クチナシ(学名Gardenia jasminoides)という花(植物)の特徴と名前の由来(英語での呼び方・語源)を説明しながら、「クチナシの花言葉とその意味」について紹介していきます。
クチナシの花に関する「原産地・開花時期・種類・似た花」の参考情報を示して、クチナシのマメ知識も解説しています。
- クチナシとはどんな花なのか?
- クチナシの花言葉
- クチナシについての解説
- クチナシのマメ知識
- クチナシを育てる時の注意点
- クチナシの種類(原種・園芸品種の特徴)
- クチナシに似た花の特徴・花言葉
- まとめ
1. クチナシとはどんな花なのか?
クチナシ(梔子、学名Gardenia jasminoides)は、アカネ科クチナシ属に分類される常緑低木で、「日本・台湾・中国など東アジアの温帯〜亜寒帯」が原産地です。
クチナシは夏(6月〜7月)に、「白色」の清潔感あふれる魅力的な花を咲かせます。
クチナシの花はジャスミンのような甘い香りがする事から、英語で「ケープ・ジャスミン(Cape jasmine)」と呼ばれる事もありますが、クチナシの乾燥果実は生薬・漢方薬の原料である「山梔子(サンシシ)・梔子(シシ)」になります。
クチナシの原種は一重咲きですが、品種改良でバラのような八重咲きの園芸品種もできています。
2. クチナシの花言葉
クチナシには、以下のような花言葉があります。
クチナシの一般的な花言葉である「私は幸せ者」「とても幸せです」「優雅」「洗練」「清潔」「喜びを運ぶ」について、関連エピソードや花言葉の由来・解釈も交えながら分かりやすく説明していきます。
2-1. 「私は幸せ者・とても幸せです」
クチナシの花言葉は「私は幸せ者・とても幸せです」です。
英米では、男性が好きな女性をダンスパーティーに誘う時に、クチナシの花(ブローチ用のクチナシの花)を贈る習慣があり、これを受け取った女性は「とても幸せな気持ち」になるのだそうです。
「私は幸せ者・とても幸せです」というクチナシの花言葉には、魅力的な男性から選ばれた女性の喜びや興奮が込められています。
自分が幸せを感じている時、誰かを幸せにしてあげたい時に、クチナシの清楚な白い花をプレゼントしてみましょう。
2-2. 「優雅・洗練」
クチナシの花言葉は「優雅・洗練」です。
クチナシの真っ白な花は、結婚式のウェディングドレスやブーケを思わせる優雅さの象徴にもなっています。
クチナシの花は、余計なもので飾り立てない「洗練さ」も併せ持っています。
優雅な気分に浸りたい時、あるいは洗練されたセンスを高めたい時には、目に付く所にクチナシの花を飾ってみてはいかがでしょうか。
2-3. 「清潔」
クチナシの花言葉は「清潔」です。
クチナシの真っ白な花は正に「清潔さ・汚れの無さ」の象徴として考えられてきました。
時間が経てばクチナシの白色の花もすぐに黄ばんでしまうのですが、時間が限られているからこそ「清潔さ・清楚さ」がより際立つのかもしれません。
クチナシの清潔感あふれる白い花を観賞して、「心の汚れ・穢れ」を綺麗に払い落としてしまいましょう。
2-4. 「喜びを運ぶ」
クチナシの花言葉は「喜びを運ぶ」です。
クチナシは欧米でも日本でも、ジャスミンのような甘い香りと清楚な花の見た目から、幸運や喜びを運ぶ花と解釈されてきました。
クチナシの可憐な白い花を眺めたり身に付けていたりするだけで、「喜びを運んでくる幸運」に恵まれそうな良い気分になってくるのです。
2-5. クチナシの西欧における花言葉:「I’m too happy(私はとても幸せです)」「transport of joy(喜びを運ぶ)」
クチナシの西欧における花言葉は、「I’m too happy(私はとても幸せです)」「transport of joy(喜びを運ぶ)」です。
