何かあるたびに言い訳をする人がいますが、あなたの周りにはいるでしょうか。
目に見えて明らかに原因がわかっているのに言い訳をして責任逃れをする人。
信用もなくなるし評価も下がるのになぜ認めないのでしょうか。
悪者になりたくないとは言え、周りの見る目が変われば悪者になるのと変わりません。
潔く認めればいいのにと思ってしまいますが、どういう心理で言い訳を繰り返すのでしょう。
- 言い訳と理由の違いとは?
- 無駄な言い訳が多い人の特徴
- 言い訳を少なくするには
- 言い訳がうまい人の特徴
- まとめ
1. 言い訳と理由の違いとは?
理由を説明する事と言い訳をする事は突き詰めれば内容は同じ事をしている事になります。
何をどううまく言ったところで結果的に失敗しているからです。
ではこの二つは何が違うのでしょう。
1-1. 理由
何かが起きた時には必ず理由や原因を説明報告をする責任や義務があります。
この時に理由を説明しているのか、または言い訳をしているだけなのかがわかります。
理由や原因を説明する人には反省が窺えます。
無駄な描写や感情、感想が入りません。
状況に応じて前もって対策を練ったりミスを訂正してきたりと自分なりに考えて素早く対応をしてくるでしょう。
つまり目的が全てさらけ出し謝る事なのです。
非難されたり怒られ恥をかくことを覚悟して受け入れる意思があるからこそ潔く自ら言われる前に自白したり行動に移せるのです。
1-2. 言い訳
言い訳とはズバリ保身です。
同じ内容を説明するにも、必ず自分を正当化する描写や責任転嫁をした表現をします。
目的が謝る事ではなくいかに自分が悪くなく頑張ったのかを訴える事なので、誰かのせいでなったから責められたくないという気持ちが強くなり言い訳だと相手は受け取る事になります。
また誤魔化してこの場を擦り抜けられればいいと思っているので端っから悪い事をしたなんて思っていません。
1-3. 言い訳する人の心理
言い訳をする人の中には理由を言えと言われたから言ったのに、言い訳だと言われたと逆ギレする人が居ます。
本人はなぜ指摘されたか分かっていません。
ですからずっと言い訳をしていくでしょうし、そもそも逆ギレをしている時点で反省をしていません。
ですがそれすら気づいていません。
理由説明や言い訳以前に保身が強い為、反省をする事に対して抵抗感を持っていて悪い事をしても悪者になりたくないと思ってしまうのです。
2. 無駄な言い訳が多い人の特徴
2-1. 人の話を聞かない
他人の話を聞かない事は全て悪い方に繋がっていきます。
話を聞いていないので適当にしてミスをしたり、思い込みで行動するので迷惑をかけ他人に不快な思いをさせます。
また注意を受けている最中に話に割って入って言い訳をしたり反論したりします。
2-2. 怒られたくない
とにかく叱られたり怒られたくないという気持ちが異常に強くそれを回避するためには人であろうと物であろうと利用をしまくり自分を正当化して難を逃れようとします。
そもそも叱られるような事をしなければいいのですが、言い訳をする人は学習能力が低いため大体同じ事で躓き言い訳します。
2-3. 周囲から嫌われたくない
失敗をしたり他人に迷惑を掛けると嫌われてしまうと思っているのでその場で考えた言い訳を言います。
仕方なかったのねと思ってもらえるように、いかに同情を引けるかが腕の見せ所だと思っているので反省ではなく保身に力を入れます。
2-4. 評価を下げたくない
失敗すると自分への評価や立場が下がってしまう事もあるかもしれません。
ですが対応や誠意で状況を変えていけるものだという事を学んでいくものです。
真摯に受け止め心から謝罪し素早く対応策を考えたり修正してなるべくミスをする前に近づけようと努力をすれば周囲も協力したり理解してくれるかもしれません。
ですが言い訳ばかりする人は対応策より自分の誤魔化し案を練るのに必死なため、一番しなければいけない事が疎かになりスピードも遅くなりがちです。
2-5. 自己顕示欲が強い
本人の中ではプライドが傷付くからと思っているようですが、それはプライドではなく顕示欲が強いだけになります。
もしプライドが高い、つまり誇りがあるのなら言い訳なんてするでしょうか。
誇りは高ければ高い程本来は言い訳などせず受け入れ、柔軟に対応できる筈なのです。
ですが顕示欲だけなので柔らかさなど持ち合わせておらず、ガッチガチ固めたフル装備で一人で戦闘態勢に入ります。
2-6. 責任転嫁・他力本願
言い訳自体が自分を正当化する事であり、保身する事なのでその為には誰かに責任を擦りつけたり他人の力を利用しなければいけません。
とにかく単独でやったと思わせないようにする事が言い訳する人には大切な事なので、自分の重荷が軽くなるように翻弄します。
2-7. 目先しか見えていない
