他人から傷付けられると腹が立ち苛立つ事もあるでしょう。
ですがそれが復讐心にまで発展するとなると、本人にとってはよっぽどの事だったのだと思います。
穏やかに楽しく過ごしたいのは誰でも同じではないでしょうか。
そんな気持ちを軽く飛び越えるくらい復讐というものは莫大なパワーを持っていますし、その分非常に疲れてしまいます。
では簡単には失くならない復讐心を消すコツや復讐心に支配されない方法を考えてみましょう。
- 自分の気持ちを分析する
- 許せない事に対しどうすれば許せるか考える
- 毎日一日の過ごし方を振りかえり書き出してみる
- 自分の過去の失敗について思い出してみる
- 毎日自分と対話する
- 自分の周りの大切な人の事を考える
- 復讐を考えてからの生活を振り返る
- 復讐を成し遂げた先を考える
- どうしてそうなったか考える
- 相手を見下してみる
- 保身してみる
- ストレスを発散できる場所に出掛けてみる
- 相手の生活を想像してみる
- 一旦復讐から身を話す
- 定期検診にいってみる
- 方向性を考えてみる
- 復讐する事自体に目的を置いていないか振り返る
- 自分の立場を考えてみる
- 復讐心を持ってから得たもの・失くしたものを考えてみる
- ずっと意識して復讐心を燃やしてみる
- まとめ
1. 自分の気持ちを分析する
まず自分の気持ちを整理整頓してみましょう。
何にそんなに腹が立つのか、何をされて苛立っているのか、一番許せない事は何かを分析してみましょう。
分析も細くする方がより鮮明に心の中が見やすくなります。
理由や原因を知ることで少しずつ頭の中がクリアになり感情をコントロールしやすくなります。
2. 許せない事に対しどうすれば許せるか考える
例えばもし相手が許しを願い出た場合許せるのでしょうか。
基本的に許せないでしょうが、何をしても許せないのであれば、その復讐の最終形態や結末は何なのでしょうか。
3. 毎日一日の過ごし方を振りかえり書き出してみる
毎日どんな風に過ごしているのかを細かく書いてみましょう。
例えば『朝起きた瞬間から憎悪が芽生え、通勤通学時、得意先に持っていく茶菓子を選んでいる時も、相手先に注文の電話を入れる時も、警備員さんに挨拶した時も夜寝るまでずっと復讐したかった』と書いてみるとします。
衝撃があってから暫くは何とも思わないかもしれませんが、ある程度日にちが経っている場合この文章、少し笑えてきませんか。
文字というものは威力があり活字にするだけで印象や表情が変わります。
どれだけその相手や出来事を想っているのでしょう。
もしくは、ちゃんと仕事しろよと自分で突っ込みたくなってくる余裕が生まれるかもしれません。
4. 自分の過去の失敗について思い出してみる
人間には完璧はありません。
優れたところもあれば、失敗したり苦手なところもあるものです。
復讐したい相手にはもちろん自分自身にもあるはずです。
許せない理由は様々だと思いますが自分と置き換えてみたり自分ならどうしたか、どうするかなど考えてみましょう。
5. 毎日自分と対話する
自分ともう一人の自分で毎日会話してみましょう。
あなたは悪くない・間違っていないと基本的にもう一方の自分は否定してこないように設定します。
対話していくと最初はいいのですが、不思議なものであまりにも否定されないと、不安になってきたり冷静になってくるのです。
つまり完璧な人間など世の中には存在しない事も、自分にも非がある事が分かってくるのです。
6. 自分の周りの大切な人の事を考える
復讐に頭がいっぱいで心の中を支配されている事をもしあなたの大切な家族や友達が知ったらどう思うでしょうか。
自分では普段通り過ごしているつもりでも、やはりイライラしたり顔付きや所作などに普段とは違う雰囲気が出るものです。
復讐とはそれほどネガティブなエネルギーを放ちます。
大切な人があなたがそんなエネルギーで覆われていると知った時の気持ちを考えてみてください。
