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随時とは?類語や反対語・英語・例文・随時報告はいつ報告される? | SPITOPI

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随時とは?類語や反対語・英語・例文・随時報告はいつ報告される?

随時という言葉は日常生活でよく使われる言葉となっていますが、具体的にはどのような意味をもつのでしょう。

類似する言葉や対になる言葉を見ながら、随時の言葉の意味を探っていきます。

  • 随時とは?
  • 随時の反対語・英語
  • 随時連絡(報告)はいつ報告される?
  • 随時の例文や使い方
  • 随時に似た言葉や類語
  • 随時と常時はどう違う?
  • まとめ

1. 随時とは?

随時とは?

随時の意味は大体こんな感じだろうと検討できる人は大勢いますが、いざ、「では具体的にどんな意味があるのか」と聞かれると、たちまち答えられなくなってしまう人がほとんどではないでしょうか。

日本語には似たような意味の言葉がたくさんあって、しかもその一つ一つの意味が微妙に違っていたりするので、詳しい意味を知らない人は多いはずです。

随時もそのような言葉の代表格ともいえる言葉でしょう。

さて、随時の意味ですが、随時は「好きなときにいつでも」という意味の言葉となります。

定まった時間を指定している訳ではなく、「あなたの自由な意思を尊重して好きなときにいつでもどうぞ」といった意味をもっています。

つまり、そこには時間の縛りがありません。

あなたの気分が乗っているときにいつでもどうぞという意味なので、急ぐ必要もなければ、焦る必要もないのです。

随時は時間の縛りのない、あなたの気分を尊重してくれる言葉であることが分かるかと思います。

2. 随時の反対語・英語

随時の反対語・英語

随時の反対語・英語から、随時の言葉について考えていきましょう。

2-1. 随時の反対語 暫時(ざんじ)

随時の反対語 暫時(ざんじ)

随時の反対語は暫時です。

暫時とは、時間の縛りのある言葉であり、「ある一定の時間のみ許される」といった意味を持ちます。

随時が「いつでもよい」という意味を持つのなら、暫時は「ある一時のみよい」といった意味となります。

「暫時、募集しています」といった言葉が書かれていたら、それは「ある一定の期間(あるいは時間)のみ募集しています」といった意味となります。

随時と比べて、時間の制約があり、非常に短い時間設定がなされている意味であることが分かります。

2-2. 随時の英語 at any time

随時の英語 at any time

随時を英語で訳すと、どういう言葉になるのでしょう。

随時を英語で表現すると。

「at any time」となります。

使い方は日本語の随時と同じです。例文としては、「anyone can apply at time. 」(随時、誰でも申し込めます。)となります。

3. 随時連絡(報告)はいつ報告される?

随時連絡(報告)はいつ報告される?

よく「随時、報告するように」などといった言葉を耳にします。

仕事などでこのような言い方をされると、「すぐにでも報告するように言っているのではないか」と勘違いしてしまいそうですが、よくよく意味を考えてみると、そこには「好きなときに報告してください」つまりは、「時間があったら報告してね」といった優しさを含んでいるかのような意味があることに気付きます。

