本人の同意を得ずに「盗聴器」を仕掛ける行為は、他人のプライバシー(私生活)をこっそり盗み聞きしようとする卑劣な犯罪行為です。
盗聴器を仕掛ける人は、いったいどんな目的を持っていて、どんな心理状態で仕掛けているのでしょうか。
この記事では、「盗聴器を仕掛ける心理」について解説していきます。
- 「興味ある人」のプライベートな生活・人間関係を盗み聞きしたい
- 「不特定多数」のプライベートな生活・人間関係を盗み聞きしたい
- 「好きな異性」のプライベートな生活・人間関係を盗み聞きしてもっと知りたい
- 「ストーカー心理」で、好きな異性のプライベート全てを把握(監視)したい
- 「付き合っている恋人」の浮気・不貞を疑っている
- 「結婚している配偶者」の浮気・不貞を疑っている
- 「怨恨を抱く人物」を監視して弱みを握りたいと思っている
- 「恋人・配偶者・家族」に対する一方的なありがた迷惑の保護欲求
- 自己評価の低さや被害妄想があり、「恋人や友人の自分に対する悪口」を警戒している
1. 「興味ある人」のプライベートな生活・人間関係を盗み聞きしたい
盗聴器を仕掛ける理由として多いものの一つが、「興味ある人についてもっと知りたい」というある種の野次馬根性です。
異性として特別に好きな相手でなくても、ちょっと気になる異性や友人の自宅に、あまり罪悪感もなく盗聴器を仕掛けてしまう人がいます。
興味ある人のプライベートな生活・人間関係を、もっと知りたいという心理が影響しているのです。
興味がある人の「自分の知らない私生活の顔・男女関係・性的な音声」などに対して、異常な好奇心や知りたい欲望を持っているのです。
2. 「不特定多数」のプライベートな生活・人間関係を盗み聞きしたい
野次馬根性や好奇心が強い人の中には、「不特定多数」のプライベートな生活・人間関係を盗み聞きしたいという心理に基づいて盗聴器を仕掛ける人もいます。
引越し・電気設備の仕事などで他人の家に入れるチャンスがある人が、「色々な人のプライベートな生活状況・男女関係」などを知りたいと思って盗聴器を仕掛けるのです。
こういった盗聴マニア的な心理がある人は、知らない人の雑談・電話・性的な音声などに対しても、過剰に興奮する傾向があるとされています。
3. 「好きな異性」のプライベートな生活・人間関係を盗み聞きしてもっと知りたい
盗聴器を仕掛ける心理でかなり多いものが、「好きな異性」のプライベートな生活・人間関係を盗み聞きしてもっと知りたいというものです。
好きな異性の表には見えない「素の顔・日常の姿・性的な部分(男女関係等)」を盗み聞きした音声を通して、少しでもリアルに想像するために盗聴器を仕掛ける人がいます。
4. 「ストーカー心理」で、好きな異性のプライベート全てを把握(監視)したい
片思いの好きな異性への思いが一方的に高ぶった結果、相手につきまとう「ストーカー心理」の現れとして盗聴器を仕掛ける人もいます。
好きな異性のプライベートの全てを「盗聴器から漏れ聴こえてくる音声」を通じ、把握したり監視したりしたいという心理が影響しています。
彼女(彼氏)でもないのに、盗聴した音声を聞いて一方的に興奮したり嫉妬したりしているのです。
5. 「付き合っている恋人」の浮気・不貞を疑っている
「付き合っている恋人」の浮気・不貞を疑う心理によって、盗聴器を仕掛けてしまう人がいます。
恋人の普段の行動に浮気(不貞)を疑わせるような怪しい部分があったり、最近の恋人の冷たい態度に不満を覚えていたりするような人が、「もしかしたら自分以外に好きな相手でも出来たのではないか?」と思って、恋人の自室に盗聴器を仕掛けるのです。
この盗聴心理を持つ人は、恋人が別の異性と自室で密会していたり、電話で他の異性と楽しく話したりしていないかを妄想的に警戒しているのです。
6. 「結婚している配偶者」の浮気・不貞を疑っている
