魔性の意味とは？魔性の女性の特徴・小悪魔と違い・類語・反対語・英語 | SPITOPI

魔性の女ってどんな女性?

魔性の女とはどんな女性なのでしょう。

会う男性を虜にしてしまう、そんな彼女たちの生態について詳しく見ていきます。

1. 魔性とは?

魔性とは、魔の性質の略称です。

つまり、魔物に魔法かけられたように、その妖艶な性質を使い、異性の心を捉えて離さない人のことを言います。

といっても、そのような魔法にでもかけられたような心を鷲掴みにされる女性なんて、そんじょそこらに転がっている訳ではありません。

滅多にいないタイプというよりも、なかなかいないタイプの人だと言えるでしょう。

2. 魔性の類語や反対語

魔性の女の類語や反対語を見ていきましょう。

2-1. 性悪女

魔性の女の類語として挙げられるのが性悪女です。

こちらで呼ばれる女性たちも魔性の女と同様、異性を惑わせ、狂わせてしまうほどの破壊力をもつ女性たちです。

異性としては、自分が自己犠牲になることを喜んで引き受けるので、自分が異性を破壊するというよりも、そうなるように仕向けるといった方が適切かもしれません。

さて、この性悪女ですが、魔性の女と性質は似ているものの、ちょっとした意味の差があります。

魔性の女が生まれ持った異性を惑わす性質ならば、性悪女は生まれた後に身に着けた生きる術のようなものです。

魔性の女が天然ものの性質、性悪女は故意に身に着けた性質であるとも捉えられます。

そのため、性悪女は、魔性の女に比べて、心の底から考えが歪んでいることが多いです。

同じ、男性を虜にして破滅させるタイプだとしても、魔性の女の場合は、いつの間にかそうなっているという無計画な犯行であるのに対し、性悪女の場合は、計画を綿密に立て、用意周到に結果がそうなるようにもっていくタイプです。

あなたはどちらの女性が好きですか?

