ゆらゆらカラフルに揺れる魚たちは、手軽に家で飼える癒し系ペットとして人気が高いですね。
しかし、自宅で魚を飼いたいと思った時、水槽を設置する必要があります。
そんな時ふと気になるのが風水のことです。
せっかくだったら運気が上がるような場所に置きたいですし、できれば風水的にNGな置き方も知っておきたいですね。
また、風水を意識して水槽を設置しても、中の魚たちがキレイな環境で元気に泳いでいなければ気持ちもよどんでしまいます。
今回は、水槽を置く時の風水的意味、そして魚たちと上手に付き合う方法についてご紹介します。
- 風水における水槽の意味
- 風水で水槽を置く場所のお勧め
- 風水的に相性の良い魚
- 水槽を置くときの注意点
- 魚が苦手な場合や飼育が難しい場合の代用
- まとめ
1. 風水における水槽の意味
そもそも、風水とはなんでしょうか。
風水とは、気の流れを物の位置で制御するという考え方です。
都市計画や住宅の立地、その他建物、またお墓など、様々な建造物の位置の吉凶禍福を決定するために利用されてきました。
古代中国の思想がベースとなっていますが、現在の日本では家相術なども取り入れられ、独自の発達を遂げています。
さて、風水における水とは、金運、財産など、繁栄のイメージがあります。
古代、文明とは川辺から発達するものであり、川辺周辺には街ができて繁栄しました。
そのため自宅の中になにかしら水を置くことは、富をもたらすとして大変尊ばれることです。
ただし水槽と一口に言っても、サイズによっては逆に運気を下げてしまう可能性があるので注意してください。
風水的に良いとされる水槽の大きさは、大きすぎず小さすぎず、また長方形や四角形などの」角ばったものより、円柱や球体などの丸みを帯びている形状が良いとされます。
そのため、金魚鉢は風水的に最強アイテムと言えそうです。
金魚鉢が少し大きいと思うなら、大きめの花瓶などで代用してみましょう。
その際は、魚や水の世話がしやすいように、口の大きく開いた金魚鉢に寄せたデザインのものにすると必要があります。
2. 風水で水槽を置く場所のお勧め
それでは、具体的に水槽を置く場所と意味をご紹介しましょう。
風水には部屋の気の溜まる場所があると言い、その場所に水槽を置くと良いとされています。
2-1. 玄関
特に風水に気を付けていなくても、玄関先で魚を飼育しているご家庭は多いのではないでしょうか。
風水的には、良い気も悪い気もたまりやすい場所。
設置した水槽に良い気を貯めるため、玄関に水槽を置いた場合はしっかりとメンテナンスをして常に水をきれいに保ちましょう。
玄関に置く中でも、家の内側から見て左手に置くのが良いとされますが、これはご家庭内の動線もありますから考慮して設置してください。
なにより、水替えがしやすい・億劫にならない場所に置くことが最大のポイントです。
こまめに掃除ができれば良い気もたまり、また玄関先の印象も良くなりますね。
2-2. リビング
静かな空間で、魚が揺らめく様を見ながらくつろぐ。
リビングに水槽のある生活は、ゆとりのあるイメージですね。
リビングは住居の中央のイメージとなり、家の中心です。
この場所に水槽を置く時は方角に注意しなければなりません。
まず、玄関に立ち、扉を背にします。
その際の顔の向きを基準に方角を決定します。
顔が北を向いていれば東が金運アップの場所となります。
この基準を財方といいます。
各方角ごとの財方については後ほど詳細にご紹介します。
ただし、金運アップの方角が南だったとしても、リビングに水槽を置く場合は避けた方が良いとされます。
南という方角は水槽の持つ気と相性が悪く、いい結果にならないのです。
良い場所に置くことができたなら、リビングにある水槽は悪い気を吸い取る働きをしてくれます。
なお、玄関に置いたとき同様、こまめな掃除をするようにしましょう。
2-3. キッチン
