客の来ない居酒屋に足りないもの | SPITOPI

毎日お客さんでいっぱいになる忙しい居酒屋がある一方で、全くお客さんが来ない居酒屋というものも存在します。

中には1日に1組のお客さんすら来ない居酒屋も少なくないのです。

そしてお客さんが来ないままに、姿を消すお店も多くなっています。

そんなお店は繁盛してる居酒屋と比べて足りないものがあるのです。

一体お客さんが来ないお店には、何が足りないのでしょうか。

1. 看板メニューがない

お客さんこない居酒屋というものは、看板メニューがありません。

そのお店を代表してくれるメニューがないのは、居酒屋としては致命的だと言えます。

居酒屋の数は多数存在しますから、看板メニューがなければ他店との差別化をはかる事は難しいでしょう。

つまり、看板メニューのない居酒屋は他店に埋もれてしまう選ばれない店だからお客さんが来ないのです。

2. 愛想がない

お客さんがこない居酒屋は店長も店員も愛想が不足しがちです。

お客さんに対する愛想がないと、不機嫌そうに見えたり高圧的な態度に見えてしまいます。

居酒屋は飲食業であると共に、接客業でもあります。

しかし、この接客に対する姿勢を忘れてしまっている愛想のない居酒屋は、お客さんからの評判は大きく低下してしまう事は間違いないでしょう。

もし、その他の点が平均点以上だったとしても愛想の悪さだけでお店の評判はがた落ちなのです。

そしてお客さんからの評判の悪さは居酒屋の客入りにも直結しますから、当然お客さんが来ない店になってしまいます。

3. 活気がない

お客さんがいない店、店員の元気がない総じて活気のない店には益々お客さんが集まりません。

人は人が集まっているところに流れていくものです。

ですからお客さんがいない店は、それ自体がお客さんが来ない原因となり悪循環を招いてしまっているのです。

それに、加えて店員まで元気がないと益々お客を遠ざけてしまうのも当然でしょう。

4. 清潔感がない

お店の清潔感もお客さんのこない居酒屋に不足しているもののひとつです。

飲食店というものは、掃除を少しでも怠れば異臭が発生したり虫が発生してしまいます。

そうすれば、もちろんお客さんの食欲はなくなるものです。

清潔さのない居酒屋をわざわざ好む人はいないでしょう。

5. 質の高い店員

居酒屋で働く店員の質が低いことも店からお客さんを遠ざける原因となってしまいます。

もし、同じような味や価格帯の居酒屋があった場合は、接客のレベルが高いお店の方を選ぶものです。

逆に、味も良く価格が安くても店員の質のレベルが低いとお客さんは流れてしまうでしょう。

特にリピーターを作る事は難しくなり、口コミから悪い評判が広まれば新規のお客さんも望めなくなってしまいます。

そうしてお客さんの来ない居酒屋になってしまうのです。

6. 料理の味

居酒屋でお客さんが楽しみにしているものと言えば、お酒だけではなく料理もでしょう。

そんな料理の味が美味しくなければ、お客さんに喜ばれる居酒屋にはなれません。

お金を支払ってお店にくる訳ですから、それに見合った料理の味がなければお客さんは来ないものです。

7. 認知度

どんな居酒屋であっても、人に知られていなければ、お客さんが来るはずもありません。

他に特に問題が見当たらなくてもお客さんの来ない居酒屋は、この認知度が足りていないものです。

宣伝不足などの要因により認知度が不足していると考えられます。

8. 入りやすさ

お客さんの来ない居酒屋は、入りやすさが足りないという原因もあげられます。

例えば立地条件の悪さもそのひとつでしょう。

また、それだけではなく外観から発せられるオーラが人を寄せ付けないという事もあります。

立地的な入りにくさだけではなく、雰囲気が入りにくい居酒屋もお客さんは来ないのです。

入りやすさ、これがお客さん来ない居酒屋には足りていないのです。

9. お酒の種類の少なさ

居酒屋ですから、もちろんお酒を飲みにくる人が大半になる訳です。

居酒屋というジャンルでお店をしていながら、そのお酒の種類が少なければお客さん側からすると不満を覚えるのは極当然のことでしょう。

こうしたお酒の種類の少なさもお客さんが来ない理由となります。

