頭がお花畑とは？頭がお花畑の人の特徴や類語や反対語・英語・使い方 | SPITOPI

頭がお花畑の人は、浮かれやすい性格で空想的でつい現実逃避をしがちです。

そのことから、現実の生活においてさまざまな支障が発生することが多いので気をつけなければなりません。

また、本人もマイペースで気にしない性格のために、問題に気付くのに時間がかかってしまうのです。

ここでは、頭がお花畑の人の特徴や、性格の傾向などについて紹介します。

自分の頭がお花畑状態になっていないかどうかチェックしてみましょう。

1. 頭がお花畑とは?

頭がお花畑とは、頭の中にお花畑ができたように、気分が高揚しすぎて正常な判断や行動ができない状態を意味しています。

現実が見えておらず、おめでたい妄想や空想、幻想を妄信しており、まともではない状態や脳内を蔑称して言う言葉でもあります。

頭がお花畑状態の人たちは、自己満足に陥りやすく、本人はいたって楽しい気分でいっぱいです。

ただし、周囲がまるで見えていないために、周りの人たちに迷惑をかけてしまうことも多いのです。

ポジティブが過ぎてしまい、現実問題が幻想で覆い隠されるために、問題に気付くスピードも遅いです。

また、そのまま気付くことなく、妄想の世界に居座ってしまうこともあるでしょう。

他にも、メルヘンチックでかわいらしい世界観を好み、そうしたアイテムを蒐集するタイプの人もいます。

似合う似合わないは別として、自身の世界が自分の思うように満たされればそれで良いのです。

頭がお花畑な人は、制御を失った自己中心的な人とも言えるのです。

そうした状態にならないためには、感情をコントロールし、妄想ではなく現実を見て行動する姿勢を養うことが大切なのです。

たまの現実逃避はアリですが、幻想に浸りすぎないように気をつけましょう。

2. 頭がお花畑の類語や反対語

2-1. 妄信

頭がお花畑の類語として、妄信という言葉が挙げられます。

妄信とは、客観的な根拠や理由がなく、むやみ信じることや、信じ込むことを意味します。

頭がお花畑の人は、自分の都合の良いように物事を解釈し、信じてしまうことが多いので気をつけましょう。

2-2. 夢見がち

頭がお花畑の類語として、夢見がちという言葉が挙げられます。

夢見がちとは、現実を見ずに夢のようなことばかり考えているさまを意味します。

頭がお花畑の人は、メルヘンチックで現実不可能なことを妄想しやすいので気をつけましょう。

夢を見ることは大切ですが、現実に根ざして考えることが大切です。

2-3. 現実逃避

頭がお花畑の類語として、現実逃避という言葉が挙げられます。

現実逃避とは、現実に求められたり、何かしなくてはいけない状態から、意図的に注意を反らすための行為や態度を意味します。

また、困難な状態やトラブルから目をそむけ、不安や苦しみから逃げようとする態度や意識を意味します。

頭がお花畑の人は、無意識的、あるいは意識的に妄想することで現実から目を反らしてしまいがちなので気をつけましょう。

2-4. 地に足がつかない

頭がお花畑の類語として、地に足がつかないという言葉が挙げられます。

地に足がつかないとは、浮かれていたり浮足立っているさまを意味します。

また、冷静さを欠いて、落ち着きのないさまも意味します。

頭がお花畑の人は、喜びに興奮しやすく、ふわふわとした状態になりやすいので気をつけなければなりません。

冷静さを取り戻さないと、思わぬ失敗を招いてしまうことになるでしょう。

2-4. 現実主義

頭がお花畑の反対語として、現実主義という言葉が挙げられます。

現実主義とは、理想や立て前にこだわらず、現実の物事に即応して行動しようとすう態度を指します。

頭がお花畑の人は、理想を追い求めすぎたり、妄想に浸りすぎる面があるので気をつけなければなりません。

2-5. 堅実

頭がお花畑の反対語として、堅実という言葉が挙げられます。

堅実とは、手堅く危なげのないことを意味し、しっかりとしていて確かなことを指します。

頭がお花畑な人は、妄想に浸りがちで、不確実なことばかりに目を向けてしまいがちなので気をつけなければなりません。

計画的な行動をせずに、さまざまなトラブルを招くことも多いでしょう。

3. 頭がお花畑の人の特徴や性格の傾向

3-1. 妄想や空想に浸りがち

頭がお花畑の人は、妄想や空想に浸ってしまうことが多いです。

子供の頃から空想が好きで、その癖が抜けていないことも多いでしょう。

時には、妄想や空想が白昼夢的に現れ、現実の記憶が歯抜けや飛び石状態になってしまう場合もあります。

しかしながら、意識的、あるいは無意識的に、辛い現実から目を反らすための防御反応であることもあります。

そうした場合は、トラウマと関連が強く、根本的な心の問題を解決しなければ、妄想や空想から抜け出すことができなくなるのです。

自身の内面を見つめ直して、改善していくことが大切です。

あまりに妄想が酷い場合は、精神疾患である場合もあるので、必要な時は医療機関に相談することも重要です。

3-2. メルヘンでかわいいものが好き

頭がお花畑の女性の中には、メルヘンで可愛いものが好きな人も多いです。

