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ハナショウブ(花菖蒲)の花言葉・英語・種類別花言葉 | SPITOPI

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ハナショウブ(花菖蒲)の花言葉・英語・種類別花言葉

ハナショウブ(学名Iris ensata var. hortensis、Iris kaempferi)という花(植物)の特徴と名前の由来(英語での呼び方・語源)を説明しながら、「ハナショウブ(花菖蒲)の花言葉とその意味」について紹介していきます。

ハナショウブの花に関する「原産地・開花時期・種類・似た花」の参考情報を紹介して、ハナショウブの興味深い「マメ知識」も解説しています。

  • ハナショウブとはどんな花なのか?
  • ハナショウブの花言葉
  • ハナショウブについての解説
  • ハナショウブのマメ知識
  • ハナショウブを育てる時の注意点
  • ハナショウブの種類(原種・園芸品種の特徴)
  • ハナショウブに似た花の特徴・花言葉
  • まとめ

1. ハナショウブとはどんな花なのか?

ハナショウブとはどんな花なのか?

ハナショウブ(学名Iris ensata var. hortensis、Iris kaempferi)は、アヤメ科アヤメ属に分類される「日本・朝鮮半島・東シベリア」が原産地の多年生植物で、水辺・湿地帯に自生する花です。

ハナショウブは古風な魅力のある野生のノハナショウブの園芸品種で、ハナショウブをアヤメと呼ぶ事もあります。

ハナショウブ(花菖蒲)は、別名を「菖蒲(ショウブ)・アイリス」ともいい、5月5日の「端午の節句」で飾られる花でもあります。

ハナショウブは夏の季節(6月〜7月)に、和風の美意識を象徴するような「青色・青紫色・紫色・白色・ピンク色・黄色・複色の花」をレパートリー豊かに咲かせます。

2. ハナショウブの花言葉

ハナショウブの花言葉

ハナショウブ(花菖蒲)には、以下のような花言葉があります。

ハナショウブの一般的な花言葉である「うれしい知らせ」「あなたを信じる」「心意気」「優しい心」「優雅」「信頼」について、関連エピソードや花言葉の由来・解釈も含めながら分かりやすく説明していきます。

2-1. 「うれしい知らせ」

「うれしい知らせ」

ハナショウブの花言葉は「うれしい知らせ」です。

アイリス(アヤメ)をはじめアヤメ科の植物に付けられている花言葉が、何か心がウキウキするような事柄が伝えられる「うれしい知らせ」です。

あなたから相手に「相手が嬉しくなるような出来事・近況」を伝えたい時に、ハナショウブの花を贈ってみると良いでしょう。

2-2. 「あなたを信じる・信頼」

「あなたを信じる・信頼」

ハナショウブの花言葉は「あなたを信じる・信頼」です。

ハナショウブの清楚で静謐(せいひつ)な落ち着いた美しさは、「あなたを信じる・信頼」という花言葉の由来にもなっています。

信頼できるパートナーや親友などに、日頃の感謝の気持ちを込めてハナショウブを贈りましょう。

2-3. 「心意気」

「心意気」

ハナショウブの花言葉は「心意気」です。

ハナショウブの花を垂れ下がった形状で凛とした雰囲気を持ち、どこか「五月人形の勇気・心意気」を象徴しているようにも見えます。

これからの人生で大きな目的・目標に向かっていく心意気を持っている人にぴったりの花なのです。

2-4. 「優しい心」

「優しい心」

ハナショウブの花言葉は「優しい心」です。

ハナショウブの花が持つ優美で柔らかい たたずまいから「優しい心」という素敵な花言葉が生まれました。

ハナショウブの花を眺めながら自分の中にある「優しい心・思いやりの心」を再確認してみましょう。

2-5. 「優雅」

「優雅」

ハナショウブの花言葉は「優雅」です。

アヤメやカキツバタにも似ているハナショウブの花の第一印象は「温和・優雅・気品がある」といったものになります。

ハナショウブの華やかで気品のある花を見つめているだけで、人の気持ちもなぜか軽やかになり優雅になってしまうのです。

3. ハナショウブについての解説

ハナショウブについての解説

ハナショウブの「各種情報(英語の呼び名と語源・原産地・名前の由来・エピソード・誕生日花など)」について解説していきます。

3-1. ハナショウブの英語での呼び名と語源・意味について

ハナショウブの英語での呼び名と語源・意味について

ハナショウブは英語では、「Iris sanguinea、Japanese iris」と呼ばれています。

英語でも「アヤメ属の一種・日本のアヤメ」といった意味になっていて、ハナショウブ(花菖蒲)はカキツバタ(杜若)と並んで「アヤメ(アイリス)」と呼ばれることが多くなっています。

