ガラスのハートの持ち主の特徴 | SPITOPI

ガラスのハートの持ち主とは、「繊細な感受性+臆病さ・小心+傷つきやすい心」を持っていて、他者から否定(拒絶)されたり大きな挫折を経験したりすると、すぐに心が折れて落ち込んでしまう人のことです。

表面的なプライドの高さはあっても、本当の自信(自己評価の高さ)がないので、「他者の批判・否定・拒絶」に対して非常に傷つきやすく弱くなってしまうのです。

この記事では、「ガラスのハートの持ち主の特徴」を解説していきます。

1. 他者(相手)の拒絶的な対応に非常に敏感

ガラスのハートの持ち主は、「他者に自分を拒絶されること」を極端に恐れています。

学校・職場で相手に何かをお願いしたり、先生(先輩)に自分の作業を評価してもらったりする時にはガチガチに緊張してしまいますが、それは「もし自分の仕事・能力が否定されたらどうしよう」という不安感が常にあるからです。

相手に自分を拒絶されたら立ち直りにくいのです。

2. 他者(相手)に自分の意見・考えをちょっと否定されると深く落ち込む

ガラスのハートの持ち主の特徴として、他者(相手)に「自分の意見・考え」をちょっとでも否定されたら深刻に落ち込んでしまう事があります。

ガラスのハートの人は、自分の意見や考えに自信がなくてなかなか人に語りませんが、それは「自分の意見・考えを否定されたりバカにされたりした時」に深刻な抑うつ状態になりかねないからなのです。

3. 相手の感情・気分に深く感情移入してしまいやすい

ガラスのハートの持ち主は、話している相手の感情・気分に深く感情移入しやすいという特徴を持っています。

「相手が自分をどう思っているか・相手に自分がどう評価されているかに敏感なので、相手の感情・気分を読もうとして深く感情移入してしまうのです。

感情移入する事で一方的に「嫌われてる・批判されている」と感じて傷ついてしまう事もあります。

4. 人に怒られないようにいつも緊張して周囲の人の様子を見ている

ガラスのハートの持ち主が最も恐れているのは「怒鳴られること・否定されて怒られること」ですから、いつも人に怒られないようにと身構えて緊張しています。

周囲の人が自分に対して不愉快な思いをしていないか、自分の粗探しをしていないか、常に「人の様子・態度」を見ているという特徴があるのです。

5. 過去にいじめられた経験があることが多い

ガラスのハートの持ち主の特徴として、「過去にいじめられた経験があることが多い」という事があります。

過去に「暴力・暴言・悪口・仲間はずれ」などのいじめを受けた事によって、「自分は他人よりも劣っている・自分は弱い人間である」という自意識を植えつけられ、どうしても他人の批判・攻撃に深く傷ついてしまいやすくなるのです。

6. 過去に親(養育者)から虐待を受けた経験があることが多い

ガラスのハートの持ち主は、「過去に親(養育者)から虐待を受けた経験があることが多い」という特徴を持っています。

もっとも愛してもらえるはずの親から身体的・精神的な虐待を受けることによって、自尊心が崩れやすくなります。

その結果、成長してからも「他者からの不当な扱い」で簡単に傷つけられてしまうガラスのハートになりやすいのです。

7. 自己肯定感が低くて自分の存在・能力を肯定しづらい

ガラスのハートの持ち主の特徴として「自己肯定感の低さ」があります。

自分の存在や能力を肯定できないために、学校・職場でも影が薄くなりやすいのです。

自己肯定感が低いので、失敗して傷つくことが怖くて思い切ったチャレンジをすることができません。

その結果、せっかくのチャンスを逃す事も多くなります。

8. 見せかけのプライドや虚栄心が強い

ガラスのハートの持ち主は「見せかけのプライドや虚栄心が強い」という特徴を持っていて、初対面だと自信満々な人間のように見えることもあります。

しかし、わずかな批判や失敗にも耐えることができないので、すぐに見せかけのプライド・虚栄心が傷ついて落ち込んでしまうのです。

9. 完全主義思考が強くて小さなミスも許せない

ガラスのハートの持ち主の特徴として、「完全主義思考が強くて小さなミスも許せない」という事があります。

仕事にしても勉強にしても完璧に出来ていないと我慢できず、少しでもミスをしたり誰かに負けたりすると、プライドが傷ついてやる気も無くなってしまうのです。

10. 子供時代には大きな挫折・失敗をせず成功し続けてきた

ガラスのハートの持ち主には、「子供時代には大きな挫折・失敗をせず成功し続けてきた」という人が多いのです。

そのため、自己イメージが物凄く大きくなっているのですが、大人に近づくに従って競争環境が厳しくなるので、そこで敗北・挫折を初めて味わわせられると、途端に深刻な落ち込みに襲われるのです。

11. 親に溺愛されたことで厳しい現実の競争に触れる機会が乏しかった

ガラスのハートの持ち主の特徴として、「親に溺愛されていたこと・温室的環境でぬくぬく育てられてきたこと」が上げられます。

子供時代から親に甘やかされたことで「厳しい現実の競争・悪意」に触れることがなく、免疫が形成されないために非常に傷つきやすい心が出来上がってしまうのです。

12. 理想主義者で何事につけても高望み(無いものねだり)をしすぎる

ガラスのハートの持ち主は、「理想主義者で何事につけても高望み(無いものねだり)をしすぎる」という特徴を持っています。

理想が高く勉強にしても仕事・恋愛にしても、自分が努力してもまず手に入らないもの(相手)ばかり「高望み」しているので、いつもガッカリさせられて傷つき落ち込んでしまいやすいのです。

