「なまめかしい(艶めかしい)」には、「あでやかで美しい様子・特に女性に男性の心を誘うような色っぽさがある」という意味がありますが、「なまめかしい人・女性」には具体的にどのような特徴があるのでしょうか。
この記事では、なまめかしいの「類語(同義語)・反対語(対義語)」を示して、「なまめかしい人(女性)の特徴・なまめかしい女性になる方法」を上げていきます。
- なまめかしいとはどういう意味か?
- なまめかしいの類語や反対語
- なまめかしい人の特徴
- 「なまめかしい人」と「なまめかしくない人」の違い
- なまめかしいの使い方「例文」
- なまめかしい女性になるための方法や工夫
- まとめ
1. なまめかしいとはどういう意味か?
「なまめかしい(艶めかしい)」という言葉の意味は、「女性の容姿・表情・しぐさが色っぽい(あだっぽい)」や「女性の容姿・表情・しぐさから性的魅力があふれ出ている」というものです。
女性の男性に対する「色っぽさ・性的魅力・誘惑する力」を表現しているのがなまめかしいという形容詞なのです。
なまめかしいは現代語としては、「女性の見た目や仕草の妖艶な性的魅力」「女性の男性を誘惑する容姿や雰囲気」「女性の外見と内面からにじみ出てくるあだっぽい性的魅力」といった意味合いになってきます。
古文の用語としてのなまめかしいには、「清新な瑞々しさや若々しさがある」「しっとりとした上品な美しさや味わい深い情趣がある」という意味に若干変わってきます。
2. なまめかしいの類語や反対語
なまめかしいの類語(同義語)と反対語(対義語)について紹介していきます。
2-1. なまめかしいの類語(同義語)
「女性が性的魅力をそれとなくにおわせている(醸し出している)様子」という意味でのなまめかしいの類語・同義語には、「艶めく(つやめく)・品を作る(しなをつくる)・媚びを含む・色気を発する・フェロモンを発する・コケティッシュな・コケットリーな・セクシーな・小悪魔的な・色っぽい」などがあります。
「女性の性的魅力が溢れ出している様子」という意味でのなまめかしいの類語・同義語には、「艶っぽい(つやっぽい)・色っぽい・妖艶な(ようえんな)・セクシーな・婀娜っぽい(あだっぽい)・婀娜な・劣情を抱く(劣情を抱かせる)・艶美な・お色気ムンムンの・豊満な・魅力的な(魅惑的な)・艶然(えんぜん)・嫣然(えんぜん)・艶美(えんび)・艶めいた ・フェロモンたっぷりの・キワドイ・エロスを感じさせる・小悪魔のような・あでやか・官能的な情欲をかき立てる・情欲をそそる」などがあります。
2-2. なまめかしいの反対語(対義語)
なまめかしいの反対語(対義語)は、「粗野(そや)」と「下品(げひん)」になります。
なまめかしいには「気品のある丁寧で細やかな女性の性的魅力・美しさ」の意味がありますから、「粗野・下品」は「なまめかしい」とは反対の意味を持つ言葉になります。
粗野の意味は「丁寧さがなく大雑把でいい加減なこと・大雑把で洗練されていない様子・粗っぽくてセクシーさがない」です。
「なまめかしい女性」の反対の意味を持つのが「粗野な女性」になります。
下品の意味は「上品ではないこと・気品や礼節を欠いていること・品性品格がないこと・上品な美しさや魅力がない」です。
「なまめかしい女性」の反対の意味を持つのが「下品な女性」になります。
3. なまめかしい人の特徴
なまめかしい人には、以下のような特徴があります。
3-1. 愛嬌はあるが適度にガードが固い
なまめかしい人は基本的に男性との距離感の調整が上手くて、「男性が話しかけたくなる・誘いたくなる絶妙な距離」にいることが多いのです。
なまめかしい人(女性)は、男性の興味関心の心をぐっと引き付けるレベルの「愛嬌の良さ・愛想の良さ」を持っていて、男性が話しかけた時に「不愉快な思い(嫌な思い)」をすることがほとんどありません。