ハナショウブは、厳密にはアヤメ(アイリス)やカキツバタと異なる生態を持つ品種なのですが、現在では同じアヤメ科アヤメ属の植物で非常に外見が似ていることから、ハナショウブとカキツバタも含めた総称として「アヤメ(アイリス)」と呼ばれる事が多くなっています。

3-2. ハナショウブの原産地と開花期

ハナショウブの原産地と開花期

ハナショウブの原産地は「日本・朝鮮半島・東シベリア」で、草丈が約60〜100センチに生長する和風の美意識に合致した優美な雰囲気の花です。

ハナショウブの開花期は「6月〜7月」の梅雨時・初夏であり、花びらが垂れ下がった立体的な形状の青紫色・紫色・ピンク色の花を咲かせます。

ハナショウブの花持ちは「約3〜5日」になります。

ハナショウブは江戸時代中期以降に、品種改良が盛んに行われた草花であり、非常に多くの園芸品種が作られています。

3-3. ハナショウブの名前の由来

ハナショウブの名前の由来

ハナショウブ(花菖蒲)は、野生のノハナショウブを品種改良されて作られた園芸品種で、「菖蒲」は「ショウブ・アヤメ」と読む事ができます。

菖蒲(アヤメ)の名前の由来は、菖蒲の剣状の細い形の葉が縦に並んでいる様子が「文目(あやめ)模様」に見えるからという説、花の基部にある網目も「文目」に見えるからという説があります。

奈良時代に中国から渡来した宮廷儀礼に詳しい女を「アヤメ」といい、彼女たちが端午の節句にこの菖蒲を備えていたので、「アヤメ」と呼ばれるようになったという説があります。

3-4. ハナショウブの誕生日花

ハナショウブの誕生日花

ハナショウブが誕生日花とされている日は「5月5日、5月8日、5月20日、6月8日、6月20日」です。

「5月5日、5月8日、5月20日、6月8日、6月20日」が誕生日の人に、ハナショウブの「うれしい知らせ」「あなたを信じる」「心意気」「優しい心」などの花言葉を添えてプレゼントしてみましょう。

青紫色の古風な美しい風情があるハナショウブは、人々に幸福な嬉しい知らせを運んでくれる花として愛されていて、とても優美な雰囲気を持っているのです。

4. ハナショウブのマメ知識

ハナショウブのマメ知識

ハナショウブのマメ知識を紹介していきます。

4-1. ハナショウブとアヤメ、カキツバタはどうやって見分ければいいのか?

ハナショウブとアヤメ、カキツバタはどうやって見分ければいいのか?

「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句があるように、「ハナショウブ・アヤメ・カキツバタ」は花・草の外観がとても似ているので見分ける事が難しい事で知られています。

