グロリオサ(学名Gloriosa spp. )という花(植物)の特徴と名前の由来(英語での呼び方・語源)を説明しながら、「グロリオサの花言葉とその意味」について紹介していきます。
グロリオサの花に関する「原産地・開花時期・種類・似た花」の参考情報を紹介して、グロリオサの興味深い「マメ知識」も解説しています。
- グロリオサとはどんな花なのか?
- グロリオサの花言葉
- グロリオサについての解説
- グロリオサのマメ知識
- グロリオサを育てる時の注意点
- グロリオサの種類(原種・園芸品種の特徴)
- グロリオサに似た花の特徴・花言葉
- まとめ
1. グロリオサとはどんな花なのか?
グロリオサ(英語名Glory lily、Flame lily、学名Gloriosa spp. )は、イヌサフラン科グロリオサ属に分類される熱帯アフリカ・熱帯アジア(南アジア)原産の落葉性・半つる性の花・植物です。
グロリオサは日本の和名では「百合車(ユリグルマ)・狐百合(キツネユリ)」などの名前でも知られており、花弁が波打って反り返った存在感のあるゴージャスな花を咲かせます。
グロリオサは葉先のつるを伸ばして他の植物に絡めて生長する花で、夏・秋(7月〜9月)に「赤色・白色・ピンク色・黄色・オレンジ色」の優雅で見栄えのする花を咲かせてくれます。
2. グロリオサの花言葉
グロリオサには、以下のような花言葉があります。
グロリオサの一般的な花言葉である「栄光(栄光に満ちた世界)」「華麗・華美」「勇敢」「頑強」について、関連エピソードや花言葉の由来・解釈も含めながら分かりやすく説明していきます。
2-1. 「栄光(栄光に満ちた世界)」
グロリオサの花言葉は「栄光(栄光に満ちた世界)」です。
グロリオサは波打った大きな花びらを持つゴージャスで華やかな花姿から、「栄光(栄光に満ちた世界)」という素晴らしい花言葉を持っています。
栄光を手に入れるために全力を尽くす人生を生き抜きたい人には打って付けの美しい花です。
グロリオサの赤色やオレンジ色の花を眺めながら、栄光に満ちた世界を想像するのもいいでしょう。
2-2. 「華麗・華美」
グロリオサの花言葉は「華麗・華美」です。
グロリオサの華やかで美しい花を見た瞬間に、誰もが「華麗・華美」という花言葉を思い浮かべることができます。
華麗なグロリオサの花を観賞しているだけで心も豊かになれるのです。
華美というと贅沢をする悪いイメージもありますが、人生を謳歌するために、たまには思いっきり華美で贅沢な時間を過ごすことも必要なのです。
2-3. 「勇敢」
グロリオサの花言葉は「勇敢」です。
燃え立つ炎のような花びらを波打たせているグロリオサの赤色の花を見ていると、内面から勇気ややる気が沸き上がってくるようです。
グロリオサの力強いイメージがある花を観賞しながら、「勇敢な自分の生き方」を模索してみても良いかもしれません。
あるいは、勇敢さが際立っている上司・仲間に、グロリオサの花を贈ってみましょう。
2-4. 「頑強」
グロリオサの花言葉は「頑強」です。
つらいことも多い人生を逞しく生き抜いていくためには、まず「頑強さ・タフネス」が大切になってきます。
グロリオサの燃え立つようなパワーを感じる花は、私たちに「心身の頑強さ」を与えてくれる印象があります。
グロリオサの豪華な花が持つパワーの恩恵を受け、何があっても負けることがない「頑強な自分」へと成長していきたいものです。
3. グロリオサについての解説
グロリオサの「各種情報(英語の呼び名と語源・原産地・名前の由来・エピソード・誕生日花など)」について解説していきます。
3-1. グロリオサの英語での呼び名と語源・意味について
グロリオサは英語では、「Gloriosa、Glory lily、Flame lily、Fire lily、Climbing lily」の表記になります。