キッチンで一人料理をする時、魚がひらひらと躍っていれば、長時間の調理も楽しみになりますね。
しかし、実はキッチンは水槽を置く場所としては適当ではありません。
風水上、キッチンは火の性質を持つのですが、水槽はそのものずばり水。
お互いの良いところを相殺してしまう可能性があります。
しかし、キッチンは金運や健康の気が溜まる場所。
そのため、華やかに飾っておくことは風水学上良いとされています。
そのため、キッチンに水槽を置く場合は観葉植物などと一緒に置き、トータルで華やぎを与えているというスタンスにするように心がけましょう。
2-4. 置く方角に注意
リビングに置く時にも述べましたが、風水には財方という考え方があります。
これは、玄関を背にして顔が向いた方を基準に金運の溜まる場所を調べる物です。
詳細な方角は以下になります。
- 東向き→北、南西
- 西向き→北、西、南東
- 南向き→南東
- 北向き→東、南西
- 北東→南東
- 南東→東、南、北西
- 北西→東、南西
- 南西→南東
賃貸などであれば、大体が間取り図に方角が載っています。
引っ越しを検討しているならそれを基準に調べるのもいいですし、もうすでに住んでいる家であれば今すぐ玄関に行けば調べることができます。
なお、財方が南の部屋には、水槽は置くのはやめ、別な金運アップアイテムを置くようにしましょう。
南は火の方角であり、水の性質とは相性が悪いからです。
その際は水の気のものではなく、火の性質をもつ物を選ぶようにします。
3. 風水的に相性の良い魚
それでは水槽を置く場所に続き、水槽の中で飼うのにふさわしい魚をご紹介します。
基本的にはキレイで鮮やかなものが好まれるのですが、それ以外でも風水的に良いとされるものもあります。
3-1. 金魚
金魚は中国で鮒が突然変異したものを、品種改良を重ね観賞魚にした魚です。
鮮やかな緋色と大きくはためく扇のような尻尾が穏やかにゆらめき、日本でも親しまれている魚です。
金魚は風水を考えた時、最適な観賞魚です。
まず、見た目が華やかできれいなこと。
風水では部屋の中に美しい彩りを添えることで運気をあげます。
ですから、赤や金の入った金魚はうってつけです。
さらに、動きが激しくないことも良いとされる条件です。
風水上、水がとどまり続けることはNGで、できればゆっくりと巡回していることが好まれます。
金魚ののんびりとした動きは、水を静かにかき回し続けるため、風水で好まれる要素の一つとなっています。
ただし、金魚は様々な種類がいます。
できれば、色鮮やかで見た目のあでやかなものを選びましょう。
しかし、それは風水上の話であり、どうしても地味で小さい種類が良いようであればそちらでももちろん構いません。
要は自分が見てリラックスできて、可愛がれるものが良いでしょう。
3-2. 熱帯魚
熱帯魚は金魚と同じくカラフルで、運気を上げてくれるおススメの観賞魚です。
幅広い大きさのものがいますが、金魚鉢サイズに収まる魚を選びましょう。
また、飼育方法も魚によって様々ですので、最初は飼育が簡単な魚からトライするとベターです。
おすすめはグッピーです。
丈夫で手に入りやすく、ひらひらと泳ぐ姿は癒しを与えてくれます。
3-3. フグ
意外かもしれませんが、フグもおススメの観賞魚です。
理由としては、飼育が簡単で丈夫なことが挙げられます。
風水上、覇気のない生き物を部屋に置くことはタブー。
悪い気が溜まり、住んでいる人にも影響を与えてしまいます。
飼育の難しい魚ですとすぐに死んでしまわないにしろ、病気になったり元気をなくしたりして、悪い気をどんどん呼び込んでしまいます。
その点、フグは食べるものも一般的なエサで良く、特別な世話も不要なのにいつでも元気にしていますので、良い気を溜めてくれるのです。
また、ふっくらとした見た目も愛らしく、福々しいイメージがあります。
3-4. 相性の悪いものは?
