サンカヨウ(学名Diphylleia grayi)という花(植物)の特徴と名前の由来(英語での呼び方・語源)を説明しながら、「サンカヨウの花言葉とその意味」について紹介していきます。
サンカヨウの花に関する「原産地・開花時期・種類・似た花」の参考情報を紹介して、サンカヨウの役に立つ「マメ知識」も解説しています。
- サンカヨウとはどんな花なのか?
- サンカヨウの花言葉
- サンカヨウについての解説
- サンカヨウのマメ知識
- サンカヨウを育てる時の注意点
- サンカヨウの種類(原種・園芸品種の特徴)
- サンカヨウに似た花の特徴・花言葉
- まとめ
1. サンカヨウとはどんな花なのか?
サンカヨウ(学名Diphylleia grayi、山荷葉)は、メギ科サンカヨウ属に分類される「日本・サハリン」が原産地の多年生植物で、北海道から本州中部にかけての山地の湿地に自生しています。
サンカヨウは、水(雨)に濡れると花びらが透明になることで有名ですが、花期が5〜7日間と短いため、野生種のサンカヨウの花が透明になっている幻想的な姿を見つけるのはなかなか難しくなっています。
サンカヨウは初夏の季節(5月〜7月)に、直径約2センチの6枚の花びらを持つ小さな「白色の花」を咲かせます。
花の季節が終わると食用にできるブルーベリー様の実を生らせます。
2. サンカヨウの花言葉
サンカヨウ(学名Diphylleia grayi)には、以下のような花言葉があります。
サンカヨウの一般的な花言葉である「親愛の情」「幸せ」「清楚な人」について、関連エピソードや花言葉の由来・解釈も含めながら分かりやすく説明していきます。
2-1. 「親愛の情」
サンカヨウの花言葉は「親愛の情」です。
サンカヨウの可憐な親しみのある白い花から生まれた花言葉で、サンカヨウの花は観賞する人の心を温かく癒してくれるのです。
親愛の情を伝えたいお母さん(お父さん)や配偶者、恋人、仲の良い友達に、サンカヨウの花を「いつも優しく接してくれてありがとう」などのメッセージを添えてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
あなたの心からの親愛の情がきっと伝わります。
2-2. 「幸せ」
サンカヨウの花言葉は「幸せ」です。
サンカヨウの花言葉はシンプルに「幸せ」であり、「現時点で幸せな毎日を送っている人」や「これから自分の幸せを実現したい人」にぴったりの花になっています。
人は誰でも自分の人生を幸福なものにしたいと考えているものですが、サンカヨウの美しくて可憐な花は、幸せになりたいあなたを密かに応援してくれる花なのです。
2-3. 「清楚な人」
サンカヨウの花言葉は「清楚な人」です。
雨の中にたたずむ透明なサンカヨウの花は、まさに「清楚な人」をそのまま花の形にしてしまったような幻想的なオーラを漂わせています。
男性が女性に求める究極的な人物像・雰囲気として、やはり最終的にたどり着くのは「清楚・清らかさ・清潔感」だと言われています。
サンカヨウの花は、自分にとっての理想のパートナーに贈るのに打ってつけの清楚な花なのです。
3. サンカヨウについての解説
サンカヨウの「各種情報(英語の呼び名と語源・原産地・名前の由来・エピソード・誕生日花など)」について解説していきます。
3-1. サンカヨウの英語での呼び名と語源・意味について
サンカヨウは英語で「Diphylleia grayi、Umbrella leaf」と呼ばれています。
「Diphylleia grayi」は学名と同じですが、ギリシア語で1本の茎に二枚の葉が付いているという状態を意味しています。
英語の「Umbrella leaf」は傘のような葉っぱという意味ですが、サンカヨウの葉っぱは少し厚みがあって、雨を弾くかのように頑丈に見える質感を持っています。
サンカヨウの蕗(フキ)にも似ている葉っぱの形状・質感が、まるで「傘」のように見えたことに由来するのでしょう。
3-2. サンカヨウの原産地と開花期
サンカヨウの原産地は「日本・サハリン」で、草丈が約30〜60センチに生長する山野の奥深い湿った場所に生息する花・植物です。
サンカヨウの開花期は「5月〜7月」の初夏で、花持ちは「約5日〜7日」となっていて山野の中で咲くサンカヨウの白い花をジャストタイミングで見ることは難しくなっています。
六枚の小さな花弁と中心部に黄色の雄しべ、黄緑色の雌しべを持つ花径2センチの「白色の花」を咲かせます。
花の季節の後には、果汁の多い濃い紫色をした果実を実らせますが、この果実は食用にすることが可能です。
3-3. サンカヨウの名前の由来
サンカヨウという花の名前の由来は、サンカヨウは漢字で「山荷葉」と書き、「山荷」というのは「蓮(ハス)の葉」のことを意味しています。
