ジニア(百日草)は、いまや夏の庭には欠かせない花になっています。
咲き方や花色のバリエーションが豊富で、可憐な花、豪華な花、清楚な花、色々な表情を持つのが魅力のジニア。
色鮮やかな花が長持ちするので寄せ植えを見かける機会が多い人気のジニアについて解説します。
- ジニア(百日草)とはどんな花?
- ジニア(百日草)の花言葉
- ジニア(百日草)の色別花言葉
- ジニア(百日草)の名前の由来
- ジニア(百日草)の誕生日花の日
- ジニア(百日草)の種類(原種、園芸品種の花言葉や特徴)
- ジニア(百日草)に似た花(花言葉や特徴)
- ジニア(ヒャクニチソウ)を育ててみよう
- まとめ
1. ジニア(百日草)とはどんな花?
ジニアは、(学名:Zinnia )キク科・ヒャクニチソウ属(ジニア属)の一年草です。
原産地はメキシコを中心とした南北アメリカで、草丈は15~100cm程になります。
5月~11月頃に花を咲かせます。
花の最盛期は7月~10月となります。
オレンジ、白、黄色、赤、ピンク、緑など色のバリエーションが豊富にあり、一重咲きのものと八重咲のものがあります。
ジニアは咲き方や色の違いで、華やかにも清楚にもキュートにも印象が変わるのが魅力の1つです。
鮮やかな色合いの花はガーデニングの定番になっており、何色もの花をミックスして植えれば、カラフルで賑やかな花壇になります。
開花の時期が長く、次から次へと花を咲かせるのが特徴です。
鉢植えやコンテナ植えに向いた小型種も沢山出回っています。
和名はヒャクニチソウ(百日草)です。
浦島草(ウラシマソウ)、長久草(チョウキュウソウ)の別名があります。
丈夫で扱いやすく、ガーデニング初心者にも向いています。
2. ジニア(百日草)の花言葉
2-1. 「不在の友を思う」「遠い友を想う」「注意を怠るな」「絆」「いつまでも変わらぬ心」
花の時期が長いジニアの特徴に因んで、これらの花言葉が付けられたと考えられています。
「不在の友を思う」「遠い友を想う」は、時が過ぎてゆくほどに会えない人を想う気持ちが強くなることに由来している英語の花言葉が日本でも一般的になったとされています。
英語の花言葉は、「thoughts of absent friends(不在の友を思う)」「I mourn your absence(あなたの不在を悲しむ)」
「注意を怠るな」は、時間が経過するに従って注意力が薄れるものであるという意味が込められているとされています。
「絆」「いつまでも変わらぬ心」は長期間色鮮やかな花を咲かせ続ける様子に由来しているとされています。
2-2. 「幸福」
ジニアは色鮮やかな花を次々に咲かせ、長い期間花を楽しめる植物です。
カラフルな花々で彩られた庭は幸せのイメージがあることから、この花言葉がつけられたと考えられています。
ブラジルでは幸せを招く花、魔よけの花として、カーニバルには欠かせない花になっています。
3. ジニア(百日草)の色別花言葉
ジニアには色別の花言葉はありません。
4. ジニア(百日草)の名前の由来
ジニアという名前は、ドイツの植物学者「ヨハン・ゴットフリート・ツイン」
(Johann. Gottfried. Zinn)の名前に因んでつけられました。
ヨーロッパへ初めてジニアを持ち込んだとされ、植物分類学を確立したリンネが名付け親です。
和名の百日草(ヒャクニチソウ)は、ジニアが長い期間花を咲かせ続けることからこの名前がつけられたと考えられています。
アメリカでは「Youth-and-old-age(若さと老年)」とも呼ばれています。
花色の鮮やかさが長期間損なわれず、若々しくあることに由来していると言われています。
別名の長久草、浦島草も、開花時期が長いという特徴に由来しているとされています。
5. ジニア(百日草)の誕生日花の日
5月4日、7月4日、7月17日、7月26日、8月4日、8月6日、10月3日、12月22日、12月29日の誕生花です。
ジニア・リネアリス(細葉百日草)は、9月7日、10月27日、12月22日の誕生花です。
