徳を積むの意味・方法・生き方 | SPITOPI

良いことをしたら良いことが返ってくると言われていますが、そのことを徳を積むと呼ばれています。

偉人や成功者というのは、徳を積むという行為を行っている方が多いとされています。

徳を積むというのはどのようなことなのかを理解することで、誰でも徳を積むということが出来るようになるとされています。

そこで、今回は徳を積むという意味などをご紹介します。

1. 徳を積むの意味とは?

徳を積むというのは、良いことをすることで、徳を得ることが出来るための貯蓄が増えていくと考えられています。

良いことというのは、人のためになることや人を助けたりすることなどであるとされています。

人に良いことをする度にあなたの得する貯蓄が増えていき、徳を積むことができるようになるとされています。

2. 徳を積む方法

2-1. 掃除をする

徳を積むと一言で言っても、どのようなことをしたら良いのか分からないというような人も多いのですが、徳を積むためにはまず綺麗な環境を整えることが大切です。

自宅を毎日掃除したり、会社などでも気になったことがあると、自ら掃除をするということが大切です。

成功した人の多くが、トイレ掃除を自ら行っていた人が多いとされていますので、掃除をするということは徳を積むためには大切です。

2-2. 仕事などのスキルを高める

徳を積むためには、仕事などでスキルを高めることも必要です。

スキルを高めることは自分のためだと思われるかも知れませんが、仕事などのスキルを高めるための努力中などは自分のためではなく、仕事のスキルを高めることで喜ぶお客さんがいることなどを意識していくことが必要です。

2-3. 目の相手を敬う

徳を積むためには、目の前にいる相手への敬意を払うということ大切であるとされています。

例えあなたの部下であったとしても、その部下には家族もおり、これまで様々な人生を歩んできています。

あなたが知らないことを知っているのです。

そのため、目の前にいる相手へは、これまで様々な人生を歩んできたことを理解して、敬意を持って接することが大切であるとされています。

2-4. 下心なく相手のことを喜ぶ

徳を積むというのは、自分の幸せのためにということを意識しすぎてしまうと、徳を積むことが出来なくなってしまいます。

そのため、徳を積むためには、下心なく相手のことを喜ぶというのは大切なことであるとされています。

誰かに親切にしたら、｢親切にしてやったから良いことが起きるぞ｣と思うと、その気持ちには邪念が入り込んでいることになり、下心で親切をしていることになります。

そうならないためにも、純粋に喜ぶことが出来るように考えることが大切です。

2-5. 祈る

徳を積むために親切にするぞと意気込んでも、なかなか親切にする機会がないという人も多いのではないでしょうか。

そのような人は周りの人の幸せを祈ってあげることが徳を積むことに繋がります。

自分の幸せを願う人は多いのですが、周りの人のために祈る人は少ないのではないでしょうか。

しかし徳を積むためには、周りの人の幸せを心から願うというのが大切です。

3. 徳を積む生き方とは

3-1. 相手のためになにかが出来る

徳を積む生き方というのは、相手のために何かが出来るような生き方であるとされています。

自分の幸せだけではなく、相手のために何が出来るのかを常に考えているような人が多いですので、徳を積む生き方をしている人は、無意識に人のためになるような言動をしている人が多いとされています。

3-2. さりげ無く親切が出来る

徳を積む生き方をしている人というのは、さりげなく親切をすることが出来るような人であるとされています。

徳を積む生き方をしている人は、自分の親切を押し売りしたりすることはありません。

さりげなく親切ができ、それは知らない人に対しても同じことで、お礼を求めたりはしないような人が多いとされています。

3-3. 人の幸せを自分の幸せだと感じている

徳を積む生き方をしている人は、人の幸せを自分の幸せのように感じることが出来るとされています。

人の幸せを自分の幸せと同じように喜ぶことが出来る人というのは、喜びなども人よりも多いとされています。

そのため、人の幸せを自分の幸せだとかんじることが出来るような人は徳を積む生き方をしている人であるとされています。

3-4. 笑顔が多い生活

徳を積む生き方をしている人は、笑顔が多い生活をしている人が多いとされています。

笑顔が多い人というのは、幸せを感じることが多いとされており、笑顔が多い生活をしている人が多いとされています。

4. 徳がある人の特徴

4-1. 周りのことをよく見ている

徳がある人の特徴としては、周りの人のことをよく見ているというような傾向にあります。

徳がある人というのは、周りの人で困っている人がいないかを細かく見てしまう人が多いとされています。

そのため、徳がある人というのは、周りの人のことをよく監察しており、困っている人にはいち早く気がついてあげることが出来るような人が多いとされています。

4-2. 損得で行動をしない

徳がある人の特徴としては、何事に対しても、損得でものごとを考えて行動することはないということです。

誰かに親切にするとき、これをしたら相手にお礼をしてもらえるだろうか、良い人だと思われて、周りから一目おかれるような存在となることが出来るだろうかと、損得でものごとを考えてしまうような人というのは、例え親切にしたとしても、下心がありますので、徳を得ることが難しいとされています。