サンカヨウという名前は、「山にある蓮の葉」ということに由来していますが、実際のサンカヨウの葉っぱは少しシワシワとしていて蕗(フキ)の葉にも似ています。
サンカヨウの学名である「Diphylleia grayi」の、「grayi」はサンカヨウの学名の命名者である北アメリカの植物学者A. グレイ氏という人名に由来すると言われています。
「Diphylleia」というのはギリシア語が原語であり、「dis(2つ)+phyllon(葉)」で1本の茎に普通2枚の葉っぱが付くことに由来しています。
3-4. サンカヨウの誕生日花
サンカヨウが誕生日花とされている日は「6月21日」です。
「6月21日」が誕生日の人に、サンカヨウの「親愛の情」「幸せ」「清楚な人」の幸福・親愛を運んでくれる花言葉を添えてプレゼントしてみましょう。
山野の奥深くの湿地でひっそりと咲くサンカヨウの小さくて白い花は、まるで森の妖精のように可憐で幻想的ですが、運良く雨の日(雨が上がって間もない時)にサンカヨウの花を見ることができれば、「水に濡れた透明の花」を堪能することができるでしょう。
4. サンカヨウのマメ知識
サンカヨウのマメ知識を紹介していきます。
4-1. サンカヨウの花びらが透明に見える仕組み
サンカヨウの小さな白色の花は、雨・朝露などの水分を吸うことで「透明の花」に見えることで知られています。
サンカヨウの白色の花は水に濡れるとガラス細工のような透明色になるのですが、乾くとまたすぐに元の白色に戻っていきます。
サンカヨウの花が水に濡れると透明になる仕組みは、水分を含んだ花びらの「光の屈折・反射が弱まるから」と言われています。
しかし、山野で咲くサンカヨウの花がすぐに散ってしまうこともあって、科学的にサンカヨウの花が透明になる仕組みが解明されているわけではありません。
4-2. サンカヨウはブルーベリーのような果実を付ける植物:サンカヨウの花・葉の特徴
サンカヨウは、日本の本州・北海道からサハリン(樺太)にかけての山野の湿地帯に自生するメギ科の多年草です。
サンカヨウは5月〜7月の初夏に直径2センチほどの小さくて可愛らしい花をたくさん付けますが、一本の茎から3輪〜15輪の花を咲かせます。
サンカヨウの葉は、中央に切れ込みが入っていて、縁の部分がギザギザした大きな葉っぱで、蓮(ハス)や蕗(フキ)の葉に似ているとも言われます。
花の季節の後には、ブルーベリーのような白粉を帯びて濃紫色をした、果汁たっぷりの「楕円形の甘い果実」を実らせます。
4-3. サンカヨウを見ることができる日本国内の自然公園
日本国内でサンカヨウを見ることができる自然公園としては、「中部山岳国立公園栂池自然園(長野県北安曇郡小谷村千国乙12883-1)」と「天生県立自然公園(飛騨市河合町天生 天生峠)」があります。
中部山岳国立公園栂池自然園は日本を代表する自然公園で非常にたくさんの種類の動植物を観賞することができます。
天生県立自然公園は明治の文豪である泉鏡花(いずみきょうか)の小説「高野聖(こうやひじり)」の舞台になったことでも知られる自然公園で、様々な種類の高山植物を楽しむことができます。
5. サンカヨウを育てる時の注意点
サンカヨウを育てる時の注意点について説明していきます。
5-1. サンカヨウ栽培に適した日当たり・置き場所
サンカヨウ栽培に適した場所は、元々は深山の湿地帯で自生している植物ですから、「直射日光が当たらない場所+風通しのよい場所」で育てるのが理想的な環境であると言えるでしょう。
サンカヨウは品種改良されていないので環境の変化と真夏の暑さに弱いという特徴があります。
直射日光が当たりすぎると枯れるので、塀・壁・樹木の下などの「半日陰になるような場所」で栽培すると良いでしょう。
サンカヨウは6〜9月が種まきの適期になりますが、実際に花が咲くまで3年以上の歳月がかかります。
5-2. サンカヨウの水やり・肥料・植え替えのポイント
サンカヨウ栽培には、水はけの良い用土が適しています。
サンカヨウの水やりは、「鉢植え」であれば、1日1回を目安にして、土の表面が乾いてきたらたっぷりと多めに水やりをしましょう。
「地植え・庭植え」であれば、自然の雨だけで水分は足りるので、特別に乾燥が続いていなければ水やりをする必要はありません。
サンカヨウの肥料は、春先の3月頃に「緩効性化成肥料」や「油かすの有機肥料」を適度な分量で株元に与えれば大丈夫でしょう。
あまりに多く肥料をやりすぎると逆に生長を阻害するので、やや少なめくらいの量で構いません。
5-3. サンカヨウの病気・害虫を防ぐポイント、植え替えについて
サンカヨウは病気や害虫に対しては強い植物なので特に注意すべきことはありませんが、アブラムシなどの虫が目に付いたら早めに殺虫剤で防除しましょう。