西欧におけるクチナシの花言葉には、意中の男性からダンスパーティーに誘われてクチナシの花をプレゼントされた女性の「幸福感・高揚感」が込められているのです。
初夏に甘くて爽やかな香りを漂わせるクチナシは、「甘い香りに乗せて喜びを運ぶ花」として、世界中でポジティブに認識されています。
3. クチナシについての解説
クチナシの「各種情報(英語の呼び名と語源・原産地・名前の由来・エピソード・誕生日花など)」について解説していきます。
3-1. クチナシの英語・学名の呼び名と語源について
クチナシの植物の名前は英語では「Cape jasmine、Gardenia、Common gardenia」といい、学名は「Gardenia jasminoides」といいます。
学名の「Gardenia jasminoides」は、「ジャスミンのような香りのする庭園植物」といった意味になります。
英名の「ガーデニア(Gardenia)」は、庭園・園芸の花(植物)ですが、特に品種改良されたバラ(薔薇)のような優雅な花びらを持つ八重咲きのクチナシを意味しています。
ケープ・ジャスミン(Cape jasmine)は、ケープは「喜望峰(Cape of Good Hope)」、ジャスミンは「ジャスミンのような良い香りの花」を示唆しています。
3-2. クチナシの原産地と開花期
クチナシは学名を「Gardenia jasminoides」といい、原産地は「日本・台湾・中国など東アジアの温帯〜亜寒帯」になります。
英米では好きな女性に男性が贈る定番の花ですが、日本では漢方薬の生薬や黄色の染料など実用的なことにも使用されてきました。
クチナシの開花期は「6月〜7月(夏)」で、存在感のある「白色の花(花径6センチ前後)」を咲かせます。
クチナシは樹高が約1〜3メートルの常緑低木であり、クチナシの花持ちは「約2〜4日間」になります。
3-3. クチナシの名前の由来
クチナシという花の名前は、一重咲きの原種のクチナシの赤黄色の果実が、熟してもパッカリと口のように割れない(開かない)ことに由来しています。
「果実が口のように割れない→口が開かない→口が無い(口無し)」へと変化していったと推測されています。
もう一つの説として、蛇くらいしか食べるものがいない美味しくない果実をつけるという意味の「クチナワナシ(クチナワ=蛇+ナシ=実のなる木)」から「クチナシ」に転じたという説もあります。
3-4. クチナシの誕生日花
クチナシが誕生日花とされている日は「5月6日、6月7日、6月30日、7月7日」です。
「5月6日、6月7日、6月30日、7月7日」が誕生日の人に、クチナシの花言葉である「私は幸せ者」「とても幸せです」「優雅」「洗練」「清潔」「喜びを運ぶ」などのあなたのおかげで幸せを噛み締めている言葉を添えてプレゼントしてみましょう。
クチナシの清楚な白い花は清潔感と優雅な雰囲気に満ちていて、欧米においても日本においても「喜び・幸せを運んでくれる花」として高く評価されているのです。
4. クチナシのマメ知識
クチナシのマメ知識を紹介していきます。
4-1. クチナシの花の特徴とガーデニア(八重咲き):口無しの迷信
クチナシの花期は6〜7月の夏で一輪ずつ花を咲かせますが、クチナシの花の花弁は筒状で、先端が大きく6つの花弁に分かれています。
クチナシの花は変色しやすく、短期間で徐々に白色から黄色に変わってしまいます。
クチナシの原種は一重咲きですが、アメリカで品種改良を受けてバラのような複雑な八重咲きの品種「ガーデニア」が生み出されています。
日本ではクチナシの言葉が「嫁の口がない(お嫁に行けない:現代では男尊女卑的ですが)」を連想させる事から、女の子のいる家にはクチナシを植えない方がいいという迷信がありました。
