自分の周囲に陰険な人がいると、ストレスで心身の調子が悪くなったり、穏やかな日常生活が送れなくなってしまいます。
陰険な人の性格や特徴を知っておくことで、積極的に関わることを避けて自分を守っていくようにしましょう。
ここでは陰険という言葉の意味や、行為の例、対処方法もまとめて紹介しています。
参考にして人間関係を上手くいかせるヒントとしてみてください。
- 陰険とは?
- 陰険の類語や反対語・英語
- 陰険な行為の例
- 陰険な人の性格や特徴
- 陰険な人への対処方法とは?
- まとめ
1. 陰険とは?
陰険という言葉の意味は、表面上は良くみせかけているけれど、陰では悪いことをしていることを言ったり、陰気で何か企みが多いことを表しています。
「陰険な人」「陰険なやり方」といった使い方をします。
2. 陰険の類語や反対語・英語
陰険の類語や反対の意味を表す言葉、また英語では何と言うのかをまとめてみました。
2-1. 類語「腹黒い」
「腹黒い」は心がねじけていて、悪だくみや、陰謀を持っていることを表す言葉です。
2-2. 類語「意地悪」
「意地悪」は他人に対して悪意がある感じ。
わざとに人を困らせる言動をとることです。
2-3. 類語「性根が悪い」
「性根が悪い」とは性格がひねくれていることを表します。
意地悪、あまのじゃく、人が嫌がることをする、性格が歪んでいるといった性格の人をさして言うことが多い言葉です。
2-4. 反対語「篤実(とくじつ)」
「篤実(とくじつ)」とは情が厚くて誠実であることをいいます。
思いやりがあり、真面目であること。
「篤実な人柄」「篤実家」といった使い方をします。
2-5. 反対語「温厚」
「温厚」とは人柄が穏やかであり、温かみがあることを表す言葉です。
2-6. 「陰険」は英語で何と言うのか?
「陰険」は英語で「wily」「sly」「treacheous」「underhand」などといいます。
3. 陰険な行為の例
3-1. 親切にするふりをして相手を困った立場に追いやっている
陰険な人は表面上は親切で相手のことを思っている、好意があると見せかけています。
しかし親切に世話をやくふり、教えるふりをして実は難しいことをつきつけていたり、困った立場に追いやるように仕向けているのです。
要するに親切にして助けているふりをして負担を大きくしているといったところです。
そして相手が困っているのを見て陰で喜んだり楽しんでいるのです。
3-2. 仲が良いふりをして他の人に悪意のある噂を広めている
陰険な人は自分が悪者にならないように振舞います。
相手とは仲が良いふりをしているのですが、他の人には悪意のある噂を広めたりして、相手の立場を落として自分の立場を良くしているのです。
本当は大嫌いな相手なのに表面上は友達のふりをすることもあります。
まさに陰険なやり方という言葉がぴったりなのです。
3-3. 上手くいっている人の足を引っ張る
仕事や私生活が順調な人が妬ましくて、アドバイスをするふりをして邪魔をしようとします。
妬みから悪感情を持つようになり、相手に攻撃的になることもあります。
しかし周囲には自分がいじめられている、弱い立場であることを印象づけるなど悪賢いところがあります。
周りから見れば上手くいっている人が調子に乗って、陰険な人をいじめているように誤解されるように仕向けているのです。
上手くいっている人の人間関係や評判を落とすようにするのです。
本当に性根が悪いのですが、本人としては「自分は性格がいい」と思っているのです。
このようなタイプの人とは深く関わらない、自分のことを必要以上に開示しないなどの対応が必要となるでしょう。
4. 陰険な人の性格や特徴
陰険な人はどのような性格や特徴を持っているのでしょうか。
厄介なことに第一印象は良く「いい人そう」と思われることが多いのが陰険な人の特徴でもあります。
ですが、気をつけて観察していれば性格の悪さはところどころに出てくるものです。
出会ったばかりの人を簡単に信用せず時間をかけて信頼関係を築くことを心がけておきましょう。
4-1. 人当たりはいい、笑顔で近づいてくる
陰険な人は、一見人当たりは良いのが特徴です。
初対面であってもフレンドリーな態度だったり、笑顔で接してくれるのです。
「いい人そう」と相手に安心感を与えます。
しかしこれは陰険な人のやり口です。
そうやって相手の警戒心をとき、相手から情報を聞き出して陰で悪口を広めたり、陥れようとするのです。
必要以上にフレンドリーな場合は要注意です。
何か魂胆があると思っていた方が無難です。
4-2. 時折、意地悪そうな表情をしている
陰険な人はいい人ぶっていても、本性は表情に出るものです。
時折、気を抜いている時などは意地悪そうな表情をしている時があります。
また人によって態度を変えますので、上司や目上の人といる時はしおらしくしていても、同僚や部下、目下の人といる時は態度が悪い場合があります。
この場合は本性は後者だと思っていた方が騙されずにすむでしょう。
4-3. 心の中に悪意を隠している
表面上はいい人を装っていますし、言うことも思いやりがあったり、優しかったりします。