13. 想像力が強くて「空想・妄想の世界」で遊ぶことが好きである

ガラスのハートの持ち主の特徴として、「想像力が強い・妄想力がたくましい」という事があります。

ガラスのハートの人は想像力が強いために、「空想・妄想の世界」で遊ぶことが好きなのですが、妄想が行き過ぎて現実逃避になりやすいのです。

その結果、空想・妄想のように思い通りにはならない現実に直面した時には、簡単に深く心が傷ついてしまうのです。

14. 自己愛が強すぎて「客観的な現実の自分」を受け容れることができない

ガラスのハートの持ち主は、「自己愛が強すぎる」という特徴を持っています。

自己愛の強さによって「何でも思い通りになると思い込む理想の自我」が形成されるのですが、実際にはそんなに何もかも上手くいくはずはありません。

そのため、「客観的な現実の自分」を受け容れられずに、繊細な傷つきやすい状態になってしまうのです。

15. 子供時代に「特別扱い」されることが多かったが途中で挫折感を味わった

子供時代に「天才・神童」のように思われて「特別扱い」されていた人ほど、ガラスのハートの持ち主になるリスクが高まってしまう事があります。

特に天才のまま大きくなれずに、途中で挫折を味わって「普通の人」になってしまった場合には、「当たり前だった特別扱い・将来の高い理想像」を失うことで自信が無くなり、心が傷つきやすくなるのです。

16. ストレス耐性が低くてすぐに心が折れてしまう

ガラスのハートの持ち主の典型的な特徴として、「ストレス耐性が低くてすぐに心が折れてしまう」という事があります。

大抵の人が耐えられる「精神的ストレス(嫌な出来事・苦痛な人間関係)」にもガラスのハートの人は耐えることができないのです。

何かプレッシャーになる事があると、すぐに心が折れて学校・仕事なども辞めてしまいやすいのです。

17. 精神論が嫌いで「努力・根性」を振り絞って頑張ることができない

ガラスのハートの持ち主は基本的に「精神論・努力主義」が嫌いであり、自分の才能・素質を過信して結局は失敗してしまうような所があります。

精神論が嫌いであり、「努力・根性」を振り絞って限界まで頑張ることができないというのが、ガラスのハートの人の特徴になっています。

根性を出して限界まで努力する前に、心が折れてしまうのです。

18. 虚勢を張って人に空威張りすることがある

ガラスのハートの持ち主は、自分自身に十分な自信が持てないために、「虚勢を張って人に空威張りすることがある」という特徴を持っています。

自分を「実際の自己像」よりも大きく見せるために、「相手よりも自分の方が上で凄い」という事をあの手この手で知らしめようとするのですが、上手くいかずに傷つく事が多いのです。

19. 攻撃される前に攻撃しようとして「偏屈・毒舌・怒りっぽい」になることがある

ガラスのハートの持ち主は、「偏屈・毒舌・怒りっぽい」という特徴を持っている事があります。

ガラスのハートの人は「他者から攻撃(否定)される事」を最も強く恐れていますから、「相手から攻撃される前に自分から攻撃しよう」という考えになりやすく、偏屈や毒舌家の外見を示すことが多いの

20. 自分に自信がないので「自慢・見せつけ」が多くなる

ガラスのハートの持ち主は、自分に本物の自信が備わっていないため、どうしても「自慢・見せつけ(見せびらかし)」が多くなりやすいのです。

ガラスのハートの人は「学歴職歴・経済力・持ち物・家族・過去の大会の成績」などを必死にアピールして自慢しようとしますが、それが空振りして相手に賞賛して貰えないと途端に傷ついてふさぎ込みやすいのです。

21. 表面的な優越感・競争心は強いが中身が伴っていない

ガラスのハートの持ち主は、「表面的な優越感・競争心は強いが中身が伴っていない」という特徴があります。

具体的な実績・能力が大してあるわけでもないのに、他者にマウンティングして優越感(競争心)を示しますが、他者が自分より少しでも優れている点があるとすぐに劣等感で落ち込んでしまうのです。

22. おどおどしていて劣等コンプレックスが強い

ガラスのハートの持ち主の特徴として、「おどおどしていて劣等コンプレックスが強い」という事があります。

他者の非難・悪意に弱い小心者なので「おどおどした表情・態度」が多く、無意識的に劣等コンプレックスを抱えているので、どこか人と打ち解けられない雰囲気があるのです。

23. 純粋で真面目すぎて世の中の厳しさについていけない

ガラスのハートの持ち主は、「純粋・素朴・真面目すぎる」という特徴があります。

純粋で真面目すぎるため、「世の中の厳しさ+他者の悪意」に対する免疫(抵抗力)がほとんどありません。

その結果、ちょっとした意地悪や挫折感によって、激しく落ち込んでしまいやすいのです。

24. シャイで何事に対しても引っ込み思案・遠慮がちである

ガラスのハートの持ち主の特徴として、「シャイで何事に対しても引っ込み思案・遠慮がちである」という事があります。

基本的に恥ずかしがり屋で自己主張が苦手なため、必然的に「引っ込み思案・遠慮がち」になりやすいのです。

人からの批判・否定を受けると、すぐに「自分はもうダメだ」と思い込んでひどく傷ついてしまうのです。

25. 大人しい雰囲気で声が小さく、神経質・几帳面である

ガラスのハートの持ち主は、大人しい雰囲気で声が小さい人である事が多いです。

性格面においては「神経質・几帳面で大雑把に物事を扱えない」という特徴を持っています。

他者の攻撃性・否定に対する抵抗力が弱く、自己主張する覇気も乏しいという特徴があります。

神経質・几帳面なので、小さな失敗をしたり小さな変化があったりしただけで、「自分はこれ以上は上手く頑張れない」と思い込んで落ち込みやすいのです。