カルマとは日本語では「業(ごう)」という意味あいで使われますが、過去の行為はいいことも悪いこともいずれ自分に返ってくるという因果応報の法則のことをいいます。
「カルマを背負う」とか「業が深い」などと言った言葉を聞いたことがあるでしょうか。
何となく言いたいことはわかるけれど詳しい意味はあまりわからないといった感じの人が多いかもしれません。
ここではカルマや業について詳しくまとめてみました。
参考にしてみてください。
- カルマを背負うとは?
- カルマを背負っている人の特徴は、不倫の愛を貫いている人
- カルマを背負っている人の特徴は、他人を傷つける行為
- カルマを背負っている人の特徴は、悪口を言う人
- カルマを背負っている人の特徴は、人を騙す人
- カルマを背負っている人の特徴は、家族、先祖のカルマを背負っている人
- 子供にカルマを背負わせない生き方として、自分自身が関わったことにしっかりと向き合うこと
- 子供にカルマを背負わせない生き方として、未完了のままにしないこと
- 業が深いとは?
- 業が深い人の特徴は、偉そうな態度、威張る人
- 業が深い人の特徴は、金遣いが荒い人
- 業が深い人の特徴は、人を尊重しない人
- 負のカルマから解き放たれるには?
- まとめ
1. カルマを背負うとは?
カルマを背負うとは、例えば独身時代に軽い気持ちで既婚者と不倫や浮気をしたとします。
この経験によってカルマを背負うことになってしまいます。
その時は誰にもばれることなく浮気や不倫が終ったとしても、後で自分を苦しめることとなります。
時が流れ、愛し合って一緒になる人ができても、相手が浮気をしているのではないかと疑いの気持ちを持ってしまったり、浮気されるのではないかと不安に感じながら日々を過ごすことになってしまいます。
自分が浮気や不倫をした経験がなければそのようなネガティブな思いにとらわれることはないのですが、経験があるばかりに、あれこれと想像ができてしまうわけです。
人というのは経験したことがないことは想像がなかなかできないものです。
つまり浮気や不倫経験があるばかりに想像が働いてしまう、自分を苦しめてしまうのです。
これが「カルマを背負う」ということです。
仕事、生き方、人間関係など色々なことにあてはまります。
自分がしたことは必ず自分に返ってくるのです。
2. カルマを背負っている人の特徴は、不倫の愛を貫いている人
カルマを背負っている人の特徴の代表例ともいえそうですが、やはり不倫の愛を貫いている人です。
これはいい意味でも悪い意味でもどちらもあります。
本来は不倫という行為は人の道に外れている、悪いという考え方ですが、なかには例外もあります。
つまり配偶者の人間性が悪く、相手を苦しめる為に離婚をしないという場合などもあります。
そうなりますと離婚は成立しませんから、他の人と本当に愛し合っても不倫関係として見られます。
そのような辛い状態であっても白い目で見られても愛を貫く人もいます。
一方で単なる一時的な快楽で不倫をする人もいます。
いずれにしましても、カルマを背負っています。
どのような形であれいずれは自分に返ってくるのです。
3. カルマを背負っている人の特徴は、他人を傷つける行為
自分以外の人間を傷つける行為をしている人です。
気に入らないことがあれば難癖をつけて暴力をふるったり、暴力で憂さ晴らし、自分の力を誇示したり、相手を従わせようとしたり。
どんな理由であれ暴力、他人を傷つける行為をした人はカルマを背負います。
例えば子供を大事にしなかった人、虐待をしていた人が年老いて体が動けなくなった時に子供に介護してもらえず一人寂しく老後を過ごすといったことも因果応報といえるでしょう。
4. カルマを背負っている人の特徴は、悪口を言う人
悪口は言えば言われるものです。
人の悪口を言えば自分も誰かに悪く言われているのです。
また一人の人の悪口を言い続けるとどうなるかといえば、確実にカルマを背負ってしまいます。
それは自分自身が嫌な気持ちになるという形で返ってくることでしょう。
人の悪口を言い続けたところで自分にとって何のプラスにもなりませんし、その人の嫌なことが何度も頭の中によみがえってきて余計イライラするだけではないでしょうか。
自分を嫌な気持ちにしているのは自分というのは何とも悲しいことです。
5. カルマを背負っている人の特徴は、人を騙す人
善良な人を騙して自分の欲望のままに生きている、そのような人もカルマを背負うことになるでしょう。
その時は相手を騙すことにそれなりの理由を言い、自身を正当化しています。
しかしながら本当は自分が一番わかっているのです。
時が経てば経つほどにじわじわと別の形で自分を苦しめることとなるのです。
人を騙すには嘘を沢山つかなければなりません。