4-2. 英米では男性が女性をダンスに誘う時に贈る花:ビリー・ホリデイのクチナシの髪飾り
英米では、男性が女性をダンスパーティーに誘う時に、胸飾りにするクチナシの花を贈る習慣がありました。
黒人ジャズ歌手のビリー・ホリデイ(Billie Holiday、1915年〜1959年)が、髪飾りとして良い香りのするクチナシを好んで用いたことで世界的に有名になりました。
クチナシは清楚で可憐な花として観賞用に適しているので、「花束・ブーケ(結婚式用)」に用いられることも多いのです。
4-3. クチナシの果実は「漢方の生薬・染料」として使用されてきた
クチナシの乾燥果実は、「山梔子(サンシシ)・梔子(シシ)」と呼ばれる漢方の生薬になります。
山梔子には「清熱・除煩・消炎などの効能」があるとされ、発熱・炎症・イライラ・ほてりなどを抑える「黄連解毒湯・竜胆瀉肝湯・温清飲・五淋散」などの漢方方剤に処方されています。
クチナシの果実からは黄色色素が抽出できるので、古来から「沢庵(たくあん)・栗きんとん」などの着色料として使ってきました。
近年は果実を発酵させて、「青色色素(繊維用)」も抽出できるようになっています。
5. クチナシを育てる時の注意点
クチナシを育てる時の注意点について説明していきます。
5-1. クチナシ栽培に適した日当たり・置き場所
クチナシは耐寒性のない樹木なので、寒い冬の北風に耐えられず、東北以北の寒冷地では「地植え」は難しくなります。
クチナシは夏の直射日光を浴びすぎると土が乾いて生育が悪くなるので、「半日陰の場所」が適しているのです。
「鉢植え」の場合は、夏は直射日光が当たらないようにして、冬は寒風・凍結の被害に遭いにくい場所を考えましょう。
クチナシは水持ちの良い土を好むので、鉢植えなら「赤玉土(小粒)7:腐葉土3」で混合すると良いでしょう。
5-2. クチナシの水やり・肥料のポイント
クチナシは乾燥に弱い植物なので、土の表面が乾いたらすぐにたっぷりと多めの水を与えるようにしましょう。
特に、夏の季節は直射日光の強さと乾燥による水切れに気をつけて下さい。
肥料は「2月」と「8月」の2回、緩効性化成肥料と油かすを与えるくらいで良いでしょう。
鉢植えは大体2ヶ月に1回の頻度で、株元に油かすの肥料を与えるようにすれば大丈夫です。
5-3. クチナシの病気・害虫・剪定(せんてい)の注意点
クチナシに付きやすい害虫に、葉っぱを食用にして食べ散らかす「オオスカシバの幼虫」がいます。
クチナシに好んで付く害虫で葉っぱを食い荒らします。
オオスカシバの幼虫は、お尻部分にツノがついたイモムシですが、専用殺虫剤を撒くことで防除できます。
クチナシの剪定は花が咲き終わった「7月〜8月」に行うのが良く、花芽を切り落とさないようにするために(花芽が減れば翌年の花が減ります)、できるだけ早い時期に混んだ枝や枯れ枝を切り落として「間引き剪定」して下さい。
6. クチナシの種類(原種・園芸品種の特徴)
クチナシの色々な種類・園芸品種とその特徴について紹介していきます。
これらの花の花言葉は、クチナシの花言葉に準じて「私は幸せ者」「とても幸せです」「優雅」「洗練」「清潔」「喜びを運ぶ」になります。
6-1. コクチナシ
コクチナシ(Gardenia jasminoides var. radicans)は、葉っぱが細長い形をしていて、小ぶりの白い花を咲かせる全体的に小柄な印象のあるクチナシです。
コクチナシは樹高がわずか30〜40センチしかなく、別名を「姫クチナシ」と呼ばれています。
品種改良でコンパクト化したクチナシであり、一般的なクチナシとはまた違ったキュートな魅力が人気の一因になっています。
6-2. ヤエクチナシ
ヤエクチナシ(Gardenia jasminoides f. ovalifolia)は、品種改良されたバラのような見た目の八重咲きのクチナシの一種で、ジャスミンのような甘い香りがかなり強くなっています。