「Gloriosa」はグロリオサの名前の由来とも重なりますが、ラテン語の「gloriosus(栄光に満ちた、素晴らしい)」が語源になっています。
「Glory lily(栄光のユリ)」はグロリオサの豪華で美しい花の外観に由来しています。
「Flame lily(燃えるユリ)、Fire lily(炎のユリ)」は、赤色に黄色が混じったグロリオサ・ロスチャイルディアナの燃え立つような花びらの姿を示唆しています。
「Climbing lily(よじ登るユリ)」は、グロリオサのつる性植物としての他の植物によじ登って伸びていく生態に由来しています。
3-2. グロリオサの原産地と開花期
グロリオサの原産地は「熱帯アフリカ・熱帯アジア(南アジア)」で、熱帯植物として寒い気候・気温に弱いという特徴を持っています。
グロリオサの開花期は「7月〜9月」の夏・秋であり、波打ったような形の大きな花びらを持つゴージャスな花を咲かせます。
グロリオサは他の植物やモノに葉っぱの先から出た「巻きひげ」を絡ませて伸びていく「半つる性植物」であり、「約100〜200センチ」くらいまで大きくなります。
グロリオサの花持ちは「約7日間」になります。
3-3. グロリオサの名前の由来
グロリオサの属名の学名である「Gloriosa(グロリオサ)」の由来は、ラテン語の「gloriosus(栄光に満ちた、素晴らしい、見事な)」にあります。
英語では「glorious」に相当するラテン語ですが、グロリオサの華やかで美しい花の姿が「栄光に満ちた堂々とした姿」に見えたことから命名されました。
グロリオサの花は、「花色がカラフルで鮮やかであること(特にグロリオサ・ロスチャイルディアナの燃えるような赤色)」や「花びらが波打ったような形で反っていて存在感があること」によって栄光に満ちた花として高く評価されてきたのです。
3-4. グロリオサの誕生日花
グロリオサが誕生日花とされている日は「5月28日、10月19日」です。
「5月28日、10月19日」が誕生日の人に、グロリオサの栄光・勇敢・華麗さに関するポジティブな花言葉である「栄光(栄光に満ちた世界)」「華麗・華美」「勇敢」「頑強」などの言葉を添えてプレゼントしてみましょう。
グロリオサは花を見る観賞用植物として人気の高い熱帯植物ですが、花びらが波打って反り返った鮮やかな色合いの花は独特の華やかな存在感を発揮しています。
大きな球根を選ぶほど立派な大きな花が咲きます。
4. グロリオサのマメ知識
グロリオサのマメ知識を紹介していきます。
4-1. グロリオサの大きな花を咲かせたいなら「大きな球根」を選ぶべき
せっかくグロリオサを栽培するのであれば、南国情緒に満ちた大輪の大きな花を咲かせたいものですが、そのためには球根選びが大切になります。
グロリオサが咲かせる花の大きさは、一般的に「球根の外周の大きさ」に比例すると言われているので、できるだけ大きくて立派な球根を選んだ方がいいでしょう。
グロリオサは熱帯アフリカ・熱帯アジア原産の「多年草」なので、初めの花が終わった後にも休眠はせずにもう一度芽が出てきます。
秋の季節まで、花を長い期間にわたって楽しむことができる良さがあるのです。
4-2. グロリオサの球根には強い毒性(コルヒチン)がある
グロリオサの球根は一見するとヤマノイモ(山芋)やナガイモに似ていてとても美味しそうなのですが、実際にはかなり強力なアルカロイド性の毒物である「コルヒチン」を大量に含んでいるので食べられません。
2018年にもイヌサフラン科の球根を食べてコルヒチン中毒による死者が出ましたが、2007年にもグロリオサの球根を間違って食べた静岡県の男性が死亡しています。
栽培・鑑賞目的なら毒性は気にしなくても大丈夫ですが、グロリオサの球根・花・葉を食べるとコルヒチン中国で神経症状・呼吸困難が出て、最悪死亡するリスクがあります。
4-3. 赤色のグロリオサはジンバブエの国花である
