ストーカーの心理・特徴・対処方法 | SPITOPI

ストーカーにおける犯罪というのは日々取りあげられていると思います。

ストーカーというのは、相手の行動を監視したり、相手の気持ちを考えずに言い寄ったりするような人のことを言うのですが、それではストーカーというのはどのような人がなりやすいのでしょうか。

ストーカーになりやすい人の特徴等についてご紹介します。

1. ストーカーになる原因

1-1. 勘違いから

ストーカーになってしまう原因としては、勘違いからということが多いとされています。

ストーカーとして検挙されたとき、知らない相手という人も少なくはなく、仕事先のお客さんだったり、毎朝電車で目が合う人であったり、優しく声をかけられたことによって、自分に好意があるのだと勘違いしてしまい、ストーカーになってしまうとされています。

1-2. 振られた時から

ストーカーになる原因としては、元々は交際していた相手がストーカーになるということも多いとされています。

振られたことへの逆恨みや、振られてもその事を認めないというような人というのは、ストーカーになりやすいとされています。

2. ストーカーの心理

2-1. 親密型

ストーカーの心理として、親密型というものがあげられます。

相手と自分の関係性が親密であり、相思相愛であると思っているため、相手が自分に対して迷惑に感じているとは思っていないようなところにあります。

2-2. 増悪型

ストーカーの心理としては、逆恨みから始まることも多いとされています。

付き合っていたのに突然別れを告げられたり、告白をしたのに振られてしまった、あるいは相手に気持ちを聞いていないのに、恋人がいることによって自分以外の人と関係を持つなど汚らわしいと感じるような、増悪の気持ちからストーカーになってしまうとされています。

3. ストーカーになりやすい人の特徴

3-1. 妄想好き

ストーカーになりやすい人というのは、妄想グセがある人が多いとされています。

自分の妄想の世界で相手との関係を広げていき、その妄想の世界に入り込み、現実と妄想の世界の境目がなくなってしまう傾向にあります。

妄想の世界で相手との関係を深めていくと、実際に深まってしまったような感覚になるため、相手との距離感がおかしくなってしまうとされています。

3-2. さみしがりや

さみしがりやのひとというのは、誰かと一緒にいないと不安になってしまうような傾向にあります。

ストーカーをすることで、相手との関係を持っているような気分となり、寂しさを癒しているような人が多いとされています。

3-3. 情報を集めることが好き

情報を集めることが好きであり、細かなことを分析をするのが好きなひとというのは、ストーカーになってしまう人が多いとされています。

ストーカーというのは、相手がなにをしているのか、どのような生活をしているのか、どのような人と関わっているのかを情報を集めて相手のことを知ることに対して苦痛を感じずに楽しむことができるような人が多いとされています。

3-4. 記憶力がよい

ストーカーになりやすい人というのは、記憶力がよい人が多いとされています。

｢~月~日に君からこのハンカチを拾ってもらった｣というような、ゾッとするような細かなことを覚えているような人がストーカーになりやすい人というのは、多いとされています。

残った記憶によっていいように解釈をしていくような人が多いですので、記憶力がよい人はストーカーになりやすいタイプであるとされています。

3-5. 客観的に見ることができない

ストーカーになりやすい人というのは、自分のことを客観的に見ることが出来ないような人が多いとされています。

客観的に見ることが出来たら、ストーカーになり誰かを監視したり、執拗に連絡をすることに対しておかしい行動であるということを認識することが出来ると思います。

しかし、客観的に見ることが出来ないような人というのは、自分の行動がおかしいのではないかというような気持ちになれずに行動がエスカレートしていっていることにも気がつかない人が多いのです。

ストーカーになりやすい人というのは、自分がストーカーだと気がついていない人が多いとされていますので、ストーカーになりやすい人は客観的に見ることが出来ないようなタイプであると言えます。

3-6. 感情のコントロールが出来ない

急に激昂して、怒りぶちまけたり、悲しいときには人目も憚らずに声を出して泣いてしまうような人が多いとされています。

自分の感情のコントロールが出来ないような人というのは、相手に対しての思いもコントロールすることが出来ないような人が多いとされています。

感情のコントロールが出来ないような人というのは、好きだと思ったら近づきたい、怒りを感じたら気がすむまで近づかなくてはならないというような気持ちが高まってしまうというのが、感情のコントロールが出来ないようなタイプであるとされています。