6. ジニア(百日草)の種類(原種、園芸品種の花言葉や特徴)
ジニアはメキシコを中心に15種類ほどが分布しています。
ジニアの野生種は一重咲きの飾り気のない花を咲かせる品種でした。
19世紀になって八重咲きのジニアが発見されたことがきっかけとなり、品種改良が盛んに行われるようになりました。
現在は様々な園芸品種が一般に流通しています。
切り花向きの品種から花壇向けの品種まで幅広く出回っています。
日本へは、江戸時代末期に渡来したと伝えられています。
6-1. ジニア・エレガンス(Zinnia elegans)
ジニア(百日草)というと、主にこの品種を指します。
10cmを超える豪華な大輪を付ける品種から、小さな可愛らしい花を咲かせる品種まであります。
花の形も、ポンポン咲き、ダリア咲き、カクタス咲き、丁字咲きとバラエティーに富んでおり、花色も青以外はあると言われるほど様々な色があります。
日本でも古くから流通している品種で、現在でも人気があります。
花の咲き方や色で印象が全く異なります。
ジニア・リネアリス(Zinnia linearis)
メキシコ原産の一重咲きの品種です。
葉が細いのが特徴で、草丈は30cm程のコンパクトな品種です。
白、黄色、オレンジなどの花を咲かせます。
とても育てやすいので人気があります。
和名は細葉百日草(ホソバヒャクニチソウ)。
エレガンス種とミックスして寄せ植えにするのもおススメです。
6-2. ジニア・プロフュージョン(Zinnia Profusion)
エレガンスとリネアリスの種間雑種です。
草丈は30cmほどで、6cmほどの花を咲かせます。
自然にこんもりとした姿に育ちます。
育てやすく花つきや花もちも良い品種です。
6-3. ジニア・ハーゲアナ(Zinnia haageana)
草丈は40~50cm程で、複色の花を咲かせます。
一重や八重咲きで、ピンク、赤、白、黄、オレンジなどの花色があります。
「メキシコジニア」とも呼ばれており、アレンジメントによく利用されます。
6-4. ジニア・ドリームランド(Zinnia elegans ‘Dreamland’)
草丈は30cm程で、10cm程の花を咲かせる品種です。
平弁ダリア咲きが特徴で、幾重にも重なった花びらがボリュームがあり、人気があります。
早咲きの品種です。
6-5. ジニア・エンビー(Zinnia elegans ‘Envy’)
大輪で緑色の花を咲かせます。
緑色のジニアは珍しく、切り花として利用されています。
ありがとうございました。
アレンジメントや花束に良く利用されています。
6-6. ペルシャンカーペット
濃いオレンジや薄いオレンジ色の小ぶりな花を咲かせる、スプレー咲きの品種です。
切り花として流通することもあります。
7. ジニア(百日草)に似た花(花言葉や特徴)
7-1. メランポジウム(学名:Melampodium divaricatum(M. paludosum) )
キク科 ・ メランポジウム属の一年草です。
メキシコ~中央アメリカ を原産とする植物で、草丈は20~80cm程です。
4月~11月頃に鮮やかな明るい黄色の可愛らしい花を咲かせます。
株はこんもりと茂り、多数の黄色い小花を次々に咲かせますので、とても賑やかになります。
とても丈夫な品種で花の時期も長いことから、夏のガーデニングに人気があります。
メランポジウム属の植物は80種類ほどあると言われていますが、一般に栽培さている品種は、メキシコを中心に分布するディバリカツム種(Melampodium divaricatum)です。
黄金色の花を沢山咲かせることから、「ミリオンゴールド」「メダリオン」とも呼ばれています。
花言葉は「元気」「あなたはかわいい」「小さな親切」
7-2. ダリア(学名:Dahlia)
キク科・テンジクボタン属(ダリア属)の多年草です。
原産地はメキシコ、グアテマラで、草丈は20~200cmです。
皇帝ダリアは3~5mもの大きさに成長します。
6月中旬~11月に、豪華な花や可憐な花を咲かせます。