人にそれぞれではありますが、頭がお花畑な人は、その人特有の強い世界観を持っていることが多いです。

その世界観がメルヘンチックで可愛い場合は、そうしたアイテムを蒐集したり、身につけたりすることもよくあるのです。

趣味そのものに問題はないですが、時には自身の経済力を無視して、散財してしまうこともあるので気をつけましょう。

生活と趣味のバランスを保つことが大切です。

3-3. 天然でピュア

頭がお花畑の人は、天然でピュアな人が多いです。

どこか抜けていたり、物事を信じすぎてしまう傾向が強いです。

そのために、悪意ある人に利用されたり、足を掬われることがあるので気をつけなければなりません。

また、天然すぎて、周囲から呆れられるようなエピソードを持っていることもあります。

性格や魅力ゆえに許されることもありますが、度が過ぎると顰蹙を買うこともあるので気をつけましょう。

現実に即して考え、判断する力を身につけることが大切です。

3-4. 前向きすぎる

頭がお花畑の人は、前向きすぎる所がネックです。

自分の妄想や空想に浸ってしまうと、現実問題をさほど気にしなくなってしまいます。

「どうにかなるだろう」という気持ちで、生きていることも良くあります。

前向きではありますが、根拠や客観性がないために、さらなるトラブルを招いてしまうこともあるので気をつけましょう。

主観で物事を判断せずに、現実を見て行動することが大切です

3-5. 快楽主義

頭がお花畑の人は、快楽主義的な性格です。

楽しいことや刺激的なことが好きで、苦痛や困難からは簡単に逃げてしまいます。

辛いことがあればすぐに妄想で改竄し、現実を覆い隠してしまうのです。

また、楽しいことのためには、現実を無視して散財してしまうこともよくあります。

そのために、生活が困窮しているのに、自分の快楽のために行動してしまうことに繋がるのです。

さまざまな物質への依存傾向も強いので気をつけましょう。

3-6. 経済力や生活力が乏しい

頭がお花畑の人は、経済力や生活力が欠けていることが多いです。

苦痛よりも快楽を求めるため、仕事をしないことも多いでしょう。

家族やパートナーに依存することが多く、自立した生活ができないこともよくあります。

ギャンブル的な生き方をすることもよくあり、安定した生活ができていないことも多いでしょう。

自分で生産できないために、最終的に困窮してしまうことも多いので気をつけましょう。

3-7. 浮かれやすい

頭がお花畑の人は、楽しいことがあるとすぐに浮かれてしまいます。

地に足がつかない状態が続き、ふわふわとした感覚になりやすいです。

その結果、現実が見えずに、思わぬ失敗を招いてしまうことがあるので気をつけましょう。

また、喜怒哀楽の内の、喜と楽に支配された性格とも言えます。

怒りや悲しみの感情から意識を反らし、楽しく喜びに溢れた妄想の世界に入り浸ってしまうのです。

自分の本当の感情をごまかしたり、押し殺してしまっていることもあるので気をつけましょう。

必要な場合は、精神的かつ医療的なケアをすることも大切です。

3-8. 周りが見えていない

頭がお花畑の人は、妄想の世界に入り込むために、周りが見えていないことが多いです。

注意力や集中力が欠けているために、思わぬトラブルや事故を起こしてしまうことがあるので気をつけましょう。

そして、自己満足に浸りやすく、周囲を思いやって行動することができません。

TPOに反したふるまいから、周囲の顰蹙を買うこともあるので気をつけましょう。

客観性と、冷静さを失わずに行動することが大切です。

3-9. ナルシスト

頭がお花畑の人は、自己愛が強すぎることが多いです。

他者への思いやりに欠け、自分自身と、自分の世界を愛し続ける傾向があります。

自分の世界観を発信するタイプの人もいれば、自分の心の世界の中に閉じこもってしまうタイプの人もいるでしょう。

いずれにせよ、愛情のベクトルが自分自身のみに向けられるため、自分に酔いしれ、その状態から抜けられなくなるのです。

3-10. マイペース

頭がお花畑の人は、周りのことを気にしないためマイペースに振る舞ってしまいがちです。

時には、自分のペースで動くことが大切な場合もありますが、常々そうした態度のため、周りから反感を買われやすいです。

自分本位な行動理論によって、孤立してしまわないように気をつけましょう。

時には周囲に気を配ったり、周囲に合わせることも大切なのです。

3-11. 世間知らず

頭がお花畑の人は、世間知らずなことも多いです。

独特の思考体系や偏向があるために、周りの人が知っているような常識やルールやマナーを知らないこともあります。

非常識な振る舞いによって、周囲から怒りを買わないように気をつけましょう。

また、現実に目を向けないために、時事に疎いことも多いです。

自分の好きな情報ばかり集めるのではなく、さまざまな方面から知ろうとする姿勢が大切です。

3-12. 個性が強い

頭がお花畑の人は、独特の世界観を持っていることが多いです。

そのために個性が強く、不思議なオーラを纏っていることが良くあります。

