他人から共感を得るコツ | SPITOPI

SNSのいいねの数を筆頭に、今の世の中は他人の共感によって評価が決まると言っても過言ではないほど、共感を得ることの価値の大きさを感じさせる場面が多い社会となりました。

そんな世の中で、できるだけ多くの共感を得て自分の評価を高め、幸せな人生を歩むべく、他人から共感を得るコツについて、ご紹介します。

1. 誰にでも当てはまることを意識する

他人から共感を得るには、誰にでも当てはまることを意識することを心がけましょう。

例えば冬になると寒いと感じることや、1日が24時間であることなど、全人類にとって否定する要素のないことに引っ掛けて共感を図ることで、共感されやすい切り口を作ることができます。

逆に言えば、一部の人しか経験することのない地方の習慣の話などをされても、共感率が低いのはおわかりでしょう。

2. 過去の成功例をチェックする

他人から共感を得るには、過去の成功例をチェックすると、共感されやすいポイントが見えてきます。

例えば伝統的に続けられているお祭りのポスターをデザインを決める時など、前例に倣うことで共感度の高いデザインとすることができます。

これは個人レベルでも同様のことが言え、例えば過去に甘いものが好きだと言っていた人ならば、他のスイーツに関しても共感率が高くなります。

3. 影響力のある人を引用する

他人から共感を得るには、影響力のある人の言葉を引用すると効果的です。

歴史に名を残すような偉人や、信頼の厚いご意見番のような人の言葉には、みんなが素直に耳を傾ける傾向があり、同じ出来事でも否定されにくなる確率が高くなります。

そうした効果を利用し、影響力のある人の言葉を引用したり、その人もお勧めしていたものだと一言加えることで、共感してもらいやすくなります。

4. 欲望に関連したことをみつける

他人から共感を得るには、人間の欲望に関連したことを見つけると、他人にとって接点を見つけやすくなります。

例えば、朝はもう少し眠りたいという感情や、好きなことに好きなだけお金を使いたいという欲求や、仕事の疲れを癒したいという気持ちは、人間の自然な欲求としてお伺いを立てなくても共感してもらえることが事前に推測できますので、そのようなことを引用して伝えることで、共感してもらいやすくなります。

5. 不安に関連した事を見つける

他人から共感を得るには、不安に関連したことを見つけると、接点を見つけてくれる人が現れます。

これは例えば、同じ病気を患った人のブログに同じ症状を抱えた人が吸い寄せられるように、不安に感じていることは接点を作りやすいですので、共感してもらいやすい傾向があります。

不安な気持ちを共有することで自分自身を癒すことができますので、デモなどにも多くの人が集まるわけです。

6. 怒りに関連した事を見つける

他人から共感を得るには、怒りに関連したことを見つけると、同じ怒りを抱えている人は仲間意識が芽生え、共感されやすい傾向があります。

これは共通の敵を作ることで、人間が結びつきやすいことにも関連していますが、怒りは人間を結びつける強いパッションがあるため、他人からの共感や賛同を得たい時には、こうしたエッセンスを入れると、目標を達成しやすくなります。

7. 常識になっていることを見つける

他人から共感を得るには、常識になっていることを見つけると、多くの共感者が現れてくれます。

常識というのは多くの人々が指標にするものですので、滅多なことでなければ揺るぐことはなく、それを支柱に置いた持論を組み立てることで、他人からの賛同も得やすいというわけです。

世の中には常識を守らない人に不満を抱えてる人もたくさんいますので、常識に則った人は共感も得やすいです。

8. 多くの人が経験したことを例に挙げる

他人から共感を得るには、多くの人が経験したことを例に挙げると効果的です。

例えば学生時代のあるあるネタや、新入社員の頃に誰もが感じるような心境など、誰もが似たような心境になったであろう出来事を引用することで、共感されやすい空気を作ることができます。

例えば、退屈な話になりそうな校長先生の話でも、このような手法で生徒の心を掴むことで、その後の会話も共感率を高めることができます。

9. 多くの人が記憶している歴史上の出来事を引用する

他人から共感を得るには、多くの人が記憶している歴史上の出来事を引用すると効果的です。

例えば日本人選手がオリンピックで金メダルを取った出来事や、忘れることのできない残忍な事件に対する哀しみは、どんなに月日が過ぎても決してゆるぎませんので、記憶に深く刻まれた感情を引用しながら共感を図ることで、初対面の人とも接点を作りやすくなりますし、正常な心を持った人として、肯定されやすい空気を作ることができます。

10. 受け取り方が分かれることは避ける

他人から共感を得るには、人によって受け取り方が分かれるようなことは事前に避けるべきです。

物議を醸すような様々な解釈ができることは、必ず反対派がどこからともなく現れますので、自分が共感してもらおうとしていることにそのような落ち度はないか、他人に共感を求める前に、熟考するようにしましょう。

そのようなポイントが見つかってしまった場合は、それに対する反論も事前に考えておきましょう。

11. 支持されやすい出来事で共感を図る

他人から共感を得るには、支持されやすい出来事で共感を図ると良いでしょう。

これは単なる共感ではなく、自分が尊敬される人間になることで支援してもらうことを意味しており、選挙演説などをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。

このケースの共感とは、全て理解してもらった上で共感されているわけではなく、自分よりも優れた人が言っているのだから正しいに決まっているという状態で、共感の姿勢を示してもらう状態を表しています。

12. 先に恩を売ってから共感を呼びかける

他人から共感を得るには、先に恩を売ってから共感を呼びかける方法もあります。

これは例えば、何もない状態であれば否定されるようなことでも、一日中汗だくになって引越しを手伝った後なら、首を縦に振るといったような状況を表しています。

共感するというのは、相手の意見を肯定的に受け入れる行為ですので、事前に恩を売っておくことで相手に否定しにくい空気を作り、結果的に共感へと導くわけです。

13. 嫌悪感のないルックスにする

他人から共感を得るには、嫌悪感のないルックスにするのも大切です。

第一印象というのは、人間の感情を大きく左右する重要な要素ですし、同じような意見でもどのような人間が言っているかによって、共感率は違ってきます。

自分が他人から多くの共感を得たいのであれば、その確率を上げられるような印象を、外見からも作れるように心がけましょう。

14. 共感できない、ということを共感してもらう

他人から共感を得るには、プラスの方向で共感を図るのではなく、共感できないということを逆説的に共感してもらう方法もあります。

お互いに共感できるということで結びつくこともあれば、お互いに共感できないということを共感する手法もありますので、 あまのじゃくな性格の人は覚えておきましょう。

まとめ

他人から共感を得るコツについて、まとめてみました。

このようにまとめてみると、共感されやすいことに予め近づけたり、共感されやすい切り口で相手に伝えることの大切さが見えてきますので、実践してみましょう。