花色は赤、オレンジ、黄色、ピンク、白、紫などバリエーションが多く、鮮やかでポップなものから、シックな色合いのものまで幅広いのが特徴です。
花の咲き方も10種類以上あります。
大輪の品種は、ゴージャスで華やかな印象、中輪の品種はとても優雅な印象、小輪の品種は可憐な印象と、品種によってイメージが大きく異なります。
日本でも古くから人気のある花で、今でも花壇の主役として人気があります。
名前の由来
ダリアの名前は、スウェーデンの植物学者であるダールの名前に由来したものです。
和名はテンジクボタン(天竺牡丹)といい、ボタン(牡丹)の花に形が似ていることと、日本へはインドを経由して渡来したことに由来していると言われています。
ダリアは古くから親しまれてきた花で、15世紀のメキシコ(アステカ帝国)では聖なる花として栽培されていたとされています。
日本へは1800年代に渡ってきたとされています。
花言葉
ダリア全般は「華麗」「優雅」「気品」「威厳」「移り気」「裏切り」「不安定」
赤色のダリアは「栄華」「華麗」
白色のダリアは「感謝」「豊かな愛情」
黄色のダリアは「栄華」「優美」
7-3. ガーベラ(学名:Gerbera jamesonii Hybrid)
キク科・ガーベラ属の多年草です。
原産地は南アフリカで、草丈は10~80cm程です。
春と秋に、ピンク、赤、オレンジ、白、黄色などの花を咲かせます。
複色のものもあり、優しい優雅な色合いや、色鮮やかで華やかな色合い、落ち着いたシックな色合いなど、花色のイメージの幅が広いのが特徴です。
また、咲き方も、一重咲き、八重咲、スパイダー咲きなど様々あり、花の形もバリエーションが豊富です。
鉢植えに向く小型の品種や、切り花に向く大型の品種などサイズも豊富なため、いろいろな用途で使われています。
多くの園芸品種が作出されており、現在でも毎年のように新しい品種が誕生しています。
名前の由来
ガーベラの名前は、19世紀末に南アフリカでガーベラを発見者したドイツの植物学者ゲルバーの名前に由来しています。
日本へは大正初期に渡来したとされており、花の姿に因んで「ハナグルマ(花車)」「オオセンボンヤリ(大千本槍)」と呼ばれるようになったと言われています。
花言葉
ガーベラ全般は「希望」「常に前進」
ピンク色のガーベラは「熱愛」「崇高美」
オレンジ色のガーベラは「冒険心」「我慢、忍耐強さ」
赤色のガーベラは「愛」「挑戦」
黄色のガーベラは「究極の愛や美」「親しみやすさや優しさ」
白色のガーベラは、「希望」「律儀」
8. ジニア(ヒャクニチソウ)を育ててみよう
8-1. 栽培環境
日当たりが良く、風通しの良い場所で育てます。
エレガンス種の場合は、鉢植えであれば、梅雨の時期には雨が当たらない場所で育てます。
何日も雨に当たると病気が出ることがあります。
庭植えの場合は、泥はねを防ぐ措置をしておきましょう。
8-2. 水やり
暑さには強いですが、乾燥させ過ぎないように管理をします。
乾燥しすぎると花が小さくなります。
庭植えであっても葉がしおれてきたら、たっぷりと水を与えましょう。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が出てくるまでたっぷりと水を与えます。
株に水がかからないように水やりをします。
8-3. 肥料
植え付けるときには、元肥として緩効性肥料を施します。
植え付け後は、10日に1回を目安に液体肥料を与えましょう。
8-4. 病気と害虫
エレガンス種は、雨による泥はねなどで斑点細菌病が発生します。
病気が発生した株は早めに処分しましょう。
ジニア全般に、風通しが悪くなり株が蒸れると、灰色かび病やうどんこ病、立枯病が出やすくなりますので注意しましょう。
8-5. 害虫
夏場など、高温で乾燥する時期にはアブラムシやハダニが発生することがあります。
見つけたら薬剤を散布するなどして駆除しましょう。
大発生すると病気を引き起こすこともあります。
8-6. 用土(鉢植え
