すぐに幸せになる方法 | SPITOPI

自分が幸せでないと感じていても、心配しないでください。

ちょっとしたコツで、幸せを感じられるようになるからです。

1. 幸せについて考えたことありますか?

自分が幸せかどうか自問自答をすると、「私は幸せ」とすぐに答えられる人は、意外と少ないかもしれません。

しかしもしあなたが「自分は幸せではない」と思ったとしても、他の人から見れば、幸せに見るかもしれません。

また、まったく今と同じ状態なのに、明日突然「私は幸せ」と実感するかもしれません。

幸せとは、それくらい曖昧なものです。

幸せかどうかを考える時は、「幸せとは何か」という定義を持つ必要があります。

自分が思う幸せとは、自分がどのような状態になった時か、考えてみましょう。

幸せになるためには、自分なりの幸せな状態をイメージする事が大切かもしれません。

2. 幸せは人によりそれぞれ

「幸せ」と言葉にしても、幸せがどのような状態か、ハッキリ言える人は少ないかもしれません。

Aという状況があった時、Cさんはその状況を幸せに感じ、Dさんは何も感じられないかもしれません。

Bという出来事が起こった時に、Eさんはハッピーだと感じて、Fさんは嫌だと思うかもしれません。

このくらい幸せは人それぞれです。

特に外的要因で得る幸せは一定しません。

例えばあなたが好きな女性の事を、他のみんなが好きなわけではないはずです。

あなたがやりたい仕事を、他のみんながやりたいわけではないはずです。

まずは「幸せは人によりそれぞれ」だという事を知っておきましょう。

3. 人が思う幸せの例

他の人が幸せだと感じる事例をチェックして、自分がどう思うかイメージしてみましょう。

共通する例もあるかもしれませんし、自分とは全く違うと感じるかもしれません。

3-1. 田舎でのんびり暮らしたい

都会で暮らしている人の中には「田舎暮らしがしたい」と思うかもしれません。

または都会暮らしで幸せだと感じられなかった人が、田舎に移住してから幸せだと感じる事があるかもしれません。

実際に、田舎暮らしを始めて、最低限のお金を稼いで、のんびりとした暮らしをする事、地域の人々と親睦しながら、地方の祭りに参加する事、大自然の風景を見ながら生活を送る事に幸せを感じる人がいます。

