰でも得意な人と苦手な人がいるものです。

得意なタイプの人とは問題なく良好な人間関係を築けるものですが、苦手な人とはつい距離を置いてしまい、良好な人間関係を築くのが難しくなってしまいます。

でも、それでは人間関係が偏ってしまいます。

色んなタイプの人と良好な関係を作ることは、自分の視野を広げて、世界を広げるきっかけとなります。

又、幅広い人脈を作れれば、それだけ人生の選択肢も増えることになり、結果として、充実した人生を送ることができるのです。

苦手な人と積極的に話をするのはハードルが高いと思われがちですが、積極的に話を聞くというスタンスであれば、無理なく会話ができるでしょう。

3-3. 聞き上手になる

自分の話ばかりしていて、相手の話を聞かない人は、良好な人間関係を築きにくくなります。

相手の話を聞き、相手のペースに合わせて会話をすることで、人間関係は円滑になるものです。

なぜなら、会話をしていて心地よいと感じる相手とはまた会話をしたくなるもので、たびたび会話を重ねているうちに、お互いの良さが感じられるようになるからです。

こういったことの積み重ねで、信頼関係が出来、良好な人間関係が長く続くのです。

聞き役に徹してばかりでは口数が少なく、一緒にいてもつまらない人と思われて自分の魅力を伝えることができませんので、その場の空気を読み取って、話すときは話す、聞く時は聞く、というメリハリも大事です。

3-4. 人の悪口や陰口を言わない

職場などで気心の知れた仲間が集まると、誰かの噂話が話題になったり、陰口を言う人が出てくることがあります。

そして、そういう話題は、得てして盛り上がるものです。

でも、一緒になって陰口に乗っかってしまうのは得策とは言えません。

いつもはAさんと仲良さそうにしているのに、Aさんがいないところで悪口を言っていた。

という話がAさんの耳に入ったら、たちまち険悪な関係になってしまいます。

又、周囲の人には、あなたが裏表のある人だと思われ、信用を無くしてしまい、これまで築き上げてきた良好な人間関係が崩れてしまいます。

信用を得るのは時間がかかり難しいことですが、失うのは簡単で、一瞬にして無くしてしまいます。

3-5. 良い部分をクローズアップして好きになる

人の悪い所ばかりに目を向けてしまうと、苦手な人が増えていってしまい、多くの人と良好な関係を築くことはできません。

悪い所だけでなく、その人の良い所に注目して、その人を好きになるようにしてみましょう。

多少でも好感を持てる相手とは、接していても苦にはならないものです。

そうして接点が増えていけば、今まで気が付かなかった相手の魅力に気づき、より良い関係を築くことができます。

あなたが相手の魅力に気づくということは、相手もあなたの魅力に気づくということで、お互いに積極的に向き合うようになり、必要不可欠な存在になることもあります。

3-6. 割り切って付き合う

中には、どんなに頑張っても好きになれない、苦手な人というのがいます。

二度と会わない人であれば、そのまま接点をもたずにいることもできますが、職場などではそういう訳にはいきません。

仕事での関わりは薄かったとしても、毎日顔を合わせるのに、知らん顔をしているわけにはいきません。

あなたがそういう態度をとることで、職場の雰囲気が悪くなってしまうこともあります。

そういう人に対しては、仕事と割り切って付き合いましょう。

女優や俳優になったつもりで、笑顔で接する演技をすれば良いのです。

良い演技ができた時には、自分に拍手を送り、頑張りを労ってあげましょう。

3-7. 感謝の気持ちを持つ

人は必ず誰かに助けられながら生きていますので、感謝の気持ちを忘れては、良好な人間関係を築くことはできません。

あなたに何かしてくれる人は、感謝されたくてしているわけではありませんが、ちょっとしたことでも、「ありがとう」と相手に伝えることが大切です。

「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人はいません。

きちんと感謝されれば、またあなたのために何かしてあげたくなります。

そうやって、円滑な人間関係が出来上がります。

もし、あなたが、「何かをしてもらって当然」という態度で、感謝の気持ちがなければ、良い人間関係を築くことはできません。

3-8. 思いやりの気持ちを持つ

相手を思いやる気持ちが、良好な人間関係を築くためには必要不可欠です。

相手を不快にさせない、相手に気を使わせない、相手にストレスを与えない、相手の気持ちに寄り添う、など、相手の気持ちを考えながら付き合うことで、良好な人間関係を築くことができます。

