経済的に余裕がなくても、心は豊かでいたいものです。
また心が豊かであれば人生は楽しいものとなるでしょう。
一方で心が貧しい人は経済的に苦労がなく周りから見たら恵まれている場合もあるのです。
それでも心が満たされることがなく癖のある人として周りからも敬遠されてしまうことでしょう。
ここでは心が貧しい人の特徴や原因、改善方法などをまとめてみました。
不満が溜まって日々が楽しくないと感じている人は気がつかないうちに心が貧しくなっているかもしれません。
最後まで読んでみてください。
- 心が貧しいとは?
- 心が貧しいの類語や反対語
- 心が貧しくなる原因
- 心の貧しさを改善するには
- 心が貧しいの使い方「例文」
- 心が貧しい人に多い特徴
- まとめ
1. 心が貧しいとは?
心が貧しいという言葉の意味は、考え方の偏りを表したり、人間性や器量が乏しい様を表す言葉です。
考え方が心が貧しい考え方と言ったり、人の性格そのものを「あの人は心が貧しい」と表現するのに使ったりします。
2. 心が貧しいの類語や反対語
心が貧しいの類語は沢山ありますが、いくつか紹介しましょう。
2-1. 人間が小さい
心が貧しい人は本人の人間性が小さいのです。
他の人の価値観を認めることができないのは自分の度量が小さいから、受け入れるスペースがないのです。
2-2. 心が狭い
ちょっとしたことで腹を立てたり、他の人の為になることをしようという気持ちがないのは心が狭いからです。
「なぜ、自分が他の人の為に何かしなくてはならないのか」と思っています。
2-3. 大らかではない
心が貧しい人は大らかさがありません。
考えることは極端であり、すぐに結論づけてしまって物事は終わってしまいます。
発展性はありません、我慢して様子を見るといった大らかさは持ち合わせていません。
心が貧しいの類語を見てだんだんと心が貧しいという言葉のイメージが掴めてきたのではないでしょうか。
それでは、心が貧しいの反対語を紹介しましょう。
2-4. 心が豊かである
心が貧しい人の反対語は心が豊かであるとなります。
この言葉自体が褒め言葉でもありますので、「心が豊かですね」と使うこともあります。
2-5. 器が大きい
心が貧しいの反対語になるものとして、器が大きいという言い表し方があります。
2-6. 根がまっすぐである
心が貧しい人というのは、歪んだものを抱えていたりします。
人や物事に対してもどこかネガティブに見てしまう癖を持っています。
反対の意味としては「根がまっすぐである」と表すこともできるでしょう。
3. 心が貧しくなる原因
心が貧しくなる原因はいくつかあります。
ここでは原因を3点あげてみました。
3-1. 愛情不足
心が貧しくなるのは、心に栄養が与えられていない状態だからといってもいいでしょう。
人や物事に対して愛を持てないのは、本人が愛情が不足している、与えられていない、感じられていないからといえるでしょう。
また誰かを愛するということもないのかもしれません。
人は誰かに愛されることで人に優しくできるのです。
例えば、夫婦仲が上手くいっていた時は誰にでも寛容で優しくできていた人が夫婦仲が悪化して、配偶者に愛されなくなってから、性格が悪くなり、周りに対して攻撃的になって人柄が変わってしまうということがあります。
それまで人間性が豊かだったのに、愛情が失われていくことで、自分が不幸なのに周りの人が笑っているのが許せないといった八つ当たり的な考え方になり、いつの間にか心が貧しくなってしまうといった残念なことはあります。
3-2. 欲求不満
自分の欲求が満たされている人は、そもそも他人にあまり干渉したりすることもないものです。
他人に干渉したり、攻撃的になったり、または困っている人をあざ笑うような性格になるのは、本人が何か満たされないものを抱えていることが多いのです。
心が貧しい人は自分の中の欲求が満たされていないのです。
人によって欲求の内容は違います。
単純に性的な欲求が解消されないまま不満を抱えている人は男女関係が上手くいっている人を見れば面白くないと感じ、時には意地悪、攻撃をして憂さを晴らすこともあります。
また経済的な余裕のなさ、友人がいない孤独、自由時間がない忙しさなど、様々な理由から欲求不満を抱えてしまっている人がいます。