赤色の大きな花びらに黄色の覆輪の差し色が入った「グロリオサ・ロスチャイルドディアナ(Gloriosa rothschildiana)」は、南アフリカのジンバブエの国花にもなっています。
グロリオサの南国情緒にあふれたゴージャスな赤色の花は、正に熱帯アフリカの国であるジンバブエのイメージにもぴったりです。
しかし、ジンバブエは自国通貨の価値が暴落するハイパーインフレに長年苦しめられていて、グロリオサの花言葉にある「栄光(栄光に満ちた世界)」を手に入れるための国家の道のりは平坦なものではないようです。
5. グロリオサを育てる時の注意点
グロリオサを育てる時の注意点について説明していきます。
5-1. グロリオサ栽培に適した日当たり・置き場所
グロリオサ栽培は、芽が出てくる春から梅雨の季節までは、日当たりの良い場所に置きます。
真夏の直射日光を浴びると、葉焼けで枯れるリスクがあるので、秋口まで「半日陰」の場所に置いた方がいいでしょう。
秋の10月になって葉っぱが黄色く変色してきたら、球根を掘り上げて「10度以上の温度」を保ちながら春まで貯蔵しましょう。
適切な温度で貯蔵すれば、多年草のグロリオサは翌年春にまた芽を出して花を咲かせてくれます。
5-2. グロリオサの水やり・肥料のポイント
グロリオサの植え付けが終わった後、土の表面が乾いたらたっぷり多めに水やりをする感じで水やりを続けていきます。
秋の10月になって葉っぱが黄色く変色してきたら、水やりはもうしなくても大丈夫です。
乾かしてから球根を掘り上げ、翌年の春まで貯蔵しましょう。
肥料については、鉢植えでも庭植えでも春に球根から芽が出てきたら、「緩効性化成肥料」を8月の終わり頃まで置き肥すれば良いでしょう。
5-3. グロリオサの病気・害虫の注意点
グロリオサが罹りやすい病気に「(アブラムシ経由・器具経由の)ウイルス病」があり、ウイルス病が発症すると、葉っぱ・花にモザイク状の色合いの濃淡・異常が出てきます。
ウイルス病には治療方法はないので、症状が出た株は廃棄するしかありません。
ハサミなどの器具を媒介してウイルス感染することもあるので、道具は熱湯消毒して使うようにします。
グロリオサ栽培では5月から11月にかけて、新芽にアブラムシが発生しやすくなります。
アブラムシはウイルス病も媒介するので、早めに防除する必要があります。
6. グロリオサの種類(原種・園芸品種の特徴)
グロリオサの色々な種類・園芸品種とその特徴について紹介していきます。
これらの花の花言葉は、グロリオサに準じて「栄光(栄光に満ちた世界)」「華麗・華美」「勇敢」「頑強」などになります。
6-1. グロリオサ・ロスチャイルディアナ
グロリオサ・ロスチャイルディアナ(Gloriosa rothschildiana)は、品種改良に協力したとされるユダヤ人の世界有数の大富豪一族「ロスチャイルド家」の名前に由来している園芸品種です。
グロリオサ・ロスチャイルディアナは熱帯アフリカ原産で、「ジンバブエの国家」にも指定されていて、もっともポピュラーなグロリオサとして認識されています。
波打っている濃い赤色の花びらの縁に、黄色い覆輪が入っている花色であり、現在も多くの交雑種の育成親として用いられています。
6-2. セントレア・マスコット・イエロー
セントレア・マスコット・イエロー(Gloriosa ‘Centrair Mascotte Yellow’)は、日本で品種改良された色鮮やかな黄色の花を咲かせるグロリオサの園芸品種です。
グロリオサの中では花の大きさはやや小ぶりですが、切り花としての人気が高くなっています。
セントレア・マスコット・イエローという名前は、日本の「中部国際空港」の愛称である「セントレア」にちなんで命名されたものです。
6-3. グロリオサ・スペルバ 「ルテア」
グロリオサ・スペルバ 「ルテア」(Gloriosa superba ‘Lutea’)は、「花びらの波の打ち方」がグロリオサ・ロスチャイルディアナなどの一般的な品種よりも強いという特徴があります。