例えば、自分のペースで相手を引っ張りまわしてばかりでは、相手は心地良くありません。

また、人の悪口や、愚痴をこぼしばかりでは、相手はいい気分がしません。

相手の興味ない話を延々としていても、相手は楽しくありません。

一緒にいて心地良くない、楽しくない相手とは、あまり付き合いたくないと思うのが人間です。

4. 良好な人間関係築くメリット

4-1. 仕事が上手くいく

職場の人間関係は、難しいものがあるものです。

人間関係が上手くいかず悩んでいたり、煩わしくてストレスに感じている人も少なくありません。

職場の多くの人と、良好な人間関係を築けるようになれば、そういったストレスから解放され、気分が沈むこともなくなります。

職場にいることが楽しくなれば、仕事にも身が入るようになり、仕事の効率も上がります。

職場で多くの人と良い関わりが持てれば、それだけ多くの情報を得ることができ、多くの力を貸してもらうこともできます。

一日の大半を過ごす職場での悩みがなくなるということは、毎日が楽しくなり充実するということです。

明るく前向きな気持ちになって、プライベートも充実してきます。

4-2. 人生が充実する

職場の人間関係が良好だと、ストレスが減って毎日が楽しくなります。

そうすると、プライベートを楽しむ心の余裕ができてきます。

いつもは仕事が終わると真っ直ぐ帰宅して、休日も家にこもっていた人でも、会社帰りに飲みに行く機会が増えたり、習い事を始めてみたり、休日には積極的に外に出て、アクティブに過ごすようになります。

行動範囲が広がると、多くの人と接する機会が増えて、新しい人間関係を築くことができます。

プライベートが充実すると、ストレスを発散できるようになり、毎日スッキリした気持ちで仕事に励むことができるので、仕事でも成果が出やすくなります。

仕事もプライベートも充実した、楽しい人生を送ることができるようになるのです。

4-3. 視野が広がる

幅広い分野の人たちと交流して、良好な人間関係が築けると、色々な角度から物をみることができるようになり、今まで知ろうとしなかったような知識を得ることもできます。

毎日が職場と家の往復になっていると、関わる世界が限定され、視野が狭くなります。

そして、限られた分野の情報しか耳に入ってこなくなります。

視野が広がって、幅広い分野の知識が増えていくと、今まで思いつかなかったような斬新な発想ができるようになります。

それは仕事にもプライベートにも生かせるもので、柔軟な発想は、予想外の大きな成果を呼び寄せることにも繋がります。

4-4 毎日が幸せと感じる

多くの人と関りを持ち、多くの良好な人間関係が築けると、仕事もプライベートも充実して、心まで豊かになります。

気持ちに余裕ができることで、余裕がなかった時には気づけなかった細かなことにも目が向くようになります。

こんな身近に幸せの種があったのだと気づくことも増えるでしょう。

そして、幸せと感じることができる環境に感謝することができるようになります。

気持ちに余裕がなくなると、感謝の気持ちも忘れがちになり、余計に独りよがりになって、毎日がつまらないと更に感じてしまうのです。

5. 良い人間関係を築くために心がけること

良い人間関係を築くためには、日頃から思いやりの心を持つことが大切です。

また、相手を不快にさせない会話術を心掛けることも、大きな効果があります。

人の話を最後まで聞く、相手の気持ちを汲み取りながら会話を進める、など、相手を主体に考えながら接していれば、自然と身に付いてきます。

どうしても苦手な相手と良い関係を築くことも、社会人にとっては大切なことです。

これは、心を許して付き合うということは難しいケースですが、苦手意識をなくすように心がけることで、相手との距離を縮めていくように努力してみましょう。

まとめ

良い人間関係を築くことは、得をすることはあっても、損をすることは何もありません。

それどころか、今までとは比べ物にならないほど充実した毎日を送れるようにもなります。

良い人間関係は、あなたの心がけ次第でいくらでも築くことができるのです。