2-2. 聖女

魔性の女の反対語をあえて挙げるならば、聖女という言葉が妥当かもしれません。

聖女とは、キリスト教の聖母マリア様を彷彿とさせるような、自分を犠牲にしてまでも人に尽くし、生きようとする女性のことです。

魔性の女が人に尽くさせるタイプであるため、正反対のタイプの女性であることが分かります。

聖女は、損得勘定で行動しません。

精神的に高い次元にいる人が多いため、自分に損がありそうなことでも、気にせず人のために尽くします。

他人を助けるためと、自分の命をなげうつ場合もあるでしょう。

そのくらい、聖女は自分よりも他人の幸せを考え、行動することができる人だといえます。

3. 魔性の女のテクニック

魔性の女のテクニックとは一体どのようなものでしょう。

3-1. 気のあるふりをするが、けっして自分からは声をかけない

魔性の女性は気のある男性に声はかけなくても、自分の気持ちを伝えるのが非常に上手です。

例えば、絶妙なタイミングで見つめてニコッと笑いかけてみたり、いつの間にか気になる男性の近くに来ていたり。

男性も自分に気があること、あるいは自分に好意があることが理解できるような嬉しい行動をとってしまう習性があります。

しかし、だからといって、自分から声をかけるようなことはしません。

常に相手を動かせる彼女たいは、自分から告白をするといったことは一切しないのです。

それは、なぜか。

それは彼女たちに心のゆとりがあるからです。

それも、またたまらない魅力でもあるのですが、異性に対してガツガツしていないというか、そこまで追い求めていない、心のゆとりのようなものがあります。

相手が自分を拒否するのなら、それはそれで構わないといった、相手に負担をかけない程度のアプローチをするのが上手なのです。

アプローチが非常にスマートだともとれます。

よく同じ人に告白を何度もする人がいますが、相手の気持ちを尊重する、魔性の女性は絶対にしないでしょう。

逃げるものは追わないのが魔性の女です。

3-2. 聖女を装うのが上手

魔性の女は聖女を装うのが上手です。

というよりも、魔性の女は自分のことを聖女だと思っている場合が多いのかもしれません。

自分は聖女で、人のために尽くしているけど、勝手に男性が自分に尽くしてくれる、そういったスタンスでいる場合が多いかもしれません。

先ほども述べましたが、魔性の女は生まれ持った性質であることが多いため、男性を虜にしようなどという野暮な考えは持ち合わせていません。

そのため、なぜかは知らないが、自分は聖女であるのに、勝手に男性が自分にくっつき、尽くしてくれると思っています。

自分に悪気はないと思っています。

聖女であることを自負している女性たちは、男性たちに優しく接するのが上手です。

絶妙なタイミングで声をかけ、自分の心の美しさを見せつけます。

例えば、突然雨が降って男性が帰れず困っているとき自分の傘を貸してあげるといった行為、さりげなく助け船をだしてフォローしてくれるといったような行為です。

相手が困ったときに、さりげなくフォローして男性を助けようとしてくれる女性であることが多いのです。

男性は魔性の女性を100聖女だと勘違いするでしょう。

いや、本当は彼女たちは聖女なのかもしれません。

そこに狂わされる男性が勝手に聖女を魔性の女と呼んでいるだけかもしれません。

3-3. 自立している

魔性の女性は自立しています。

自分の世界を持っているので、男性に振られたからといって、いつまでもぐちぐちしているような女性たちではありません。

自分の力で立ち上がり、自分の世界で再び輝こうとする意思の強さを持っています。

それゆえに、いったんは心が離れた男性でも、つい「お?何かが違う?」とまた振り返ってしまう程の威力を持ちます。

魔性の女がもし、男性にフラれたとしたら、それをバネに、ますます美しくなっていくタイプの人でしょう。

自分の世界をしっかりと持っているだけに、フラれたからといって、やけ食いに走ったりはしません。

自分をさらに磨いてパワーアップしていこうとします。

そこがまた、魔性の女性の魅力となっています。

誰でも、想像のつく人よりも、想像のつかない、ミステリアスさを持っている人の方が、どのような人なのか気になります。

そして、そのミステリアスさは、しっかりと自分の世界を持っているからこそ、演出が可能なのです。

男性に依存する女性では、男性の方もつまらないでしょう。

それよりも、自分に世界を持ち、男性にパワーのようなものを与えられる女性の方が男性を惹きつけてしまうのは当然のことです。

4. 魔性の女の英語

魔性を英語でいうと、「Devilshness」となります。

発音すると「デビルシス」です。

でも、魔性の女をいう言葉を英語でいるとなると、固有の名詞が存在しないので、「魅力的な女性」という意味の「an enchantress」などという表現になるでしょう。

