占いの意味や夢の意味・心理や数字はどんな意味?SPITOPIは「占い」であなたの深層心理に迫ります。

 

運勢・占い・心理の秘密


スポンサーリンク

https://spitopi.com/blog/20180727152128.html

ラフレシアの花言葉・匂い・日本で見れる場所 | SPITOPI

SPITOPI
ラフレシアの花言葉・匂い・日本で見れる場所

ラフレシアはラフレシア科ラフレシア属に分類されるインドネシア原産の「世界最大の花」で、「白い斑点のあるグロテスクな赤い花」の直径は約90センチに達します。

世界最大の花であるラフレシアはにおいが非常にくさい事でも有名で、腐肉やトイレ(排泄物)に近い臭いがします。

この記事では、ラフレシアについて解説していきます。

  • ラフレシアの花言葉
  • ラフレシアの人食い伝説
  • ラフレシアの匂い
  • ラフレシアは「食虫植物」ではない?
  • ラフレシアを日本で見れる場所【※ラフレシアの標本】
  • ラフレシアの豆知識
  • まとめ

1. ラフレシアの花言葉

ラフレシアの花言葉

ラフレシアの花言葉は以下になります。

1-1. 「夢現(ゆめうつつ)」

「夢現(ゆめうつつ)」

ラフレシアの花言葉は、夢なのか現実なのかはっきりしない心理状態(知覚状態)を意味する「夢現(ゆめうつつ)」です。

ラフレシアという巨大な花は、現実と夢の境界線を曖昧にしてしまう不思議なオーラを持っています。

「夢現」という花言葉は、ラフレシアの異名が「幻の花」であることにも由来しています。

ラフレシアの巨大な赤い花は咲くまでに「約2年以上」が必要で、蕾の状態で「約1年以上」を過ごすので、滅多に見られない「幻の花」と言われます。

実際に見た時には、正に「夢現の不思議な心理状態」に誘い込まれてしまいそうです。

2. ラフレシアの人食い伝説

ラフレシアの人食い伝説

ラフレシアの巨大な赤い花は、グロテスクで不気味な外観をしているため、「人食い伝説(人食い植物の伝説)」が生まれたほどです。

実際のラフレシアは、人間を食べるどころか昆虫さえ食べないのですが、ラフレシアの博物学的な生態の研究が進むまで、「ラフレシアが人を食べるという伝説」が東南アジアの現地の人に広がっていたのです。

19世紀半ば、東南アジアの冒険・開拓をした英国のトーマス・ラッフルズがラフレシアに実際に触れる調査をして、人食い植物ではない事が明らかになりました。

3. ラフレシアの匂い

ラフレシアの匂い

ラフレシアの花の受粉を助けてくれる昆虫のハエをおびき寄せるために、強烈な匂いを発することで知られています。

その匂いは非常に臭くて耐えられないほどで、実際にラフレシアの花の匂いを体験した人は、「トイレの臭い(汲み取り式便所の臭い)+腐肉や死体の臭い」といったいかにも臭そうなものに喩えています。

ラフレシアは開花し始めて1〜2時間で「果物が腐った匂い」を出し、4時間経って花が開くと「肉が腐った臭い」となり、8時間が経つと「魚が腐った臭い」になるとも言われています。

4. ラフレシアは「食虫植物」ではない?

ラフレシアは「食虫植物」ではない?

