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カスミソウの花言葉・由来・育て方 | SPITOPI

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カスミソウの花言葉・由来・育て方

深紅の大輪のバラや、堂々とした百合。

そんな花束の主役を引き立たせるために添えられている小さい白い花、それがカスミソウです。

カスミソウのみで花束を作ることはあまりありませんが、派手なメインの花にレースを思わせる繊細な色どりを与え、花束全体を美しく格上げしてくれる存在です。

扱いはあまり大きくありませんが、ガーデニングに取り入れると庭に華やぎが生まれますよ。

今回は、目にすることは多いのにあまり知られていない、カスミソウのことをご紹介します。

  • カスミソウとはどんな花?
  • カスミソウの花言葉
  • カスミソウの育て方や注意点
  • カスミソウの名前の由来
  • カスミソウの開花時期
  • カスミソウの種類
  • まとめ

1. カスミソウとはどんな花?

カスミソウとはどんな花?

カスミソウとは、地中海沿岸からアジアまでに広く分布する一年草、あるいは多年草です。

その種類は大変多く、125種類に上るとされています。

日本には種類により明治~大正に伝わったと言われています。

草丈は20センチくらいまでの矮小種もあれば、1メートルほどに育つ種もあります。

花の色は白や赤、ピンク、紫、更に縞が入るなど様々な色や模様があります。

日本でカスミソウというと花束用に長く、細かな花が連なっているイメージですが、草丈の小さな種類もあります。

また、カスミソウはメチル酢酸という成分を持っています。

このせいで香りが独特なものとなり、多くの場合は嫌なにおいとして嫌われています。

暑さ、湿度に弱い傾向はあるものの、育てることは難しくはありません。

2. カスミソウの花言葉

カスミソウの花言葉

カスミソウは様々な花言葉を持つ花です。

白のカスミソウだけでも複数の花言葉がありますし、更にピンクのカスミソウも花言葉を持っています。

それだけ世界各国で愛されている花であると言えますね。

なお、青や紫のカスミソウは白いカスミソウと花言葉は同じです。

2-1. 「清らかな心」「幸福」

「清らかな心」「幸福」

純白のカスミソウには、穢れの無い花言葉が似合います。

花嫁のベールのような美しい造形は、正に花束にするに最もふさわしい花と言えます。

2-2. 「無邪気」「無垢の愛」

「無邪気」「無垢の愛」

小さく愛らしい花を咲かせるカスミソウ。

そのかわいらしさから幼い子供のようなイメージの花言葉も持っています。

カスミソウのブーケを持った小さなリングガールがいたらぴったりの組み合わせですね。

2-3. 「夢心地」

「夢心地」

カスミソウは幻想的な花言葉も持っています。

これは、カスミソウの小さな花々がまさに霞のようであり、白く煙った非現実感を表したものでしょう。

ロマンティックな花言葉です。

2-4. ピンクのカスミソウ「切なる願い」「感激」

ピンクのカスミソウ「切なる願い」「感激」

ピンクのカスミソウは、白いカスミソウとはまた違った花言葉を持っています。

はかなげな見た目のピンクのカスミソウですが、花言葉は激しい感情を表しています。

ブーケにきらめく紅の色の粒が、燃える激情を喚起させるのかもしれませんね。

3. カスミソウの育て方や注意点

カスミソウの育て方や注意点

カスミソウは育て方自体は簡単ですが、気温や病気の面で注意点があります。

しかし、庭を縁取るように咲いたカスミソウはそれだけで美しい額縁のようです。

ぜひトライしてみましょう。

3-1. カスミソウを育てる環境

カスミソウを育てる環境

カスミソウは暑さと湿度に弱いため、日当たりと風通しの良い環境で育てます。

半日程度、たっぷりと日を浴びないと花を咲かせない「長日植物」でもありますが、その反面高温に弱く日光の当たりすぎる場所も適しません。

鉢は苗より大きめのものを用意し、庭に植えるようなら密度を低く、株と株の間を20センチは空けて植えるようにしましょう。

その際、あまり深く穴は掘らず、浅めに植えてください。

土が酸性だと弱ってしまいますので、石灰などを混ぜ込んだアルカリ性の土を用意しましょう。

3-2. カスミソウの手入れ

カスミソウの手入れ

湿度に弱いため、水はあまり必要ありません。

庭に植えた場合は水やりなどは不要で、鉢の場合は土の表面が乾いたことを目安に与えて下さい。

肥料については多くを必要とせず、むしろ与えすぎに注意してください。

また窒素分の多い肥料を与えると、茎が間延びし花がよく咲きません。

カリウムやリン酸などがバランスよく含まれた肥料を使用してください。

3-3. つきやすい虫やかかりやすい病気

つきやすい虫やかかりやすい病気

カスミソウは比較的虫、病気に弱い植物です。

病気は立ち枯れ病、菌核病などにかかりやすく、つきやすい虫はハダニ、アブラムシなどです。

立ち枯れ病も菌核病も梅雨や秋、春など、湿度の高い時期に起こりやすい病気です。

水を与えすぎず、また株と株の密度の調整のため適宜間引きを行ってください。

病気が発生した時の感染予防にもなります。

また、殺菌剤も予防効果があります。

虫は見つけ次第、殺虫剤で駆除しましょう。

ただアブラムシは粘着テープなどで取れば殺虫剤に頼る必要はありません。

4. カスミソウの名前の由来

カスミソウの名前の由来

カスミソウの学名はギプソフィラと言います。