魔性の女という言葉は日本独特のものなので、英語にはこれといった一言で現せるような、適切な表現はありません。

5. 魔性の女と小悪魔の違い

魔性の女が自立した女性ならば、小悪魔な女性は男性に依存するのが上手なタイプです。

そのため、小悪魔な女性が好きな男性は、どちらかというと、ロリコン思考が強く、姉御肌タイプの女性よりも年下の女性が好きである傾向が強いです。

小悪魔な女性たちは、自分の可愛さを売りにするのが上手です。

自分の可愛さをしっかりと認識し、可愛く振る舞う術を知っています。

好む服も、ふわふわのワンピースや花柄などのフェミニンな格好を好みます。

メンズもので決めるといった思考はなく、あくまで少女らしさや可憐さを演出できるものを好みます。

魔性の女が女っぷりのある人間力に優れた人が多い中、小悪魔な女性は困ったらすぐに男性に甘えて助けてもらおうとするタイプが多いです。

そのため、自分のために動かない男性がいるのならば、相手にはせず、自分の都合のよい男性ばかりに近づく傾向が強いです。

6. 魔性の女の特徴や傾向

魔性の女と言われる女性たちの特徴や傾向を見ていきます。

6-1. 自分の世界を持っている

自分の世界をしっかりと持っていて、自立している女性でなくては魔性の女にはなれません。

まずはそこが出発点です。

どんなに容姿がよくても、ここがなくては魔性とはいえません。

夢を追いかけていたり、自分の軸をしっかりと持っている女性はどのような人であれ、素敵です。

同性にも好感をもたれるような、そのような女性であることが第一関門とも言えるでしょう。

しかし、間違っていけないのは、自立している=強い女ではありません。

男性を押しのけて社会で生きようとする女性ではなく、ここで指しているのは、あくまで自分をしっかりと持っている女性であるということです。

自分の考えを持ち、適切な表現で適切に表に出すことができる女性です。

むやみに自分の考えを口に出して、相手をののしったり、不快にさせるような女性ではありません。

6-2. 女子力が高い

次に絶対に外せないのが、女子力の高さです。

女性力が高くなければ、男性を虜にすることは非常に難しいです。

容姿が悪くても中身で勝負し魔性の女として生きているという人もいるのかもしれませんが、一般的にみられる魔性の女は、みんながみんな綺麗です。

そしてセクシーです。

これも女性力が高いからこそ、なせる技。

自分に似合うトレンドを抑え、しっかりと自分のものとして身に着け、綺麗に着こなしています。

肌や髪の毛の手入れも行き届き、足の先から頭のてっぺんまで、つやつやといった印象です。

また、魔性の女は体型もスマートで、非常にスタイルの良い人が多いです。

決して小太りな人ではありません。

どんなにおばさんと言われる年齢になったとしても、絶対に太ったりはしないでしょう。

ストイックにスタイル意地に努め、異性を虜にするような美ボディを手に入れています。

また、お料理やお裁縫が得意という女性力の高さも魅力になるでしょう。

女性に求められるような力をしっかりと持っている女性は、異性からすれば素敵に見え、魅力が増します。

6-3. ギャップがある

ギャップがある女性は男性の目を惹きつけやすくなります。

見た目は和風な感じなのにロックが好きとか、今っぽく見えてわりと古風といったような、良い意味で裏切るギャップです。

男性に「この子は一体どんな子なんだろう」と惹きつけてしまうギャップを持つ人は、男性の目にとまりやすく、グイグイと男性を惹きつけることができます。

期待通りの人では誰でも飽きてしまうもので、深く知ろうとはしないでしょう。

それよりも奥深さを感じる女性の方が、気になってしまうのが男の性です。

6-4. 石鹸の香りを漂わせている

香水よりも石鹸が好きという女性は、すでに魔性の女の素質があるのかもしれません。

故意に身に着ける香水よりも、自然と良い香りを匂わすものが好きという人は、魔性の性質を持っている可能性があるからです。

男性は香水という作為的な性の匂いを漂わせる女性よりも、石鹸の香りといった自然に身にまとってしまった香りの方を好む人が多いです。

天然な女性を好む男性が多いのと一緒で、そこに作為的なものがないからこそ、ほほえましく感じ、魅力的に思えてしまうのです。

香水の香りではなく、柔軟剤などの石鹸の香りをあえて匂わせている女性は、かなり男心を掴んでいる女性だと言えるでしょう。

日本人男性は特に香水よりも石鹸の香りを好む傾向があるので、気軽に試してみてはいかがでしょう。

6-5. 品がある

魔性の女性は品がある人が多いです。

品とは人間力とも言える品です。

気高い志ともいうか、下品ではない、野暮さがない人のことを指しています。

相手を思う気持ちだとか、敬う気持ち、そして、相手の立場に立って物事を遂行できる力があります。

魔性の女というと、身勝手な振る舞いをしても男性に許されてしまうイメージがありますが、実はそうではありません。

魔性の女はしっかりとした人間力を持ち、自分の意志で動いているだけです。

魔性の女の行動が、身勝手に見えてしまうのは、その周りを囲む男性がその行動に翻弄されて、振り回されているからにすぎません。

男性がその女性に気に入られようと行動したり、媚びない限り、その魔性の女性が振り回しているように見えることはないので、周りの男性によってそのような女性に仕立て上げられているといっても良いでしょう。

魔性の女性は男性に何かをしてもらおうとは考えてはいません。

テイクをしたとしても、ギブをそこまで求めていません。

そして容姿が綺麗。

だからこそ、男性を惹きつけて心を離さない女性なのです。

6-6. 天然なところがある

魔性の女性は天然な人が多いです。

計算していない行動が男性の心を鷲掴みします。

計算して動く女性と天然な女性は、男性は即座にして見抜きます。

天然の女性は、損得勘定なく、行動するので、自分を陥れるような発言をしてしまうからです。

計算で天然を装う女性は、自分を陥れるような発言や損をするような発言は上手に避けるため、分かります。

また、計算で天然を装う女性はわざとらしいので、すぐに見分けがつく男性も多いはずです。

天然な女性は得をします。

一生懸命に頑張っているのに、なぜか抜けているというところが男性の庇護欲をそそります。

6-7. 外見は可愛らしいのに中身は男前が最強!

魔性の女の特徴をいくつか挙げてきましたが、分かりやすくいうと、外見は可愛らしいのに中身は男前といった女性がもてます。

一見、可愛らしくてすぐにものにできそうなのに、なかなか手に入らない女性は魔性の女である確率が高いです。

男性の方も、初めはその可愛らしい外見から、近寄ってきて性欲を満たそうとするかもしれませんが、その人間力にひれ伏してしまう確率が高いです。

どのような男性もプライドの高い人が多いので、性欲をそそるような女性がいても、その女性から助けられたり、恩義を感じるようなことをされたりしたら、もう性欲がわくというよりは、その人間力に魅力を感じ、ただの女性から素敵な淑女へと認識が移るはずです。

ここが、魔性の女になるべきポイントなのではないでしょうか。

魔性の女が、もし、人間力が乏しい人なら、恐らくその性欲を掻き立てられるようなセクシーさだけがとりえであるため、男性に肉体関係だけ求められてすぐにポイッと捨てられてしまうだけでしょう。

しかし、魔性の女性はしっかりとした人間力があるため、そのような結果にはならないのです。

知性と教養を身に着けている女性だからこそ、できること。

それに外見のセクシーさがあれば、最強の魔性の女として生きることができるはずです。

まとめ

魔性の女についてまとめてきましたが、あなたのも素質はあったでしょうか。

もし、自分に欠けていることがあれば、これらを補うことがで、あなたも魔性の女になることが可能かもしれません。

ぜひ参考にして、良い恋を楽しみましょう。

魔性の女になることができれば、大抵の男性はあなたになびくことでしょう。

あなたに魅力を感じ、男性の方から声をかけてくるかもしれません。