その嘘がばれないようにさらに嘘を重ねて、誤魔化し続けねばならないのです。
相当にエネルギーを消耗します。
人を騙せても自分は騙せない、だからこそ苦しむことになるのです。
5. カルマを背負っている人の特徴は、家族、先祖のカルマを背負っている人
その人自身は善良で特に問題がないはずなのに、なぜか不運続きだったり、何をしても裏目に出てしまうことがあります。
これは本人だけの問題ではなく前世からのカルマの可能性があるのです。
もしくは今生きている家族からのカルマかもしれません。
家族からのカルマを断ち切るにはまずは自覚することと、しっかり線引きをとってこれ以上関わりを深めないことです。
6. 子供にカルマを背負わせない生き方として、自分自身が関わったことにしっかりと向き合うこと
過去に自分が良くないことをしたのは重々わかっているけれど、子供にカルマを背負わせたくはない、そう考えるのは誰でも同じでしょう。
負の連鎖は誰でも自分のところで断ち切りたい、大事な人たちは守りたいと思うものです。
それが人として当然の感覚でもあります。
まず自分がしたことは一生消えないという事実は受け止めましょう。
自分自身が関わったことに対して、うやむやにしない、誤魔化さないこと、しっかり向き合うことです。
例えば自分の都合の悪いことを言われると、別の話にすり替えたり、突然怒鳴ったり、キレたり、暴れたりして誤魔化す人がいます。
こういう心がけですと、自分がカルマを背負うどころか子供にカルマを背負わせてしまうことに繋がるのです。
7. 子供にカルマを背負わせない生き方として、未完了のままにしないこと
自分の感情やしたことに関して、最後まで考えましたか。
また未完了のままになっていることはないでしょうか。
面倒なことや問題から途中で逃げてそのまま誤魔化してなかったことにしてしまった経験はないでしょうか。
これらはなかったことにはなっていません。
永遠に未完了のままで存在しているのです。
時は流れても、自分の心の中に残っているわけです。
そのような負の感情が一緒にいる子供に影響を与えてしまうのです。
例えば親がいつもイライラして子供につい八つ当たりをしてしまうと、子供もイライラして友達に八つ当たりをしてしまう、意地悪をしてしまう、結果的に友達から嫌われて独りぼっちになるなどということを起こしてしまうかもしれません。
子供にカルマを背負わせたくないのであれば、親自身が自分のカルマをしっかり背負うこと、未完了になっているものを完了の状態にすることなのです。
8. 子供にカルマを背負わせない生き方として、良い行いを心がける
因果応報、宿命、色々な言い方はありますが、結局のところどんな立派な人であれ過去はもう取り戻せません。
しかし、人はいつからでもやり直そうと誓って本気になれば変わることはできるのです。
大事な我が子に絶対にカルマを背負わせたくない、因果応報を避けたいと思うのであれば、自分がこれまでしたきたことに反省をして、それ以上に良い行いをして償っていくしかありません。
9. 業が深いとは?
業が深いという言葉の意味としては前世の罪深さにより、現生で多くの報いを受けていることをいいます。
運が悪い、ひどい目にあっているという場合にも使う言葉です。
また欲が深いという意味でも使います。
あまり良い意味ではないのはおわかりいただけたかと思います。
10. 業が深い人の特徴は、偉そうな態度、威張る人
人に対して偉そうな態度、威張る人です。
好きなように振舞っているだけで全然辛い目などにあっていないではないかと思われるかもしれませんが、そうではないのです。
確かに好き勝手自由なようですが、人から嫌われて、上辺だけでしか付き合ってもらえない、利害関係のみで繋がっている人間関係、これは本当に幸せと言えるでしょうか。
何かあった時には誰も親身にはなってくれないでしょうし、いい気味だと思われたり、業が深いからと言われてしまうのです。
11. 業が深い人の特徴は、金遣いが荒い人
金遣いが荒い人というのはあまり幸せそうには見えません。
何か不満があってそれを物で満たしているように感じられますし、どこか哀れにも思えてくるのです。
お金や物でしか幸せを感じられない、人と人の愛情が持てない、信じられないといった人は業が深いといえるでしょう。
12. 業が深い人の特徴は、人を尊重しない人
自分以外の人を大切にできない、尊重しない人は業が深いといえるでしょう。
人は一人では生きられないのです。
人を尊重しない人は、自分も尊重されないでしょう、人に対してとった態度はいずれは自分に返ってくるからです。
いつかは一人ぼっちで孤独な人生となるかもしれませんが、本人はそれでもいいと思っているのかもしれません。
13. 負のカルマから解き放たれるには?