3-7. 外面が良い

ストーカーとして検挙されたとき、まさかあの人がというような人も少なくはありません。

ストーカーになりやすい人は赤の他人には驚くように愛想が良かったり、話上手である傾向にもあります。

自らの凶器的な部分を隠すためにも、周りには良い顔をするような人が多いとされています。

3-8. 損が嫌い

ストーカーになりやすい人は損をすることを極端に嫌う傾向にあります。

これまで取り組んできたのだから、ここで引き下がった、時間が無駄になってしまう、ようやく自分の存在を認識してもらえたのだから、ここで諦めたらもったいないと、損をしてしまうことや無駄になってしまうことに対して、極端に敏感になってしまい、ストーカー行為が止められないというようなところもあります。

4. ストーカーに遭いやすい人の特徴

4-1. 優柔不断

ストーカーの被害に遭いやすいというような人というのは、優柔不断でありようなタイプであるとされています。

優柔不断のひとというのは、誰かに言い寄られてもハッキリと断ることが出来なかったり、意見を求められてもハッキリと言えないような火とが多いとされています。

そのため、ストーカーになってしまう人に誤解を与えやすかったり、迷惑だということを早期の段階で言うことが出来ないような人が多いとされています。

4-2. 気を使いすぎてしまう

人に対して気を使いすぎてしまう人というのは、ストーカーにあったとしても誰かに相談したりしませんし、嫌だと感じてもなかなか直接訴えたりすることができませんので、気を使いすぎてしまう人というのはストーカーになりやすい人であるとされています。

4-3. 人を疑わない

人を疑わないようなタイプの人というのは多いと思いますが、人を疑わないタイプの人というのは、ストーカーにあったとしても自分の気のせいだと感じてしまうようなところがあります。

付けられているような気がしたとしても、気のせいだと思いますし、無言電話があってもストーカーの被害に遭っているとはすぐに結び付かないような人がストーカーに遭いやすい人には多いとされています。

4-4. リードされたい

人に対してリードされたいというような願望がある人はストーカーに遭いやすいとされています。

付き合っているときから相手のことを優先的に考えたり、相手が言いなりになってしまうような人というのは、相手からすると自分がいないとこいつは生きていないなと感じるような人が多いですので、自分の所有物になる可能性があるとされています。

リードされたいというような思いが強いと、自ら相手の所有物になることを願っているようなところがあり、リードされたい願望があるような人というのは、ストーカーに遭いやすいと言えます。

5. ストーカーの対策

5-1. 気持ちをハッキリとブライドを傷つけないように言う

ストーカーになりやすい人というのは、相手の気持ちを理解していないようなところがあります。

そのため、ストーカーの対策としては、相手にハッキリと自分の気持ちを伝えると言うことが大切であるとされています。

しかし、あまりにもハッキリと言ってしまうも、相手のプライドを傷つけてしまいますので、ハッキリと言ったとしても、相手のプライドを傷つけないように言葉を選ぶべきであるとされています。

5-2. 第三者に頼らない

ストーカーに遇ってしまうと、恋人や友だちなどに相談したりしてしまうようなところがありますが、ストーカーに遭ったとしても、第三者に出来るだけ頼らないようにすることが大切です。

ストーカーに恋人が文句を言ったりしてしまうと、逆上してしまったりする可能性がありますし、友だちなどに協力をしてしまうと、その友だちなどに被害が及ぶ可能性があります。

ストーカーというのは、自分と相手の関係性を自分の言いように考えてしまうようなところがありますので、第三者の存在は邪魔であると言うような考えてしまうような傾向にも見られます。

そのようなところから、第三者の関与は避けることが必要であると言えます。

5-3. 警察や探偵などに相談を

ストーカーの被害の多さによって、警察はストーカー相談にはシビアになっているようなところがありますので、以前に比べて熱心にストーカー対策をしている警察も増えています。

そのため、早期に警察に相談をするというのもストーカー対策としては有効であると言えます。

もしも警察などでは信用が出来ないというのであれば、探偵などに依頼をしてみるのも有効であるとされています。

まとめ

ストーカーによる重大な犯罪も増えていますので、あなたの周りにストーカーになりやすい人がいないか、またストーカーに遭いやすい体質ではないかをしっかりと把握しておくことも必要であるとされています。

ストーカーというのは、対策を間違うとこれまで以上の行動に出られることもありますので、慌てずに対応をしていくことも必要であると言えます。

ストーカーの被害に遭っていると気がついたら、早めの対策が大切です。