7. 復讐を考えてからの生活を振り返る
復讐心が芽生えてから今日までどんな日々だったのでしょうか。
幸せでしたか。
また何かが生まれたり満たされて過ごしてきましたか。
どんな風に過ごし他人にどう映っていたかなど客観的に振り返ってみましょう。
8. 復讐を成し遂げた先を考える
例えば復讐を成し遂げたとします。
その瞬間はスッキリしたり気持ちが晴れ清々しいかもしれません。
そしてその軽やかさは暫く続くかもしれません。
ではもっとその先はどうでしょう。
いつまでもその清々しさは続いているでしょうか。
人間はワガママなので嬉しい事でもすぐ忘れて、また次が欲しくなります。
その時が過ぎたらどうするのか考えてみましょう。
9. どうしてそうなったか考える
そもそもなぜそうなったか考えてみた事はありますか。
原因や発端、なぜこんな目に遭わないといけなかったのか思い返してみましょう。
そして相手には自分はどう映っていたのか想像してみましょう。
10. 相手を見下してみる
モラルや道徳的に褒められた方法ではありませんし、あなた単独でする必要がありますが、相手が実際どうであれ相手は自分より人間として下でありくだらない思考しかできない哀れな人間だと思うようにしてみましょう。
腹が立つのは自分が同等だと思っているからです。
復讐には莫大なエネルギーが必要になりますが、それをかける程の価値が相手にありますか。
11. 保身してみる
自分の事を全力で保身してみましょう。
全く悪くない、自分は間違っていないし全て相手や組織が悪い。
正直に生きてきた、こんなに傷ついたと。
気持ちを吐き出す事は大切であり重要な事です。
他人に言えない繊細な感情もあるでしょう。
痛かったり辛かった事を吐き出してみましょう。
12. ストレスを発散できる場所に出掛けてみる
世の中には面白く工夫を凝らしたお店が沢山あります。
ストレス発散に特化したお店などもあり普段の生活の中では体験出来ない事が出来る場所もあります。
またアロママッサージやスパなど実際に体を癒したり、やってみたい事をこのタイミングにしてみるのもスカッとするかもしれません。
13. 相手の生活を想像してみる
考えたくもないかもしれませんが、相手は今どんな毎日を過ごしていると思いますか。
あなたが沸々と執念に燃えている時に笑って過ごしたり、パクパク美味しいものを食べたりグースカ眠れているかもしれません。
もちろん逆に辛い思いをしているかもしれませんが、あなた自身はどうでしょう。
よく食べ眠れているのでしょうか。
同じように流れている時間をあなたは楽しめているのでしょうか。
14. 一旦復讐から身を話す
復讐したい自分から一旦離れてみましょう。
何もなかった頃の様に過ごしてみるのです。
何を考えていましたか。
復讐にはエネルギーが必要です。
変な言い方ですが息抜きも必要です。
徐々に身を遠ざける時間を10分から1時間、半日、一日と広げる様にしてみましょう。
切り替えを癖づける事は大切な事です。
15. 定期検診にいってみる
何の事かと思われたかもしれません。
関係ないとも思うでしょう。
実は対極のようで一番近いものなのです。
何しろあなたの体の事だからです。
つまり復讐に燃えている間あなたは相手の事ばかり考え、自分を大切にしておらず、蔑ろにしたり不摂生をしているところがあるはずです。
健康診断に行くと結果が気になりその間少しは気が逸れます。
16. 方向性を考えてみる
ニュースで稀代の詐欺師が捕まったり常人では思いつかないような知能的方法での犯行を耳にする事があると思いますが、そんな時まず何と思いますか。
おそらく「もっとまともな事にこの労力や才能、能力を使えばいいのに」ではないでしょうか。
真っ当にすりゃ億万長者になる程の能力なのになぜそっちに行くのか不思議なはずです。
つまり冷静な他人からすればもったいない程尊いものを持っているのです。
復讐にメラメラ燃える情熱を他のものにメラメラ燃やせないか考えてみましょう。