そのような人は他人の幸せや楽しそうな様子が不愉快で、いつの間にか人の不幸を喜ぶような心が貧しい状態になってしまうのです。
3-3. お金がすべてという価値観を持っている
お金があれば、何でもできるという価値観を持っていることで、常に収入に不満、欲しい物があっても変えない、したいことがあってもお金がないからできないと、お金の面で不満を持っている人は物質面への執着が強く、精神的な豊かさという概念がなかったりします。
周りから見れば生活に困っているわけでもなく、欲しい物も買っているのに、不満を言っている人として映りますし、「お金があっても心が貧しい人」として思われることでしょう。
心が貧しい人と言われる中で一番多いタイプかもしれません。
足ることを知らず、感謝する気持ちを持てず、ないものにフォーカスして不満ばかり考えているのです。
3-4. 自分がどうあるかではなく、人からどう見られるかが大事だから
心が貧しくなる原因は、自分がどうあるかという考え方ではなく、人から見てどう思われるか、見られるかを重要としていることがあります。
羨ましいと思われたい、お金があると見せたい、貧乏だとは思わたくない、色々とありますが、全ては他人から見てどうかということばかり気にしているのです。
人からどう思われようと本人が満足していれば、その人は幸せで豊かな人生のはずです。
人からどう思われるかと気にすることが心を貧しくしてしまう原因だということに気がついていないのです。
3-5. コンプレックスがある
人から見れば恵まれているように見えても、本人がコンプレックスを感じているものがあり、それが強いことで、心は歪んでいくのです。
心の歪みは人に対しても優しい目で見たり考えたりすることができなくなっていきます。
自分が辛いのに相手が幸せなのが許せないとか、恵まれているのが狡いといったように、考え方が狭く、極端な方向へと向かってしまいます。
コンプレックスがなければありのままの自分を認めることができ、心に余裕も持てるのです。
4. 心の貧しさを改善するには
誰でも考え方が偏って、心が貧しくなってしまう可能性はあります。
日頃から心が貧しくならないように、経済的には苦しくても心だけは豊かでいようと気をつけるようにしましょう。
今、心が貧しくなっていると自覚をしている人でも考え方を変えていけば改善することはできるのです。
4-1. 自分を肯定する
今の自分を好きになりましょう。
自分のことは好きでしょうか。
コンプレックスや欠点はあっても自分は自分。
今の自分を好きになって肯定してあげることです。
他の人と同じでなくてもそれでもいいのです。
人は皆違っていて当然なのですから、比べても仕方がないことなのです。
4-2. 今あるものに感謝の気持ちを持つ
今、自分が持っているものや、置かれている状況など、不満を持つ前に「あるもの」に対しての感謝の気持ちを持つようにしましょう。
例えば「お給料が低くて自分はダメだ」などと卑下するのではなく「元気で働くことができてありがたい」と感謝の気持ちを持ちましょう。
4-3. 過剰に求めすぎない
心が貧しい人は自分の思い通りにならなければ腹を立てる、相手を排除するといった性格的な特徴を持っています。
どうしてそうなるのかと考えていけば、相手に「こうしてくれるはず」「こうして欲しい」と自分の思い通りになるように求めすぎているのです。
求めて思い通りにならなければ残念だと思い積み重なれば失望感は大きくなっていくでしょう。
足りない、不満といった気持ちを自分で大きくしてしまっているのです。
最初から自分以外の人やものに過剰に求めすぎないことです。
4-4. 人のことを気にしすぎない
心が貧しい人は人と比較する癖があります。
人に比べて自分は持っていない、劣っていると感じてしまったり、自分より恵まれていると感じる相手に嫉妬心を覚えたり、それが人の不幸を喜ぶ考え方へと繋がってしまうのです。
自分のことに一生懸命になっていればあまり人の動向は気にならないものですし、そのような時間もないものです。
人のことは気にしすぎないようにしましょう。
4-5. 自分が癒されるものを持っておく
自分が満たされていれば、心が貧しくなることは少なくなるでしょう。
とはいえ、相手からの愛情というのは、自分が望んでも望み通りに得られるものではありませんから、そこに期待を持ちすぎないようにしましょう。