極端に視野が狭く、その時その瞬間の事しか考えていないので後でどうなるかや何をしなければいけないかがわかっていません。
目の前の事で頭がいっぱいになっている上に、自分の言い訳の為に頭を使うので益々余裕がなくなり周りが見えなくなってしまいます。
普段から人の話をしっかり聞いたり自尊心を養っていれば少しは余裕が出来るはずなのですが、そもそも聞く耳がないのでただのお節介になり、更に小さな世界に閉じこもっていく事になります。
3. 言い訳を少なくするには
3-1. 素直になる
シンプルに素直に謝る事です。
自分のした事を受け入れて反省をするのです。
あれこれ考えて自分の保身について時間を使うよりも、さっさと潔く認め反省し次に活かす方が何倍も有益で有効になります。
3-2. 自分が一番嫌な立場に成り下がると頭にいれておく
言い訳はクセになります。
というか言い訳する人は決まっています。
普段から言い訳しない人はどんな時もしません。
つまりそういう人間だと思われているのです。
本人がどれだけ努力して"いい人"を演じても、世の中に言い訳をするヒーロー、ヒロインは居ません。
ヒールにすらなれない事を覚えておきましょう。
3-3. 人が離れると思うようにする
言い訳をする人を信用したり、認める人はまずいないでしょう。
本人は気付いていない場合が多いのですが、周りが普通に接してくるため離れていないと思うようですが、距離感とは物理的な距離ではありません。
心意的な事を表すため普段から保身ばかり考えている人には他人の心理などみえていません。
4. 言い訳がうまい人の特徴
4-1. 相手を主体に考える
相手がどうして欲しいのかを考えて話します。
もちろん反省の意思や誠実さは忘れてはいけません。
それを踏まえて自分の立場や感情の事はおいておき、相手が考えている事を先にやってしまいます。
その時も謝罪の気持ちをきちんと伝える事によってスムーズに話しが進むようです。
4-2. 相手の尊厳を尊重する
例えば何かを断る時にも理由を言わなくてはいけませんが、そんな時も相手の気持ちや自尊心を傷つけないように上手に言い訳をしなくてはいけません。
自分主体になってしまうとせっかくの行為を台無しにしてしまうかもしれませんので、今回は不本意だけど次回は是非というように気持ちを汲んだり、もし言い訳だと分かったとしても気分を害さないようにするのがエチケットです。
まとめ
言い訳をしても何の得にもならず失う事の方が多いのです。
何も吸収しませんし、排出ばかりして何も残りません。
相手もいい歳した大人なので、誤魔化そうとしても感づきますし見抜きます。
時間も労力も無駄な事なので素直になって前を向く方がよっぽど効率的で友好的ではないでしょうか。
3. 言い訳を少なくするには
3-1. 素直になる
シンプルに素直に謝る事です。
自分のした事を受け入れて反省をするのです。
あれこれ考えて自分の保身について時間を使うよりも、さっさと潔く認め反省し次に活かす方が何倍も有益で有効になります。
3-2. 自分が一番嫌な立場に成り下がると頭にいれておく
言い訳はクセになります。
というか言い訳する人は決まっています。
普段から言い訳しない人はどんな時もしません。
つまりそういう人間だと思われているのです。
本人がどれだけ努力して"いい人"を演じても、世の中に言い訳をするヒーロー、ヒロインは居ません。
ヒールにすらなれない事を覚えておきましょう。
3-3. 人が離れると思うようにする
言い訳をする人を信用したり、認める人はまずいないでしょう。
本人は気付いていない場合が多いのですが、周りが普通に接してくるため離れていないと思うようですが、距離感とは物理的な距離ではありません。
心意的な事を表すため普段から保身ばかり考えている人には他人の心理などみえていません。
4. 言い訳がうまい人の特徴
4-1. 相手を主体に考える
相手がどうして欲しいのかを考えて話します。
もちろん反省の意思や誠実さは忘れてはいけません。
それを踏まえて自分の立場や感情の事はおいておき、相手が考えている事を先にやってしまいます。
その時も謝罪の気持ちをきちんと伝える事によってスムーズに話しが進むようです。
4-2. 相手の尊厳を尊重する
例えば何かを断る時にも理由を言わなくてはいけませんが、そんな時も相手の気持ちや自尊心を傷つけないように上手に言い訳をしなくてはいけません。
自分主体になってしまうとせっかくの行為を台無しにしてしまうかもしれませんので、今回は不本意だけど次回は是非というように気持ちを汲んだり、もし言い訳だと分かったとしても気分を害さないようにするのがエチケットです。
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