ハナショウブとカキツバタは池・沼などの近くの湿地に咲きますが、アヤメは乾いた草原に咲くという違いがあります。

ハナショウブの草丈は約80〜100センチ、アヤメは約30〜60センチ、カキツバタは約50〜80センチという違いもあります。

ハナショウブはアヤメとカキツバタと比べると「葉脈が目立つ(表に1本・裏に2本)」という特徴も持っています。

4-2. 端午の節句(端午の節供)で「菖蒲湯」に使う菖蒲は「ハナショウブ」ではない

端午の節句(端午の節供)で「菖蒲湯」に使う菖蒲は「ハナショウブ」ではない

5月5日(子供の日)は「端午の節句」として、「菖蒲湯(しょうぶゆ,ショウブを入れたお風呂)」に子供を浸からせる習慣があります。

しかし、菖蒲湯に使われるのはショウブ科ショウブ属(あるいはサトイモ科)のショウブで、ハナショウブとは異なる植物なので注意が必要です。

中国では菖蒲湯に使われるショウブを「白菖」と記述していましたが、日本には間違って「菖蒲」として伝わってしまったのです。

ショウブ科のショウブにはお風呂に入れると、血流促進で冷え性・肩こりを改善する薬効があります。

4-3. ハナショウブ(アヤメ科アヤメ属)は全草に毒性があるので注意が必要

ハナショウブ(アヤメ科アヤメ属)は全草に毒性があるので注意が必要

ハナショウブも含めたアイリス(アヤメ)には、全草・根茎・樹液に「イリジェニン・イリジン・テクトリジン」という毒性物質が含まれていて、ハナショウブを食用にすると嘔吐・下痢・胃腸の炎症などの症状が出る恐れがあります。

樹液が皮膚についても皮膚炎を起こしやすいので注意しましょう。

5. ハナショウブを育てる時の注意点

ハナショウブを育てる時の注意点

ハナショウブを育てる時の注意点について説明していきます。

5-1. ハナショウブ栽培に適した日当たり・置き場所:ハナショウブは水生植物ではない

ハナショウブ栽培に適した日当たり・置き場所:ハナショウブは水生植物ではない

ハナショウブというと池・沼などの水辺に咲く花というイメージが強く、観賞用の「菖蒲園」でもハナショウブと景色を調和させるために、開花期に水を張って株を水に浸けていることがあります。

しかし、ハナショウブは「水生植物」ではないので、ずっと株が水に浸かっている状態だと根腐れする恐れがあります。

ハナショウブの野生種は水辺近くで自生しますが、園芸用で栽培する場合には極端に乾燥しなければ「一般的な日当たり・風通しの良い花壇」で構わないのです。

5-2. ハナショウブの水やり・肥料のポイント

ハナショウブの水やり・肥料のポイント

ハナショウブの水やりで気をつけるべきポイントは、蕾ができてから開花するまでは「非常に多くの水分」が必要になるということです。

乾燥してしまうと花が開花しない恐れもありますので、鉢植えであれば容器に水を溜めてその中に鉢ごと浸けておいても良いでしょう。

肥料で重要になるポイントは、9月から10月にかけての秋に緩効性化成肥料を与えて株を太らせておく事であり、株に十分な栄養が行き渡る事で翌年も綺麗な花が咲きやすくなります。

5-3. ハナショウブの害虫・病気を防ぐポイント

ハナショウブの害虫・病気を防ぐポイント

ハナショウブは病気に強い植物であり、病気をすることはほとんどないので心配は要りません。

気温が上がって暖かくなり、梅雨に入る5〜6月にかけて、「ヨトウムシ、メイガ」の害虫の被害が出てくることがあります。

幼虫・成虫を見かけたら、早めに専用の殺虫剤で防除するようにした方がいいでしょう。

6. ハナショウブの種類(原種・園芸品種の特徴)

ハナショウブの種類(原種・園芸品種の特徴)