10. 料金の適正さ

料金の適正さがない居酒屋もお客さんは来ません。

サービス、味、ボリューム、そして付加価値のトータルと料金のバランスが悪ければお客さんは離れていってしまいます。

お客さんが来ない居酒屋はいちどこの料金の適正さ、バランスを経営者目線だけではなく顧客目線で考えてみる必要もあるのです。

11. 付加価値

お客さんを呼ぶためには、このお店ならではの付加価値が必要になってきます。

数ある居酒屋の中から選ばれるだけの付加価値がなければ、生き残ることは出来ないでしょう。

ただ飲んで食べるだけなら、いくらでも場所はあるのです。

他の居酒屋との差別化をはかれるだけの付加価値がないとお客さんは来ません。

12. 経営力

居酒屋を運営していくための知識や計画性、従業員教育などを含めた経営力のないお店もお客さんは来ません。

どのように居酒屋を経営していくのか、経営力がないとこの時代を生き残っていく術はないと言えます。

13. 居心地の良さ

お客さんが来ない居酒屋や居心地の良さが足りないという問題も抱えています。

単純に間取りが悪く落ち着かないといった理由だったり、椅子の座り心地が悪い、店員の態度が悪いなど原因はお店により様々です。

しかし、この居心地の悪さを改善しない限りお客さんは来ないでしょう。

このようにお客さんの来ない居酒屋には何かしら居心地の悪さがあるのです。

14. コンセプト

コンセプトがない居酒屋は、訴求力が乏しいお店だと言うことが出来ます。

そのためこうしたコンセプトのない居酒屋は、お客さんにとって魅力がないこととイコールになってしまうのです。

コンセプトをしっかりと決めることも、居酒屋にお客さんを呼び込むために必要なことなのです。

15. 先見の明

お客さんの来ない居酒屋には、先見の明が足りていないと言えます。

先を見通す力がないということは、お客さんの求めているものが分からないということです。

お客さんの望むもの、世間が求めているものを先回りして敏感に感じとる事も居酒屋の経営には大切になります。

先見の明のなさは、お客さんを取り逃す大きな原因だと言えるでしょう。

16. スピード

お客さんにお酒や食事を提供するスピードに欠けていることも、お客さんのこない居酒屋の特徴だと言えます。

テンポ良く注文された品物を出すということも、居酒屋を繁盛させるためには大切なことなのです。

スピード感、それがお客の来ない居酒屋には足りないと言えます。

17. リピーター

お客が来ない店にはリピーターが不足しています。

リピーターの確保は、居酒屋を繁盛させるためには必要不可欠なことです。

こうしたリピーターは、新しいお客さんを連れてきてくれるいわば生きた広告塔とも言える存在です。

お客さんの来ない居酒屋はリピーターの確保にも努めなくてはいけません。

18. 対応力

お客さんの来ない居酒屋は、マニュアル対応しか出来ないという欠点があります。

つまり、お客さんの来ない居酒屋に足りないものは臨機応変に立ち回れる対応力と言えるでしょう。

19. 食材の新鮮さ

お客さんの来ない居酒屋は、食材の新鮮さも足りません。

これも居酒屋にお客さんが来ない悪循環を作る要因になります。

お客さんが来ない居酒屋は、なかなか新鮮な食材を用意するのが難しくなってしまうでしょう。

しかし、それではますますお客さんを呼び込むことは出来なくなってしまいます。

20. 一貫性

お客さんの来ない居酒屋は一貫性も足りません。

ですからどんな層もターゲットとすることが出来ず、お客さんが来ない状況を作ってしまうのです。

一貫性のない居酒屋は、何事に対しても中途半端になり迷走しがちです。

そんなお店では、お客さんを惹き付けることは出来ません。

まとめ

居酒屋に限らず、飲食店は非常に経営が難しいと言われています。

お客さんが多いからといって、利益が多いとも限りません。

ですが、お客さんが来ないことにはどうにもならないというのも事実です。

お客さんが来ない居酒屋には、上記のように足りないものがたくさんあるのです。

足りない点を改善していくことが、お客さんを呼び込む為の方法だと言えるでしょう。