顔や体にある特徴的な痣は、前世の記憶やこれから運命を示すバースマークである場合があります。
この記事では、バースマークの意味や、特徴的なバースマークについて紹介します。
- バースマークとは?
- バースマークの意味
- 特徴的なバースマーク
- バースマークは勝手に消したりいじってはいけない
- 刺青は人為的に行うバースマーク
- まとめ
1. バースマークとは?
バースマークとは、生まれながらにもつ特徴的な痣や黒子や、傷跡を指し、遠い遺伝子の記憶や、自身の前世から引き継がれた因果や業、運命や運気を示すものです。
ただし、両親から直接的に引き継がれた痣や黒子や身体の特徴はバースマークとは言いません。
遺伝を介さない、痣や、黒子、傷跡などがバースマークを意味するのです。
2. バースマークの意味
2-1. 痛みの証
バースマークは、前世においての痛みを表すことが多いです。
物理的に酷い傷を負い、それが記憶や魂にまで刻みこまれることによって、現世へと引き継がれるのです。
また、傷を意味するバースマークは、心の痛みを表していることも多いです。
時にショックな記憶や、悲しい過去がビジョンとして、現世において現れることもあるでしょう。
自分自身の前世の痛みと向き合い、昇華していくことが大切です。
そして、一番重要なことは、今を大切にし、慈しんで、幸せに生きることなのです。
2-2. 運命の絆
愛し合う二人が、来世においても出会う約束をした時に、バースマークが現れることも多いです。
たとえ、顔かたちが似ていないくても、互いを意味する目印を見つけることによって、二人の絆を直感的に理解することができるでしょう。
また、前世において結ばれなかった二人の苦しみが、バースマークとして現れる場合もあります。
その場合は、現世において結ばれることもありますが、再び縁が引き裂かれるような業を背負っている場合もあるのです。
2-3. 超常的な能力の証
前世においてスピリチュアル的な能力を持っていた人が、現世において生まれかわる時に、特徴的なバースマークを持っていることがあります。
また、前世とすっかり同じ場所に同じほくろや痣がある場合もあるでしょう。
現世においてその力が発揮されるかはどうかは、その人次第と言えるでしょう。
また、神よって選ばれた存在や、神に役割を与えられた存在を示す場合もあります。
選ばれし者として気付きを得た時は、私利私欲に走らずに、自分の能力を周りの人たちのために生かすことが大切です。
そして、驕らず、つけ上がらず、謙虚に生きていくように心がけましょう。
2-4. 先祖からのメッセージ
先祖が重要なメッセージを与えたい、役割を与えたいと願った時、子孫がバースマークを伴って生まれることがあります。
そうしたバースマークを持った人は、自然と、自分のファミリーヒストリーに興味をもったり、家族への想いが強いことが多いです。
そして家族や身内、一族のために人生を捧げることになるのです。
逆に過去に先祖が背負った因縁や罪を表す場合もあります。
その呪縛から解き放たれるためには、過去を振り返り受け入れながらも、過去に引きずられないようにすることです。
前を向いて自分の人生を生きることによって、さまざまな業から抜け出すことができるでしょう。
2-5. 怨恨の痕
赤黒く広がるシミのようなバースマークは、前世において恨みを買った証である場合もあります。
誰かを傷つけたり、ないがしろにした結果、相手の憎悪が魂にまで刻みこまれ、現世においてバースマークとなって現れるのです。
こうした怨恨の痕を持つ人は、さまざまな不運や不幸を経験することがあるでしょう。
しかし、恨みという呪いは必ず、相手に返っていくものなのです。
怨恨を刻んだ相手もまた転生し、違う場所にいても同じように苦しんでいることも多いです。
同じ苦しみを経験することによって、二人が運命的に出会うこともあるでしょう。
二人の呪いから抜け出すためには、お互いが苦しみを乗り越え、辛い気持ちを昇華し、前に進んでいくことが大切なのです。
3. 特徴的なバースマーク
3-1. サードアイ
おでこの中心にある黒子や痣は、「サードアイ(第三の目)」と呼ばれることがあります。
サードアイは、第六感を司る箇所であり、宇宙と通じ、体と魂全体を指揮する場とも言われています。
サードアイを持つ人は、スピリチュアル的パワーが強く、非常に直感に優れています。
生まれながらにして強運の持ち主で、さまざまな苦難を乗り越えたり、トラブル回避する運命にあると言えます。
また、仏様の白毫(びゃくごう)というおでこにある突起の意味もあり、前世は仏の道に通じる尊い存在であることも示しています。
そうした前世から、現世においても心優しく穏やかで、慈愛にあふれた性格であることも多いです。
3-2. 使い魔の契約印
特徴的な場所にある印象的な黒子がある場合は、前世は魔女であった可能性もあります。
魔女は、さまざまな悪魔や精霊など、この世ならざるものと契約することによって大きな力を得る存在です。
そして、そうした者たちと契約すると黒子ができるとされていました。
たくさんお黒子がある人は、たくさんの魔の存在と契約していたとも言えるでしょう。
使い魔となった者は、力を与える対価として魔女の血を求める場合もあり、契約を示す場所から血を流し与えることを約束させました。
それゆえ、黒子の箇所を傷つけ、魔の存在たちに血を繰り返し与えるため、より黒子が濃く鮮やかになっていったのです。
黒子に何か強いパワーを感じる場合は、前世で魔女であった証であるとともに、再び魔の存在に気づく可能性もあるのです。
しかし、この世ならざるものと契約するのにはリスクがあり、死が訪れ肉体が滅びても、永遠に魂は浄化できずに、異界において苦しみ続けるという代償があるのです。