それが魅力になることもありますが、近寄りがたい雰囲気を作ることもあるので気をつけましょう。

しかし、本人は、そうした対人的なことに興味がないこともよくあるのです。

3-13. 友人が少ない

頭がお花畑の人は上記のような特徴や性格の傾向から友人が少ないことがよくあります。

逆に、周りの人はみんな友達と思いこんでしまっているタイプの人もいるでしょう。

自分の都合で人間関係を改竄することがあるので、さまざまなトラブルを起こすことがあるので気をつけましょう 客観性と距離感を見失わないことが大切です。

4. お花畑花嫁の特徴

4-1. 結婚やプロポーズに浮かれる

結婚や婚約が決まると、浮かれ過ぎて我を忘れてしまう女性もいます。

ここでは、そんなお花畑花嫁の特徴について紹介します。

お花畑花嫁になると、必要以上に浮かれしまい現実が見えなくなることが多いです。

周りにしつこく結婚を自慢したり、自身の花嫁姿を空想し、仕事が手につかないこともあるでしょう。

その結果、周囲から顰蹙を買うことがあるので気をつけなければなりません。

4-2. 結婚式に必要以上にお金をかける

お花畑花嫁は、結婚式を幸せのフィナーレと勘違いしてしまうことが多いです。

結婚した後の生活が大切なのに、その現実が見えなくなってしまうのです。

ですから、結婚式に必要以上にお金をかけてしまうこともよくあるのです。

お花畑花嫁の状態が一過性である場合は、結婚式が過ぎた後にお金を使いすぎたと後悔してしまうこともあるでしょう。

パートナーとの経済力に鑑みて、式の計画を立てることが大切です。

4-3. 結婚式で自己満足の演出をする

お花畑花嫁は、結婚式で自分が主役であると勘違いすることが多いです。

そのため、周りの意見や助言を聞かずに、自己満足の演出をしてしまうことがあります。

TPOを考えず、相手を思いやらずに、勝手気ままに式の準備をしてしまうことがよくあるのです。

周りに気遣えない結果、親戚縁者から反感を買うこともあるので気をつけましょう。

4-4. 玉の輿やシンデレラ婚を求める

頭がお花畑状態の女性は、玉の輿やシンデレラのような劇的な結婚を夢見てしまいがちです。

自分がプリンセスになることを疑わず、非現実的な出会いや結婚を求めてしまうのです。

その結果、婚期や出会いのチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。

また、お花畑花嫁になってしまうと、根拠のない幸せな結婚生活を妄想してしまうことも多いのです。

4-5. 生活力や経済力に乏しく結婚生活で困る

お花畑花嫁は後先を考えずに、自分の楽しみや快楽を優先してしまいます。

浪費傾向が強く、生活が困窮してしまうこともあるでしょう。

また、自分は働かずに、パートナーに依存してしまうことも多いです。

さらには家事労働を放棄し、結婚後も勝手きままに生きるような人もいるでしょう。

4-6. 周りが見えていないので親戚との人間関係で問題が発生する

お花畑花嫁は、自己愛が強すぎるために、対人関係で問題を作りがちです。

周りが見えていないために、周囲を気遣うことができず、親戚との間に軋轢を生んでしまうこともあるでしょう。

妄想へ逃げて、責任を放棄してしまうために、パートナーとの関係が悪くなることも多いです。

現実をしっかりと見据えて、自分のやるべきことを果たしていくことが大切です。

5. 頭がお花畑にならないためには

5-1. 周りを観察する冷静さを持つ

頭がお花畑状態にならないためには、周囲を見渡すことを常に意識づけることが大切です。

自分の内側に籠ってしまうと、人は誰でもわがままで自分勝手なりやすいのです。

周りを見て、気遣い、冷静に行動できるように心がけていきましょう。

5-2. 喜怒哀楽をコントロールする

頭がお花畑状態にならないためには、感情に支配されないように気を付けることが大切です。

人は感情に飲まれてしまうと、現実を見失ったり、妄想的になりやすいです。

自身の感情をコントロールするように、理性を保っていくことが大切です。

感情的にふるまいそうな時は、一呼吸おいてから行動するように心がけましょう。

5-3. 自分の義務や責任に気づく

頭がお花畑状態にならないためには、今自分がやるべき事に対して目をそむけないことが大切です。

困難や問題から逃げてばかりでは、人は成長することができないのです。

自身の義務や責任を理解し、果たしていくことで一人前の大人になることができるでしょう。

5-4. 集中力を切らさないように気を付ける

人は、集中力が切れてしまうと、つい意識が別の方向へ向いてしまいがちですし、妄想や空想に浸ってしまうこともあるでしょう。

ですから、物事に対して注意を向けることを忘れずに行動することが大切です。

しかし、長時間集中することはできないので、適度に休息をとることも大切です。

行動と休息のバランスを保つように心がけましょう。

まとめ

頭がお花畑状態になると、さまざまな弊害が生じてしまいます。

自己満足の妄想に浸るのではなく、相手を思いやって行動することが大切です。

現実をしっかりと見据えて、責任や義務を果たしていきましょう。