ラフレシアは血を思わせる真っ赤な花の見た目が不気味であり、強烈なくさい臭いでハエなどの虫をおびき寄せる事から「食虫植物」であるという誤解をされやすいのですが、実際には食虫植物ではありません。

ラフレシアは強い臭いでクロバエ科オビキンバエ属のハエを集めることで、花が開花している2〜5日の間にクロバエたちに受粉させようとしているのです。

ラフレシアがトイレ(排泄物)のようなくさい臭いを出しているのは、「ハエによる受粉(子孫繁栄)」のためなのです。

5. ラフレシアを日本で見れる場所【※ラフレシアの標本】

ラフレシアを日本で見れる場所【※ラフレシアの標本】

ラフレシアは大きくて臭い赤い花ですが、世界的に見ても非常に希少価値の高い植物・花であり、「全寄生植物としての生態」に不明な部分が多く、人工的な栽培が極めて難しいとされています。

残念ながら、ラフレシアを栽培している「日本国内の植物園」は現時点ではありません。

ただし、日本国内でも「ラフレシアの標本」で良ければ、「京都府立植物園」などで見ることができます。

ラフレシアは熱帯性の植物なので、ラフレシアが自生している地域も日本国内にはなく、日本で「生きているラフレシアの花」は見られないのです。

6. ラフレシアの豆知識

ラフレシアの豆知識

「ラフレシアの豆知識」について紹介していきます。

6-1. ラフレシアは「根・茎・葉(葉緑体)」を持たない特殊な植物

ラフレシアは「根・茎・葉(葉緑体)」を持たない特殊な植物

ラフレシアはブドウ科植物に寄生して栄養分を吸収する「全寄生植物」であるため、自分自身で栄養分を合成したり輸送したりする植物としての器官を持っていません。

つまり、ラフレシアには一般的な植物にある「根・茎・葉(葉緑体)」がなく、「花」だけがポツンと存在している特殊な形態をしているのです。

太陽光からも土壌からも栄養分を吸収できないラフレシアは、寄生している宿主植物の細胞内に「糸状の細胞列」を挿入して、宿主が「光合成」で生み出した栄養分を奪い取って自らの生存を維持しているのです。

6-2. ラフレシアの発見と命名:ラフレシアには数十種類の種類がある

ラフレシアの発見と命名:ラフレシアには数十種類の種類がある

ラフレシアという名前ばかりが有名になったため、ラフレシアという植物には「1種類だけしかない」という誤解も多いのですが、実際にはラフレシア科ラフレシア属に分類される植物は数十種類あると言われています。

代表種として「ラフレシア・アルノルディイ」がありますが、この花を19世紀に最初に発見したのは英国の開拓者トーマス・ラッフルズと言われています。

ラッフルズの植物調査に同行した博物学者ジョセフ・アーノルドの名前にちなんで「ラフレシア・アルノルディイ(学名:Rafflesia arnoldii)」と命名されたと言われています。

6-3. ラフレシアは蕾で「1年以上」を過ごし、開花期間も「2〜5日間」しかない

ラフレシアは蕾で「1年以上」を過ごし、開花期間も「2〜5日間」しかない

ラフレシアは「世界最大の花」であると同時に、「非常に珍しい花(希少価値があってなかなか見られない花)」と言われています。

その理由は、ラフレシアの個体数自体が少なくて、ラフレシアが自生しているとされる東南アジアの国に出かけても、簡単には見つかりにくい事があります。

もう一つは、ラフレシアは蕾の状態で「1年間以上の歳月」を過ごすので、個体が見つかっても蕾である事が多いからです。

開花時期も決まっておらず、蕾が開花してもラフレシアの花は「2〜5日間」ですぐに枯れてしまいます。

6-4. 世界最大のラフレシアの花を見るためにはどうすればいいのか?

世界最大のラフレシアの花を見るためにはどうすればいいのか?

日本国内で生きているラフレシアを栽培している場所はありませんから、ラフレシアの真っ赤な花の実物を見たいのであれば、マレーシアやインドネシアなど東南アジアの国に足を運ぶ必要があります。

しかし、開花時期が定まっていない花なので、「ラフレシアが開花してくさい臭いを発している状態」を見れるか(においを嗅げるか)は運次第でしょう。

希少なラフレシアの花を見るために、マレーシアのボルネオ島やコタキナバル(クロッカー山脈国立公園にあるラフレシアセンター)に行く「ラフレシア観賞ツアー」も企画されることがあります。

