メンタルブロックとは？お金・恋愛・原因 | SPITOPI

メンタルブロックとは、何か行動する時に、自分は何もできない、ダメな人間だ、どうせ失敗するといった否定的な思い込みが障壁となることです。

こうしたネガティブな思い込みが意識的、そして無意識的に働き、自分の行動や思考を抑制してしまったり、妨害してしまうことに繋がるのです。

結果、メンタルブロックが続いてしまうと、何もしない、何もできない人間になってしまうのです。

したがって、メンタルブロックを外して、行動や思考を正常な状態に戻すことが大切なのです。

ここでは、メンタルブロックの原因や、メンタルブロックの外し方などについて紹介します。

1. メンタルブロックをかける原因

1-1. 失敗が大きなトラウマになっている

自分自身にメンタルブロックをかけてしまう原因は、過去の失敗を引きずり大きなトラウマとなっていることが一因です。

新しいことを始めようとした時、失敗のシーンがフラッシュバックしてしまい、行動に移せない人は、メンタルブロックがかかっていると言えるでしょう。

また、無意識のうちに、体が震えてしまったり、硬直してしまったりと、上手く体を動かせない場合もあります。

こうしたトラウマに基づくメンタルブロックは根深く、外すために多くの時間や努力を要するのです。

1-2. ネガティブな思考にとらわれている

ネガティブな思考にとらわれている人は、自分自身にメンタルブロックをかけてしまいやすいです。

自分はどうせ何もできない、何かやっても失敗するといった思考体系は、自分自身を縛り、可能性を潰してしまいがちです。

もともとの気質的なものもありますが、状態がひどい場合はうつ病などの精神疾患になっていることもあるので気をつけましょう。

必要に応じて医療機関に相談することも大切です。

1-3. 他人の評価を気にし過ぎる

他人の視線や、他人からの評価を気にし過ぎる人は、自分自身にメンタルブロックをかけてしまいがちです。

見られたくない、恥ずかしい、失敗したらどうしようと、必要い以上に自分にプレッシャーをかけてしまいます。

また、相手から嫌われたくない、目をつけられたくないといった対人関係で悩む人もメンタルブロックをかけやすいです。

結果、他人の影に隠れてしまったり、必要以上に他人に合わせてしまう人になってしまうのです。

自分から行動できないため、成長のチャンスを逃してしまうことが増えてしまうでしょう。

2. 恋愛に関係に多いメンタルブロックとは?

2-1. 告白してもどうせ無駄だと感じてしまっている

恋愛においてメンタルブロックをかけてしまうと、臆病でネガティブな気持ちになりやすいです。

告白しても無駄、きっと断られるという、否定的な結果を妄想してしまうことも多くなります。

結果、相手に気持ちを伝えることなく終わってしまうのです。

2-2. 羞恥心が先行してアプローチできない

恋愛においてメンタルブロックがかかると、羞恥心にとらわれてしまいやすくなります。

自己アピールするのが恥ずかしい、気になる相手に近づけない、連絡先を聞くこともできないといった、消極的な態度になってしまいます。

過度な羞恥心と言うのは、自分の行動や思考を委縮させてしまうのです。

2-3. 昔の辛い恋愛がフラッシュバックする

恋愛においてメンタルブロックがかかっている人は、過去の辛い恋愛や異性関係にとらわれている場合が多いです。

異性と良い思い出がない、いじめられた、手ひどく振られた、二股をかけられた、暴力や暴言を受けたなどさまざまなトラウマにとらわれているのです。

結果として、異性に近づくことすら嫌になっていることもあるでしょう。

トラウマが根底にあるメンタルブロックを解消していくには、たくさんの時間と努力を要するのです。

2-4. 自分自身を磨くことを諦めてしまっている

恋愛においてメンタルブロックがかかる、自分に対して肯定的になりません。

自分は不細工だから、美しくないから、愛想がないからというように、自分の容姿や性格に自信が持てなくなります。

そして、自分磨きをすることすら避けてしまい、自分の可能性を閉ざしてしまうのです。

2-5. 空想の恋に溺れてしまっている

恋愛においてメンタルブロックがかかっている人は、現実が見えにくくなります。

たとえ誰かに恋をしても、妄想や空想での恋に満足してしまうことが多いです。

最終的、気持ちを伝えることができず、現実的な関係を結ぶことができなくなるのです。

3. お金関係に多いメンタルブロックとは?

