価値観の違いとは?結婚・カップルなど乗り越える方法など解説 | SPITOPI

価値観というのは、人との相性を判断するためにも重要なものであると考えている人が多いとされています。

価値観にもさまざまな価値観があり、価値観のズレによって別れの危機を迎える人が多いのではないでしょうか。

そこで、今回は価値観についてご紹介します。

1. カップル(彼氏)と起こりやすい価値観の違いの例

1-1. 金銭感覚のズレ

カップル間で起こりやすい価値観の違いというのは、金銭感覚のズレによるものであるとされています。

自分自身は節約家なのに、パートナーが浪費家というような場合というのは、金銭感覚のズレであり、パートナーのお金の使い方に嫌けがさしてしまったり、敏感になってしまうというような人が多いとされています。

デートなどでも、金銭感覚にズレが生じると、一方はデートだからおしゃれなレストランに行きたいと願うのに、一方はデートだからといつも贅沢してはいけないと考えてしまい、デートの場所も確定することが出来ないような傾向にあります。

1-2. 結婚への考え方

カップル間によって起こりやすい価値観の違いというのは、結婚への考え方というのが多いとされています。

一方はすぐにでも結婚をしたいのに、もう一方は結婚したいと思わないような人というのは、結婚したいと考えている方にとっては結婚したいと思っていないのであれば、何のために付き合っているのだろうというような不満に繋がります。

また、その不満というのは、結婚を考えていない人にもおこります。

結婚することばかりで自分のことを考えていないのではないかと思ったり、結婚への考え方の違いというのは、カップルにおいて起こり得る違いであるとされています。

1-3. 優先順位の違い

カップルにおいて起こり得る価値観の違いには、優先順位の違いというのも挙げられます。

自分は恋人の優先順位が高く、友だちよりも仕事よりも恋人を優先するタイプであるという人は、恋人にとっても自分の優先順位が高くありたいと願うようなところがあります。

しかし、恋人は自分のことよりも仕事を大切にしたり、友達のことを優先してしまうと、自分は大切にしてもらえていないのではないか、愛してもらっていないのではないかというような気持ちに陥ってしまうことも多いとされています。

2. 夫婦(旦那)と起こりやすい価値観の違いの例

2-1. 子育ての価値観

恋人同士の価値観の違いというのを感じていなくても、夫婦になった途端に価値観の違いに気がつくこともあります。

その多くが子育てに関しての価値観の違いではないでしょうか。

子育てというのは、それぞれに思いというのは異なると思います。

また、どちらも子供のことを大切に思っているからこそ、子育てに関しての価値観の違いが出てくることも多いとされています。

一方は私立学校に通わせるために厳しく育てたいと思っているのに、一方はのびのびとこどもらしく、感受性の高い子どもに育てたいというように、子育てにおいての価値観の違いも起こり得るとされています。

2-2. お金

恋人同士の時にもお金による価値観の違いというのは起こり得るのですが、お金による価値観の違いというのは、結婚をしてから起こることが多いとされています。

恋人同士のときには気にならなかったような、仕事の付き合いと称しての飲み会の出費や、恋人同士のときにはおしゃれに気を使う人だとポイントの高かった洋服などの購入金額などは、一緒に生活をしていくものとしては、お金の使い方に疑問を抱いてしまうような人も多いとされています。

恋人同士のときには気がつかなかったようなお金の使い方を知り、お金の使い方などによっての価値観の違いを感じることも多いとされています。

2-3. 趣味

趣味の価値観の違いというのは、お金の価値観の違いとも共通するものがあります。

恋人同士の時には、友達が多くて同じ趣味を楽しむ仲間がいることを誇りに思っていたのに、結婚してからは趣味を優先して家庭のことよりも趣味を優先してしまうことに苛立ちを感じてしまったりするということもすくなくはありません。

また、趣味に回すお金が多かったり、趣味のものが部屋を占領しているような状況に為っているような時なども不満を抱いてしまい、趣味による価値観の違いを感じることが多いとされています。

3. 価値観の違いを乗り越えるコツ

3-1. 価値観の違いを理解する

価値観の違いを乗り越えるためには、まずは互いの価値観の違いについてしっかりと理解することが大切です。

お金に対する価値観の違いを感じているのであれば、どのようなときにお金の価値観の違いを感じるのか、価値観の違いの中身を深く理解するということが大切です。

3-2. 互いの価値観を合わせる

価値観の違いを乗り越えるためには、互いの価値観について話し合ってみることが大切です。

自分は食費にはお金を使わずに、遊びなどにお金を使う主義であるというような主張をもっているのであればそのことをきちんと伝え、相手がどこにお金を使いたいのか、どこでその分はカバーをしていくように考えているのかを冷静に話し合うことが大切です。

