自分本位とは意味を辞書で調べてみますと「自分を中心とした物事の考え方」「自己中心的な在り方」となっています。
自分本位という言葉自体にいい意味も悪い意味もないのです。
自分本位な人が一人でいれば問題はありません。
問題となるのは自分本位な人が他人に関わって相手が迷惑だと感じるところにあります。
ワガママで人を振り回す人や相手の気持ちを考えない人のことを批判する時に「あの人は自分本位だから」と使われることが多いので何となく良くないイメージがついているかもしれませんが、生き方としては自分本位の方が自分らしく自由でいられます。
ここでは自分本位に生きるとはどういったことなのか、色々な角度からお伝えしていきます。
- 自分本位に生きるのがお勧めなオススメな理由
- 自分本位の長所
- 自分本位の短所
- 他人に振り回されないコツ
- まとめ
1. 自分本位に生きるのがお勧めなオススメな理由
自分本位に生きた方が人生は充実します。
その理由を見ていきましょう。
1-1. ありのままの自分でいることができるから
自分本位でいると、どうしても「ワガママ」と批判されたり相手から思われることがあります。
これは仕方がないことです。
それとも、ワガママと言われたくないから相手に合わせますか。
「自分本位な人、嫌い」と思われたくない為に我慢して相手に合わせてあげている。
このような不満を持ちながら生き続けますか。
きっとストレスが溜まって辛くなるだけではないでしょうか。
自分の心に嘘をつき続けることにもなります。
我慢するよりも自分に正直になって生きた方が幸せではないでしょうか。
ありのままの自分でいると楽ですし自分のことが好きになれます。
あなたのことをワガママ、自分本位だと批判する人は自分たちの思い通りにならないからそうやって批判している可能性も高いです。
1-2. 他人に振り回されることがなくなる
自分本位になることで、嫌なことは嫌と断るようになるでしょう。
他人の都合に無理に合わせることもありませんし、面倒なことに関わる必要もなくなります。
あなたの人生はあなたが主役となり、他人に振り回されて疲弊することはなくなるのです。
1-3. 自分の好み、限界がわかる
自分本位になることで、自分の好みや限界がわかります。
嫌だと思ったところで止めようと自分で決めることで、限界が見えてきます。
人に合わせていれば最初から最後まで渋々付き合う事になるのでどのあたりが限界なのかもわからないままでしょう。
結果的に無理をしていることにも気がつけないまま、ストレスが溜まって体や心の調子を乱してしまうという危険性もあります。
自分の限界を知ることは自分の身を守ることでもあるのです。
1-4. 人を頼らずに自分で決めることができる
自分本位な人は、無理に人に合わせたり、頼ったりということはしないでしょう。
何事も自分の基準で決めてしまいます。
つまり自分のことは自分で責任をとることができるのです。
自立している人は強いです。
何しろ人を頼らなくても自分でこなせるというのは大きな自信です。
混同しないで欲しいのは人に頼ったり、いいように利用したりする人と同じではないということです。
このような人たちは悪い意味で自分本位と言われますが、自分本位というよりはずる賢いのです。
良い意味での自分本位を目指したいものです。
1-5. 自分を幸せにすることができる
自分の意見をしっかり持っていて、周りに流されることもなく、また簡単に合わせることもないので、頑固者のように思われるかもしれません。
ですが、自分の中に軸がある人は何か上手くいかなくなっても人のせいにすることはありませんし、自分で何とか頑張って解決しようとするでしょう。
自分本位な人は自分中心で物事を運ぼうとします、言いかえれば自分を幸せにすることができるのです。
2. 自分本位の長所
自分本位で生きている人の好ましい特徴、長所を紹介します。
2-1. 正直で裏表がない
自分本位な人の長所といえば、「正直であること」でしょう。
相手にとって耳の痛いことや言われたくないことまで正直に言ってしまうので敵を作ってしまうことも多いのですが、それにしても、裏表がないということはわかります。
人間関係において嫌なことは裏表があることではないでしょうか。
嘘をつかれたり、騙されたいというのは、裏表があるから起こることです。
自分本位な人はお世辞を言ったり、八方美人なところがありませんし、嘘がないという点が非常に好ましい特徴です。
2-2. 何を考えているかわかりやすい
自分本位な人は取り繕う、本音と建て前を使い分けるということがありません。
遠まわしではなく率直に意見を言いますので何を考えているかわかりやすいのが長所です。
あちらこちらにいい顔をして、意見を合わせるだけの人は結局のところ本心がわかりませんし信用もされなくなっていくのです。
