思い込みが激しい人の特徴（原因や治し方・仕事や恋愛でよくあるミス) | SPITOPI

思いこみが激しい人は、さまざまな場面において失敗しがちです。

同じ方法に固執したり、相手の感情を決めつけたりと、仕事においてもプライベートにおいても問題が発生しやすいです。

ここでは、思いこみの激しい人の特徴や、思いこみが激しい人がよくやる失敗などについて紹介します。

自分の感情や考えだけにとらわれるのではなく、客観的に物事を捉えて行動するように心がけていきましょう。

1. 思い込みが激しい人とは?

思いこみが激しい人は、物事についてさまざまな決め付けをし、そうだと信じ込んで疑わない人を指します。

先入観や偏見が強く、自分のルールで物事をとらえるために、さまざまな問題を生じさせやすいのです。

たとえば、相手を評価する時は、自身の主観と固定観念で評価してしまうことが多いです。

客観的に評価できず、自分の感情や印象で相手の性格や人となりを決めてしまうために、誤解や軋轢を生んでしまうのです。

また、思いこみの激しい人は、疑う気持ちが強いために、人間関係おいて障害が生まれやすいです。

たとえば、恋愛関係おいては、相手の浮気や不倫を疑い、その気持ちを相手にぶつけてしまうことが多いでしょう。

根拠がなくとも自分の不安感が先行するために、猜疑心をコントロールできずに暴走してしまいがちです。

あるいは、何の接点もないのに、相手が自分のことを好きだと思いこんで暴走するタイプの人もいます。

いずれにせよ思いこみが強すぎると、自分自身の行動すらも抑制できなくなってしまうのです。

しかし性格だけではなく、発達障害や精神疾患が原因である場合もあるので、必要な時は医療機関に相談することも大切です。

そして、思いこみから抜けだし、客観的に物事を捉えられるように訓練していくことも大切なのです。

2. 思い込みが激しい人の特徴とチェックリスト

ここでは、思いこみが激しい人の特徴を挙げると共に、思いこみの激しい人のチェックリストを紹介します。

自分が当てはまるか否か、調べてみましょう。

2-1. 頑固で同じ方法ややり方を貫き通す

思いこみが激しい人は、頑固な性格であることが多いです。

自分が正しいと思いこみ、同じ方法や手段を繰り返してしまうことが良くあるので気をつけましょう。

その結果、同じような失敗が多く、成長することができないのです。

2-2. 自己中心的で全てを自分の思うままに物事を進めたい

思いこみが激しい人は、自己中心的でわがままな性格です。

自分の思うままに、物事を進めたいと考え、上手くいかないと感情を爆発させやすいです。

その子供のような稚拙な性格によって、周囲との関係性を悪化させやすいので注意が必要です。

思いやりを持って行動していきましょう。

2-3. 猪突猛進で周りが見えなくなりがち

思いこみが激しい人は、思い立ったら行動に移すおとが多いです。

視野が狭くなりがちで、突っ走りやすいために失敗することがよくあります。

その結果、周りの人たちをもトラブルい巻き込んでしまいがちなので気をつけましょう。

2-4. 被害妄想が強く猜疑心に溢れている

思いこみが激しい人ほど、マイナスの感情に飲まれてしまいやすいです。

被害妄想が強く、猜疑心に溢れているため、相手を疑ってばかりいます。

結果として、人間関係がこじれやすく、トラブルを生じさせやすいので気をつけなければなりません。

2-5. 好きな気持ちをコントロールできずぶつけてしまいがち

思いこみが激しい人は、好きな気持ちが暴走しやすい傾向があります。

時に、相手が自分のことを好きだと勘違いしてしまうために、関係性にヒビが入ってしまうことがあるので気をつけましょう。

また、思いこみからストーカー的な行動をしてしまうこともあるので注意が必要です。

2-6. 空想的で現実逃避をしやすい

思いこみが激しい人は、空想や妄想ばかりしてしまうことが多いです。

嫌なことや辛いことがあると、妄想をし現実逃避をしてしまうこともあるでしょう。

場合によっては、現実と妄想を混同してしまうこともあるので気をつけましょう。

2-7. 集中力は強いが熱中しすぎて疲れやすい

思いこみが激しい人の中には、強い集中力を持っている人もいます。

しかし、自分自身をコントロールできないために、一度集中してしまうと、それが過ぎることがあるので気をつけましょう。

休息を忘れ、熱中しやすく疲れやすいので、バランス感覚を大切にしなければなりません。

2-8. 自分のルールや主義主張を強く出す

思いこみが激しい人ほど、自分の中のルールや主義主張に固執しやすいです。

自分のルールを相手に押し付けるために、軋轢が生じやすいので気をつけましょう。

また、感情に基づくルールではなく、客観的な正しさを重んじていくことも大切です。

2-9. 何もしなくても自分の気持ちは相手に伝わっていると思う

思いこみが激しい人は、適切なコミュニケーションができていないことが多いです。

自分が思っていることは相手にも伝わっていると信じてしまうタイプの人もいるでしょう。