自分自身でできること、満足感、達成感を得られることを見つけましょう。
もしくはリラックスできるもの、心地良くなれるものを持っておきましょう。
自分で自分の心の状態を整えて豊かに育てていくことが一番なのです。
5. 心が貧しいの使い方「例文」
心が貧しいというのは、人の性格を表したり、状態を示す時に使います。
例えば裕福で何でも持っている人が不満ばかり言っている時など「お金があっても心が貧しい人だ」というように使ったりします。
また人に優しくできない、人の意見を聞き入れることができない、人の幸せを喜べないといった人や状態を「心が貧しい」と表します。
この言葉は本人に直接言うような言葉ではありません。
どちらかといえば陰口に使われることの方が多いでしょう。
もしくは言い争いや、言い聞かせる時に相手に指摘する時に使うこともありますが、言われた方はいい気持ちになる言葉ではありませんので、あまり使って気持ちのいい言葉ではないでしょう。
できればそのようなことを言わなくてすむ人間関係を築いていきたいものですし、自分自身が心が貧しいと言われることがないように気をつけたいところです。
6. 心が貧しい人に多い特徴
心が貧しいと言われる、思われる人に多い特徴をあげてみました。
自分自身もこの傾向になっていないかとチェックしてみるようにしてください。
6-1. 人と比べて考える
何事も人と比べて考える傾向にあります。
着ている服、持っている持ち物、収入、仕事、立場など、人と比べて勝った、負けたといった考え方をする人は要注意です。
また人の動向を気にして探ったり噂話をしている人も同じです。
自分は自分、人は人といった線引きができていない人は比較して羨んだり、妬んだりと心が貧しくなることをしてしまうのです。
6-2. 妬む癖がある
心が貧しい人は、人と接すると、妬む癖があります。
自分より上か下かで人間関係を構築しますので、自分より上だと思うと悔しくて、妬んでしまうのです。
そのような考え方になると、言葉にも相手に対する妬みから陰口が多くなってしまいます。
周りから見ると妬んでいることが根底にあることはすぐにわかりますし、醜く感じ心が貧しい人なのだと思います。
人間関係の中で妬み癖がある人は要注意なのです。
特に職場の上司がこのタイプだった場合は部下は聞かれるままに正直に答えると痛い目にあってしまいます。
適当にはぐらかす、プライベートの内容は正直に話さないなど工夫がいります。
6-3. 人が失敗すると喜ぶところがある
心が貧しい人は、人が失敗するのを望んだり、喜ぶといったところがあります。
性格としてはかなり悪いと認識されます。
人が成功するとまるで自分が何か損をするような気持ちを持つようです。
これは単なる嫉妬や満たされない自分への不満から起こっているのです。
6-4. 自分は不幸だと思っている
心が貧しい人は、今の自分が幸せではない、不幸でかわいそうだと思っていることがほとんどです。
自分が幸せで満たされている人は、人に対しても大らかな気持ちで接することができますし、人の不幸を願うようなこともないでしょう。
なぜ不幸だと思っているのかは人によって理由は様々ですが、自由にできるお金がない不満、性的な不満、立場的な不満など抱えていることが多いのです。
6-5. 不満が溜まっている
他の人は恵まれている、自分は我慢ばかりしているといった不満が溜まっています。
実際には、我慢どころか、恵まれていることもあったとしても、本人としては不満だらけなのです。
恵まれていることに対しても感謝の気持ちではなく「当たり前」ぐらいに思っているのが特徴的です。
日頃から愚痴や不満が多く、周りに与えている印象としてはネガティブ、不満が多いといったものです。
しかし本人としては、自分だけが我慢している、自分は頑張っていると思っています。
6-6. 感謝の気持ちが持てない
日頃から周囲の人に「ありがとう」といった感謝の気持ちが持てなかったり、言葉もありません。
やってもらっていることに対しては当然と思っているのです。
その姿は傲慢で自分勝手に見えますし、実際にそうだといえるでしょう。
感謝の気持ちが持てない人は心が貧しいのです。
心が豊かな人は感謝の気持ちを持っていて「ありがとう」の言葉を素直に相手に伝えることができるのです。