恋愛関係にある恋人だけではなくて、「結婚している配偶者」の浮気・不貞を疑う心理によって盗聴器を仕掛けてしまう人もいます。
結婚までしているのだから盗聴してまで疑わなくてもいいだろうと思うのですが、「不倫・浮気を疑うような配偶者の態度や言動の変化」を感じ取った人が、「自分が自宅にいない間の配偶者の会話・行動」が気になって盗聴器を仕掛けるのです。
7. 「怨恨を抱く人物」を監視して弱みを握りたいと思っている
盗聴器を仕掛ける人の心理として、「ストーカー心理」と並んで危険なものが「怨恨を抱く人物の弱みを握って危害を加えようとする心理」です。
怨恨や怒りを抱いている相手の自宅に盗聴器を仕掛けることで、「不倫や浮気・自堕落な生活・性的な恥ずかしい情報」などの弱みを握ろうとしているのです。
この種の卑劣な目的・心理を持つ盗聴者は、後で盗聴音源を持ってきて、厚かましいことに何らかの脅迫や要求を行ってくる可能性すらあるのです。
8. 「恋人・配偶者・家族」に対する一方的なありがた迷惑の保護欲求
盗聴器を仕掛けた犯人が、実は外部の知らない第三者ではなくて、「同棲している恋人」や「同居している配偶者(家族)」であるということは多いのです。
この種の盗聴者の心理は、興味本位の盗み聞きや性的な目的というよりは、「自分がいない間に恋人・配偶者・家族が危険な目に遭っていないかを心配する心理」が関係しています。
自分がいない時にも恋人や家族を見守り続けたいという、一方的なありがた迷惑の保護欲求の心理が働いているのです。
9. 自己評価の低さや被害妄想があり、「恋人や友人の自分に対する悪口」を警戒している
盗聴者に多い心理状態として、「自己評価の低さ・被害妄想の強さ」があります。
自己評価が低くて被害妄想の傾向がある人が、「恋人や友人が自分の悪口・噂話を言っているのではないか」と警戒(心配)して盗聴器を仕掛けてしまうのです。
「人から悪口を言われているのではないか」や「人が自分を罠に陥れようとしているのではないか」と思い込みやすい心理によって、盗聴器を仕掛けて相手の本当の気持ちを探ろうとするのです。
5. 「付き合っている恋人」の浮気・不貞を疑っている
「付き合っている恋人」の浮気・不貞を疑う心理によって、盗聴器を仕掛けてしまう人がいます。
恋人の普段の行動に浮気(不貞)を疑わせるような怪しい部分があったり、最近の恋人の冷たい態度に不満を覚えていたりするような人が、「もしかしたら自分以外に好きな相手でも出来たのではないか?」と思って、恋人の自室に盗聴器を仕掛けるのです。
この盗聴心理を持つ人は、恋人が別の異性と自室で密会していたり、電話で他の異性と楽しく話したりしていないかを妄想的に警戒しているのです。
6. 「結婚している配偶者」の浮気・不貞を疑っている
恋愛関係にある恋人だけではなくて、「結婚している配偶者」の浮気・不貞を疑う心理によって盗聴器を仕掛けてしまう人もいます。
結婚までしているのだから盗聴してまで疑わなくてもいいだろうと思うのですが、「不倫・浮気を疑うような配偶者の態度や言動の変化」を感じ取った人が、「自分が自宅にいない間の配偶者の会話・行動」が気になって盗聴器を仕掛けるのです。
7. 「怨恨を抱く人物」を監視して弱みを握りたいと思っている
盗聴器を仕掛ける人の心理として、「ストーカー心理」と並んで危険なものが「怨恨を抱く人物の弱みを握って危害を加えようとする心理」です。
怨恨や怒りを抱いている相手の自宅に盗聴器を仕掛けることで、「不倫や浮気・自堕落な生活・性的な恥ずかしい情報」などの弱みを握ろうとしているのです。
この種の卑劣な目的・心理を持つ盗聴者は、後で盗聴音源を持ってきて、厚かましいことに何らかの脅迫や要求を行ってくる可能性すらあるのです。
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