6-5. 「ギネス記録」では、世界最大の花はショクダイオオコンニャクとされている

「ギネス記録」では、世界最大の花はショクダイオオコンニャクとされている

直径90センチ以上にもなるラフレシアの花は一般的に「世界最大の花」として認識されていますが、ギネスブックに記載されている記録では、世界最大の花は「ショクダイオオコンニャクの約150センチ」とされているようです。

花の形が燭台に似ている事からショクダイオオコンニャク(別名スマトラオオコンニャク,Titan arum)と命名されていますが、ショクダイオオコンニャクの花もラフレシアに負けず劣らずの強烈な腐臭(受粉のため)を放ち、「死体花 (corpse flower) ・お化け蒟蒻」などの異名を付けられています。

「単体の花」では、ショクダイオオコンニャクではなくラフレシアが世界最大の花である

「単体の花」では、ショクダイオオコンニャクではなくラフレシアが世界最大の花である

ショクダイオオコンニャクはインドネシア・スマトラ島の熱帯雨林に自生するサトイモ科コンニャク属の花で、「世界最大の花」としてギネス認定されています。

しかし、ショクダイオオコンニャクの花は「複数の小さな花が密集した花序(かじょ)+仏炎苞(ぶつえんほう)」であるため、「単体の花の大きさ」としてはやはりラフレシアが世界最大の花であるとされています。

ショクダイオオコンニャクの花も、2年に1回、約2日間しか開花することのない非常に珍しい花とされています。

まとめ

まとめ

ラフレシアはラフレシア科ラフレシア属に分類されるインドネシア原産の「世界最大の花(直径90センチ以上)」で、受粉を手伝ってくれる昆虫をおびき寄せるために「排泄物・腐肉」のような非常にくさい臭いを発しています。

ラフレシアは全寄生植物なので一般的な植物が持っている「根・茎・葉(葉緑体)」を持っておらず、他のブドウ科植物に寄生して栄養分を吸収しています。

ラフレシアの花は1年以上を蕾状態で過ごして「2〜5日」で枯れてしまうため、「幻の花」と言われ、花言葉も「夢現(ゆめうつつ)」となっています。

ラフレシアについて調べたい時には、この記事を参考にして下さい。

ラフレシアの匂い

ラフレシアの花の受粉を助けてくれる昆虫のハエをおびき寄せるために、強烈な匂いを発することで知られています。

その匂いは非常に臭くて耐えられないほどで、実際にラフレシアの花の匂いを体験した人は、「トイレの臭い(汲み取り式便所の臭い)+腐肉や死体の臭い」といったいかにも臭そうなものに喩えています。

ラフレシアは開花し始めて1〜2時間で「果物が腐った匂い」を出し、4時間経って花が開くと「肉が腐った臭い」となり、8時間が経つと「魚が腐った臭い」になるとも言われています。

ラフレシアは「食虫植物」ではない?

ラフレシアは血を思わせる真っ赤な花の見た目が不気味であり、強烈なくさい臭いでハエなどの虫をおびき寄せる事から「食虫植物」であるという誤解をされやすいのですが、実際には食虫植物ではありません。

ラフレシアは強い臭いでクロバエ科オビキンバエ属のハエを集めることで、花が開花している2〜5日の間にクロバエたちに受粉させようとしているのです。

ラフレシアがトイレ(排泄物)のようなくさい臭いを出しているのは、「ハエによる受粉(子孫繁栄)」のためなのです。

無料占い

スポンサーリンク



無料占い

※当サイトは占いやスピリチュアルに関連する記事を掲載するメディアサイトです。
掲載中の記事には効果や効能に根拠がない物、証明されていない場合もありますのでご注意下さい。
また当サイトの情報を用いて発生したいかなる損害について、運営者は一切の責任を負いません。
この記事は2021年02月08日に更新されました。

この記事について、ご意見をお聞かせください

ステキ!

ダメ!