花びらの波が多いので、「波打ってぐにゃぐにゃとした形」に見えます。
グロリオサの園芸品種としては草丈が約2メートルとかなり大きくなる種類であり、「レモンイエロー色」のとても爽やかで存在感のある花を咲かせてくれます。
7. グロリオサに似た花の特徴・花言葉
グロリオサに似たイヌサフラン科(ユリ科)の花の特徴・花言葉について紹介していきます。
7-1. サンダーソニア
サンダーソニア(Sandersonia、学名Sandersonia aurantiaca)はイヌサフラン科サンダーソニア属に分類される花で、南アフリカが原産地です。
花名のサンダーソニアは、南アフリカの入植者で1851年にサンダーソニアを見つけたジョン・サンダーソン(John Sanderson)の名前に由来しています。
サンダーソニアは6月〜8月に、ベルのような形をした可愛らしい「黄色・オレンジ色」の花を咲かせてくれます。
ベルのような花姿から、英語では「Christmas bells(クリスマスベル)」や「Chinese lantern lily(ちょうちんのようなユリ)」と呼ばれています。
サンダーソニアの花言葉は、「望郷」「祈り」「愛嬌」になります。
7-2. コルチカム、イヌサフラン
コルチカム、イヌサフラン(学名Colchicum autumnale)はイヌサフラン科イヌサフラン属に分類される花で、原産地はヨーロッパ、西アジア、北アフリカになります。
属名の学名「Colchicum(コルチカム)」は、黒海沿岸の古都市「Colchis(コルキス)」にコルチカムが多く咲いていた事に由来します。
和名「犬サフラン(イヌサフラン)」は、サフランに似ているが違う花の意味で、「イヌ=似て非なるもの」の意味があります。
イヌサフランの球根・全草にはアルカロイド系の強い毒が含まれています。
9月〜10月に美しい紫色(白・ピンク)の花を咲かせます。
コルチカムの花言葉は、「私の最良の日々は過ぎ去った」「危険な美しさ」になります。
まとめ
グロリオサ(学名Gloriosa spp. )は、イヌサフラン科グロリオサ属に分類される熱帯アフリカ・熱帯アジア原産の落葉性・つる性の多年草で、葉の先にある巻きひげで周囲のものに捕まって生長していきます。
グロリオサは夏・秋の季節(7月〜9月)に、「赤色・白色・ピンク色・黄色・オレンジ色の花」を咲かせますが、花びらの先端が反り返った独特の形をしています。
グロリオサの一般的な花言葉は、「栄光(栄光に満ちた世界)」「華麗・華美」「勇敢」「頑強」になります。
グロリオサの花言葉や植物・花の特徴、種類について知りたい方は、この記事を参考にしてみて下さい。
3. グロリオサについての解説
グロリオサの「各種情報(英語の呼び名と語源・原産地・名前の由来・エピソード・誕生日花など)」について解説していきます。
3-1. グロリオサの英語での呼び名と語源・意味について
グロリオサは英語では、「Gloriosa、Glory lily、Flame lily、Fire lily、Climbing lily」の表記になります。
「Gloriosa」はグロリオサの名前の由来とも重なりますが、ラテン語の「gloriosus(栄光に満ちた、素晴らしい)」が語源になっています。
「Glory lily(栄光のユリ)」はグロリオサの豪華で美しい花の外観に由来しています。
「Flame lily(燃えるユリ)、Fire lily(炎のユリ)」は、赤色に黄色が混じったグロリオサ・ロスチャイルディアナの燃え立つような花びらの姿を示唆しています。
「Climbing lily(よじ登るユリ)」は、グロリオサのつる性植物としての他の植物によじ登って伸びていく生態に由来しています。
3-2. グロリオサの原産地と開花期