6-7. 謝ることができない(悪いと思っていない)
心が貧しい人は謝るということができません。
それは自分は悪いと思っていないからです。
心が豊かで想像力があれば「もしかしたら自分に悪い部分もあったのかもしれない」と考えることができます。
しかし心が貧しい人は考え方の幅が狭いのです。
自分側からの考え方しかできません。
そもそも相手の気持ちを思いやるという概念もない場合があります。
6-8. 意地が悪い性格を持っている
心が貧しい人の特徴として、もともとの性格、気質的なものが意地が悪いものを持っているということもあります。
まっすぐに受け取れない、何か裏があるのではないかと勘繰る、人の善意を信じないなど、性格的に問題があるのです。
意地が悪い人のことを「心が貧しい人」と表現することもできるでしょう。
6-9. 人間関係が短期間で終わる(長続きしない)
人間関係自体が苦手で、最初は仲良くなっても何か気に入らないことがあればそこで終了といった関係性になることが多いのです。
その為人間関係は短期間で終わることも多いのが特徴です。
心が広ければ、何か意見が合わないことがあっても「そういう時もある」と受け入れることができますし、しばらくの間距離をとるなど調整することもできます。
しかし心が貧しい人は一旦ダメだと思えばそこで終わりです。
心が狭い、小さいこともあり、時間をおいて関係性を良くしていこうとか、様子を見てみようといった考え方はしないのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
心が貧しい人の特徴、原因、改善方法などまとめて紹介しました。
この言葉自体が相手を悪く言う言葉、陰口としても使えますので、安易には使わない方がいいでしょう。
しかし相手にきっぱり告げたい時には「心が貧しい人ですね」と使う場合もありますし、考え方自体を否定していることを表すこともできます。
また、お金や物を沢山持っていなくても心が豊かであれば人生は楽しく幸せに感じることができます。
心が貧しければどんなに物質的に恵まれていても不満を覚えるのでしょう。
自分が心が貧しくならないように、気をつけるようにしましょう。
3. 心が貧しくなる原因
心が貧しくなる原因はいくつかあります。
ここでは原因を3点あげてみました。
3-1. 愛情不足
心が貧しくなるのは、心に栄養が与えられていない状態だからといってもいいでしょう。
人や物事に対して愛を持てないのは、本人が愛情が不足している、与えられていない、感じられていないからといえるでしょう。
また誰かを愛するということもないのかもしれません。
人は誰かに愛されることで人に優しくできるのです。
例えば、夫婦仲が上手くいっていた時は誰にでも寛容で優しくできていた人が夫婦仲が悪化して、配偶者に愛されなくなってから、性格が悪くなり、周りに対して攻撃的になって人柄が変わってしまうということがあります。
それまで人間性が豊かだったのに、愛情が失われていくことで、自分が不幸なのに周りの人が笑っているのが許せないといった八つ当たり的な考え方になり、いつの間にか心が貧しくなってしまうといった残念なことはあります。
3-2. 欲求不満
自分の欲求が満たされている人は、そもそも他人にあまり干渉したりすることもないものです。
他人に干渉したり、攻撃的になったり、または困っている人をあざ笑うような性格になるのは、本人が何か満たされないものを抱えていることが多いのです。
心が貧しい人は自分の中の欲求が満たされていないのです。
人によって欲求の内容は違います。
単純に性的な欲求が解消されないまま不満を抱えている人は男女関係が上手くいっている人を見れば面白くないと感じ、時には意地悪、攻撃をして憂さを晴らすこともあります。
また経済的な余裕のなさ、友人がいない孤独、自由時間がない忙しさなど、様々な理由から欲求不満を抱えてしまっている人がいます。
そのような人は他人の幸せや楽しそうな様子が不愉快で、いつの間にか人の不幸を喜ぶような心が貧しい状態になってしまうのです。
3-3. お金がすべてという価値観を持っている
お金があれば、何でもできるという価値観を持っていることで、常に収入に不満、欲しい物があっても変えない、したいことがあってもお金がないからできないと、お金の面で不満を持っている人は物質面への執着が強く、精神的な豊かさという概念がなかったりします。