2-3. ストレスが溜まらない、楽しくいられる
自分本位で生きることは、本人にとっては自然体、ありのままですから疲れることがありません。
ストレスが溜まらないということはとても幸せなことです。
毎日が楽しくいられるというのはお金では買えない幸せの一つではないでしょうか。
3. 自分本位の短所
自分本位の人は嫌われることもあります。
いい性格というよりは悪い性格と思われる方が多いかもしれません。
それは長所に対して、短所の方が目立ちやすいこと、個性が強過ぎて他人に迷惑をかけることになるからかもしれません。
注意した方がいい特徴をまとめてみました。
3-1. ワガママだと思われる
自分本位に生きることで短所の方が目立ってしまうのは仕方がないことでしょう。
何しろワガママな人というのは嫌われます。
集団でいると、自己主張をしただけで「ワガママ」と見なされることもあるのです。
3-2. 協調性がないので損をすることもある
自分本位な人は自分で何でも決めて行動も速いです。
我慢して相手に合わせるということもありませんので、協調性がない、場を乱しているととらえられることも多いでしょう。
実際のところは協調する必要性がない場合であっても、横並び、皆同じようにすることを重視する人からすれば一人だけ自由にすることは許しがたいことなのです。
3-3. 自分だけ満足して、相手のことを考えていない
自分本位な人は自分の気持ちに素直です。
自分が楽しいから相手も楽しいはずと決めつけるタイプの人は注意が必要です。
自分だけが満足していて相手のことを考えていない場合があります。
相手が無理に合わせていて、我慢が限界になった時に人間関係のトラブルに発展しやすいのです。
自分本位な人に悪気はなくても我慢してきた側としては「二度と関わりたくない」という気持ちになっていることがほとんどです。
ここまでくると修復は難しいでしょう。
4. 他人に振り回されないコツ
自分本位になることで得られるメリットは他人に振り回されることがなくなることでしょう。
他人に振り回されないコツを集めてみました。
これを実践することでだんだん良い意味での自分本位に近づいていくのです。
4-1. 自分の考えを優先させる
対人関係において、自分の都合、考えを優先させましょう。
「どっちでもいいよ」「合わせるよ」と言ってしまうタイプの人は自分より相手の都合を優先させてあげる優しい性格のようですが、自分の考えを優先させる必要がある時はしっかり主張するようにしましょう。
4-2. 深い意味付けは不要、さらりと流す
相手が言うことは適当なことが多いものだと割り切りましょう。
いちいち気にしたり、改善しようと考えたりすれば疲弊するだけです。
相手に振り回されないコツとしては深く考えない、その場だけのことだとさらりと流すことです。
4-3. 承認欲求を捨てる、持たない
自分を認めて欲しい、この気持ちは時にとてもやっかいなものとなります。
確かに認められたい、褒められたい、凄いと言わせたいという気持ちはやる気に繋がります。
ですがあくまでも他人からの評価に過ぎないのです。
自分の満足や充実感を求めた方がいいでしょう。
承認欲求を捨てる、過剰に持たないことで他人の意見などどうでもいいという気持ちになってとても楽になります。
4-4. 自分のことは自分で癒す、完結させる
満足感、充実感が自分一人で得られるようにしましょう。
他人がいないと自分が楽しめないとか、退屈、寂しいということがないようにしましょう。
自分だけでも楽しめる趣味、世界を持っていると、何かあっても自分で自分を癒すことができます。
要するに他人の存在があろうが、なかろうが自分は困らないという状態になれば、他人に振り回されることはなくなるのです。
4-5. 簡単に感情移入をしない、適度な距離感を保つ
他人の話を聞いて、自分だったらこうする、ああすると親身になる人がいます。
確かにいい人かもしれませんが、トラブルに巻き込まれやすい人ともいえます。
簡単に感情移入しないことです。
誰だって自分に都合のいい話しかしないものです。
冷静になって、相手と適度な距離感を保つようにしましょう。
トラブルを起こす間柄というのは、最初はすごく仲が良かったという場合が多いのです。
特に仲が良くなるスピードが速い、深くつきあいすぎると一旦トラブルになると根が深くなり泥沼化します。
最初から程々のつきあいにしておけばここまではならなかったのにと後で後悔しない為にも気をつけるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分本位に生きることについて説明してきました。
ワガママと人から言われても、あなたの人生はあなたが満足いくように生きた方がいいでしょう。