しかし、それは本心ではなく嘘です。
心の中ではそのようなことはこれっぽっちも思っていませんし、他人がどうなろうと知ったことじゃない、むしろ失敗すればいいなどと悪意を隠し持っています。
4-4. 人の不幸が嬉しい
人の幸せ話に喜んでいるふりをしますが、それは自分がいい人だと思わせる為です。
実際は人の不幸が嬉しい、喜ぶ性格を持っています。
噂話など張り切って話すタイプには要注意です。
まともな思いやりがある人ならば人の不幸を張り切って噂話にすることは控えるでしょう。
4-5. 目が笑っていない
陰険な人は初対面で見抜くことはなかなか難しいでしょう。
何しろ陰険な人は表面上はいい人ぶっていることがほとんどだからです。
しかし違和感というのは何度か接するうちに感じてくるものです。
「この人、ちょっと怖い」「あまり深く関わらない方がいい」とわかってきます。
最初の段階でちょっと気がつくことができるとしたら、目が笑っていないということでしょうか。
笑顔ではいるけれど目がぎらぎらしていて相手を値踏みしている様子だったりします。
若い時はわかりにくいかもしれませんが、年齢、経験を重ねるうちに気がつきやすくなってくるでしょう。
4-6. 陰口を言う
陰険な人は、相手に向かって直接指摘することはほとんどありません。
いい人ぶっているからです。
しかし相手がいない場面では陰口を言いまくります。
陰険な人は外面がとても良いのです。
陰険な人は一旦ターゲットを見つけるとしつこく、周りの人を巻き込み仲間外れにしようとします。
4-7. 立場が下の人には強気で接する
上司や上の立場の人には愛想良く接しますが、立場が下だと明らかにわかると相手に強気で接します。
陰険な人は相手を利用価値があるかどうかで対応を変えます。
自分より下の人にお世話になることはない、そう判断すると気を使う理由がないとなるのでしょう。
ですが上の立場の人がいる時には必要以上に親切にしたりと、態度を変えてくるのも特徴です。
4-8. 人間関係を壊す傾向
上手くいっている人間関係であればそれを維持すれば一番理想的なのですが、陰険な人はそれでは面白くないのです。
誰か一人ターゲットを決めて仲間外れやいじめのようなことをしたいという意地の悪さがあります。
人間関係を壊す傾向が強く、陰のトラブルメーカーとなりやすいのです。
4-9. 嫌がらせをする
人に対する優しさを基本的に持っていません。
本人としては優しいつもり、正しい人間のつもりです。
表面的にはそういう人格を演じているのです。
しかし、そのような人が陰で人に嫌がらせをするでしょうか。
嫌がらせ行為をする人はほぼ陰険、陰湿な面があると考えてもいいでしょう。
4-10. 責任を人に押し付ける
陰険な人は、自分勝手で楽しむことは好きですが、責任をとる、責任を持たされることは嫌いです。
「自分にできません」と謙虚ぶりながら、真面目な人に責任を全部押し付ける、そして陰で好き勝手な言動をするという狡い性格を持っています。
本人的には「要領よくこなしている」と思っています。
4-11. 裏表が激しい
陰険な人は、演技が上手です。
裏表が激しく、いい人ぶって相手を騙すことも平然とできるタイプです。
そのようなことに罪悪感を覚えることもなく、あまり深く考えることもありません。
誰でも多少は裏表といいますか、場面によって使い分けることはあります。
しかしそれが激しすぎる人、全く反対の人格になるような人は要注意です。
4-12. 明るく見せていても実はネガティブ
陰険な人は、明るく振舞っていることも多いのです。
いつもじとーっとした目線を相手に送っているわけではありません。
そもそもそのような態度であれば相手にすぐに警戒されてしまいます。
表面上は明るく楽しい人柄を演出しています。
しかし、実はネガティブで自分は攻撃的なところがあるわりに、ちょっと何か言われるとすごく凹むといった性格でもあります。
打たれ弱い面があります。
4-13. 人を失敗させる、失敗を願う
陰険な人は、自分を高めることよりも、人の行動を気にすることの方が多いのです。
頑張っている人の努力に対し悪口を言ったり、失敗すればいいと願ったりします。
また陰から嫌がらせをして失敗を誘発させるようなところもあります。
4-14. 自分が一番でいたい、目立ちたがり
陰険な性格の人は、要するに自分が一番でいたい、目立ちたいというタイプでもあります。
しかしそのままでは一番ではいられない、他に実力や才能がある人がいるということで、そのような相手を蹴落とそうとするのです。
自分を高めていくのではなく、相手を落とすことで自分の立場を守ろうとするのです。
このようなタイプとは正面から向かい合ってもただ恨まれるだけですから、好きなようにさせておくしかないのかもしれません。
4-15. 密告するのが好き
仲の良いふりをして信用させて、相手から情報を聞き出して、別の相手へ密告するということが大好きな傾向があります。
人間関係が乱れること、争いになることを基本的に楽しんでいるところがあります。
また情報を沢山握っている自分という状態にも酔っています。
トラブルメーカー気質です。
5. 陰険な人への対処方法とは?