しかし、損得でものごとを考えないというような人というのは、純粋に相手のことを思って行動をとることが出来ますので、損得でものごとを考えないような人は、徳がある人の特徴として挙げられます。

4-3. 活動的

活動的な人というのは、徳がある人が多いとされています。

困っている人を見かけたり、仕事へのスキルを高めるための言動というのは、活動的にならないことには人のためにならず、見てみぬをしてしまうことになってしまいます。

そのため、徳を積む人というのは、困っている人を見かけたすると、積極的に手を貸してあげたりすることが出来るような人であるとされています。

5. 徳の種類

5-1. 隠徳

徳を積むための徳には、二種類の徳があるとされています。

それは、陰徳と陽徳であるとされています。

徳を積むことで幸せを得ている人というのは、陽徳よりも陰徳の方を多く積んでいると言われています。

その陰徳というのは、人知れず行う親切のことを言います。

成功者などは、匿名希望で寄付をしたりしています。

これは誰が寄付をしてくれたのか分からないものの、誰かのためになることは間違いなく、自分が良いことをしたということを大々的に言うことなく、こっそりと行うことがあるというのが、隠徳であるとされています。

無記名でも寄付するお金がないという人は無理して寄付をすることはありません。

徳を積むというのは、自分に無理なく行うことが大切なのです。

買い物に行ったときに商品がバラバラになっていたら並べることで店員さんも助かりますし、他のお客さんも見やすくて喜びます。

また、ごみを拾い捨てたりするということなども、人知れず行う親切であるとされています。

陰徳は直接ありがとうと言ってもらうことも、褒められることもありませんが、それでも誰かのためにと行うことで、周りの人の幸せを自然に喜ぶことが出来ると言えます。

5-2. 陽徳

徳を積むということには、陰徳と陽徳というものがあります。

陽徳というのは、人にわかる親切であるとされています。

高齢者の方に電車で席を譲ったり、困っている人を見かけたら話しかけるなどの親切というのは、あなたが行った親切であることは、誰が見ても明らかであるとされています。

そのため、徳を積むということには、陽徳と呼ばれているような、自分が行った親切であることを相手にシラレルコトヲ意味しているものが陽徳であるとされています。

陽徳は相手から感謝をされたりするため、見返りを求めずに行う親切をまだ意識することが出来ないような人には、お礼の言葉を意識してしまうよう親切となりますが、陽徳でも陰徳であっても、進んであなたの力を貸すことが大切であるとされています。

6. 徳を積んどいて損はしない

徳を積むことで、あなたの徳というのも増加していくとされています。

そのため、徳を積むということは、あなたに対して徳をすることがあったとしても、損をすることはないのです。

もしも困っている人を見かけたとき、あなたが偽善者だと思われたくないからと、困っている人を見て見ぬふりをしたら、それこそが偽善者です。

困っている人を見かけたら、積極的に声をかけたり、自分が出来ることを探したり、出来なければ出来るような人を探すように協力したり、誰が不幸であったり辛いと感じているときに、幸せにしてあげたいとあなたが行動することに意味があります。

徳を積むことで、きっとあなたが困ったときに助けてもらうことが出来たり、幸せを感じることが出来るようになると言えます。

まとめ

徳を積むということについて理解してもらえたでしょうか。

徳を積むというのは、あなたが良いことをしていき、周りの人を幸せにするように取り組むことで、あなたの幸せの預貯金が増えていくと考えることが大切です。

初めは徳を積むためにと人助けなどをしてしまい、損得で考えずに行動することが難しいと感じることもあるかもしれませんが、初めは損得でものごとを考えてしまうような状態であったとしても、人知れず行う親切をあなたが行うことができたとき、損得でものごとを考えずに、見返りを求めることがないような親切をすることが出来るようになるのではないでしょうか。

誰かに行った親切というのは、必ずあなたに戻ってきます。

徳を積むというのは、徳をすることがあったとしても、損をすることはありませんので、積極的に行うことが大切です。