3-1. 自分は貯金できない人間だと思いこんでいる

お金関係でメンタルブロックがかかってしまうと、現実的かつ堅実な行動ができなくなります。

自分はどうせ貯金できない、すぐ使ってしまうから仕様がないと、自分の浪費について甘やかしてしまうことが増えてしまいます。

家計簿をつけようとしなかったり、衝動的に買い物をしてしまうことが多いので気をつけなければなりません。

また、欲望をコントロールすることができなくなってしまい、ストレスを感じるとすぐに買ってしまうことが多いです。

買い物依存になりやすいので、将来を見通した経済設計ができなくなるのです。

3-2. 使うべき時にお金が使えなくなる

お金関係でメンタルブロックがかかってしまうと、必要以上に不安になったり神経質で疑心暗鬼になりやすいです。

要するに、無駄にケチになりやすく、お金を貯め込むことに執着してしまうのです。

もちろん貯蓄は大切ですが、必要な時にお金を使えなくなるのは障害と言う他ありません。

また、捨てるべき物を溜めこみ、捨てられなくなってしまうこともあります。

気持ちと同様で、物やお金をためこみすぎても、良い結果はもたらされないのです。

3-3. チャンスを見逃している

お金関係でメンタルブロックがかかると、お金に関するチャンスを見逃しやすくなってしまいます。

必ず利益が得られたり、当たるわけではないですが、投資であったり、宝くじや懸賞であったりと、参加しなければ何も得られないのです。

自分はどうせ何も得られない、どうせ当たらないという気持ちは、さまざまな可能性を閉ざしてしまうのです。

3-4. 働く気力を失っている

メンタルブロックが強く作用してしまうと、働く気力すら失われてしまうこともあります。

自分は何もできない、どうせ失敗する、助けてくれる人なんていないというように、自己否定感に苛まれてしまうのです。

働けなくなることで、経済的にも困窮し、金銭面で大きな苦労をすることになるでしょう。

場合によっては、うつ病などの精神疾患を始めとした、さまざまな傷病が原因であることもあるので、医療機関に相談することも大切です。

3-5. 騙されやすくなっている

メンタルブロックをしてしまうと、冷静で客観的な思考ができなくなってしまいます。

その結果、甘い話を鵜呑みにしてしまい、騙されてしまうことも増えてしまうのです。

必ず利益が得られる、お金が還付されるなどと言った言葉が信じないように心がけなければなりません。

詐欺の被害に遭うこともあるので気をつけましょう。

4. 瞑想でもメンタルブロックは外せる?

瞑想し、心身のこわばりを解き放つことによって、メンタルブロックを外すことができます。

心身を清め、座禅を組み、目を瞑り深呼吸をしてみましょう。

長く深く呼吸をするだけでも、心や体が落ち着いてきて、焦りや苦しみから解放されることもあります。

そして、自分自身を縛っているものから解き放たれ、宇宙と繋がり万物と一体化するようなイメージを抱きましょう。

全てが循環し、自分自身を巡るような意識を持つことが大切です。

必ずしも解消されるわけではないですが、心身を整える上で、瞑想はとても重要な行動の一つになるのです。

5. メンタルブロックを解除するコツ

5-1. ポジティブな思考を持つ

メンタルブロックを解除するには、ポジティブな思考を持つことが大切です。

いきなり全てを肯定することは難しいですから、何か一つでも良いので自分や他者を肯定し、褒めることが大切です。

肯定を積み重ねることで、自信に繋がり、より自由に活発に行動することができるでしょう。

5-2. 自分の過去やトラウマと向き合う

メンタルブロックを解除するには、自分の過去やトラウマと向き合うことが大切です。

それは心に痛みや苦しみをもたらすこともあるので、いきなり真正面から向き合うことは危険です。

ゆっくりと時間をかけて向き合い、過去の自分を肯定したり、許したり、癒してあげることが大切です。

焦らずにケアするように心がけましょう。

そして、今の自分を鼓舞し、自信をもつことが大切です。

5-3. 投げやりにならず冷静になる

メンタルブロックを解除するには、闇雲で投げやりな行動をしてはいけません。

自分の欲望や感情をコントロールできないと、さらなる問題へと繋がり、よりメンタルブロックがかかりやすくなります。

心を落ち着かせ、今取り組むべきことに冷静に対処していくことが大切なのです。

5-4. 自分のために行動する

メンタルブロックを解除するには、他者の視線や評価を気にし過ぎてはいけません。

この世は他者あっての自分でありますし、他者に対する思いやりや感謝を忘れてはいけないでしょう。

しかし、他人を気にし過ぎることは、自分を抑制し、萎縮させてしまうことに繋がるのです。

他者との関係においてバランスを保ちながら、自分の人生のために行動していきましょう。

5-5. 広い視野を持つ

メンタルブロックを解除するには、広い視野を持つことが大切です。

狭い視野でしか考えられなくなると、自分の可能性や明るい未来に気づけなくなってしまいがちです。

大局を見据え、将来のために何をすべきか考えることが重要なのです。

そして、満足しきることなく、常に学びや反省を続けることで、自分自身を大きく成長させることができるのです。

成長は自信へと繋がり、自己肯定感を高め、メンタルブロックの解除へと向かうことができるでしょう。

まとめ

メンタルブロックは自分自身を抑制、可能性を閉ざしてしまう障害となってしまいます。

ですから、さまざまなポジティブな手法を用いて解消していくことが大切です。

まずは、挑戦すること、そして広い視野を持ち学習していくように心がけましょう。