サンカヨウの植え替えをしたいという人もいると思いますが、サンカヨウはとてもデリケートな植物で根を傷つけると枯れてしまうので丁寧に扱うようにしましょう。
原則として、植え替えをしないほうが安全ですが、植え替えをしたい場合の適期は「9月〜10月」になります。
根っこを傷つけないように細心の注意をしながら鉢から取り出して、新しい鉢に植え付けて下さい。
6. サンカヨウの種類(原種・園芸品種の特徴)
サンカヨウの種類ですがサンカヨウは園芸品種ではなくて、山野・深山の樹木の下に自生している花なので、原種の白色の花を咲かせるサンカヨウのみになります。
サンカヨウの花の花言葉は、「親愛の情」「幸せ」「清楚な人」になります。
6-1. サンカヨウ(Diphylleia grayi)
サンカヨウ(学名Diphylleia grayi)は、メギ科サンカヨウ属に分類される深山の湿度の高い場所に自生している野生種・原種であり、「日本・サハリン」が原産地です。
サンカヨウは、直径約2センチの可憐な可愛らしい花を咲かせます。
サンカヨウの花は雨に濡れるとガラス細工のような透明の花になることで知られており、その幻想的なサンカヨウの花姿を一目見ようとして山に入る人も多いくらいなのです。
サンカヨウは漢字で「山荷葉」と書き、「山荷」とは「蓮(ハス)の葉」のことを意味しています。
サンカヨウの花言葉は、「親愛の情」「幸せ」「清楚な人」になります。
7. サンカヨウに似た花の特徴・花言葉
サンカヨウに似たメギ科の花の特徴・花言葉について紹介していきます。
7-1. イカリソウ(サンシクヨウソウ)
イカリソウ(学名Epimedium grandiflorum)は、メギ科イカリソウ属に分類される「日本」が原産地の花です。
イカリソウの学名「Epimedium(エピメディウム)」は「Media(古代のメディア王国)」の名に由来し、和名の「碇草・錨草(イカリソウ)」は、細長い花弁を四方向に伸ばす花姿が、船のいかりの形に似ていることにちなんでいます。
イカリソウは精力剤の漢方「淫羊霍(インヨウカク)」の生薬にもなります。
イカリソウは4〜5月に「白色・ピンク色・紫色・黄色」などの独特なイカリ(碇)のような形をした花を咲かせます。
イカリソウの一般的な花言葉は、「君を離さない」「旅立ち」になります。
7-2. ナンテン(南天)
ナンテン(学名Nandina domestica)はメギ科ナンテン属に分類される花で、「中国」が原産地です。
ナンテンという名前は中国名の「南天燭(なんてんしょく)」に由来していますが、ナンテンは日本では「南天のど飴」の材料になることで知られています。
ナンテン(南天)の実は「喉の痛み緩和・咳止め」に効果があり、葉も「南天葉(なんてんよう)」と呼ばれていて健胃、解熱、鎮咳などの薬効があります。
ナンテンは「難転(難を転ずる)」という語呂合わせから非常に縁起の良い木とされてきました。
ナンテンの花言葉は、「私の愛は増すばかり」「良い家庭」です。
7-3. ヘビノボラズ(蛇不登)
ヘビノボラズ(学名Berberis sieboldii)はメギ科メギ属に分類される花で、「日本」が原産地の花です。
黄色色素のベルベリンを多く含むために黄色い花を咲かせますが、同じメギ科メギ属には「ヘビノボラズ(蛇不登)」と同じように「コトリトマラズ(小鳥止まらず)」という面白い名前の種類が存在しています。
ヘビノボラズやコトリトマラズの成木の枝には葉っぱでなくて「葉の変化した棘(とげ)」がたくさん生えているので、蛇も登れず小鳥も止まれないということに由来しています。
メギ属のメギは「目木」であり、古くはベルベリンが眼病治療の生薬として活用されていました。
ヘビノボラズの花言葉は、「気難しさ」になります。
まとめ
サンカヨウ(学名Diphylleia grayi)は、メギ科サンカヨウ属に分類される「日本・サハリン」が原産地の多年生植物です。
サンカヨウは水(雨)に濡れると花びらが透明になることでも知られています。
サンカヨウは初夏の季節(5月〜7月)に、直径約2センチの小さな「白色の花」を咲かせます。
サンカヨウの一般的な花言葉は、「親愛の情」「幸せ」「清楚な人」になります。
サンカヨウの花言葉や植物・花の特徴、種類について知りたい方は、この記事を参考にしてみて下さい。
まとめ
サンカヨウ(学名Diphylleia grayi)は、メギ科サンカヨウ属に分類される「日本・サハリン」が原産地の多年生植物です。
サンカヨウは水(雨)に濡れると花びらが透明になることでも知られています。
サンカヨウは初夏の季節(5月〜7月)に、直径約2センチの小さな「白色の花」を咲かせます。
サンカヨウの一般的な花言葉は、「親愛の情」「幸せ」「清楚な人」になります。
サンカヨウの花言葉や植物・花の特徴、種類について知りたい方は、この記事を参考にしてみて下さい。
スポンサーリンク