上記で述べた悪い条件に当てはまる、風水上おすすめできないペットをご紹介します。
カメ→中国の思想では大変おめでたい印象のカメですが、風水上はNG。
どうしても水がよどみ、空気に悪い気を出してしまいます。
ものすごくこまめに掃除ができる環境にあり、においが全く出ないようにできるならこの限りではないと思いますが、お勧めはできません。
クラゲ→ゆらゆらとゆっくり水をかき回し、癒し効果抜群のクラゲですが、風水上こちらもおすすめできないペットです。
というのも、クラゲは飼育が難しく、すぐに死んでしまうからです。
死んでしまった生き物は、即時水槽から取り出してしまわなければなりません。
大変悪い気が溜まってしまいます。
しかし、クラゲほど飼育が難しいと、ふと気が付いた時には数匹が死んでいたり、その上分からなかったりするもの。
悪い気が知らずしらずに溜まってしまうという怖い状況になってしまいます。
色の単調な淡水魚→風水の基本は、家を鮮やかに華やかに飾ることです。
その点、単調な色の淡水魚はあまりおすすめできません。
また、金魚鉢に入るような小型の淡水魚は動きが速いことが多く、水の動きが活発になりすぎるため、風水学上忌避される要因となっています。
4. 水槽を置くときの注意点
風水に基づいた置き方をご紹介しましたが、具体的に水槽を置いてペットを飼育する際にはどのような注意が必要なのでしょうか。
改めてご紹介します。
4-1. 魚が死んでしまった場合に放置しない
小さな観賞魚は、体が小さい分体調による影響をすぐに受け、死んでしまうこともざらにあります。
その場合、放置してしまうと風水上悪い気が溜まるばかりか、生活スペースに悪臭が漂うことになってしまいます。
また、腐敗して虫がわく等の被害も発生します。
死んでしまわないよう気を付けることはもちろんですが、死んでしまった場合にはすぐに水槽から取り除くようにしましょう。
4-2. 水の交換はこまめに行う
風水上、清らかな水の流れはもっとも尊ばれるもの。
そのため、よどみ濁った水であれば、いっそ置かない方が運気を下げない分良いとすら言われます。
そうでなくても、癒しを目的として置いている水槽から悪臭がすると効果は半減、むしろマイナスです。
水の交換は日課としてこまめに行うようにしましょう。
4-3. 水槽はもう一つ用意しよう
水の交換をする際、面倒であればもう一つ水槽を用意してしまうのも手です。
全く同じ環境の水槽をもう一つ用意しておけば、そこに魚を移し替えて、ゆっくり水槽の掃除ができます。
また、魚たちにもストレスを与えないためおススメの方法です。
4-4. モーターは風水上あまり勧められない
水をあまりに速く回転させることは、風水上お金の動きの速さにつながり、落ち着かない金運を呼び込むとして好まれません。
モーターは手軽で簡単に水をきれいに保ってはくれますが、そもそも風水上好まれるサイズの金魚鉢くらいであれば、丸洗いしてしまった方が早いもの。
愛するペットたちのためにも、日々日々こまめに水替えすることを心がけ、モーターの使用は控えましょう。
5. 魚が苦手な場合や飼育が難しい場合の代用
今までは魚を飼うことを前提として置き場所などをご紹介してきましたが、働いていたりと忙しかったりするとなかなか難しいもの。
そこで、魚飼育の代用方法をご紹介します。
5-1. 魚が描かれた絵画
そもそも、魚は風水上運気の良いアイテム。
滑らかな流線形は心に癒しをもたらしてくれます。
絵であれば、壁さえあれば取り入れることができるので気軽にチャレンジできますね。
財方を調べ、南東、あるいは北に絵を配置することにより運気を挙げることができます。
その場合、南東は金運、北は仕事運をアップしてくれます。
5-2. 魚の置物
もう少しスペースがあるようであれば、置物を置いてみるのはいかがでしょうか。
木製や金属など、マテリアルも豊富にある置物。
自分の個性を主張できるとともに、更に癒し効果を期待できます。
場所は、絵の場合同様南東か北がおすすめです。
しかし、置物の場合は物理的に幅を取りますので、動線を考えた場所に配置しましょう。
まとめ
風水上、水槽は富を呼び込みます。
しかしそれ以上に、生活に潤いをもたらしてくれるものです。
そのため、おすすめしないとしたカメやクラゲでも、心から好きでそれを見るだけでうれしいというなら、そのペットを飼った方が良いと言えます。
また、風水学上の置き方がどうしてもできなくても構いません。
生活動線を優先した場所に、心から安らぐ置き方で水槽を置き、真心を込めて世話ができれば、運気はそれとなしにアップしていくはずです。
風水は、そもそもは心地よい暮らし方・住まい方の指南書。
一番快く置ける水槽を選び、楽しんでみてくださいね。
3. 風水的に相性の良い魚
それでは水槽を置く場所に続き、水槽の中で飼うのにふさわしい魚をご紹介します。
基本的にはキレイで鮮やかなものが好まれるのですが、それ以外でも風水的に良いとされるものもあります。
3-1. 金魚
金魚は中国で鮒が突然変異したものを、品種改良を重ね観賞魚にした魚です。
鮮やかな緋色と大きくはためく扇のような尻尾が穏やかにゆらめき、日本でも親しまれている魚です。
