社会人になってから友達を作る方法【社会人が友達が作りづらい理由】 | SPITOPI

社会人になると友達ができにくいのは本当です。

どうすれば友達を作れるか、友達作りのヒントを紹介します。

1. 社会人に新たに友達ができにくい理由

社会人になってから、学生時代のように友達を作れていないと感じる人は多いと思います。

人によっては、「社会人になってから一人も友達ができていない」という人もいるでしょう。

実際に社会人になると、友達を作るのが難しい、あるいは放っておくと友達ができないと感じている人は多いです。

なぜ社会人は友達ができにくいのでしょうか。

そこで社会人は友達ができにくい理由をいくつか紹介しますのでチェックしてみてください。

謎だった友達問題が解消できるかもしれません。

また、これなら友達ができなくても仕方ないと、納得できるかもしれません。

1-1. 友達を作りたいと思っていない人が多い

そもそも社会人の多くが「友達を作りたいと思っていない」傾向があります。

社会に出て、新しい生活に慣れるのに精一杯なので、友達を作ろうというという余裕がないからです。

ほとんどの新入社員は仕事を覚えたり、社会人としてのマナーを覚えたりするだけで精一杯でしょう。

そして、もしリラックスするために友達と会いたいと思ったら、学生時代までの友達と会うはずです。

このような社会人生活のスタートを切ると、友達を作るきっかけを失ってしまいます。

同じ会社の同僚はあくまでも同僚という感覚が残り、急に友達になったりはしません。

学生時代のスタート時点は、「とにかく友達を作りたい」だったはずです。

そのスタートダッシュのおかげで、友達作りに成功した人も多いでしょう。

しかし社会人のスタート時点は「とにかく仕事に慣れたい」で頭の中がいっぱいです。

友達作りという点では、スタートダッシュに失敗しているため、社会人になると友達を作りにくいという傾向もあります。

1-2. 仕事が忙しい

社会人になると仕事中心の毎日になります。

学生時代と違い、暇な時間が少なく、自由に使える時間も少ないです。

一般的なサラリーマンになると、仕事は9時から5時まで、平日8時間、加えて時間外労働や休日出勤もあります。

仕事の準備や通勤時間を入れると、仕事関連以外の時間は少なく、そのため友達を作る時間がありません。

空いた時間に、学生時代の友達や彼女と付き合えば、もう新しい友達も必要ないでしょう。

一方で学生時代に友達がいない人や、学生時代の友達と遠く離れた場所で勤務している人は、職場や家の近くに住む新しい友達を作りたいと思うかもしれません。

しかしほとんどの社会人は仕事が忙しく、新しい友達を欲していない傾向があるので、友達になってくれる人が少ないです。

1-3. 同僚はライバル

社会人になると、学生時代とは違い、人間関係が複雑になります。

会社の同僚は仲間でありながら、出世争いのライバルになります。

もしライバルに自分の弱みを見せたら、出世争いが不利になるかもしれません。

職場での人間関係は、出世のためのゲームの様相を呈しています。

取引先の関係者とは、利害関係が強すぎて、中が良くなっても友達とは呼べません。

もし友達になっても、会社の人事によって、または取引先の変化などにより、友達関係はあっという間に壊れてしまいます。

利害関係が無く、友情をはぐくむ時間がたっぷりあった学生時代よりも、友達を作りにくいのは当然かもしれません。

1-4. 一から人間関係を作るのが大変

学生時代までは、地域社会で友達ができて、小学校に進学し、中学校、高校と一連の流れがあります。

高校時代までの友達には、小学校時代や高校時代の友達などが混ざっていて、多層的なのはそのためです。

小学校に上がるまでに友達がいれば、自動的に友達が作れるようなつながりがあります。

大学時代になると、そのような流れがいったん途絶えます。

しかし大学時代は4年間と長く、比較的暇な時間が多いので、友達を作るチャンスがたくさんあります。

語学クラスの友達、ゼミの友達、バイトの友達、サークルの友達など、様々なコミュニティに所属するため、友達を作るチャンスが多いという特徴もあります。

社会人になると、これまでの人間関係が完全にリセットされてしまう事が多く、自動的に友達が作れるような事はありません。

