自分で自分の機嫌を取る方法 | SPITOPI

イライラして人や物に当たってしまったり、長い時間いじけてしまったり、自分の機嫌が下降してしまうことが誰しもあるはずです。

しかし、他者や事物、環境に変化を期待し続けても、必ずしもポジティブな変化がやってくるわけではありません。

自分の機嫌というのは自分でコントロールするしかないのです。

ここでは、自分の機嫌をとる方法やコントロールする方法、不機嫌な状態から抜け出す方法について紹介します。

この記事を参考にし、心身の健康を整え、ポジティブに生活できるよう心がけましょう。

1. 体調に配慮した行動をする

不機嫌になりやすい時と言うのは、体調が思わしくない時です。

そんな時に無理をしても、良い結果は生まれず、ますますネガティブな状況へと陥ってしまいます。

ですから自分の心身の状態を理解した上で物事に取り組むことが大切です。

また、日々の生活の積み重ねが自分の精神に直結します。

食事のバランスや睡眠など、良質で体に良い生き方をすることで、メンタルも健やかになるのです。

自分の生活を振り返り、正していきましょう。

2. 体を動かす

不機嫌になりやすい時というのは、血流が滞り、脳に上手く酸素がいきわたっていない時です。

体が凝り固まってしまうと脳まで凝り固まってしまい、良いアイディアは浮かびません。

ネガティブな思考にとらわれやすくなり、心身共に不健康になってしまうのです。

ですから、少しでも良いので体を動かしたり、ほぐすことが大切です。

隙間の時間を有効活用して、ストレッチや体操の時間を設けましょう。

余裕がない時は、深呼吸するだけでも、心身の状態は大きく変わります。

また、猫背にならないように姿勢に気を付けることも大切です。

3. 意識的に笑顔を作る

機嫌を直すには、意識的に笑顔を作ることが大切です。

ぶすっとした態度や表情というのは、脳そのものが今はネガティブな状態だと受け取ってしまうのです。

鏡に向かって笑顔を作るだけで、口角の動きが刺激となり、ポジティブな思考へと転換できるのです。

また、表情が固まってしまわないように顔のマッサージをしたり、変顔体操をすることも大切です。

無表情は無気力を生んでしまうのです。

4. 失敗を引きずらない

自分の機嫌を取るには、失敗をいつまでも引きずらないことが大切です。

失敗を引きずり落ち込み続けるというのは、一種の甘えとも言えるでしょう。

自分の失敗を盾にして挑戦することから逃げてしまうからです。

ですから失敗を引きずるのではなく、失敗を反省し学ぶことが大切です。

その学びから多くの知識を得て、次の行動へ生かしていきましょう。

5. 他人に期待しすぎない

自分の機嫌を取るには、相手に期待しすぎないことも大切です。

相手の感情や、反応、態度や行動などにいちいちイライラしていたら、身も心も持ちません。

そして相手がポジティブに変化するとは限らないのです。

相手の進歩を待つよりも、自分が前に進んだ方がより生産的です。

過度な期待をせずに、自分のために生きていきましょう。

6. 趣味に没頭する

自分の機嫌をとるには、楽しいことや快適なことに没頭することも大切です。

自分の趣味に集中することでネガティブな気持ちを解消しやすくなるのです。

ただし、現実逃避的に趣味や嗜好品に溺れてしまってはいけません。

逃げの手段として快楽を用いると依存へと繋がりやすくなってしまうのです。

さまざな依存は、心身の健康を乱し、人生を壊すことに繋がるので気をつけましょう。

7. 努力と報酬のバランスを考える

自分の機嫌を取るには、いわゆるアメとムチのバランスを考えることが大切です。

努力し続けることは大切ですが、無理をすれば疲労に繋がります。

そして、外側に見返りを求めたのに、それが返ってこないと苛立ちに繋がることになるでしょう。

ですから、自分自身で報酬を設定することが大切です。

たとえば○○ができたから△△をご褒美として食べる、といったようなやり方です。

また、物理的報酬だけではなく、自分自身を評価することでモチベーションが上がりやすくなります。

しかし、評価に対して客観性を失ったり、努力と報酬のバランスが乱れると、モチベーションは下がり堕落しやすくなります。

感情的にならず、客観的で分かりやすい評価することが大切です。

8. 目標を持って行動する

自分の機嫌を取るには、退屈で怠惰な状況から脱することが大切です。

快楽や刺激に溺れ、感覚がマヒしてしまうと、ちょっとのことで機嫌を損ねやすくなります。

ですから、自分を甘やかしすぎることなく律することが大切です。

ただ、自分に厳しくあるだけでは、心身が持たないこともあるでしょう。

ですから、明確な目標を立て、努力を積み重ねていくことでポジティブな変化が期待できるのです。

小さな目標でも良いので、一日それをクリアして満足感を得ることが大切です。

その満足が肯定的な感情へと繋がるのです。

9. 感情的になりすぎない

自分の機嫌を取るには、喜怒哀楽に振り回されてはいけません。

感情に振り回されるタイプの人は、ネガティブな感情において自分だけではなく周囲を巻き込むことも多いです。

その結果、周りの関係が悪化し、よりネガティブな状況へと陥ってしまうのです。

ですから、冷静さや客観性を失わずに、自己中心的にならず、相手を思いやって接することが大切です。

まとめ

自分の機嫌をコントロールするには、感情や欲望に振り回されすぎないことが大切です。

他者や環境に期待しすぎず、自分自身が変わるように努力していきましょう。

ポジティブな気持ちをもって、思いやりを忘れずに行動することが大切です。