ある程度の容姿・見た目の良さも関係していますが、いつも笑顔で肯定的な反応を返してくれる愛嬌の良さがあるので、周囲にいる男性は思わずそのなまめかしい女性に構いたくなってしまうのです。
かといって、なまめかしい人は誘われれば誰にでもついていくような「ガードの甘すぎる女性・尻軽だと思われる節操のない女性」ではありません。
愛嬌は良くても、断るべき相手や場合にはきちんと丁寧に断ることができるだけの「適度なガードの固さ」も持っているのです。
適度なガードの固さによって、そのなまめかしい女性の魅力はさらに高まります。
3-2. 上品で清潔感はあるが適度にスキも見せる
なまめかしい人(女性)は気品の良さや上品な雰囲気を持っていることが多く、なまめかしい人とコミュニケーションしていると「爽やかな気分・丁寧に処遇されている気分」になりやすいのです。
話し方や立ち居振る舞いが上品・優雅であり、一緒にいるだけでその人の雰囲気に魅了されてしまいます。
丁寧で品性のある言葉遣いは「育ちの良さ・性格の良さ」を感じさせてくれますし、服装や態度には清潔感が漂っています。
しかし、男性はそんな上品・清楚で清潔感のある女性の乱れた姿を見てみたいと思うものであり、いつも上品で丁寧な女性が見せる「わずかなスキ・誘惑のチャンス」に性的に興奮してしまいやすいのです。
なまめかしい女性は「上品さ・丁寧さ・清潔感」を普段見せながらも、男性が恋愛・性で一歩を踏み出したくなる「スキ・誘いやすい要素」も見せているのです。
3-3. 相手の目を見ながらゆっくりと柔らかく話す
なまめかしい人(女性)の特徴として、「男性の目を見つめる・上目遣いで男性に目線を送る」ということがあります。
男性は「愛嬌・愛想のある女性」でも「クールで冷たい感じの女性」でも、目線を一定以上の時間合わせ続けられると、それだけで「この女性は自分に気があるのではないか」と感じて誘惑されやすくなってしまうのです。
相手と目を合わせながら、「ゆっくりとしたスピード」で話すだけでもなまめかしい雰囲気が格段に強まってきます。
早口でベラベラと捲し立てるように話すだけで、女性の「なまめかしい魅力」は急になくなってしまうことが多く、なまめかしい女性の多くは「相手の目を見ながら話す+ゆっくりとしたスピードで話す+柔らかい語調(響き)で話す」ということを、それとなく実践していることが多いのです。
3-4. 知的だが知識自慢・競争はしない
なまめかしい人(女性)は、自分は何も分からないと開き直る「おバカキャラ」ではなく、「知的な話し方(反応の仕方)・態度・身のこなし」を持っていることが多いのです。
なまめかしさがない人は、政治経済やビジネス、社会問題、学術的話題などの少し難しい話題が出た瞬間に、「そんな難しい話は分からない・もっと面白い話題にしてほしい・つまらない話題はもうやめて」といったあからさまに無知で無教養な反応を返しやすいのです。
なまめかしい人は自分自身がその難しい話題に興味があってもなくても、まず「興味深いお話ですね。
私はその分野には詳しくはないのですが、よろしければ教えて頂けますか」という相手の男性の自尊心(プライド)を気持ち良く刺激するような反応を丁寧に返します。
なまめかしい人は知的な雰囲気をまとっていて、知的好奇心が強いので、相手の男性は「この奥が深そうな女性についてもっと知りたい」と思ってしまうのです。
しかし、自分が詳しい分野の話題であっても、「知識自慢・相手との競争」をしない控えめな性格の特徴も併せ持っているので、頭が良くても「鼻につく嫌味(皮肉)なタイプ」にはなりません。
3-5. ミステリアスな雰囲気があり自分について話しすぎない
なまめかしい人(女性)は、自分自身の家族構成や人生観・価値観、過去の経歴などの「プライベートな情報」について、自分からベラベラと話しすぎることがありません。