その結果、誤解や勘違いが生じやすく、関係性にヒビが入りやすくなってしまうのです。

2-10. 喜怒哀楽に波があり感情表現が激しい

思いこみが激しい人ほど、自分の感情を上手くコントロールできないことが多いです。

喜怒哀楽に波があり、感情表現が激しいために、周りの人たちが疲れてしまうこともあります。

理性的になり、冷静にふるまうことが大切です。

3. 思い込みが激しい人の心理

3-1. 自分が絶対正しいと思う

思いこみが激しい人は、自分が絶対正しいという神話をもっていることが多いです。

自分に過ちはなく、誤っているのは周りの方だと、言って聞かないこともよくあります。

そのために、自分の非を認めることができずに不幸になってしまうことが多いのです。

人は、必ず失敗したり、過ちを犯すものです。

自身の罪に気付き、償っていくことによって、成長するチャンスが得られることも多いです。

自分自身の責任から逃げずに向き合い、行動していくことが大切です。

3-2. 自分と同じことを相手も考えていると思う

思いこみが激しい人は、自分と相手は同じだという意識を持ってしまうこともあります。

特に、近しい間柄であるほど、共通の認識に頼ったり、過度に信じ切ってしまう傾向があります。

自分と同じことを相手も考えてくれているという思いこみは、人間関係において大きな不幸を呼んでしまいがちです。

同じような考えを持っている人でも、本質的には全然違う人間であり、個の存在であることを理解しなければなりません。

自分の期待や願望を押しつけるのではなく、相手の考えや感情を尊重することが大切です。

3-3. 自分の言うことを聞かない人は敵だと思う

思いこみが激しい人ほど、自分のルールによる善悪の線引きをしてしまいがちです。

たとえば、自分の言うことを聞かない人は、敵だと認識することが多いでしょう。

そのため、気に入らないことがあると、相手を攻撃したり、差別したりすることに繋がってしまうのです。

強い偏見と攻撃性によって、さらなる孤立を深めてしまうことも多いので気をつけなければなりません。

子供のようなわがままを振りかざすのではなく、適切な距離感を持って行動するように心がけましょう。

また、人間は白と黒で分けられるような簡単な存在ではないことを理解しましょう。

3-4. 自分は不幸だと思う

思いこみが激しい人ほど、悲劇の主人公を演じてしまうことが多いです。

「自分はなんて不幸なんだ」「自分は恵まれていない、世の中はなんて不公平なんだ」といった感情にとらわれてしまいがちです。

自身の物差しで、自分と他者を比較することが多く、不平不満を抱きやすいです。

しかし、自分を不幸だと決めつけることは、ある意味努力から逃げるための言いわけにもなり得るのです。

自分を客観的に評価できないため、「自分は何もできない人間だ」逃げ口上ばかり増えてしまうのです。

結局、責任からも逃れてしまうために、信用や信頼を失いやすいので気をつけましょう。

客観的に自分をとらえ、行動していくことが大切です。

4. 思い込みが激しい人がする恋愛でのミス

4-1. 浮気や不倫を疑いがち

思いこみが激しい人は、被害妄想的になりやすいです。

ですから、根拠がなくても、自分が不安になってしまうと、相手の不倫や浮気を疑ってしまうことが多くなります。

猜疑心が強く、粘着的な態度によって、自滅的に関係性を破壊してしまうことがあるので気をつけましょう。

相手を信じ切ってしまうのも良くないですが、ある程度信頼することが、健全な関係を営む上で大切なことなのです。

マイナスの感情にとらわれないように気をつけましょう。

4-2. 相手や自分の予定を勘違いする

思いこみが激しい人は、自分勝手に物事をとらえたり、勘違いしてしまったりすることが多いです。

そのため、相手や自分の予定を勘違いして、擦れ違いが生じてしまうことがあるので気をつけましょう。

特に、会う約束をしている時は、自分の記憶だけを頼りにするのではなく、相手に会う時間や場所を聞いたりと、しっかり確認することが大切です。

頭の中だけだと人は思いこみで補正しがちなので、スケジュール帳やカレンダーなどに予定を記しておくことも大切です。

4-3. 相手の気持ちを勝手に決めつける

思いこみが激しい人は、相手の感情を勝手に決めつけるために失敗しがちです。

特に、相手は自分のことが嫌いなんだという、マイナスの妄想から関係をこじらせてしまいがちなので注意が必要です。

逆に、相手は自分のことが好きだと、勝手に決めつけて、ストーカー的な行動をしてしまう場合もあるでしょう。

また、喜怒哀楽の波が激しい傾向があり、感情のままに暴走したり、自分の気持ちをぶつけてしまいがちなので気をつけましょう。

真に優しさや思いやりを持って、相手と接することが大切です。

思いこみが激しい人は、恋愛のみならず、多くの場面で人間関係を壊しやすいので注意が必要です。

5. 思い込みが激しい人がする仕事でのミス

5-1. 報告、連絡、相談を怠る

思いこみが激しい人は、周囲との連携やコミュニケーションが上手くできないことが多いです。