グロリオサの原産地は「熱帯アフリカ・熱帯アジア(南アジア)」で、熱帯植物として寒い気候・気温に弱いという特徴を持っています。
グロリオサの開花期は「7月〜9月」の夏・秋であり、波打ったような形の大きな花びらを持つゴージャスな花を咲かせます。
グロリオサは他の植物やモノに葉っぱの先から出た「巻きひげ」を絡ませて伸びていく「半つる性植物」であり、「約100〜200センチ」くらいまで大きくなります。
グロリオサの花持ちは「約7日間」になります。
3-3. グロリオサの名前の由来
グロリオサの属名の学名である「Gloriosa(グロリオサ)」の由来は、ラテン語の「gloriosus(栄光に満ちた、素晴らしい、見事な)」にあります。
英語では「glorious」に相当するラテン語ですが、グロリオサの華やかで美しい花の姿が「栄光に満ちた堂々とした姿」に見えたことから命名されました。
グロリオサの花は、「花色がカラフルで鮮やかであること(特にグロリオサ・ロスチャイルディアナの燃えるような赤色)」や「花びらが波打ったような形で反っていて存在感があること」によって栄光に満ちた花として高く評価されてきたのです。
3-4. グロリオサの誕生日花
グロリオサが誕生日花とされている日は「5月28日、10月19日」です。
「5月28日、10月19日」が誕生日の人に、グロリオサの栄光・勇敢・華麗さに関するポジティブな花言葉である「栄光(栄光に満ちた世界)」「華麗・華美」「勇敢」「頑強」などの言葉を添えてプレゼントしてみましょう。
グロリオサは花を見る観賞用植物として人気の高い熱帯植物ですが、花びらが波打って反り返った鮮やかな色合いの花は独特の華やかな存在感を発揮しています。
大きな球根を選ぶほど立派な大きな花が咲きます。
4. グロリオサのマメ知識
グロリオサのマメ知識を紹介していきます。
4-1. グロリオサの大きな花を咲かせたいなら「大きな球根」を選ぶべき
せっかくグロリオサを栽培するのであれば、南国情緒に満ちた大輪の大きな花を咲かせたいものですが、そのためには球根選びが大切になります。
グロリオサが咲かせる花の大きさは、一般的に「球根の外周の大きさ」に比例すると言われているので、できるだけ大きくて立派な球根を選んだ方がいいでしょう。
グロリオサは熱帯アフリカ・熱帯アジア原産の「多年草」なので、初めの花が終わった後にも休眠はせずにもう一度芽が出てきます。
秋の季節まで、花を長い期間にわたって楽しむことができる良さがあるのです。
4-2. グロリオサの球根には強い毒性(コルヒチン)がある
グロリオサの球根は一見するとヤマノイモ(山芋)やナガイモに似ていてとても美味しそうなのですが、実際にはかなり強力なアルカロイド性の毒物である「コルヒチン」を大量に含んでいるので食べられません。
2018年にもイヌサフラン科の球根を食べてコルヒチン中毒による死者が出ましたが、2007年にもグロリオサの球根を間違って食べた静岡県の男性が死亡しています。
栽培・鑑賞目的なら毒性は気にしなくても大丈夫ですが、グロリオサの球根・花・葉を食べるとコルヒチン中国で神経症状・呼吸困難が出て、最悪死亡するリスクがあります。
4-3. 赤色のグロリオサはジンバブエの国花である
赤色の大きな花びらに黄色の覆輪の差し色が入った「グロリオサ・ロスチャイルドディアナ(Gloriosa rothschildiana)」は、南アフリカのジンバブエの国花にもなっています。
グロリオサの南国情緒にあふれたゴージャスな赤色の花は、正に熱帯アフリカの国であるジンバブエのイメージにもぴったりです。
しかし、ジンバブエは自国通貨の価値が暴落するハイパーインフレに長年苦しめられていて、グロリオサの花言葉にある「栄光(栄光に満ちた世界)」を手に入れるための国家の道のりは平坦なものではないようです。
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