自分について必要以上に多くを語らないからこそ、なまめかしい女性にはどこか謎めいたミステリアスな雰囲気が漂っていて、彼女と関わる男性たちは「彼女の秘密をもっと知りたい」と思ってしまうのです。
「ミステリアスな魅力」に溢れているなまめかしい人は、自分から饒舌に話しまくって、相手に「自分についての話」を無理に聞かせようとするタイプではないのです。
なまめかしい人は「相手から尋ねられた質問」に対しては適切な答えを返しますが、「聞かれたこと以上のプライベートな情報」を自分から積極的に話すことがほとんどないのです。
求められてもいないのに、自分からベラベラと話すのではなく、相手に「もっとこの女性の話を聞きたい+この女性とお近づきになりたい」と思わせるのが、なまめかしいミステリアスな女性の特徴になっています。
4. 「なまめかしい人」と「なまめかしくない人」の違い
「なまめかしい人」と「なまめかしくない人」の違いは、異性を意識した立ち居振る舞いと距離感の調整ができているかにあります。
何も特別に意識しなくても自然に男性の欲求を引き付ける「魅力的な表情・仕草・話し方・対応」ができる人は、最強のなまめかしい人ですが、そんな女性は多くありません。
なまめかしい人は「上品さ・丁寧さ・清潔感・一定のガードの固さ」を維持しながらも、「男性に対するスキ・誘惑の要素」を持っていることが多く、なまめかしい女性と接している男性はいつの間にかぐいぐいと押したくなってしまうのです。
あからさまな色気や誘惑、ガードの弱さ(誘えばOK)を表に出しているなまめかしい女性もいますが、なまめかしい女性の多くは「表面的な上品さ・貞操観念+本質的な色気・いやらしさ」の二面性を併せ持っていることが多いのです。
反対に、なまめかしくない人というのは「あからさまに下品・粗雑・不潔・攻撃的」などの要素を持っていることが多く、男性にとっての「女性的な魅力・誘惑」がないのです。
なまめかしくない人は「極端に粗雑で下品な人(色気のある上品な女性として見られにくい人)」か「ガードが固すぎて接近するスキが全くない人(反対にガードが緩すぎるが女性的魅力がほとんどない人)」だと言えるでしょう。
5. なまめかしいの使い方「例文」
なまめかしいの使い方の例文としては、「彼女がなまめかしい目線で見つめてくる」「なまめかしい雰囲気で長く細い足を組み替えた」「若い女性のなまめかしい肢体が近くにあるだけで落ち着かない」「なまめかしく舌を少し覗かせる動作」「なまめかしく甘い声の響きにうっとりとさせられた」「微笑をたたえて近づいてくる彼女の雰囲気がすでになまめかしかった」「清潔な服装と上品な言動の背後にあるなまめかしい女の魅力に男は心を奪われてしまう」「風呂上がりのなまめかしい姿に理性を失いそうになった」「まだ若い彼女にはなまめかしい表情をしているという自覚がない」「品を作った愛嬌のある話し方が彼女のなまめかしい魅力を引き立てている」「なまめかしい女性は魅力的だが近づきすぎると火傷をする」などがあります。
6. なまめかしい女性になるための方法や工夫
「なまめかしい女性」になることは簡単ではなく、生まれつきの資質・適性・雰囲気も関係してきますが、なまめかしい女性になるためにはどんな方法があるのでしょうか?なまめかしい女性になるための方法や工夫について解説していきます。
6-1. 話し方・所作から下品・粗野(粗雑)なイメージを与えないようにする
なまめかしい女性になるための基本的な方法は、とにかく相手の男性や周囲にいる人たちに「下品・粗野(粗雑・猥雑)なイメージ」を与えないようにするということです。
なまめかしい女性になりたいのであれば、「丁寧で気品のある話し方+ゆっくりとしたスピードの話し方+粗雑ではない上品な言葉遣い」を意識してみましょう。