仕事で忙しい中、一から友達作りをするのは、かなり大変な事です。

2. 社会人が友達を作る方法

社会人になったら、友達作りをあきらめなくてはいけないかというと、そんなことはありません。

社会人になっても友達を作る事は可能です。

漫然と社会人をしていると、なかなか友達を作る事ができませんので、「友達を作ろう」と前向きに考えて行動する必要があります。

そこで社会人が友達を作る方法を紹介しますので、これから新しい友達を作りたい人は参考にしてください。

2-1. 会社のサークルや部活に入る

会社には、学生時代のようにサークルや部活がないと思っている人がいるかもしれません。

しかしほとんどの会社には、サークルや部活があります。

会社の福利厚生のひとつとして、会社から補助金をもらって活動しているサークルや部活も多いです。

文化系のサークルや、野球や登山などの体育系の部活まで、興味を持てるものがひとつくらいあるはずです。

サークルや部活中は、社会人でありながら、学生時代のようなフラットな気持ちを持つ事ができやすいです。

友達を作るチャンスも、職場で仕事をしている時よりは、圧倒的に多いでしょう。

2-2. 習い事をする

会社から離れて、地域のコミュニケーションセンターなどに通い、習い事をする方法があります。

楽器を習ったり、スポーツを習ったり、英語を習ったりと、様々な習い事が世の中にはあります。

社会人としてキャリアアップ目指すための資格取得系の習い事もあれば、体調管理のためのフィットネス系の習い事もあります。

興味がある習い事があれば、教室に通ってみましょう。

習い事に参加をすると、会社関係以外の人と知り合う事ができます。

利害関係のない人ばかりですので、友達になりやすいでしょう。

同じ習い事をしているという事で、同じようなタイプの人が集まるメリットがあります。

会話をするためのネタにも困らないので、仲良くなるチャンスは多いでしょう。

2-3. 同窓会に参加する

同窓会の誘いがきたら、参加してみましょう。

小学校時代、中学校時代、高校時代の同級生と、久しぶりに再会する事ができます。

学生時代に仲が良かったけれど、様々な理由で今は連絡を取っていない人もいるでしょう。

友情が復活するチャンスになるかもしれません。

また学生時代にほとんど話した事のない相手とは、初対面のようなものです。

とはいえ同じ学校に通ったという共通の思い出があります。

また共通の友達も多いでしょう。

同窓会がきっかけで、新しい友達になれるかもしれません。

利害関係がない人同士という点も魅力です。

2-4. 趣味を通じて友達を探す

趣味に夢中になれる人は、社会人になっても友達を作りやすいかもしれません。

ゲームが趣味という人は、ゲーム系のイベントに参加をして、友達を作れるかもしれません。

また鉄道が趣味という人同士も、知り合う機会が多いでしょう。

仕事で知り合う人とも、共通の趣味がみつかるかもしれません。

同じ趣味だと知った途端に、お互いの距離が急激に接近しそうです。

趣味の友達とは、話が盛り上がりやすく、仲良くなりやすいので、社会人として忙しい毎日を送っていても新しい友達を作る事ができるでしょう。

2-5. 誘われたら何にでも参加する

友達を作りたいのに作れないと思っている人は、今の生活を少し変化させる必要があります。

これまで飲み会や部活、サークルの誘いを断っていた人は、友達を作るために積極的に参加してみましょう。

基本的に誘われたら何にでも参加するようにすると、一気に友達を作るチャンスが増えます。

これまで仕事以外の場で同僚と会っていなかった人が、一緒に登山をしたり、テニスをしたり、バーベキューをしたりすれば、友達を作れるチャンスが増えるのも当然です。

2-6. SNSを通じて友達を作る

SNSに登録すると、様々な知り合いが参加している事に気が付きます。

学生時代の友達や、小学校の頃の友達、会社関係の人と、意外と深くつながっている事に気付けるかもしれません。

すでに関係が終わっていると思っていた人とも、再び知り合うチャンスがあるかもしれません。

まずは挨拶のメッセージを送り、相手の出方を見てみましょう。

意外とすぐに友達になれるかもしれません。

2-7. 彼女経由で友達を作る