ハナショウブの色々な種類・園芸品種とその特徴について紹介していきます。

これらの花の花言葉は、ハナショウブに準じて「うれしい知らせ」「あなたを信じる」「心意気」「優しい心」「優雅」「信頼」などになります。

6-1. 江戸系

江戸系

江戸時代中期から、ハナショウブの栽培と品種改良が盛んに行われていました。

日本初の花菖蒲園は「葛飾堀切」に開かれ、旗本の松平定朝(菖翁)は約60年にわたり300近い花菖蒲の品種を作り「花菖培養録」という著作まで残しています。

3枚の大きな花びらを付ける「三英咲き」を中心に、花色や花の形態、大きさのバリエーションが豊かという特徴があります。

6-2. 伊勢系

伊勢系

現在の三重県松阪市を中心にして、室内での観賞目的で栽培・品種改良されてきた園芸品種です。

伊勢松阪の紀州藩士・吉井定五郎が「伊勢系のハナショウブの品種改良」に大きな役割を果たしました。

伊勢系のハナショウブは三枚の花びらを持つ「三英咲き」であり、花びらの縁の部分がちりめん状・波形状になっているのが特徴です。

6-3. 肥後系

肥後系

現在の熊本県を中心にして、室内での鑑賞目的で栽培・品種改良されてきた園芸品種です。

肥後熊本藩主だった細川斉護が、藩士を松平定朝(菖翁)の所に弟子入りさせて、門外不出を前提に品種改良したハナショウブの一群です。

肥後系のハナショウブは草丈が一般的に低くて、6枚の花びらを持つ珍しい「六英咲き」の花を咲かせるというのが特徴になっています。

7. ハナショウブに似た花の特徴・花言葉

ハナショウブに似た花の特徴・花言葉

ハナショウブに似たアヤメ科の花の特徴・花言葉について紹介していきます。

7-1. グラジオラス

グラジオラス

グラジオラス(学名Gladiolus)は、アヤメ科グラジオラス属に分類される「アフリカ・南ヨーロッパ・西アジア」が原産地の花です。

グラジオラスという名前は、葉っぱの形が剣状で尖っていることから、ラテン語の「グラディウス(剣)」に由来しています。

グラジオラスは「オランダアヤメ」という別名も持ちます。

グラジオラスは春・夏・秋の季節(4月〜10月)に、「赤色・ピンク色・白色・黄色・オレンジ色・紫色・緑色・複色」といったカラフルな花を咲かせます。

グラジオラスの一般的な花言葉は、「密会」「用心」「思い出」「忘却」「勝利」になります。

7-2. サフラン

サフラン

サフラン(学名Crocus sativus)はアヤメ科クロッカス属に分類される花で、「地中海沿岸・小アジア」が原産地です。

サフランという花の名前は、アラビア語で「黄色」を意味する「zafran(ザファラン)」が語源となっています。

サフランの黄色のめしべは独特の香りと黄色の色味を持っていて、古くからブイヤベースやパエリア、サフランライスなどの「香辛料(スパイス)」として用いられてきました。

10〜11月の秋に、「紫色」の大人しくて清楚な雰囲気の花を咲かせます。

サフランの花言葉は、喜びと節制に関係した「歓喜」「過度をつつしめ」「濫用するな」になります。

まとめ

まとめ

ハナショウブ(学名Iris ensata var. hortensis、Iris kaempferi)は、アヤメ科アヤメ属に分類される「日本・朝鮮半島・東シベリア」が原産地の多年生植物です。

ハナショウブ(花菖蒲)は、別名を「菖蒲(ショウブ)・アイリス」ともいい、アイリス(アヤメ)と同じ「嬉しい知らせ」などの花言葉を持ちます。

ハナショウブは梅雨時・夏の季節(6月〜7月)に、和風の美的感覚にフィットした古風な「青色・青紫色・紫色・白色・ピンク色・黄色・複色の花」を咲かせます。

ハナショウブの一般的な花言葉は、「うれしい知らせ」「あなたを信じる」「心意気」「優しい心」「優雅」「信頼」になります。

ハナショウブの花言葉や植物・花の特徴、種類について知りたい方は、この記事を参考にしてみて下さい。

ハナショウブについての解説

ハナショウブの「各種情報(英語の呼び名と語源・原産地・名前の由来・エピソード・誕生日花など)」について解説していきます。

3-1. ハナショウブの英語での呼び名と語源・意味について

ハナショウブの英語での呼び名と語源・意味について

ハナショウブは英語では、「Iris sanguinea、Japanese iris」と呼ばれています。

英語でも「アヤメ属の一種・日本のアヤメ」といった意味になっていて、ハナショウブ(花菖蒲)はカキツバタ(杜若)と並んで「アヤメ(アイリス)」と呼ばれることが多くなっています。

ハナショウブは、厳密にはアヤメ(アイリス)やカキツバタと異なる生態を持つ品種なのですが、現在では同じアヤメ科アヤメ属の植物で非常に外見が似ていることから、ハナショウブとカキツバタも含めた総称として「アヤメ(アイリス)」と呼ばれる事が多くなっています。