陰険な人はどこにでも存在しています。
職場でも、友人関係の中にもいるかもしれないのです。
通常はいい人に見えるでしょう。
しかしふとした瞬間に相手の陰険な一面に気がついて胸がざわざわする時があるのです。
「信じたくない」「気のせい」と思い込みたい気持ちがあります。
しかし気のせいで流してしまうと、後でとんでもない被害を受けてしまう場合もあります。
「あの時おかしいと思っていた」と後で思っても遅いのです。
陰険だなと感じたら、今後はそのような性質がある人として注意して関わっていくようにしましょう。
対処方法をいくつか紹介します。
5-1. 自分のことを必要以上に話さない
相手が陰険なところがあると思ったら、それ以降は自分ことは必要以上に話さないことです。
どんな小さなことであっても自分のプライベートなどは聞かれない限り話さない方がいいでしょう。
休みの日に「外食をした、買い物に行った」このような雑談でさえも、陰険な人にしたら攻撃するいい材料としてしまうのです。
「贅沢をしている、浪費をしている」から始まり「借金があるみたい」ととんでもない噂を作りだすこともできるのです。
5-2. 聞き役にまわっておく
陰険な人と二人で会話をする時は基本的に口数が少ない人というキャラクターに徹しておいた方が無難です。
常に聞き役にまわっておき、相手の話に相槌を打ったり、「すごいですね」と褒めたりするぐらいがちょうどいいでしょう。
一旦気に入らないと思われると、陰険な人はしつこく攻撃してきますので、持ち上げていい気分にさせておくことです。
5-3. あたりさわりのない会話にとどめておく
陰険な人とは、天気の話など、あたりさわりのない会話にとどめておきましょう。
プライベートなこと、人間関係のこと、仕事内容のことなどは話さないこと、聞かれても適当にぼかしておくことです。
「この人と話しても大して面白くない」「情報が得られない」と思わせておくことです。
5-4. 自分の本心は語らない
陰険な人から本心を聞かれるようなことがあっても、正直に答えることはありません。
「なんでも言って」「誰にも言わないから」などと言うのはほぼ嘘です。
誰にでも話しますし、いいように話を変えられてしまうこともあります。
挙句の果てには「文句ばかり言っている人」「ネガティブな人」というキャラクターにされてしまうのです。
5-5. 必要以上に関わらない
陰険な人とは必要以上には関わらないことです。
他の人がいる場所でも陰険な人がいるなら、自分は遠慮するぐらいの方がいいでしょう。
一緒の場にいることを減らしていくようにしましょう。
5-6. プライベートはつきあわない
職場や、地域社会など陰険な人と嫌でも関わらないといけない時がありますが、それ以外、プライベートでは一切つきあわないようにしましょう。
5-7. 表面上のつきあいだと割り切る
陰険な人とは、お互いに表面上だけのつきあいだと割り切っておくことです。
わかり合えない、空しいといった感情を持つ必要はありません。
自分の心の健康を守る為にも割り切りを持っておくことは大事です。
5-8. 可能であれば距離をおく
関わらなくても生活ができる相手であるならば、距離をおくようにしましょう。
友人関係ならば「忙しい」といって会う回数を減らしていき自然消滅することもできます。
5-9. 大人の対応をする
陰険な人には、同じレベルで争わないことです。
相手が攻撃してきても、何か陰で言っているようでも、反応して腹を立てたり、文句を言おうなど思わないことです。
そもそも陰険な人とそうでない人が争うこと自体無意味なのです。
反省を促したところで、悪いと思っていない、あえて陰険な言動をしている人が簡単に認めて、反省することもないでしょう。
大人の対応とはスルーする、無視をすることです。
気になるかもしれませんが、気にしないこと、相手にしないことです。
5-10. 仲間にはならない
相手が陰険な面を持っていると気がついたら、それ以上交友を深めないことです。
仲間にはならないこと、線引きをすることです。
他の人が気がつかずに仲良くしていても、自分だけは距離をとって離れておく勇気を持つことも必要でしょう。
陰険な人は上手く隠していますから、気がつくまで時間がかかるのです。
人によって気がつくのにかかる時間は違います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
