涙が持つスピリチュアル的な意味 | SPITOPI

涙には想像以上の多いな意味がある 涙を流すとスッキリします。

暗い気持ちを引きずっていても、涙を流すことで、たちまち気持ちが鎮まり、心穏やかに過ごせてしまうことがあります。

これは一体どういうことなのでしょうか。

涙には、不思議な力があります。

私達が想像する以上に涙の持つ意味は深く、私達の心に直結しています。

さて、そんな私達の流す涙には、どのようなスピリチュアルな意味が込められているのでしょう。

大きく分けて8つのスピリチュアルな意味を紹介していきます。

1. 魂の叫びの涙

なぜか分からないのに、涙が急にあふれてくる時があります。

涙を流している本人でさえも、なぜ自分が涙を流しているのか分からない、けれども湯水の如く涙が止まらないといった現象が稀に起きることがあります。

これは、魂の叫びによる涙です。

本人はなぜ涙を流しているのか分からなくても、その本人が持つ魂の欲求によって涙を流します。

魂が追い求めてきた理想とする環境に出会えた時、または魂が怯える状況に出くわしてしまったとき、前世の記憶などと重なり、魂が涙を流すのです。

この場合、本人の意志とは無関係に、涙は出てきます。

2. 喜びの涙

人は喜ぶ場面に遭遇したとき、涙を流して喜びます。

あり得ないことが叶ったとき、嬉しいことが起きたとき、その喜びが大きければ大きいほど、涙を流して喜びます。

喜びの涙は、これまでの憤りや不安、不満や怒りといった気持ちを静めてくれます。

あるいは喜びの涙によって、その負の感情をなかったことにすることもできます。

なぜなら、喜びの涙には、これまでの苦労をねぎらってくれる、癒しの効果が期待できるからです。

涙を流すことで、より一層、これまでの苦労が報われるような気分を味わうことができます。

3. 後悔の涙

人は悔やみきれない失敗を犯したとき、後悔の涙を流します。

「しなければ良かった」「もっとこうしておけば良かった」などと、後戻りできない失敗を悔やみ、後悔の涙を流します。

後悔の涙は言ってみれば、後悔という負の感情による涙です。

この場合、涙を流すことで、負の感情を外へとどんどん排出することができます。

後悔の涙には心を浄化する作用があるので、涙を流せば流すほど、負の感情を出して、自分の気持ちを落ち着かせることができます。

罪悪感を半減させ、後悔や懺悔する苦しみを和らげてくれる作用があります。

4. 怒りの涙

裏切りや略奪など、自分の気持ちを踏みにじるような出来事が起きた時、人は怒りの涙を流すことがあります。

怒りの涙には、凄まじいパワーが秘められています。

人が怒りによって涙を流すということは、余程の怒りでない限りあり得ません。

よって、怒りの涙を流している人がいたら、その人はきっと怒り狂って我を忘れてしまうほどの、凄まじい怒りのパワーでみなぎっているはずです。

怒りの涙には、報復を誓う堅い決意や自分を陥れた深い悲しみによって流れています。

怒りの涙を流せば流すほど、その怒る意思は強くなり、凄まじい報復を決意する力となりえます。

5. 同情の涙

人は他の人の状況や環境に共感して、同情の涙を流すことがあります。

自分のことではないのに、もしも自分がその立場だったらと想定し、涙を流すのです。

これができるのは、心の綺麗な人に限ります。

自分のことではない、他人のために流す涙なので、心が曲がっている人にはなかなか出来ないことでしょう。

この同情の涙は他人を心から思いやることのできる美しい涙です。

涙を流すほど、その人の心はますます美しく磨かれていくことでしょう。

6. 感動の涙

感動すると涙を流すことがあります。

心が揺さぶられるほどの感動する場面に出くわしてしまうと、自分の状況とリンクして涙を流すといった状況に陥ります。

自分の身に直接ふりかかる出来事でなくても、他人の努力が報われるのを間近にして涙を流すこともあります。

感動の涙はハッピーエンドな状況で流す場合が多く、喜びの涙に近いものがあります。

ですが、喜びの涙との大きな違いは、感動の涙の場合は、美しい心に感動して流す涙であるということでしょう。

美しい人の心に触れたとき、人は感動の涙を流します。

7. 喪失の涙

人は大切な物や人、立場などを失うと、喪失の涙を流します。

自分にとって、必要なもの、なくてはいけないものを失った時、その失った悲しみや絶望から喪失の涙を流すのです。

喪失の涙は、後悔の涙と同様、流せば流すほど、心を落ち着かせてくれる作用があります。

悲しみや絶望に包まれていても、涙を流すことでその苦しみを半減させることができます。

何か大切な物や人、立場をなくし、いたたまれない気持ちでいるときは涙を流しましょう。

きっと心が軽くなるのを感じるはずです。

8. 解放の涙

解放の涙は、自分が逃避したい状況から逃れることができた時に流す涙です。

例えば、受験の合格発表で流す涙は、これまでの受験勉強の苦労を乗り越えたからこそ流す涙であり、苦しい受験戦争から解き放たれた安堵の涙でもあります。

人はこれまでの苦労が大きければ大きいほど、その苦労から解放されたとき、大きな喜びや安堵となって涙を流します。

解放の涙には、これまでの苦労を癒す効果と解放された喜びを体中で感じる効果があります。