3-2. ハナショウブの原産地と開花期

ハナショウブの原産地と開花期

ハナショウブの原産地は「日本・朝鮮半島・東シベリア」で、草丈が約60〜100センチに生長する和風の美意識に合致した優美な雰囲気の花です。

ハナショウブの開花期は「6月〜7月」の梅雨時・初夏であり、花びらが垂れ下がった立体的な形状の青紫色・紫色・ピンク色の花を咲かせます。

ハナショウブの花持ちは「約3〜5日」になります。

ハナショウブは江戸時代中期以降に、品種改良が盛んに行われた草花であり、非常に多くの園芸品種が作られています。

3-3. ハナショウブの名前の由来

ハナショウブの名前の由来

ハナショウブ(花菖蒲)は、野生のノハナショウブを品種改良されて作られた園芸品種で、「菖蒲」は「ショウブ・アヤメ」と読む事ができます。

菖蒲(アヤメ)の名前の由来は、菖蒲の剣状の細い形の葉が縦に並んでいる様子が「文目(あやめ)模様」に見えるからという説、花の基部にある網目も「文目」に見えるからという説があります。

奈良時代に中国から渡来した宮廷儀礼に詳しい女を「アヤメ」といい、彼女たちが端午の節句にこの菖蒲を備えていたので、「アヤメ」と呼ばれるようになったという説があります。

3-4. ハナショウブの誕生日花

ハナショウブの誕生日花

ハナショウブが誕生日花とされている日は「5月5日、5月8日、5月20日、6月8日、6月20日」です。

「5月5日、5月8日、5月20日、6月8日、6月20日」が誕生日の人に、ハナショウブの「うれしい知らせ」「あなたを信じる」「心意気」「優しい心」などの花言葉を添えてプレゼントしてみましょう。

青紫色の古風な美しい風情があるハナショウブは、人々に幸福な嬉しい知らせを運んでくれる花として愛されていて、とても優美な雰囲気を持っているのです。

ハナショウブのマメ知識

ハナショウブのマメ知識を紹介していきます。

4-1. ハナショウブとアヤメ、カキツバタはどうやって見分ければいいのか?

ハナショウブとアヤメ、カキツバタはどうやって見分ければいいのか?

「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句があるように、「ハナショウブ・アヤメ・カキツバタ」は花・草の外観がとても似ているので見分ける事が難しい事で知られています。

ハナショウブとカキツバタは池・沼などの近くの湿地に咲きますが、アヤメは乾いた草原に咲くという違いがあります。

ハナショウブの草丈は約80〜100センチ、アヤメは約30〜60センチ、カキツバタは約50〜80センチという違いもあります。

ハナショウブはアヤメとカキツバタと比べると「葉脈が目立つ(表に1本・裏に2本)」という特徴も持っています。

4-2. 端午の節句(端午の節供)で「菖蒲湯」に使う菖蒲は「ハナショウブ」ではない

端午の節句(端午の節供)で「菖蒲湯」に使う菖蒲は「ハナショウブ」ではない

5月5日(子供の日)は「端午の節句」として、「菖蒲湯(しょうぶゆ,ショウブを入れたお風呂)」に子供を浸からせる習慣があります。

しかし、菖蒲湯に使われるのはショウブ科ショウブ属(あるいはサトイモ科)のショウブで、ハナショウブとは異なる植物なので注意が必要です。

中国では菖蒲湯に使われるショウブを「白菖」と記述していましたが、日本には間違って「菖蒲」として伝わってしまったのです。

ショウブ科のショウブにはお風呂に入れると、血流促進で冷え性・肩こりを改善する薬効があります。

4-3. ハナショウブ(アヤメ科アヤメ属)は全草に毒性があるので注意が必要

ハナショウブ(アヤメ科アヤメ属)は全草に毒性があるので注意が必要

ハナショウブも含めたアイリス(アヤメ)には、全草・根茎・樹液に「イリジェニン・イリジン・テクトリジン」という毒性物質が含まれていて、ハナショウブを食用にすると嘔吐・下痢・胃腸の炎症などの症状が出る恐れがあります。

樹液が皮膚についても皮膚炎を起こしやすいので注意しましょう。

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この記事は2021年02月08日に更新されました。

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