微笑を浮かべて相手の目を見つめながら、ゆっくりとしたスピードで丁寧に話しかけるだけで、あなたのなまめかしい魅力は格段に上がりやすくなります。
「マナーも礼儀もなっていない下品な女性」や「丁寧さ・心配りのない粗野で粗雑な女性」と思われた時点で、なまめかしい女性として見てもらえる可能性はほぼ無くなってしまいます。
普段の日常生活や人間関係の中でも、「丁寧な正しい言葉遣い・上品な動きを演出する所作」を少し意識するようにしてみましょう。
「上品で優雅な女性+丁寧で気遣いのできるきちんとした女性」と思ってもらえれば、なまめかしい女性としての第一歩を踏み出したと言えるでしょう。
6-2. うなじや腋(わき)をさりげなく露出する
なまめかしい女性とは「容姿や表情・動作に色気を感じる女性」のことですが、「とにかく男性に対して色気を出せばいい」という安直(短絡的)な考えで、「下品すぎる露出」に走るのは逆効果になりがちです。
胸をほとんどはだけているような露出、極端なミニスカートで下着が見えそうな露出というのは、大多数の男性にとって「下品で不潔感のある露出」に過ぎないのです。
品性・倫理観を疑われる過激な露出は、誰とでも関係を持つ貞操観念のない女性と見られて敬遠されるだけです。
なまめかしい女性として露出度をさりげなく高めたいのであれば、意識すべきパーツは二点に絞り込めばいいでしょう。
「うなじ」と「腋(わき)」というのは、下品になり過ぎずに露出でき、更に女性的な性の魅力を最大限にアピールできるパーツなのです。
髪型(ヘアスタイル)をアップにして少し後れ毛を覗かせながらうなじを見せるだけでも、男性は何となくエロティックな雰囲気に誘われます。
腋もあまりに大胆な露出はNGですが、短めの半袖シャツを着たり、ノースリーブの上に透ける薄い素材のカーディガンなどを羽織ると、女性の腋の部分が持つ「男性に対するセクシーさの魅力」を飛躍的に高められるのです。
6-3. 首を横にかしげる仕草と誘惑的な目線
男性目線から見て人気のあるセクシーで可愛い女性の仕草に、「首を横にかしげる動作・仕草」があります。
男性とコミュニケーションを取っている時に、「男性の発言」に対してちょっとした疑問・質問を投げかける前に、さりげなく小首を横に傾げて(かしげて)みて下さい。
首をかしげる仕草をする時には、男性を見つめる目線を外さないようにすると、自然に斜め上の「上目遣い」になって女性的な色気をアピールすることもできます。
首を横にかしげる時のポイントとして大切なのは、「ゆっくりとしたスピードで首を横に傾けていくこと」であり、あんまり素早く首をかしげるとこの動作が持つ色気や誘惑の雰囲気が台無しになってしまいます。
女性が首を横にかしげる仕草には、「子供っぽい幼さ+若々しいキュートな魅力」が反映されやすいのですが、この仕草に「色気のある目線・誘う意思をにじませた視線」を付け加えることで、さらになまめかしさが高まってくるでしょう。
男性を誘うような意思の強い視線を投げかけながら、ゆっくりと小首を横にかしげていく動作は、「幼い可愛さと大人の誘惑のアンバランス」が醸し出す女性の魅力なのです。
6-4. 相手がもっと押したくなるガードの固さと緩さを調整する
なまめかしい女性になるためには、相手やシチュエーションに合わせた「ガードの固さと緩さの調整」がポイントになってきます。
男性は「鉄壁のガードで、誘っても絶対に無理そうな女性」と「ゆるゆるのガードで、男なら誰でも良さそうな女性」には、なまめかしい魅力を感じにくい特徴を持っています。
男性がなまめかしい魅力や誘惑を感じる女性とは、「頑張れば自分でも何とか突破できそうなガードの固さを持つ女性」なのです。
適度なガードの固さ・高さというのは、「男性が努力しながら押したくなるガードの固さ(高さ)」のことです。
鉄壁のガードで完全に無愛想な女性に、なまめかしさや色気を感じる男性はまずいません。