水はけが良く、適度に保水力もあり、通気性に富んだ土に植えましょう。
市販されている草花用培養土7:腐葉土2:牛ふん堆肥1の割合で混合した土が理想的です。
8-7. 植えつけ、植え替え
エレガンス種は特に水はけが良い環境が適しているため、土を少し盛り上げてから植えつけます。
リネアリスとプロフュージョンは、株が横へ広がって育っていきますので、株と株の間隔が30cmくらい空くように植えつけます。
枝や葉が混み合うと風通しが悪くなりますので気を付けましょう。
8-8. ふやし方
ジニアは挿し芽で増やすことができます。
茎の先端から6cmほどの長さに切って、赤玉土小粒などに挿しておきます。
挿し芽を行うのは春か秋が適しています。
まとめ
ジニア(百日草)は品種や花色の違いによって様々な印象を与えます。
ガーデニングで楽しむだけでなく、ジニアが誕生日花の人に贈ったり、花言葉に因んで、なかなか会えないお友達に贈ったり、プレゼントとしても贈りやすい花です。
贈る相手のイメージに合った花をセレクトすることができます。
5. ジニア(百日草)の誕生日花の日
5月4日、7月4日、7月17日、7月26日、8月4日、8月6日、10月3日、12月22日、12月29日の誕生花です。
ジニア・リネアリス(細葉百日草)は、9月7日、10月27日、12月22日の誕生花です。
6. ジニア(百日草)の種類(原種、園芸品種の花言葉や特徴)
ジニアはメキシコを中心に15種類ほどが分布しています。
ジニアの野生種は一重咲きの飾り気のない花を咲かせる品種でした。
19世紀になって八重咲きのジニアが発見されたことがきっかけとなり、品種改良が盛んに行われるようになりました。
現在は様々な園芸品種が一般に流通しています。
切り花向きの品種から花壇向けの品種まで幅広く出回っています。
日本へは、江戸時代末期に渡来したと伝えられています。
6-1. ジニア・エレガンス(Zinnia elegans)
ジニア(百日草)というと、主にこの品種を指します。
10cmを超える豪華な大輪を付ける品種から、小さな可愛らしい花を咲かせる品種まであります。
花の形も、ポンポン咲き、ダリア咲き、カクタス咲き、丁字咲きとバラエティーに富んでおり、花色も青以外はあると言われるほど様々な色があります。
日本でも古くから流通している品種で、現在でも人気があります。
花の咲き方や色で印象が全く異なります。
ジニア・リネアリス(Zinnia linearis)
メキシコ原産の一重咲きの品種です。
葉が細いのが特徴で、草丈は30cm程のコンパクトな品種です。
白、黄色、オレンジなどの花を咲かせます。
とても育てやすいので人気があります。
和名は細葉百日草(ホソバヒャクニチソウ)。
エレガンス種とミックスして寄せ植えにするのもおススメです。
6-2. ジニア・プロフュージョン(Zinnia Profusion)
エレガンスとリネアリスの種間雑種です。
草丈は30cmほどで、6cmほどの花を咲かせます。
自然にこんもりとした姿に育ちます。
育てやすく花つきや花もちも良い品種です。
6-3. ジニア・ハーゲアナ(Zinnia haageana)
草丈は40~50cm程で、複色の花を咲かせます。
一重や八重咲きで、ピンク、赤、白、黄、オレンジなどの花色があります。
「メキシコジニア」とも呼ばれており、アレンジメントによく利用されます。
6-4. ジニア・ドリームランド(Zinnia elegans ‘Dreamland’)
草丈は30cm程で、10cm程の花を咲かせる品種です。
平弁ダリア咲きが特徴で、幾重にも重なった花びらがボリュームがあり、人気があります。
早咲きの品種です。
6-5. ジニア・エンビー(Zinnia elegans ‘Envy’)
大輪で緑色の花を咲かせます。
緑色のジニアは珍しく、切り花として利用されています。
ありがとうございました。
アレンジメントや花束に良く利用されています。
6-6. ペルシャンカーペット