陰険とはどういう状態を言うのか、また性格や特徴、対処方法などをまとめてお伝えしました。
できれば陰険な人には関わりたくないものです。
しかし、どのような場でも陰険な人は一人、二人存在しているものです。
他の人にはいい人なのに自分にだけ陰険な態度をとってくるという場合もあるでしょう。
それこそが陰険な人の特徴でもあります。
気にしていては損するだけです。
上手く対処して気にせずにいられるように頑張っていきましょう。
3. 陰険な行為の例
3-1. 親切にするふりをして相手を困った立場に追いやっている
陰険な人は表面上は親切で相手のことを思っている、好意があると見せかけています。
しかし親切に世話をやくふり、教えるふりをして実は難しいことをつきつけていたり、困った立場に追いやるように仕向けているのです。
要するに親切にして助けているふりをして負担を大きくしているといったところです。
そして相手が困っているのを見て陰で喜んだり楽しんでいるのです。
3-2. 仲が良いふりをして他の人に悪意のある噂を広めている
陰険な人は自分が悪者にならないように振舞います。
相手とは仲が良いふりをしているのですが、他の人には悪意のある噂を広めたりして、相手の立場を落として自分の立場を良くしているのです。
本当は大嫌いな相手なのに表面上は友達のふりをすることもあります。
まさに陰険なやり方という言葉がぴったりなのです。
3-3. 上手くいっている人の足を引っ張る
仕事や私生活が順調な人が妬ましくて、アドバイスをするふりをして邪魔をしようとします。
妬みから悪感情を持つようになり、相手に攻撃的になることもあります。
しかし周囲には自分がいじめられている、弱い立場であることを印象づけるなど悪賢いところがあります。
周りから見れば上手くいっている人が調子に乗って、陰険な人をいじめているように誤解されるように仕向けているのです。
上手くいっている人の人間関係や評判を落とすようにするのです。
本当に性根が悪いのですが、本人としては「自分は性格がいい」と思っているのです。
このようなタイプの人とは深く関わらない、自分のことを必要以上に開示しないなどの対応が必要となるでしょう。
4. 陰険な人の性格や特徴
陰険な人はどのような性格や特徴を持っているのでしょうか。
厄介なことに第一印象は良く「いい人そう」と思われることが多いのが陰険な人の特徴でもあります。
ですが、気をつけて観察していれば性格の悪さはところどころに出てくるものです。
出会ったばかりの人を簡単に信用せず時間をかけて信頼関係を築くことを心がけておきましょう。
4-1. 人当たりはいい、笑顔で近づいてくる
陰険な人は、一見人当たりは良いのが特徴です。
初対面であってもフレンドリーな態度だったり、笑顔で接してくれるのです。
「いい人そう」と相手に安心感を与えます。
しかしこれは陰険な人のやり口です。
そうやって相手の警戒心をとき、相手から情報を聞き出して陰で悪口を広めたり、陥れようとするのです。
必要以上にフレンドリーな場合は要注意です。
何か魂胆があると思っていた方が無難です。
4-2. 時折、意地悪そうな表情をしている
陰険な人はいい人ぶっていても、本性は表情に出るものです。
時折、気を抜いている時などは意地悪そうな表情をしている時があります。
また人によって態度を変えますので、上司や目上の人といる時はしおらしくしていても、同僚や部下、目下の人といる時は態度が悪い場合があります。
この場合は本性は後者だと思っていた方が騙されずにすむでしょう。
4-3. 心の中に悪意を隠している
表面上はいい人を装っていますし、言うことも思いやりがあったり、優しかったりします。
しかし、それは本心ではなく嘘です。
心の中ではそのようなことはこれっぽっちも思っていませんし、他人がどうなろうと知ったことじゃない、むしろ失敗すればいいなどと悪意を隠し持っています。
4-4. 人の不幸が嬉しい
人の幸せ話に喜んでいるふりをしますが、それは自分がいい人だと思わせる為です。
実際は人の不幸が嬉しい、喜ぶ性格を持っています。
噂話など張り切って話すタイプには要注意です。
まともな思いやりがある人ならば人の不幸を張り切って噂話にすることは控えるでしょう。
4-5. 目が笑っていない
陰険な人は初対面で見抜くことはなかなか難しいでしょう。
何しろ陰険な人は表面上はいい人ぶっていることがほとんどだからです。
しかし違和感というのは何度か接するうちに感じてくるものです。