金魚は風水を考えた時、最適な観賞魚です。
まず、見た目が華やかできれいなこと。
風水では部屋の中に美しい彩りを添えることで運気をあげます。
ですから、赤や金の入った金魚はうってつけです。
さらに、動きが激しくないことも良いとされる条件です。
風水上、水がとどまり続けることはNGで、できればゆっくりと巡回していることが好まれます。
金魚ののんびりとした動きは、水を静かにかき回し続けるため、風水で好まれる要素の一つとなっています。
ただし、金魚は様々な種類がいます。
できれば、色鮮やかで見た目のあでやかなものを選びましょう。
しかし、それは風水上の話であり、どうしても地味で小さい種類が良いようであればそちらでももちろん構いません。
要は自分が見てリラックスできて、可愛がれるものが良いでしょう。
3-2. 熱帯魚
熱帯魚は金魚と同じくカラフルで、運気を上げてくれるおススメの観賞魚です。
幅広い大きさのものがいますが、金魚鉢サイズに収まる魚を選びましょう。
また、飼育方法も魚によって様々ですので、最初は飼育が簡単な魚からトライするとベターです。
おすすめはグッピーです。
丈夫で手に入りやすく、ひらひらと泳ぐ姿は癒しを与えてくれます。
3-3. フグ
意外かもしれませんが、フグもおススメの観賞魚です。
理由としては、飼育が簡単で丈夫なことが挙げられます。
風水上、覇気のない生き物を部屋に置くことはタブー。
悪い気が溜まり、住んでいる人にも影響を与えてしまいます。
飼育の難しい魚ですとすぐに死んでしまわないにしろ、病気になったり元気をなくしたりして、悪い気をどんどん呼び込んでしまいます。
その点、フグは食べるものも一般的なエサで良く、特別な世話も不要なのにいつでも元気にしていますので、良い気を溜めてくれるのです。
また、ふっくらとした見た目も愛らしく、福々しいイメージがあります。
3-4. 相性の悪いものは?
上記で述べた悪い条件に当てはまる、風水上おすすめできないペットをご紹介します。
カメ→中国の思想では大変おめでたい印象のカメですが、風水上はNG。
どうしても水がよどみ、空気に悪い気を出してしまいます。
ものすごくこまめに掃除ができる環境にあり、においが全く出ないようにできるならこの限りではないと思いますが、お勧めはできません。
クラゲ→ゆらゆらとゆっくり水をかき回し、癒し効果抜群のクラゲですが、風水上こちらもおすすめできないペットです。
というのも、クラゲは飼育が難しく、すぐに死んでしまうからです。
死んでしまった生き物は、即時水槽から取り出してしまわなければなりません。
大変悪い気が溜まってしまいます。
しかし、クラゲほど飼育が難しいと、ふと気が付いた時には数匹が死んでいたり、その上分からなかったりするもの。
悪い気が知らずしらずに溜まってしまうという怖い状況になってしまいます。
色の単調な淡水魚→風水の基本は、家を鮮やかに華やかに飾ることです。
その点、単調な色の淡水魚はあまりおすすめできません。
また、金魚鉢に入るような小型の淡水魚は動きが速いことが多く、水の動きが活発になりすぎるため、風水学上忌避される要因となっています。
4. 水槽を置くときの注意点
風水に基づいた置き方をご紹介しましたが、具体的に水槽を置いてペットを飼育する際にはどのような注意が必要なのでしょうか。
改めてご紹介します。
4-1. 魚が死んでしまった場合に放置しない
小さな観賞魚は、体が小さい分体調による影響をすぐに受け、死んでしまうこともざらにあります。
その場合、放置してしまうと風水上悪い気が溜まるばかりか、生活スペースに悪臭が漂うことになってしまいます。
また、腐敗して虫がわく等の被害も発生します。
死んでしまわないよう気を付けることはもちろんですが、死んでしまった場合にはすぐに水槽から取り除くようにしましょう。
4-2. 水の交換はこまめに行う
風水上、清らかな水の流れはもっとも尊ばれるもの。
そのため、よどみ濁った水であれば、いっそ置かない方が運気を下げない分良いとすら言われます。
そうでなくても、癒しを目的として置いている水槽から悪臭がすると効果は半減、むしろマイナスです。
水の交換は日課としてこまめに行うようにしましょう。
4-3. 水槽はもう一つ用意しよう
水の交換をする際、面倒であればもう一つ水槽を用意してしまうのも手です。
全く同じ環境の水槽をもう一つ用意しておけば、そこに魚を移し替えて、ゆっくり水槽の掃除ができます。
また、魚たちにもストレスを与えないためおススメの方法です。
4-4. モーターは風水上あまり勧められない
水をあまりに速く回転させることは、風水上お金の動きの速さにつながり、落ち着かない金運を呼び込むとして好まれません。
モーターは手軽で簡単に水をきれいに保ってはくれますが、そもそも風水上好まれるサイズの金魚鉢くらいであれば、丸洗いしてしまった方が早いもの。
愛するペットたちのためにも、日々日々こまめに水替えすることを心がけ、モーターの使用は控えましょう。
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