なまめかしい女性になりたいのであれば、相手の積極的な行動を引き出せる「ガードの固さ(ハードルの高さ)」を適当に調整しましょう。
まとめ
「なまめかしい」は「女性の容姿・表情・しぐさが色っぽい(あだっぽい)」や「女性の容姿や振る舞いから性的魅力が醸し出ている」という意味を持つ言葉です。
古文におけるなまめかしいには、「清新な瑞々しさや若々しさがある」「しっとりとした上品な美しさや情趣がある」という意味もあります。
なまめかしい女性の特徴としては、「愛嬌があって親しみを感じさせる」「粗野ではなく品性(気品)がある」「清潔感があって奥ゆかしい」「ミステリアスな雰囲気がある」などがあります。
なまめかしい女性になるためには一朝一夕の努力や工夫では難しく、「男性・他者との適切な距離感(男性に対する苦手意識を無くすこと)」を前提にして、「人格・所作・雰囲気から自然ににじみ出てくる色気や誘惑の力」を身につけなくてはいけません。
「なまめかしい」について調べたい時には、この記事を参考にしてみて下さい。
3. なまめかしい人の特徴
なまめかしい人には、以下のような特徴があります。
3-1. 愛嬌はあるが適度にガードが固い
なまめかしい人は基本的に男性との距離感の調整が上手くて、「男性が話しかけたくなる・誘いたくなる絶妙な距離」にいることが多いのです。
なまめかしい人(女性)は、男性の興味関心の心をぐっと引き付けるレベルの「愛嬌の良さ・愛想の良さ」を持っていて、男性が話しかけた時に「不愉快な思い(嫌な思い)」をすることがほとんどありません。
ある程度の容姿・見た目の良さも関係していますが、いつも笑顔で肯定的な反応を返してくれる愛嬌の良さがあるので、周囲にいる男性は思わずそのなまめかしい女性に構いたくなってしまうのです。
かといって、なまめかしい人は誘われれば誰にでもついていくような「ガードの甘すぎる女性・尻軽だと思われる節操のない女性」ではありません。
愛嬌は良くても、断るべき相手や場合にはきちんと丁寧に断ることができるだけの「適度なガードの固さ」も持っているのです。
適度なガードの固さによって、そのなまめかしい女性の魅力はさらに高まります。
3-2. 上品で清潔感はあるが適度にスキも見せる
なまめかしい人(女性)は気品の良さや上品な雰囲気を持っていることが多く、なまめかしい人とコミュニケーションしていると「爽やかな気分・丁寧に処遇されている気分」になりやすいのです。
話し方や立ち居振る舞いが上品・優雅であり、一緒にいるだけでその人の雰囲気に魅了されてしまいます。
丁寧で品性のある言葉遣いは「育ちの良さ・性格の良さ」を感じさせてくれますし、服装や態度には清潔感が漂っています。
しかし、男性はそんな上品・清楚で清潔感のある女性の乱れた姿を見てみたいと思うものであり、いつも上品で丁寧な女性が見せる「わずかなスキ・誘惑のチャンス」に性的に興奮してしまいやすいのです。
なまめかしい女性は「上品さ・丁寧さ・清潔感」を普段見せながらも、男性が恋愛・性で一歩を踏み出したくなる「スキ・誘いやすい要素」も見せているのです。
3-3. 相手の目を見ながらゆっくりと柔らかく話す
なまめかしい人(女性)の特徴として、「男性の目を見つめる・上目遣いで男性に目線を送る」ということがあります。
男性は「愛嬌・愛想のある女性」でも「クールで冷たい感じの女性」でも、目線を一定以上の時間合わせ続けられると、それだけで「この女性は自分に気があるのではないか」と感じて誘惑されやすくなってしまうのです。
相手と目を合わせながら、「ゆっくりとしたスピード」で話すだけでもなまめかしい雰囲気が格段に強まってきます。
早口でベラベラと捲し立てるように話すだけで、女性の「なまめかしい魅力」は急になくなってしまうことが多く、なまめかしい女性の多くは「相手の目を見ながら話す+ゆっくりとしたスピードで話す+柔らかい語調(響き)で話す」ということを、それとなく実践していることが多いのです。