石灰質の土を好むことから「石膏」と「愛する」という言葉からその名が付きました。

和名のカスミソウは、もちろん満開時の霞のような風情が由来です。

なお、カスミソウは英名を「ベイビーズブレス」といいます。

赤ちゃんの吐息、あるいは少女の吐息という意味です。

天使のような存在が吐く息というロマンティックなネーミングですね。

5. カスミソウの開花時期

カスミソウの開花時期

カスミソウは5月から7月の初夏~夏にかけて開花します。

夏の日差しに揺れる小さな花は庭に色どりを添えてくれますね。

ただし、高温に弱い種類ですから日光の当てすぎには気をつけてください。

あまりに強い日差しは、カスミソウが花を咲かせない原因になります。

6. カスミソウの種類

カスミソウの種類

カスミソウの仲間は世界各国に存在します。

年を越す多年生のカスミソウや、小さく咲く矮小品種などもあります。

6-1. エレガンス種

エレガンス種

原産国はウクライナやイランなどの中東欧で、ガーデニングで一般的なカスミソウはこの品種になります。

草丈は50センチくらいとカスミソウの中では中型です。

雨にやや弱いという欠点はありますが、細かな枝ぶりと全体を覆うように咲く花がベールのように美しい品種です。

6-2. パニクラータ種

パニクラータ種

宿根カスミソウと呼ばれる多年生のカスミソウです。

東ヨーロッパが原産で、寒さに強く1メートルほどの高さに成長します。

夏に咲くエレガンス種の開花調整の技術はまだ途上のため、通年通して切り花に用いられるのはこのパニクラータ種が多いです。

育てる場合は支柱を立てるなど、倒れにくい工夫が必要です。

また、多年草ではありますが夏越しが苦手なので注意して行いましょう。

6-3. ムラリス

ムラリス

白やピンクの小さな花と、30センチ程度の草丈に育つ矮小種です。

園芸店では「ジプシー」として販売されることもあります。

一年草で寿命は短いですが、可憐な花を低い位置でいっぱいに咲かせる様子が愛らしいカスミソウです。

6-4. オノエマンマテ(カーペットカスミソウ)

オノエマンマテ(カーペットカスミソウ)

ヒマラヤ原産の高山植物です。

暑さと湿気に弱い品種となります。

ただ、カーペットと名の付く通り横に育ち、草丈15センチほどにしか成長しません。

平たく広がった枝に小さな花をたくさん咲かせます。

花には白をベースに濃い赤紫の縞が入り、かわいらしさから人気の高い品種です。

まとめ

まとめ

カスミソウはメインを引き立たせるわき役になることが多いですが、カスミソウだけの花束だって、見た目も花言葉も大輪の花に引けを取りません。

それが自分で栽培したカスミソウであればなおさらです。

匂いだけは断りを入れる必要がありますが、最近では匂いを抑えるためのトリートメント剤なども出てきたようです。

また、ドライフラワーにするのも素敵ですね。

可憐なカスミソウを思う存分楽しみましょう。

カスミソウの育て方や注意点

カスミソウは育て方自体は簡単ですが、気温や病気の面で注意点があります。

しかし、庭を縁取るように咲いたカスミソウはそれだけで美しい額縁のようです。

ぜひトライしてみましょう。

3-1. カスミソウを育てる環境

カスミソウを育てる環境

カスミソウは暑さと湿度に弱いため、日当たりと風通しの良い環境で育てます。

半日程度、たっぷりと日を浴びないと花を咲かせない「長日植物」でもありますが、その反面高温に弱く日光の当たりすぎる場所も適しません。

鉢は苗より大きめのものを用意し、庭に植えるようなら密度を低く、株と株の間を20センチは空けて植えるようにしましょう。

その際、あまり深く穴は掘らず、浅めに植えてください。

土が酸性だと弱ってしまいますので、石灰などを混ぜ込んだアルカリ性の土を用意しましょう。

3-2. カスミソウの手入れ

カスミソウの手入れ

湿度に弱いため、水はあまり必要ありません。

庭に植えた場合は水やりなどは不要で、鉢の場合は土の表面が乾いたことを目安に与えて下さい。

肥料については多くを必要とせず、むしろ与えすぎに注意してください。

また窒素分の多い肥料を与えると、茎が間延びし花がよく咲きません。

カリウムやリン酸などがバランスよく含まれた肥料を使用してください。

3-3. つきやすい虫やかかりやすい病気

つきやすい虫やかかりやすい病気

カスミソウは比較的虫、病気に弱い植物です。

病気は立ち枯れ病、菌核病などにかかりやすく、つきやすい虫はハダニ、アブラムシなどです。

立ち枯れ病も菌核病も梅雨や秋、春など、湿度の高い時期に起こりやすい病気です。

水を与えすぎず、また株と株の密度の調整のため適宜間引きを行ってください。

病気が発生した時の感染予防にもなります。

また、殺菌剤も予防効果があります。

虫は見つけ次第、殺虫剤で駆除しましょう。

ただアブラムシは粘着テープなどで取れば殺虫剤に頼る必要はありません。

カスミソウの名前の由来

カスミソウの学名はギプソフィラと言います。

石灰質の土を好むことから「石膏」と「愛する」という言葉からその名が付きました。

和名のカスミソウは、もちろん満開時の霞のような風情が由来です。

なお、カスミソウは英名を「ベイビーズブレス」といいます。

赤ちゃんの吐息、あるいは少女の吐息という意味です。

天使のような存在が吐く息というロマンティックなネーミングですね。

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この記事は2021年02月08日に更新されました。

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