しかし、残念ながら仕事で使用する場合は、このような甘い意味の言葉ではないことが大半でしょう。

随時という言葉には、時間が継続している状態のことを指し、「いつでも」という言葉を含んでいます。

どちらかといえば、仕事においては、こちらの意味が強く反映されており、「何かあったら、いついかなるときでも報告してください」という意味合いが強いです。

仕事において、気分が乗った時だけ報告していては、仕事がいつまでも片付かず、仕事になりません。

そのため、仕事で随時を使用するときは、好きな時に報告するという意味は皆無に等しいでしょう。

上司に「随時、報告してくれ」と頼まれたら、悠長にお茶など飲んでいる場合ではありません。

「分かり次第、報告してくれ」という意味なので、なるべく早急に物事を片づけている方が身のためでしょう。

4. 随時の例文や使い方

随時の例文や使い方

随時の例文や使い方について見ていきましょう。

4-1. 「随時、アルバイトを募集中です」

「随時、アルバイトを募集中です」

アルバイトが一人辞めることになり、その穴埋めをするために一人求人を募集することになった店長。

しかし、アルバイト定員は一人欠けてしまうものの、一人ぐらいいなくてもなんとかやっていける人数で、さほど困った状態ではありません。

しかし、今後、再び誰かが仕事を辞めてしまうかもしれないことを考えて、保険のために一人求人を募集することにしました。

早急に人が欲しい訳ではないので、「誰か来てくれる人がいれば嬉しいな」といった程度の気持ちで求人を出しました。

そこで求人に記載した文章が「随時、アルバイトを募集中です」の文章。

誰かアルバイトに応募してくれたら嬉しいなといった軽い気持ちが現れています。

4-2. 「随時、健康診断を受け付けています」

「随時、健康診断を受け付けています」

患者さんの容態がとても気になるお医者さん。

患者さんの体調が気になって、健康診断を勧めますが、患者の方はというと、体調が悪いにも関わらず、とても楽観視していて自分の体調に向き合おうとしません。

このままでは体調が悪化してしまう、でも患者は健康診断などを受ける気はさらさらないことを知っているお医者さんは、患者に対して一言、「随時、健康診断を受け付けています」と言いました。

患者の気が変わるかもしれないことを願って、「あなたの気持ちが変わったら、いつでも健康診断を受け付けているので連絡をください」という意味が込められています。

4-3. 「定員になり次第、随時、バスが発車します」

「定員になり次第、随時、バスが発車します」

時間は不定期だけど、定員になり次第、すぐに出発をするバスがあります。

まだバスが出発する気配がないと、バスの乗り込む予定の客が、すぐにバスに乗ろうとしないで、タバコをふかしたり、知り合いと話していたりして時間を潰しています。

しかし、向こう側から大勢の団体客がバスに向かって歩いてきており、この団体客が乗り込んだら、先に来ていた客はバスに乗り込むことができなくなります。

そこで、バスの運転手は周りの乗客にこう叫びました。

「定員になり次第、随時、バスが発車します」定員に達したら、すぐにでも出発することを現しています。

5. 随時に似た言葉や類語

随時に似た言葉や類語

随時に似た言葉や類語について見ていきましょう。

5-1. 逐一

逐一

逐一という言葉の意味は、後でひとまとめに順を追って報告するという意味が込められています。

逐次の「逐」は「順を追って」という意味があり、「一」には「一つ残らず全てのこと」を意味しています。

つまり、「逐一、報告してほしい」と言われたら、「一つ残らず順を追って後で説明してほしい」といった意味になります。

また、大雑把な説明ではなく、細かいところまで報告してほしい、詳しく事情を説明してほしいときに使用する言葉となっています。

5-2. 適時

適時

適時とは「適した時間」という意味が略されたものです。

つまり「適している時間に」「タイミングの良いときに」「ふさわしい時に」といった意味が込められています。

「適時、報告してください」と言われたら、適した時間に報告してほしいという意味なので、退社後に上司に電話をかけてまで報告するようなものではないことが分かります。

出社している時間帯などの適した時間に上司に報告するのが正解となります。

くれぐれも休日や勤務時間外に報告することのないように気を付けましょう。

5-3. 順次

順次

順次の意味は漢字から類推できるように「次から次へと順番に後を追って」という意味があります。

時間的に早いものから後のものへと、順を追うという意味が込められています。

そのため、「順次、報告してください」と言われたら、「分かり次第、順を追って次々と報告してください」といった意味になります。

随時と比較すると、こまめに報告することを求められていることが良く分かります。

何かある度に、次から次へと報告を欠かさずしなくてはいけないという意味が込められています。

5-4. 逐次

逐次

逐次は順次と非常に意味が似ています。

この逐次という言葉も、順次と同様、「次から次へと順番に後を追って」という意味が込められています。

では、逐次と順次、どう意味が違うのかというと、逐次の方が順次よりも「順番の通りに後を追う」という意味が強まるところに違いがあります。

「逐次、報告してくれ」と言われたら、しっかりと順を追って報告しなくてはいけないという縛りがありますが、「順次、報告してくれ」と言われたら、そこまで順をしっかりと追う必要はないが、ある程度、順を追って報告してほしいという願いが込められている言葉となります。

また、逐一という言葉にも非常によく似ていますが、逐次が順を追っていちいち報告し続ける必要があるのに対し、逐一は後でまとめて報告してよいところに違いがあります。

6. 随時と常時はどう違う?

随時と常時はどう違う?