「この人、ちょっと怖い」「あまり深く関わらない方がいい」とわかってきます。
最初の段階でちょっと気がつくことができるとしたら、目が笑っていないということでしょうか。
笑顔ではいるけれど目がぎらぎらしていて相手を値踏みしている様子だったりします。
若い時はわかりにくいかもしれませんが、年齢、経験を重ねるうちに気がつきやすくなってくるでしょう。
4-6. 陰口を言う
陰険な人は、相手に向かって直接指摘することはほとんどありません。
いい人ぶっているからです。
しかし相手がいない場面では陰口を言いまくります。
陰険な人は外面がとても良いのです。
陰険な人は一旦ターゲットを見つけるとしつこく、周りの人を巻き込み仲間外れにしようとします。
4-7. 立場が下の人には強気で接する
上司や上の立場の人には愛想良く接しますが、立場が下だと明らかにわかると相手に強気で接します。
陰険な人は相手を利用価値があるかどうかで対応を変えます。
自分より下の人にお世話になることはない、そう判断すると気を使う理由がないとなるのでしょう。
ですが上の立場の人がいる時には必要以上に親切にしたりと、態度を変えてくるのも特徴です。
4-8. 人間関係を壊す傾向
上手くいっている人間関係であればそれを維持すれば一番理想的なのですが、陰険な人はそれでは面白くないのです。
誰か一人ターゲットを決めて仲間外れやいじめのようなことをしたいという意地の悪さがあります。
人間関係を壊す傾向が強く、陰のトラブルメーカーとなりやすいのです。
4-9. 嫌がらせをする
人に対する優しさを基本的に持っていません。
本人としては優しいつもり、正しい人間のつもりです。
表面的にはそういう人格を演じているのです。
しかし、そのような人が陰で人に嫌がらせをするでしょうか。
嫌がらせ行為をする人はほぼ陰険、陰湿な面があると考えてもいいでしょう。
4-10. 責任を人に押し付ける
陰険な人は、自分勝手で楽しむことは好きですが、責任をとる、責任を持たされることは嫌いです。
「自分にできません」と謙虚ぶりながら、真面目な人に責任を全部押し付ける、そして陰で好き勝手な言動をするという狡い性格を持っています。
本人的には「要領よくこなしている」と思っています。
4-11. 裏表が激しい
陰険な人は、演技が上手です。
裏表が激しく、いい人ぶって相手を騙すことも平然とできるタイプです。
そのようなことに罪悪感を覚えることもなく、あまり深く考えることもありません。
誰でも多少は裏表といいますか、場面によって使い分けることはあります。
しかしそれが激しすぎる人、全く反対の人格になるような人は要注意です。
4-12. 明るく見せていても実はネガティブ
陰険な人は、明るく振舞っていることも多いのです。
いつもじとーっとした目線を相手に送っているわけではありません。
そもそもそのような態度であれば相手にすぐに警戒されてしまいます。
表面上は明るく楽しい人柄を演出しています。
しかし、実はネガティブで自分は攻撃的なところがあるわりに、ちょっと何か言われるとすごく凹むといった性格でもあります。
打たれ弱い面があります。
4-13. 人を失敗させる、失敗を願う
陰険な人は、自分を高めることよりも、人の行動を気にすることの方が多いのです。
頑張っている人の努力に対し悪口を言ったり、失敗すればいいと願ったりします。
また陰から嫌がらせをして失敗を誘発させるようなところもあります。
4-14. 自分が一番でいたい、目立ちたがり
陰険な性格の人は、要するに自分が一番でいたい、目立ちたいというタイプでもあります。
しかしそのままでは一番ではいられない、他に実力や才能がある人がいるということで、そのような相手を蹴落とそうとするのです。
自分を高めていくのではなく、相手を落とすことで自分の立場を守ろうとするのです。
このようなタイプとは正面から向かい合ってもただ恨まれるだけですから、好きなようにさせておくしかないのかもしれません。
4-15. 密告するのが好き
仲の良いふりをして信用させて、相手から情報を聞き出して、別の相手へ密告するということが大好きな傾向があります。
人間関係が乱れること、争いになることを基本的に楽しんでいるところがあります。
また情報を沢山握っている自分という状態にも酔っています。
トラブルメーカー気質です。
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