周りから見れば生活に困っているわけでもなく、欲しい物も買っているのに、不満を言っている人として映りますし、「お金があっても心が貧しい人」として思われることでしょう。
心が貧しい人と言われる中で一番多いタイプかもしれません。
足ることを知らず、感謝する気持ちを持てず、ないものにフォーカスして不満ばかり考えているのです。
3-4. 自分がどうあるかではなく、人からどう見られるかが大事だから
心が貧しくなる原因は、自分がどうあるかという考え方ではなく、人から見てどう思われるか、見られるかを重要としていることがあります。
羨ましいと思われたい、お金があると見せたい、貧乏だとは思わたくない、色々とありますが、全ては他人から見てどうかということばかり気にしているのです。
人からどう思われようと本人が満足していれば、その人は幸せで豊かな人生のはずです。
人からどう思われるかと気にすることが心を貧しくしてしまう原因だということに気がついていないのです。
3-5. コンプレックスがある
人から見れば恵まれているように見えても、本人がコンプレックスを感じているものがあり、それが強いことで、心は歪んでいくのです。
心の歪みは人に対しても優しい目で見たり考えたりすることができなくなっていきます。
自分が辛いのに相手が幸せなのが許せないとか、恵まれているのが狡いといったように、考え方が狭く、極端な方向へと向かってしまいます。
コンプレックスがなければありのままの自分を認めることができ、心に余裕も持てるのです。
4. 心の貧しさを改善するには
誰でも考え方が偏って、心が貧しくなってしまう可能性はあります。
日頃から心が貧しくならないように、経済的には苦しくても心だけは豊かでいようと気をつけるようにしましょう。
今、心が貧しくなっていると自覚をしている人でも考え方を変えていけば改善することはできるのです。
4-1. 自分を肯定する
今の自分を好きになりましょう。
自分のことは好きでしょうか。
コンプレックスや欠点はあっても自分は自分。
今の自分を好きになって肯定してあげることです。
他の人と同じでなくてもそれでもいいのです。
人は皆違っていて当然なのですから、比べても仕方がないことなのです。
4-2. 今あるものに感謝の気持ちを持つ
今、自分が持っているものや、置かれている状況など、不満を持つ前に「あるもの」に対しての感謝の気持ちを持つようにしましょう。
例えば「お給料が低くて自分はダメだ」などと卑下するのではなく「元気で働くことができてありがたい」と感謝の気持ちを持ちましょう。
4-3. 過剰に求めすぎない
心が貧しい人は自分の思い通りにならなければ腹を立てる、相手を排除するといった性格的な特徴を持っています。
どうしてそうなるのかと考えていけば、相手に「こうしてくれるはず」「こうして欲しい」と自分の思い通りになるように求めすぎているのです。
求めて思い通りにならなければ残念だと思い積み重なれば失望感は大きくなっていくでしょう。
足りない、不満といった気持ちを自分で大きくしてしまっているのです。
最初から自分以外の人やものに過剰に求めすぎないことです。
4-4. 人のことを気にしすぎない
心が貧しい人は人と比較する癖があります。
人に比べて自分は持っていない、劣っていると感じてしまったり、自分より恵まれていると感じる相手に嫉妬心を覚えたり、それが人の不幸を喜ぶ考え方へと繋がってしまうのです。
自分のことに一生懸命になっていればあまり人の動向は気にならないものですし、そのような時間もないものです。
人のことは気にしすぎないようにしましょう。
4-5. 自分が癒されるものを持っておく
自分が満たされていれば、心が貧しくなることは少なくなるでしょう。
とはいえ、相手からの愛情というのは、自分が望んでも望み通りに得られるものではありませんから、そこに期待を持ちすぎないようにしましょう。
自分自身でできること、満足感、達成感を得られることを見つけましょう。
もしくはリラックスできるもの、心地良くなれるものを持っておきましょう。
自分で自分の心の状態を整えて豊かに育てていくことが一番なのです。
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