3-4. 知的だが知識自慢・競争はしない
なまめかしい人(女性)は、自分は何も分からないと開き直る「おバカキャラ」ではなく、「知的な話し方(反応の仕方)・態度・身のこなし」を持っていることが多いのです。
なまめかしさがない人は、政治経済やビジネス、社会問題、学術的話題などの少し難しい話題が出た瞬間に、「そんな難しい話は分からない・もっと面白い話題にしてほしい・つまらない話題はもうやめて」といったあからさまに無知で無教養な反応を返しやすいのです。
なまめかしい人は自分自身がその難しい話題に興味があってもなくても、まず「興味深いお話ですね。
私はその分野には詳しくはないのですが、よろしければ教えて頂けますか」という相手の男性の自尊心(プライド)を気持ち良く刺激するような反応を丁寧に返します。
なまめかしい人は知的な雰囲気をまとっていて、知的好奇心が強いので、相手の男性は「この奥が深そうな女性についてもっと知りたい」と思ってしまうのです。
しかし、自分が詳しい分野の話題であっても、「知識自慢・相手との競争」をしない控えめな性格の特徴も併せ持っているので、頭が良くても「鼻につく嫌味(皮肉)なタイプ」にはなりません。
3-5. ミステリアスな雰囲気があり自分について話しすぎない
なまめかしい人(女性)は、自分自身の家族構成や人生観・価値観、過去の経歴などの「プライベートな情報」について、自分からベラベラと話しすぎることがありません。
自分について必要以上に多くを語らないからこそ、なまめかしい女性にはどこか謎めいたミステリアスな雰囲気が漂っていて、彼女と関わる男性たちは「彼女の秘密をもっと知りたい」と思ってしまうのです。
「ミステリアスな魅力」に溢れているなまめかしい人は、自分から饒舌に話しまくって、相手に「自分についての話」を無理に聞かせようとするタイプではないのです。
なまめかしい人は「相手から尋ねられた質問」に対しては適切な答えを返しますが、「聞かれたこと以上のプライベートな情報」を自分から積極的に話すことがほとんどないのです。
求められてもいないのに、自分からベラベラと話すのではなく、相手に「もっとこの女性の話を聞きたい+この女性とお近づきになりたい」と思わせるのが、なまめかしいミステリアスな女性の特徴になっています。
4. 「なまめかしい人」と「なまめかしくない人」の違い
「なまめかしい人」と「なまめかしくない人」の違いは、異性を意識した立ち居振る舞いと距離感の調整ができているかにあります。
何も特別に意識しなくても自然に男性の欲求を引き付ける「魅力的な表情・仕草・話し方・対応」ができる人は、最強のなまめかしい人ですが、そんな女性は多くありません。
なまめかしい人は「上品さ・丁寧さ・清潔感・一定のガードの固さ」を維持しながらも、「男性に対するスキ・誘惑の要素」を持っていることが多く、なまめかしい女性と接している男性はいつの間にかぐいぐいと押したくなってしまうのです。
あからさまな色気や誘惑、ガードの弱さ(誘えばOK)を表に出しているなまめかしい女性もいますが、なまめかしい女性の多くは「表面的な上品さ・貞操観念+本質的な色気・いやらしさ」の二面性を併せ持っていることが多いのです。
反対に、なまめかしくない人というのは「あからさまに下品・粗雑・不潔・攻撃的」などの要素を持っていることが多く、男性にとっての「女性的な魅力・誘惑」がないのです。
なまめかしくない人は「極端に粗雑で下品な人(色気のある上品な女性として見られにくい人)」か「ガードが固すぎて接近するスキが全くない人(反対にガードが緩すぎるが女性的魅力がほとんどない人)」だと言えるでしょう。
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