ずっと田舎暮らしをしている人には、田舎暮らしに幸せを感じる人が少ないのも面白いところです。

逆に都会暮らしに疲れた人や、都会暮らしが合わないと実感した後で田舎暮らしを始めた人の中には、田舎暮らしをするだけで、幸せを感じる人がいます。

3-2. 趣味を優先した暮らしをする

ある程度、大人になってくると、自分が本当に好きな物が見えてきます。

それが自分がしている仕事だった場合は、とてもラッキーだと思います。

好きな事を仕事にできなかった場合は、趣味として楽しむ事になります。

そして趣味中心の暮らしを始めた時に、幸せを感じる人がいます。

例えば海とサーフィンが好きな人は、海辺の家に住んで、毎日のようにサーフィンを楽しむ事に幸せを感じるかもしれません。

登山やキャンプが好きな人なら、山小屋に住むのがいちばん幸せを感じやすい生き方かもしれません。

仕事をある程度セーブして、趣味を優先した暮らしを始めると、幸せを感じる人がいます。

3-3. お金持ちになる

経済的自由を得て、お金持ちになると、幸せを感じる人もいるでしょう。

お金があれば、様々な自由を手に入れる事ができます。

中でも「いつでも仕事を辞められる」という自由は、幸せにつながりやすいかもしれません。

基本的に嫌な事をせずに済むのも魅力でしょう。

さらに欲しいものの大部分は手に入れる事ができるようになります。

ほとんどのサービスや物はお金で買う事ができるからです。

お金で手に入れた幸せは本当の幸せとはいえないと感じる人がいるかもしれませんが、お金持ちになって幸せを感じる人もいます。

3-4. 可愛い彼女と恋愛したい

男性の中には、「可愛い彼女」を作って恋愛している事に、幸せを感じるかもしれません。

仕事を頑張るのも、お金持ちになろうと努力するのも、実は可愛い彼女を作るためという人もいそうです。

女性の中にも、イケメンと付き合いたい、素敵な彼氏を作って恋愛をしたいという一心で、メイクやファッションを整え、マナーを身に着けている人もいるかもしれません。

好きな人と一緒にいたら幸せになれる、そして好きな人が可愛い女性、素敵な彼氏じゃないと嫌だという人もたくさんいます。

4. 幸せは自分の主観

他の人が幸せを感じる場面、状況をチェックしてみました。

もし自分が同じ状況になったら、幸せを感じる事ができそうでしょうか。

「全然ぴんと来なかった」という人がいても、まったくおかしくありません。

例えば「可愛い彼女と恋愛したい」と思っている人が、付き合いたいと思っている女性がいるとします。

そしてその女性はすでに誰か、他の男性と付き合っているとします。

しかしその男性は、その彼女と付き合っている事を「特に幸せだと感じていない」可能性があります。

幸せはあくまで「主観」で決まります。

あなたの考え方次第で、置かれている状況が「幸せ」だったり「不幸」だったりするのです。

4-1. 幸せに見える人が幸せだとは限らない

素敵な彼女を連れて街を歩いている人は、他の男性から見ると幸せに見えるかもしれません。

特に素敵な女性と付き合う事を目標に生きている人にとっては、うらやましい存在でしょう。

しかし、その男性が本当に幸せと感じているかは分かりません。

もしかしたら、その男性には他に好きな人がいるかもしれません。

しかし今の彼女が別れてくれないため、惰性で付き合い続けているのかもしれません。

お金持ちの男性は、お金がない人から見れば幸せに見えやすいかもしれません。

しかし今より資産が減る事を恐れて、強い不安を感じているかもしれません。

このような不幸なお金持ちは世の中に多くいます。

趣味を楽しんでいる人の中にも、本当は仕事がしたくてたまらない人もいるでしょう。

田舎暮らしを始めたものの、自分には合わなくて、都会に帰りたいと感じている人もいるはずです。

4-3. 考え方次第では誰もが幸せ

先ほどの幸せの例に当てはまっていなくても、幸せな人はいます。

仕事に追われて、趣味もなく、お金持ちではなく、素敵な彼女もいない人でも、「幸せ」と感じている人はたくさんいます。

他の人から見たら、不幸としか思えないような絶望的な状況にいる人でも、その人に主観が幸せと見ているなら、その人は幸せになる事ができます。

全然女性にモテなくても、男性から好かれなくても、平均年収よりも収入が低くても、幸せに生きている人はたくさんいます。

つまり人は、考え方次第では誰もが幸せになれるという事です。

幸せになるために無理な努力をするよりも、考え方を変えた方が幸せになれます。

自分の内面を整えて、幸せになりやすい考え方ができるようにしましょう。

5. 幸せ思考になるためのコツ

誰でも考え方次第で幸せになれるなら、自分もそう考えるようになりたいと思う人がほとんどだと思います。

そこで「幸せ思考」になるためのコツを紹介します。

できそうな事からひとつずつ、日常生活に取り入れるようにしてみましょう。

それほど特別な事をしなくても、幸せを感じやすくなります。

人によっては、すぐに幸せだと感じる事ができるかもしれません。

置かれている状況や、持っている物が違っても、考え方さえ幸せ思考に出来れば、誰もが幸せになる事ができます。

5-1. 物事の明るい面を見る

幸せ思考になるための第一歩が「物事の明るい面を見る」というコツの実践から始まります。

同じ状況に置かれているのに、その状況を明るく見るか暗く見るかで、その人の幸福度は大きく変わってくるはずです。

例えば、ある女性と話をしている時、素敵な笑顔に注目すれば、一緒に話している時間が楽しくなります。

女性の顔のシミに注目してしまうと、「年を取るのは嫌だ」とか「自分はこうなりたくない」など、暗い考えに支配されてしまうでしょう。

家の近所を散歩している時も、綺麗な川の流れに注目したり、可愛い子犬の姿に注目をすれば、「素敵な散歩だった」と幸せな感想を持つ事ができるはずです。

しかし同じコースを歩いているのに、捨て置かれたゴミに注目したり、降り出しそうな雨雲に注目をすれば、「最悪な街に住んでいる」と自分を呪いたくなるかもしれません。

物事には良い面、普通の面、悪い面など、様々な面があります。

明るい良い面に注目すると、幸せに近づきます。

5-2. 小さな幸せに目を向ける

「幸せを感じる事がひとつもない」と言う人は、宝くじが当たって億万長者になるとか、芸能人並みの美貌の持ち主と付き合うような、大きな幸せばかりに注目している人かもしれません。