ここまでカルマや業についてお伝えしてきました。
どんないい人であっても大なり小なり、何らかのカルマは背負っているということはおわかりいただけたでしょうか。
何しろ、今日まで生きてきて一度も他人の悪口を言ったことはないという人はほとんどいないでしょう。
負のカルマを背負っていたとしても、それは自分の努力によって解き放つことは可能です。
負のカルマから解き放たれるには結婚や子育てという考え方があります。
しかし一方で結婚そのものがカルマを背負って返ってくるものという考え方もあります。
どちらも正しいのではないかと思います。
結婚とは他人同士が一緒になるもので、上手くいく人もいれば、最悪な状態で結婚生活を続けている人もいます。
どうしてこんなに仲が悪いのに一緒になる運命だったのかといえば、何かを学ぶ為、自分の魂の成長の為だといえます。
カルマはいいことも悪いこともどちらも返ってきます。
運が悪いと嘆いて終わるのではなく、事実は事実として受け止めて今の自分に何を気がつかせようとしているのか、自分はどうしたらいいのか真剣に考えることでしょう。
最悪な状態の中でできる最高のことを常に行っていけば、必ず道は開けてきますし、いつしか魂の修行になっているのです。
どん底を味わったけれど幸せになった人というのは、カルマを背負っていて、それから解放されたのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カルマについてまとめてみました。
どこか漠然として掴みにくいかもしれませんが、誰にでもカルマはあるということ、いいことも悪いこともどちらも自分に返ってくること、それを理解していれば明日からどうやって過ごしていけばいいか、正しい道が見えてくるのではないでしょうか。
- カルマを背負うとは?
- カルマを背負っている人の特徴は、不倫の愛を貫いている人
- カルマを背負っている人の特徴は、他人を傷つける行為
- カルマを背負っている人の特徴は、悪口を言う人
- カルマを背負っている人の特徴は、人を騙す人
- カルマを背負っている人の特徴は、家族、先祖のカルマを背負っている人
- 子供にカルマを背負わせない生き方として、自分自身が関わったことにしっかりと向き合うこと
- 子供にカルマを背負わせない生き方として、未完了のままにしないこと
- 業が深いとは?
- 業が深い人の特徴は、偉そうな態度、威張る人
- 業が深い人の特徴は、金遣いが荒い人
- 業が深い人の特徴は、人を尊重しない人
- 負のカルマから解き放たれるには?
- まとめ
7. 子供にカルマを背負わせない生き方として、未完了のままにしないこと
自分の感情やしたことに関して、最後まで考えましたか。
また未完了のままになっていることはないでしょうか。
面倒なことや問題から途中で逃げてそのまま誤魔化してなかったことにしてしまった経験はないでしょうか。
これらはなかったことにはなっていません。
永遠に未完了のままで存在しているのです。
時は流れても、自分の心の中に残っているわけです。
そのような負の感情が一緒にいる子供に影響を与えてしまうのです。
例えば親がいつもイライラして子供につい八つ当たりをしてしまうと、子供もイライラして友達に八つ当たりをしてしまう、意地悪をしてしまう、結果的に友達から嫌われて独りぼっちになるなどということを起こしてしまうかもしれません。
子供にカルマを背負わせたくないのであれば、親自身が自分のカルマをしっかり背負うこと、未完了になっているものを完了の状態にすることなのです。
8. 子供にカルマを背負わせない生き方として、良い行いを心がける
因果応報、宿命、色々な言い方はありますが、結局のところどんな立派な人であれ過去はもう取り戻せません。
しかし、人はいつからでもやり直そうと誓って本気になれば変わることはできるのです。
大事な我が子に絶対にカルマを背負わせたくない、因果応報を避けたいと思うのであれば、自分がこれまでしたきたことに反省をして、それ以上に良い行いをして償っていくしかありません。
9. 業が深いとは?
業が深いという言葉の意味としては前世の罪深さにより、現生で多くの報いを受けていることをいいます。
運が悪い、ひどい目にあっているという場合にも使う言葉です。
また欲が深いという意味でも使います。
あまり良い意味ではないのはおわかりいただけたかと思います。
10. 業が深い人の特徴は、偉そうな態度、威張る人
人に対して偉そうな態度、威張る人です。
好きなように振舞っているだけで全然辛い目などにあっていないではないかと思われるかもしれませんが、そうではないのです。
確かに好き勝手自由なようですが、人から嫌われて、上辺だけでしか付き合ってもらえない、利害関係のみで繋がっている人間関係、これは本当に幸せと言えるでしょうか。
何かあった時には誰も親身にはなってくれないでしょうし、いい気味だと思われたり、業が深いからと言われてしまうのです。
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