「ガーデニア」という品種名で販売されている八重咲きのクチナシの多くが、このヤエクチナシになります。
7. クチナシに似た花の特徴・花言葉
クチナシに似たアカネ科の他の花の特徴・花言葉について紹介していきます。
7-1. アカネ
アカネ(学名Rubia argyi、英名Madder)はアカネ科アカネ属に分類される花で、日本・中国・朝鮮半島が原産地になります。
アカネは赤黄色の根を持っていて、その根から「アリザリン」という赤い草木染めの染料を採取することができます。
属名の学名「Rubia(ルビア)」はラテン語の「ruber(赤)」が語源であり、根から採取される赤色の染料が由来になっています。
8月〜10月に、小さな白色・淡い黄緑色の可愛らしい花を咲かせます。
アカネの花言葉は「私を思って」「媚び」であり、自分で恋愛アピールをするような意味の言葉になります。
7-2. マネッチア
マネッチア(Manettia luteorubra)はアカネ科マネッチア属に分類される花で、原産地は中南米の熱帯アメリカになります。
マネッチアの学名「Manettia」は、18世紀のイタリアの植物学者サヴェリオ・マネッティ(Saverio Manetti)の名前に由来していて、日本には江戸時代に渡ってきました。
マネッチアの花の形は炎のように見えることから、和名は「カエンソウ(火焔草)」と命名されました。
マネッチアの花言葉は、「名声」「楽しい語らい」「たくさん話しましょう」になります。
7-3. サンタンカ
サンタンカ(山丹花、学名Ixora)はアカネ科サンタンカ属(イクソラ属)に分類される花で、原産地は中国南部・マレーシアになります。
サンタンカは5〜10月に、「オレンジ色・白色・黄色・ピンク色」などのカラフルで南国情緒が漂う明るい花を咲かせます。
サンタンカが日本に入ってきたのは江戸時代中期で、当初は「三段花(さんだんか)」と呼ばれていました。
沖縄県では「サンダンカ・オオゴチョウ・デイゴ」が沖縄三大名花とされます。
サンタンカの花言葉は「喜び」「謹厳」「張り切る」「可憐」「熱き思い」になります。
まとめ
クチナシ(梔子、学名Gardenia jasminoides)は、アカネ科クチナシ属に分類される常緑低木で、「日本・台湾・中国など東アジアの温帯〜亜寒帯」が原産地になっています。
クチナシは夏の季節(6月〜7月)に、「白色」の清潔感あふれる可憐な花を咲かせます。
原種は一重咲きですが、品種改良でバラのような「八重咲きのクチナシ」も作られています。
クチナシの一般的な花言葉は、「私は幸せ者」「とても幸せです」「優雅」「洗練」「清潔」「喜びを運ぶ」になります。
クチナシの花言葉や植物・花の特徴、種類について知りたい方は、この記事を参考にしてみて下さい。
3. クチナシについての解説
クチナシの「各種情報(英語の呼び名と語源・原産地・名前の由来・エピソード・誕生日花など)」について解説していきます。
3-1. クチナシの英語・学名の呼び名と語源について
クチナシの植物の名前は英語では「Cape jasmine、Gardenia、Common gardenia」といい、学名は「Gardenia jasminoides」といいます。
学名の「Gardenia jasminoides」は、「ジャスミンのような香りのする庭園植物」といった意味になります。
英名の「ガーデニア(Gardenia)」は、庭園・園芸の花(植物)ですが、特に品種改良されたバラ(薔薇)のような優雅な花びらを持つ八重咲きのクチナシを意味しています。
ケープ・ジャスミン(Cape jasmine)は、ケープは「喜望峰(Cape of Good Hope)」、ジャスミンは「ジャスミンのような良い香りの花」を示唆しています。