濃いオレンジや薄いオレンジ色の小ぶりな花を咲かせる、スプレー咲きの品種です。
切り花として流通することもあります。
7. ジニア(百日草)に似た花(花言葉や特徴)
7-1. メランポジウム(学名:Melampodium divaricatum(M. paludosum) )
キク科 ・ メランポジウム属の一年草です。
メキシコ~中央アメリカ を原産とする植物で、草丈は20~80cm程です。
4月~11月頃に鮮やかな明るい黄色の可愛らしい花を咲かせます。
株はこんもりと茂り、多数の黄色い小花を次々に咲かせますので、とても賑やかになります。
とても丈夫な品種で花の時期も長いことから、夏のガーデニングに人気があります。
メランポジウム属の植物は80種類ほどあると言われていますが、一般に栽培さている品種は、メキシコを中心に分布するディバリカツム種(Melampodium divaricatum)です。
黄金色の花を沢山咲かせることから、「ミリオンゴールド」「メダリオン」とも呼ばれています。
花言葉は「元気」「あなたはかわいい」「小さな親切」
7-2. ダリア(学名:Dahlia)
キク科・テンジクボタン属(ダリア属)の多年草です。
原産地はメキシコ、グアテマラで、草丈は20~200cmです。
皇帝ダリアは3~5mもの大きさに成長します。
6月中旬~11月に、豪華な花や可憐な花を咲かせます。
花色は赤、オレンジ、黄色、ピンク、白、紫などバリエーションが多く、鮮やかでポップなものから、シックな色合いのものまで幅広いのが特徴です。
花の咲き方も10種類以上あります。
大輪の品種は、ゴージャスで華やかな印象、中輪の品種はとても優雅な印象、小輪の品種は可憐な印象と、品種によってイメージが大きく異なります。
日本でも古くから人気のある花で、今でも花壇の主役として人気があります。
名前の由来
ダリアの名前は、スウェーデンの植物学者であるダールの名前に由来したものです。
和名はテンジクボタン(天竺牡丹)といい、ボタン(牡丹)の花に形が似ていることと、日本へはインドを経由して渡来したことに由来していると言われています。
ダリアは古くから親しまれてきた花で、15世紀のメキシコ(アステカ帝国)では聖なる花として栽培されていたとされています。
日本へは1800年代に渡ってきたとされています。
花言葉
ダリア全般は「華麗」「優雅」「気品」「威厳」「移り気」「裏切り」「不安定」
赤色のダリアは「栄華」「華麗」
白色のダリアは「感謝」「豊かな愛情」
黄色のダリアは「栄華」「優美」
7-3. ガーベラ(学名:Gerbera jamesonii Hybrid)
キク科・ガーベラ属の多年草です。
原産地は南アフリカで、草丈は10~80cm程です。
春と秋に、ピンク、赤、オレンジ、白、黄色などの花を咲かせます。
複色のものもあり、優しい優雅な色合いや、色鮮やかで華やかな色合い、落ち着いたシックな色合いなど、花色のイメージの幅が広いのが特徴です。
また、咲き方も、一重咲き、八重咲、スパイダー咲きなど様々あり、花の形もバリエーションが豊富です。
鉢植えに向く小型の品種や、切り花に向く大型の品種などサイズも豊富なため、いろいろな用途で使われています。
多くの園芸品種が作出されており、現在でも毎年のように新しい品種が誕生しています。
名前の由来
ガーベラの名前は、19世紀末に南アフリカでガーベラを発見者したドイツの植物学者ゲルバーの名前に由来しています。
日本へは大正初期に渡来したとされており、花の姿に因んで「ハナグルマ(花車)」「オオセンボンヤリ(大千本槍)」と呼ばれるようになったと言われています。
花言葉
ガーベラ全般は「希望」「常に前進」
ピンク色のガーベラは「熱愛」「崇高美」
オレンジ色のガーベラは「冒険心」「我慢、忍耐強さ」
赤色のガーベラは「愛」「挑戦」
黄色のガーベラは「究極の愛や美」「親しみやすさや優しさ」
白色のガーベラは、「希望」「律儀」
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