このような大きな幸せは、一生来ないかもしれません。

また来たとしても、ずいぶん稀な事だと思います。

そこで「小さな幸せ」に注目してみましょう。

例えば、遅刻しそうだったのに、電車が数分遅れたおかげで乗る事ができて遅刻せずに済んだ…このような小さな幸せをかみしめてみましょう。

またはいつも食べている飲食店の料理が、今日に限っていつもよりも美味しかった時も、ラッキーだと考えてみましょう。

つまり幸せのアンテナをもっと敏感な設定にして、幸せな要素をどんどん拾うようにします。

小さな幸せに敏感になれば、通勤時間でも、会社のお昼休みでも、幸福な気持ちになれるはずです。

朝起きてから会社に行くまでに、いくつもの小さな幸せを発見できるようになりましょう。

5-3. 物事に感謝をする習慣をつける

何かにつけて、文句ばかり言っている人は、幸せになれない人です。

このような人は「物事がきちんとしていて当たり前」「誰もが自分に正しく接してくれて当たり前」と思っている人だからです。

しかし現実はそのようにはできていません。

現実はもっと不条理で理不尽にできています。

物事はきちんとしていない事のほうが多いですし、自分に正しく接してくれる人など、それほど多くはありません。

世の中を見る時の大前提を間違えてしまうと、いつも不満を持ったり、不幸を感じたりする事になります。

もし、世の中は不条理で、不公平で、とんでもない事が頻繁に起こると感じていれば、現実の世界をどう感じるでしょうか。

電車が時間通りに来る事、会社に遅刻する人が少ない事、給料が毎月支払われる事などに、感謝の気持ちを持てるようになるでしょう。

「ありがとう」と感じる事が増えれば、幸福感も増えます。

物事に感謝をする習慣をつければ、幸せ思考に近づきます。

5-4. 人と自分を比べない

人と自分を比べてしまい、劣っている事を嘆いてしまうと不幸だと感じてしまいます。

しかし、人は自分とは違うので、比べても仕方ありません。

そもそも人と自分が違うから、自分以外の人の事を「他人」と呼びます。

他人と自分は別なので、比べる必要はありません。

他人と比べなければ、余計な劣等感を感じたり、競争心を持ったり、嫉妬する機会も減ります。

劣等感や競争心、嫉妬心などは、幸せとの相性が悪い感情や考え方です。

自分は自分、他人は他人だと心の底から思えるようになれば、幸せの邪魔をするような思考が混ざらなくなります。

人と自分を比べなくなると、幸せな時間が長くなります。

5-5. 穏やかさは幸せに近い

幸せな心の状態をイメージする時、「穏やかな心の状態」をイメージしてみましょう。

心に波風が立たず、フラットな状態の時、人は幸せを感じやすいです。

穏やかな心の状態の時に、何か小さな良い事が起こると、小さな幸せを感じる事ができます。

逆に心の中が波打っている状態では、小さな良い事に気付く事もできず、幸せを感じる事もできません。

極度に不安だったり、興奮していたり、うかれたり、イライラしていたりすると、幸せを感じにくくなります。

穏やかな心は、幸せを感じやすいです。

つまり幸せとは、「幸せを感じやすい状態」をキープする事と言い換える事もできます。

心が穏やかでいつでも幸せを感じられる状態にできれば、その人は何を持たなくても、すでに幸せです。

まとめ

今日から幸せになるために、幸せ思考の作り方のヒントを紹介しました。

間違った不幸思考を捨てて、幸せを感じやすい穏やかな心を持てるようになりましょう。

少なくても幸せはひとそれぞれで、物質的な何かが満たされれば幸せになれるわけではないと、知っておきましょう。