もし彼女がいる人なら、彼女経由で友達が作れるかもしれません。

彼女の友達が集まる飲み会などに参加をして、彼女の友達を、自分の友達にしましょう。

彼女と仲良く付き合える人となら、まったく知らない人よりは友達になりやすいかもしれません。

3. 友達がいなければいけないというわけではない

社会人になり友達ができない事を、深刻に考えているとすれば、それは間違った考え方かもしれません。

友達がいた方が何かと楽しいかもしれませんが、友達がいなければいけないという事はありません。

自分ひとりで楽しい事をみつけて、充実した生活を送れている人は、特に友達を作る必要はないでしょう。

友達がいない事を深刻に捉えすぎないようにしましょう。

仮に学生時代の友達がひとりでもいれば十分ですし、友達ゼロでも、不幸とは限らないからです。

3-1. 自分の時間を犠牲にしてまで友達を作らない

将来のために資格取得の勉強をしている人は、友達を作る時間がないかもしれません。

しかし資格取得の勉強と仕事をしている状態にやりがいを感じて、生きがいを感じているなら、その状態がその人にとってベストな状態です。

友達の誘いを断れずに、自分の時間を犠牲にするのは間違いです。

一人の時間が必要で、仕事以外の時間を一人で楽しく過ごせている人も、無理に友達を作る必要がないでしょう。

自分の時間を犠牲にすると、例え友達ができても、幸福度が下がってしまうからです。

3-2. 友達がいないと恥ずかしいと思わない

友達がいない自分が恥ずかしい…そう思って上辺だけの友達を作るのも良くないです。

その友達といる時間が無駄だと感じたり、苦痛だと感じているのに、友達づきあいを続けるのは避けましょう。

友達がいない状態を恐れて、好きでもない人と友達のフリをするのは、当人にとっても、友達にとっても良くありません。

そもそも友達がいないと恥ずかしいという考えには、何も根拠がありません。

一緒に楽しい時間を過ごしたいと思える人がいないなら、堂々と「友達ゼロ」のまま、自分の時間を充実させましょう。

4. 友達を作るオススメの習い事

社会人になっても友達を作りたい人のために、オススメの習い事を紹介します。

興味がある習い事があれば、ぜひ参加してみましょう。

習い事自体が楽しいはずですから「運が良ければ友達もついてくる」くらいの軽い気持ちでスタートしてみてはいかがでしょうか。

4-1. ゴルフ教室

ゴルフは、いくつになっても楽しめる大人のスポーツです。

社会人のたしなみとしても、覚えておいて損がないでしょう。

ゴルフは同行者と一緒にラウンドする時間が長く、途中でたくさん会話もします。

他のスポーツに比べて仲がよくなりやすいので、習い事としておすすめです。

またゴルフができるようになると、会社や取引先のコンペにも参加できるようになります。

仕事関係の人と友達になるチャンスも広がるでしょう。

4-2. トレーニングジム

体力づくり、さらにはメタボ対策は、社会人として必要な事です。

トレーニングジムに通い、筋トレをしたりランをしながら、同じ目的の人たちと友達になりましょう。

同じトレーニングジムに通う人は、通勤場所、住んでいる場所、仕事の勤務形態なども似ている人が集まりやすいです。

ジム通いの帰りに飲みに行くなどして、友達になりやすい傾向があります。

またヨガやホットヨガも、メタボ対策にぴったりですので、参加を検討してみましょう。

4-3. パソコン教室

ある程度パソコンを使える人も、ビジネスソフトの操作法などを本格的にマスターするために、「パソコン教室」に通ってみましょう。

同じ年頃の社会人たちが通っているため、学生時代の友達作りのような感覚で友達を作る事ができそうです。

パソコン操作が上手になれば社会人として、何かと役に立ちます。

友達作りとキャリアアップの2つの成果を得る事ができるかもしれません。

パソコン教室と同様に、「英会話教室」も友達作りとキャリアアップが見込めるのでおすすめです。

まとめ

社会人になってから友達ができなくなった人も、自分に問題があるわけではないと思えたのではないでしょうか。

もしこれから友達作りをしたいと思ったら、今までの社会人生活を少し変化させて、友達作りのために力を注いでみましょう。

案外簡単に、生涯付き合えるような最高の友達が作れるかもしれません。