3-2. クチナシの原産地と開花期
クチナシは学名を「Gardenia jasminoides」といい、原産地は「日本・台湾・中国など東アジアの温帯〜亜寒帯」になります。
英米では好きな女性に男性が贈る定番の花ですが、日本では漢方薬の生薬や黄色の染料など実用的なことにも使用されてきました。
クチナシの開花期は「6月〜7月(夏)」で、存在感のある「白色の花(花径6センチ前後)」を咲かせます。
クチナシは樹高が約1〜3メートルの常緑低木であり、クチナシの花持ちは「約2〜4日間」になります。
3-3. クチナシの名前の由来
クチナシという花の名前は、一重咲きの原種のクチナシの赤黄色の果実が、熟してもパッカリと口のように割れない(開かない)ことに由来しています。
「果実が口のように割れない→口が開かない→口が無い(口無し)」へと変化していったと推測されています。
もう一つの説として、蛇くらいしか食べるものがいない美味しくない果実をつけるという意味の「クチナワナシ(クチナワ=蛇+ナシ=実のなる木)」から「クチナシ」に転じたという説もあります。
3-4. クチナシの誕生日花
クチナシが誕生日花とされている日は「5月6日、6月7日、6月30日、7月7日」です。
「5月6日、6月7日、6月30日、7月7日」が誕生日の人に、クチナシの花言葉である「私は幸せ者」「とても幸せです」「優雅」「洗練」「清潔」「喜びを運ぶ」などのあなたのおかげで幸せを噛み締めている言葉を添えてプレゼントしてみましょう。
クチナシの清楚な白い花は清潔感と優雅な雰囲気に満ちていて、欧米においても日本においても「喜び・幸せを運んでくれる花」として高く評価されているのです。
4. クチナシのマメ知識
クチナシのマメ知識を紹介していきます。
4-1. クチナシの花の特徴とガーデニア(八重咲き):口無しの迷信
クチナシの花期は6〜7月の夏で一輪ずつ花を咲かせますが、クチナシの花の花弁は筒状で、先端が大きく6つの花弁に分かれています。
クチナシの花は変色しやすく、短期間で徐々に白色から黄色に変わってしまいます。
クチナシの原種は一重咲きですが、アメリカで品種改良を受けてバラのような複雑な八重咲きの品種「ガーデニア」が生み出されています。
日本ではクチナシの言葉が「嫁の口がない(お嫁に行けない:現代では男尊女卑的ですが)」を連想させる事から、女の子のいる家にはクチナシを植えない方がいいという迷信がありました。
4-2. 英米では男性が女性をダンスに誘う時に贈る花:ビリー・ホリデイのクチナシの髪飾り
英米では、男性が女性をダンスパーティーに誘う時に、胸飾りにするクチナシの花を贈る習慣がありました。
黒人ジャズ歌手のビリー・ホリデイ(Billie Holiday、1915年〜1959年)が、髪飾りとして良い香りのするクチナシを好んで用いたことで世界的に有名になりました。
クチナシは清楚で可憐な花として観賞用に適しているので、「花束・ブーケ(結婚式用)」に用いられることも多いのです。
4-3. クチナシの果実は「漢方の生薬・染料」として使用されてきた
クチナシの乾燥果実は、「山梔子(サンシシ)・梔子(シシ)」と呼ばれる漢方の生薬になります。
山梔子には「清熱・除煩・消炎などの効能」があるとされ、発熱・炎症・イライラ・ほてりなどを抑える「黄連解毒湯・竜胆瀉肝湯・温清飲・五淋散」などの漢方方剤に処方されています。
クチナシの果実からは黄色色素が抽出できるので、古来から「沢庵(たくあん)・栗きんとん」などの着色料として使ってきました。
近年は果実を発酵させて、「青色色素(繊維用)」も抽出できるようになっています。
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