17. 復讐する事自体に目的を置いていないか振り返る
最初のころは対象の事や相手に対し復讐してやると思っていたかもしれませんが、日毎その事を考えたり想像する事が楽しくなったり生き甲斐になっている場合があります。
恋愛によくある恋に恋している状態です。
実際に何かしてやるというよりは妄想や想像の趣味の世界に近くなっている訳ですが、本当にそれでいいのか自問してみる必要はあります。
18. 自分の立場を考えてみる
許せず復讐心が消えない事はわかりました。
ですが許す許さないのジャッジはあなたが相手にする事なのでしょうか。
あなたがジャッジを下すのは、相手ではなく自分自身ではないですか。
19. 復讐心を持ってから得たもの・失くしたものを考えてみる
復讐を考えて許せない感情で身体中を埋め尽くしてから何か具体的に得たものや失ったものはありますか。
時間や感情は勿論ですが、新しい友人ができた恋人と別れた、趣味が出来たなど変化はありましたか。
復讐心がもたらしたものを振り返ってみましょう。
20. ずっと意識して復讐心を燃やしてみる
荒技でありお勧めするわけではありませんが、いっその事開き直りずっと許さず、とことん執念を燃やしてみてはいかがでしょうか。
人の痛みは計り知れず何を言われようが頭でわかっていても許せないものは無理なのです。
あなたの人生であり感情です。
納得するまで燃やせばいいと思います。
ただ覚悟と責任は重く全てあなたにのしかかります。
まとめ
『人の呪わば穴二つ』という言葉があります。
人は恨んだり呪っている間、周りが見えません。
そして恨みは物凄いエネルギーで必ず相手と自分を追い詰めます。
復讐をしたい程憎いのに共に穴に堕ちるなんて本末転倒だと思いませんか。
- 自分の気持ちを分析する
- 許せない事に対しどうすれば許せるか考える
- 毎日一日の過ごし方を振りかえり書き出してみる
- 自分の過去の失敗について思い出してみる
- 毎日自分と対話する
- 自分の周りの大切な人の事を考える
- 復讐を考えてからの生活を振り返る
- 復讐を成し遂げた先を考える
- どうしてそうなったか考える
- 相手を見下してみる
- 保身してみる
- ストレスを発散できる場所に出掛けてみる
- 相手の生活を想像してみる
- 一旦復讐から身を話す
- 定期検診にいってみる
- 方向性を考えてみる
- 復讐する事自体に目的を置いていないか振り返る
- 自分の立場を考えてみる
- 復讐心を持ってから得たもの・失くしたものを考えてみる
- ずっと意識して復讐心を燃やしてみる
- まとめ
5. 毎日自分と対話する
自分ともう一人の自分で毎日会話してみましょう。
あなたは悪くない・間違っていないと基本的にもう一方の自分は否定してこないように設定します。
対話していくと最初はいいのですが、不思議なものであまりにも否定されないと、不安になってきたり冷静になってくるのです。
つまり完璧な人間など世の中には存在しない事も、自分にも非がある事が分かってくるのです。
6. 自分の周りの大切な人の事を考える
復讐に頭がいっぱいで心の中を支配されている事をもしあなたの大切な家族や友達が知ったらどう思うでしょうか。
自分では普段通り過ごしているつもりでも、やはりイライラしたり顔付きや所作などに普段とは違う雰囲気が出るものです。
復讐とはそれほどネガティブなエネルギーを放ちます。
大切な人があなたがそんなエネルギーで覆われていると知った時の気持ちを考えてみてください。
7. 復讐を考えてからの生活を振り返る
復讐心が芽生えてから今日までどんな日々だったのでしょうか。
幸せでしたか。
また何かが生まれたり満たされて過ごしてきましたか。
どんな風に過ごし他人にどう映っていたかなど客観的に振り返ってみましょう。
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