そうすることで、浪費家であると決めつけていたパートナーが、実は使うことと使わないことを線引きしていることを理解することが出来るかもしれません。

3-3. 相手の意見を聞く

価値観の違いを乗り越えるためには、相手の意見をしっかりと聞くことが大切です。

価値観の違いを受け入れられないと拒絶するのではなく、相手がどのように考えているのか、自分との価値観の違いについてどのように考えているのかを聞くことで、価値観の違いを悩んでいたことが何でもないことであると感じることが出来るような傾向にあります。

3-4. 価値観の違いを面白味に変える

価値観の違いというのは、夫婦生活においては刺激となることもあるということを理解しておくことも大切です。

いつも同じことを考えているようなパートナーであれば、安泰かもしれませんが、それでは異なる価値観においての考えを取り入れることが出来なかったり、刺激になるというような思いをする人も多いとされています。

実際に価値観の違いを感じながらもうまくやっているという夫婦というのは多いのです。

価値観の違いというのは、障害であると考えると障害でしかありませんが、価値観の違いを楽しむことを覚えたら、乗り越えることが出来るとされています。

3-5. 相手の長所に目を向ける

価値観の違いを乗り越えるためには、相手の長所に目を向けることが大切です。

お金に対する価値観の違いはあるけれど、子育てには積極的で仕事も真面目に取り組んでくれるからというように、相手の長所に目を向けるということが大切であるとされています。

3-6. どちらか一方ばかり我慢しない

価値観の違いがあったとして、どちらかが我慢しなくてはならないこともあるのではないでしょうか。

しかし、そのようなときには夫婦のどちらか一方ばかりが我慢するのではなく、互いに譲り合うことが大切です。

子育てにおいて、一方が塾に通わせたいが一方が水泳に通わせたいというときには塾に通わせる代わりに、朝食は洋食にするというように、どちらかの意見を取り入れるときにはどちらかの意見を諦めるというような互いに譲り合うことが大切であるとされています。

3-7. 全く違うことを取り入れてみる

価値観の違いによって、どちらかの意見を諦めなければならないのであれば、一層のことどちらの意見も諦めて、全く違うことを取り入れてみるのもおすすめです。

子どもに塾に通わせるか、水泳に通わせるかを揉めてしまったら、第三者に子どもに習わせるのであれば何かを問います。

もしもダンスだと言われたら、どちらも不満があったとしてもダンスを習わせるというように、全く違うことを取り入れてみるのも、価値観の違いを乗り越えるためには必要だとされています。

4. そもそも価値観はどうやって作られるのか

価値観というのは、生まれ育った環境やそれまでの経験などによって作られます。

物心がついたときから朝ごはんは和食と決まっていたら、朝ごはんは和食と決まっているというような価値観になっていくとされています。

パートナーと言えども、元々は他人です。

生活習慣なども異なりますので、物心がついたときから形成された価値観は異なることが多いのです。

5. 価値観は合わなく当然!別れる必要はない!

元々は他人であるパートナーとの価値観が合わないのは当然のことです。

そのため、価値観が違うからと別れる必要はありません。

自分の価値観が正しいと思っているのは互いに同じです。

その正しい価値観をどう折り合いを合わせるのかが大切なのです。

離婚の原因に価値観の違いをあげる人は多いのですが、価値観が同じ人というのはいないのです。

家族でさえ価値観の違いを感じるのですから、血の繋がりがないパートナーと価値観が異なるのは当たり前のことです。

価値観の違いを受け入れるということは、パートナーとしては当然のことであるとされています。

そのため、価値観が異なると思ったとしても、別れを決意する必要というのはありません。

互いの価値観をしっかりと受け入れていくこと、相手の価値観を楽しいと思う心の余裕も大切です。

まとめ

価値観の違いを大きな夫婦生活の障害であると考える人も多いのですが、価値観の違いを感じるのは当たり前のことです。

価値観の違いを言い訳にして、すぐに別れを決意するのは、せっかく愛した相手ですので、もったいない話です。

もしもパートナーとの価値観の違いを感じたら、互いの価値観のどこに違いがあるのかをしっかりと話し合って互いに理解することが大切です。

また、夫婦生活を円滑に過ごすためには、どちらか一方だけが価値観の違いによって我慢をするのではなく、互いに譲り合うことも大切です。

価値観の違いによって、互いを思いやる気持ちなども芽生えますので、価値観の違いというのは大切なものであるとも言えます。