魔女の黒子を持って生まれた人は、そうした魂の責め苦から逃げ出したり、回避したり、免れた存在ともいえるでしょう。
ですから現世に置いて、魔に開眼する可能性もあれば、死を迎えた時、前世では支払えなかった代償を払うこともあるのです。
しかし、絶大な力によって、再び転生を繰り返す魔女も存在するのです。
3-3. 天使の羽
背中に特徴的で対になるような痣がある場合は、前世において天の使いであった可能性があります。
天使は基本的には、神に使え、めったなことでは人の前には姿を現しません。
人の行いに干渉する存在ではなく、見守ることを第一にしており、関わる時は人間の生死に絡む場合です。
しかし、時に人が大きな過ちを犯そうしている時に、神が手を差し伸べることがあります。
その使いとして、天使が人間として転生し、他の人間たちを救うのです。
天使の生まれ変わりとして存在する人たちは、心優しく穏やかで、癒しのパワーを持っています。
一緒にいるだけで、幸せになれるような存在と言えるでしょう。
一方で、悪や穢れに対して、潔癖すぎる一面があり、その強い正義感によって他者と衝突することもあるのです。
いくら前世が天使であっても、人間として生まれたからには、時には失敗をしてしまうこともあります。
しかし、そうした経験を繰り返すことで成長し、周囲の人たちと手を取り合って、正しい道へと向かうことができるのです。
また、人間のことを理解できていない天使が、社会勉強として、人間界に送りだされることもあるのです。
4. バースマークは勝手に消したりいじってはいけない
上記で説明したように、バースマークには、さまざまなスピリチュアル的な意味があり、これからの運命や運気に大きく作用します。
ですから、基本的には消そうとしたり、いじってしまうことは禁忌の内の一つなのです。
しかしながら、見た目が気になる、恥ずかしい気持ちになるといった場合もあるでしょう。
やむをえない場合は、なんらかのシミ取りやほくろ取りなどの施術を受けて消すことも可能です。
しかし、自分のスピリチュアルパワーや運気の変化を免れることができないのには変わりありません。
ですから、自身のバースマークを消す際は、形代として、自分に見立てたぬいぐるみや人形に、生年月日と本名を書き、バースマークと同じ模様を同じ場所に印すことが大切です。
そうすることで、バースマークの消失による、自身の力の変化の影響を受けにくくなるのです。
ただし、形代というのは劣化するものであり、人間の肉体と魂に比べてかなり脆弱なものです。
ですから定期的に、形代を交換することも大切です。
できれば、年に一回、誕生日や年の終りなどの節目に新しいものに変え、古い形代は神社などで処分してもらうようにしましょう。
5. 刺青は人為的に行うバースマーク
最近では、刺青はファッションの一部となっていますが、古来は魔よけのまじないの一種であり、成人になるための通過儀礼の内の一つでした。
刺青というのは痛みを伴う行為であり、痛みと共に体に傷と文様を刻みつけることにより、さまざまな苦難を乗り越えたり、邪悪なものを退けたりする意味があったとされています。
また、自身の運命や運気を変えるために刺青を入れたり、罪人の証として刺青を入れたり、烙印を押されることもありました。
そして、刺青というのは、永遠に残るものであるため、一生に刻みこまれたバースマークと言っても過言ではないのです。
ですから、人生を変えたい、運気を引き寄せたいといった意味で刺青を入れるというまじないをすることもアリと言えるでしょう。
ただし、その力は強く、良いものを引き寄せる分だけ、何かを代償にするというバランスで成り立っていますから、ただ獲得し続ける生を全うできるわけではないのです。
刺青を遊び半分で入れるのではなく、スピリチュアル的な意味を知り、覚悟をもって入れることが大切です。
まとめ
バースマークにはさまざまな意味を持つものです。
遠い遺伝子や、前世からのメッセージを受け取り、現世に生かしていくことが大切です。
また、簡単に消してしまおうとするのではなく、自分のチャームポイントとして愛することが大切です。
ポジティブな意思によって、引き継がれた力や運命は良い方向性を帯びていくことでしょう。
5. 刺青は人為的に行うバースマーク
最近では、刺青はファッションの一部となっていますが、古来は魔よけのまじないの一種であり、成人になるための通過儀礼の内の一つでした。
刺青というのは痛みを伴う行為であり、痛みと共に体に傷と文様を刻みつけることにより、さまざまな苦難を乗り越えたり、邪悪なものを退けたりする意味があったとされています。
また、自身の運命や運気を変えるために刺青を入れたり、罪人の証として刺青を入れたり、烙印を押されることもありました。
そして、刺青というのは、永遠に残るものであるため、一生に刻みこまれたバースマークと言っても過言ではないのです。
ですから、人生を変えたい、運気を引き寄せたいといった意味で刺青を入れるというまじないをすることもアリと言えるでしょう。
ただし、その力は強く、良いものを引き寄せる分だけ、何かを代償にするというバランスで成り立っていますから、ただ獲得し続ける生を全うできるわけではないのです。
刺青を遊び半分で入れるのではなく、スピリチュアル的な意味を知り、覚悟をもって入れることが大切です。
まとめ
バースマークにはさまざまな意味を持つものです。
遠い遺伝子や、前世からのメッセージを受け取り、現世に生かしていくことが大切です。
また、簡単に消してしまおうとするのではなく、自分のチャームポイントとして愛することが大切です。
ポジティブな意思によって、引き継がれた力や運命は良い方向性を帯びていくことでしょう。
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