随時の言葉と類似している言葉はたくさん世の中にはありますが、その中でも、随時と非常に似ている言葉が存在します。

その言葉とは「常時」です。

随時と同様、その言葉の意味には、「常に」「いつでも」という意味が込められています。

さて、随時と常時に意味の違いはあるのでしょうか。

結論から話すと、随時と常時の意味に違いはあります。

随時が「必要に応じていつでも」という意味が込められているのに対し、常時には「必要なことも必要でないこともすべてひっくるめていつでも」という意味が込められています。

「随時、プレゼントをあげます」と言われたら、「必要に応じてプレゼントをあげる」という意味になり、「常時、プレゼントをあげる」となれば、「いついかなるときもプレゼントをあげる」という意味になります。

とはいえ、日常で「随時」と「常時」の言葉を使い分けている人はほとんどいないでしょう。

「随時」も「常時」も二つとも、「いつでも」「どんなときでも」という意味があるとさえ分かっていれば、問題なく過ごせるはずです。

まとめ

まとめ

随時の言葉について詳しく紹介しましたが、意味が分かってスッキリすることができたでしょうか。

日本語には微妙に似ている言葉がいくつもあるので紛らわしいですが、ぜひ、これを機に詳しい内容を覚えてみましょう。

普段から使われている言葉なので損はしないはずです。

随時に似た言葉や類語

随時に似た言葉や類語について見ていきましょう。

5-1. 逐一

逐一

逐一という言葉の意味は、後でひとまとめに順を追って報告するという意味が込められています。

逐次の「逐」は「順を追って」という意味があり、「一」には「一つ残らず全てのこと」を意味しています。

つまり、「逐一、報告してほしい」と言われたら、「一つ残らず順を追って後で説明してほしい」といった意味になります。

また、大雑把な説明ではなく、細かいところまで報告してほしい、詳しく事情を説明してほしいときに使用する言葉となっています。

5-2. 適時

適時

適時とは「適した時間」という意味が略されたものです。

つまり「適している時間に」「タイミングの良いときに」「ふさわしい時に」といった意味が込められています。

「適時、報告してください」と言われたら、適した時間に報告してほしいという意味なので、退社後に上司に電話をかけてまで報告するようなものではないことが分かります。

出社している時間帯などの適した時間に上司に報告するのが正解となります。

くれぐれも休日や勤務時間外に報告することのないように気を付けましょう。

5-3. 順次

順次

順次の意味は漢字から類推できるように「次から次へと順番に後を追って」という意味があります。

時間的に早いものから後のものへと、順を追うという意味が込められています。

そのため、「順次、報告してください」と言われたら、「分かり次第、順を追って次々と報告してください」といった意味になります。

随時と比較すると、こまめに報告することを求められていることが良く分かります。

何かある度に、次から次へと報告を欠かさずしなくてはいけないという意味が込められています。

5-4. 逐次

逐次

逐次は順次と非常に意味が似ています。

この逐次という言葉も、順次と同様、「次から次へと順番に後を追って」という意味が込められています。

では、逐次と順次、どう意味が違うのかというと、逐次の方が順次よりも「順番の通りに後を追う」という意味が強まるところに違いがあります。

「逐次、報告してくれ」と言われたら、しっかりと順を追って報告しなくてはいけないという縛りがありますが、「順次、報告してくれ」と言われたら、そこまで順をしっかりと追う必要はないが、ある程度、順を追って報告してほしいという願いが込められている言葉となります。

また、逐一という言葉にも非常によく似ていますが、逐次が順を追っていちいち報告し続ける必要があるのに対し、逐一は後でまとめて報告してよいところに違いがあります。

随時と常時はどう違う?

随時の言葉と類似している言葉はたくさん世の中にはありますが、その中でも、随時と非常に似ている言葉が存在します。

その言葉とは「常時」です。

随時と同様、その言葉の意味には、「常に」「いつでも」という意味が込められています。

さて、随時と常時に意味の違いはあるのでしょうか。

結論から話すと、随時と常時の意味に違いはあります。

随時が「必要に応じていつでも」という意味が込められているのに対し、常時には「必要なことも必要でないこともすべてひっくるめていつでも」という意味が込められています。

「随時、プレゼントをあげます」と言われたら、「必要に応じてプレゼントをあげる」という意味になり、「常時、プレゼントをあげる」となれば、「いついかなるときもプレゼントをあげる」という意味になります。

とはいえ、日常で「随時」と「常時」の言葉を使い分けている人はほとんどいないでしょう。

「随時」も「常時」も二つとも、「いつでも」「どんなときでも」という意味があるとさえ分かっていれば、問題なく過ごせるはずです。

まとめ

随時の言葉について詳しく紹介しましたが、意味が分かってスッキリすることができたでしょうか。

日本語には微妙に似ている言葉がいくつもあるので紛らわしいですが、ぜひ、これを機に詳しい内容を覚えてみましょう。

普段から使われている言葉なので損はしないはずです。

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この記事は2021年02月11日に更新されました。

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