我慢、自己犠牲が多い人生で、人からは「いい人」と思われて無難に生きて、あなたは本当の意味で幸せだと感じますか。
また自分本位になることで、他人から振り回されて困るということが格段に減っていきます。
いい顔をするのを止めること、人から嫌われることを恐れないこと、この二つを意識していれば自然体で生きることができます。
仕事や古くからの人間関係など、なかなか難しい場面もあるかもしれませんが、勇気を持って少しずついい意味で自分本位になっていきましょう。
3. 自分本位の短所
自分本位の人は嫌われることもあります。
いい性格というよりは悪い性格と思われる方が多いかもしれません。
それは長所に対して、短所の方が目立ちやすいこと、個性が強過ぎて他人に迷惑をかけることになるからかもしれません。
注意した方がいい特徴をまとめてみました。
3-1. ワガママだと思われる
自分本位に生きることで短所の方が目立ってしまうのは仕方がないことでしょう。
何しろワガママな人というのは嫌われます。
集団でいると、自己主張をしただけで「ワガママ」と見なされることもあるのです。
3-2. 協調性がないので損をすることもある
自分本位な人は自分で何でも決めて行動も速いです。
我慢して相手に合わせるということもありませんので、協調性がない、場を乱しているととらえられることも多いでしょう。
実際のところは協調する必要性がない場合であっても、横並び、皆同じようにすることを重視する人からすれば一人だけ自由にすることは許しがたいことなのです。
3-3. 自分だけ満足して、相手のことを考えていない
自分本位な人は自分の気持ちに素直です。
自分が楽しいから相手も楽しいはずと決めつけるタイプの人は注意が必要です。
自分だけが満足していて相手のことを考えていない場合があります。
相手が無理に合わせていて、我慢が限界になった時に人間関係のトラブルに発展しやすいのです。
自分本位な人に悪気はなくても我慢してきた側としては「二度と関わりたくない」という気持ちになっていることがほとんどです。
ここまでくると修復は難しいでしょう。
4. 他人に振り回されないコツ
自分本位になることで得られるメリットは他人に振り回されることがなくなることでしょう。
他人に振り回されないコツを集めてみました。
これを実践することでだんだん良い意味での自分本位に近づいていくのです。
4-1. 自分の考えを優先させる
対人関係において、自分の都合、考えを優先させましょう。
「どっちでもいいよ」「合わせるよ」と言ってしまうタイプの人は自分より相手の都合を優先させてあげる優しい性格のようですが、自分の考えを優先させる必要がある時はしっかり主張するようにしましょう。
4-2. 深い意味付けは不要、さらりと流す
相手が言うことは適当なことが多いものだと割り切りましょう。
いちいち気にしたり、改善しようと考えたりすれば疲弊するだけです。
相手に振り回されないコツとしては深く考えない、その場だけのことだとさらりと流すことです。
4-3. 承認欲求を捨てる、持たない
自分を認めて欲しい、この気持ちは時にとてもやっかいなものとなります。
確かに認められたい、褒められたい、凄いと言わせたいという気持ちはやる気に繋がります。
ですがあくまでも他人からの評価に過ぎないのです。
自分の満足や充実感を求めた方がいいでしょう。
承認欲求を捨てる、過剰に持たないことで他人の意見などどうでもいいという気持ちになってとても楽になります。
4-4. 自分のことは自分で癒す、完結させる
満足感、充実感が自分一人で得られるようにしましょう。
他人がいないと自分が楽しめないとか、退屈、寂しいということがないようにしましょう。
自分だけでも楽しめる趣味、世界を持っていると、何かあっても自分で自分を癒すことができます。
要するに他人の存在があろうが、なかろうが自分は困らないという状態になれば、他人に振り回されることはなくなるのです。
4-5. 簡単に感情移入をしない、適度な距離感を保つ
他人の話を聞いて、自分だったらこうする、ああすると親身になる人がいます。
確かにいい人かもしれませんが、トラブルに巻き込まれやすい人ともいえます。
簡単に感情移入しないことです。
誰だって自分に都合のいい話しかしないものです。
冷静になって、相手と適度な距離感を保つようにしましょう。
トラブルを起こす間柄というのは、最初はすごく仲が良かったという場合が多いのです。
特に仲が良くなるスピードが速い、深くつきあいすぎると一旦トラブルになると根が深くなり泥沼化します。
最初から程々のつきあいにしておけばここまではならなかったのにと後で後悔しない為にも気をつけるようにしましょう。
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