仕事に対して突っ走ってしまうことが多く、報告、連絡、相談を怠ってしまいます。

そのため、周りと擦れ違いや誤解が生じやすく、仕事の進捗が悪くなってしまう場合も多いです。

仕事におけるトラブルについての情報を共有できず、問題が大きくなってしまうこともあるでしょう。

トラブルが生じても、自分一人でどうにかなると強がってしまいがちな面もあるので、気をつけなければなりません。

5-2. 同じ方法を何度も繰り返して失敗する

思いこみが激しい人は、自分が一番正しく、有能だと勘違いすることが多いです。

そのため、誤った方法やプロセスであっても、同じやり方を繰り返してしまうために、失敗することが多いです。

また、正しいという思いこみから、失敗に気づくのが遅く、さらに問題が大きくなってしまう場合もあります。

そして、周囲からの指摘や、忠告を受け入れないために、失敗を訂正できずに終わってしまうのです。

広い視野を持って、さまざまな方法や、手段に目を向けることが大切です。

5-3. 期日や期限を間違える

思いこみが激しい人は、さまざまな場面において正確性に欠けることが多いです。

勘違いが多く、期日や期限を間違えたために失敗することもあるのです。

時には、スケジュールに記す時点において、誤っていることもあるでしょう。

また、情報を精査したり、まとめることが苦手で、自分の思いこみで勝手に情報を補足したり、捻じ曲げてしまうこともあるのです。

そのために、勘違いが積み重なり、重大なミスに繋がってしまいやすくなるのです。

客観的に読み取る力や、要約する力を身につけなければなりません。

6. 思い込みが激しい性格を改善するコツ

6-1. 多くのことを経験する

思いこみが激しい人は、主観にとらわれてしまいがちです。

内向きになりやすく感情を暴走させやすいのが欠点と言えるでしょう。

ですから、広い視野をもって意識を外に向けることが大切です。

狭量でスペックの低い人ほど、決めつけることが増えやすいです。

まずは、さまざまな物事に触れ、経験し、知識を深めていくことが大切です。

井の中蛙で終わってしまうと、成長する機会すらも失われてしまうのでしょう。

臆病にならず、自分の可能性を信じて前に進んでいきましょう。

6-2. さまざまな人の意見を聞く

思いこみが激しい人は、自分の考えが最も優れていると考えてしまいがちです。

しかし、その結果、さまざまな失敗を招いてしまうことに繋がるのです。

ですから、自分の考えだけを信じ込むのではなく、さまざまな人の意見を聞くことが大切です。

時に、自分に対する厳しい指摘や注意や、警告がある時もあるでしょう。

しかし、相手は単にあなたに対して攻撃性や敵意を向けているわけではないのです。

客観的にあなたが間違っているから、そうした指摘を受けるということを理解しなければなりません。

また、多くの教示を与えてくれる人たちへの感謝の気持ちも忘れないようにしましょう。

何かを学びたい、知りたいと感じた時は意地を張らずに、素直に教えを請うことも大切です。

そして、さまざまなアドバイスを参考にし、選択肢を増やすことも大切です。

一つの可能性ばかりに固執してしまうと視野が狭くなってしまうからです。

しかし、最終的には自分の責任と意思で決めることを大切にしてください。

6-3. 悪感情をコントロールする

思いこみが激しい人ほど、マイナスの感情に飲み込まれやすいです。

被害妄想が強く、相手に対して根拠のない敵意を抱きやすいです。

自意識過剰なために、周りとの関係がこじれてしまいやすいのです。

ですから、悪感情を抱いた時に、上手くそれと付き合っていくことが大切です。

主観的になればなるほどドツボに嵌ってしまいますから、客観的に物事や人物を評価するように努めていきましょう。

自分の思うままに感情をぶつけるのではなく、一呼吸置いてから行動することで、暴走を防ぐことができるようになるでしょう。

根拠のない前向きさも問題になりやすいですが、ある程度ポジティブに物事をとらえることも大切です。

今日の自分自身を否定するのではなく、できたことや良かったことを振り返り、評価していきましょう。

6-5. ルールやモラルを大切にする

思いこみが激しい人は、自分の中のルールややり方に固執してしまいがちです。

その結果、反社会的な行動をしてしまう場合もあるので気をつけなければなりません。

客観的で冷静に行動できない場合は、まず大きなルールやモラル、マナーで、自分自身を抑制することも大切です。

人として最低限の規則を守り、思いやりを持って行動するように努めていきましょう。

そして、周りを見て、TPOに即して行動していくことも大切です。

常識と良識ある大人として行動するように心がけていきましょう。

まとめ

思いこみが激しい人は、さまざまな場面においてトラブルを起こしてしまいがちです。

感情や偏見にとらわれることなく、客観的に物事や人物を評価することが大切です。

勝手な決め付けをせずに、広い視野を持って行動できる人になりましょう。